WEリーグ3年目が今週末開催! 11クラブの選手とAWCC出場の浦和Lからはスペシャルゲストが登場

2023.11.06 15:05 Mon
WEリーグ3年目のカンファレンスが開催
©超ワールドサッカー
WEリーグ3年目のカンファレンスが開催
6日、東京都内で「2023-24 WEリーグキックオフカンファレンス」が開催された。3シーズン目を迎える日本初の女子プロサッカーリーグであるWEリーグ。11月11日に開幕を迎える中で、11クラブの代表選手が登場し、開幕に向けた意気込みを語った。

なお、2022-23シーズン女王の三菱重工浦和レッズレディースは、AFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)に出場するため欠席。マスコットのフレンディアが登場し、柴田華絵がビデオメッセージで登場した。
なでしこジャパンがオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でベスト8という結果を残し、日本女子代表はアジア競技大会で金メダルを獲得し連覇を達成。先日まで行われたパリ五輪のアジア2次予選でも3連勝で最終予選行きを決めるなど、女子サッカーの注目度が高まる中でのリーグ開幕となる。

カンファレンスの冒頭、髙田春奈チェアが3シーズン目の開幕を前にコメント。新たなチャレンジをしていくとし、女子サッカーの注目が集まる中でしっかりとやっていきたいと意気込みを語った。
「WEリーグは3シーズン目になりますが、秋春制をとっているということで、Jリーグがちょうど佳境を迎えている最中に、ここから3シーズン目がスタートします」

「そういう意味ではサッカーの楽しみ方を、WEリーグが新しく提案していくというチャレンジを3シーズン目もしているということで注目してもらえたらと思います」

「3シーズン目を迎えるにあたり、これまでと何が違うのかを考えていましたが、WEリーグが設立された時からずっとコロナ禍で戦って参りました。今年の春からマスクも外して生活されるようになり、その中で2シーズン目が終了しました。全面に声出しをしながらサッカーを楽しめることは、WEリーグとしては初めてのことになるというところです」

「2シーズン目が終わった後に女子のワールドカップがニュージーランド、オーストラリアで開催され、そちらが女子サッカーという中では今までにはない盛り上がりを世界的には評価されています。私自身も現地に足を運んで見ていましたが、女子サッカーの発展というものを目の当たりにさせていただいたというか、変化を感じています」

「そして、もちろんなでしこジャパンは2011年に優勝していますが、女子サッカーの価値が全体的に向上している中で活躍してくれて、その中にWEリーガーたちが躍動してくれて、女子のサッカーって面白いなと世界中の方々が感じていらっしゃったイベントになりました。それを終えてアジア大会も金メダルを獲得し、そこにもたくさんのWEリーガーたちが選ばれて活躍をして、そしてやっとリーグ戦が開幕するという。舞台が整ったなという感じです」

「『WE Make Football』というのは私たちがサッカーをもっと面白くするということもありますが、サッカーが男子だけではなく女子も含めて楽しめる。それでサッカーが初めて完成するという意味が込められています」

「これから始まりますリーグ戦ではまた新しいスタート、これまでにないチームが頭角を表してくれると思うので、是非そこにも注目して戴き、3シーズン目のWEリーグを一緒に盛り上げていただければと思います」

カンファレンスでは、11名の選手が開幕の対戦カードごとに意気込みや今シーズンの戦い方についてコメント。開幕まで1週間を切った中で、新たなシーズンに向けてそれぞれが順調に調整してきているようだ。

1 2

柴田華絵の関連記事

23日、AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)の準々決勝が行われ、三菱重工浦和レッズレディースは中国の武漢江大女子フットボールクラブと対戦。90分間を0-0で終えると、延長戦でも決着がつかず、武漢江大が5-6でPK戦を制した。 WEリーグ2連覇中の浦和は、第1回大会制覇を目指してAWCLに参戦。2024年10 2025.03.23 19:30 Sun
9日、AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)の第2節が行われ、三菱重工浦和レッズレディースはチャイニーズ・タイペイの台中藍鯨女子足球と対戦。0-2で勝利を収め連勝を決めた。 初戦のオリッサFC(インド)との戦いでは、衝撃の17-0という試合を披露した浦和。塩越柚歩が3点、伊藤美紀が4点と攻撃陣が爆発を見せた。 2024.10.09 23:40 Wed
7日、「2023-24WEリーグアウォーズ」が行われ、2023-24シーズンの最優秀選手賞とベストイレブンが発表された。 三菱重工浦和レッズレディースの連覇で幕を閉じたWEリーグ。優秀選手賞30名が発表されていた中、最優秀選手に選ばれたのは浦和のFW清家貴子だった。 清家は浦和の中心選手としてリーグ戦22試 2024.06.07 19:30 Fri
2023-24シーズンのWEリーグ優秀選手賞30名が発表された。 三菱重工浦和レッズレディースが見事に連覇を果たしたシーズン。12クラブの監督と選手の投票結果をもとに、優秀選手30名が決定した。 最多の選出は連覇を果たした浦和から10名。20ゴールを記録し得点王にも輝いたなでしこジャパンのFW清家貴子やキャ 2024.06.04 08:30 Tue

WEリーグの関連記事

柴田華絵の人気記事ランキング

1

WEリーグ優秀選手30名が発表! 20得点の得点王・清家貴子ら連覇の浦和から10名が選出、ベテランの元なでしこも受賞

2023-24シーズンのWEリーグ優秀選手賞30名が発表された。 三菱重工浦和レッズレディースが見事に連覇を果たしたシーズン。12クラブの監督と選手の投票結果をもとに、優秀選手30名が決定した。 最多の選出は連覇を果たした浦和から10名。20ゴールを記録し得点王にも輝いたなでしこジャパンのFW清家貴子やキャプテンのMF柴田華絵、なでしこジャパンのDF石川璃音らが選出された。 また、2位のINAC神戸レオネッサは7名が選出され、なでしこジャパンのGK山下杏也加、DF守屋都弥、DF北川ひかる、FW田中美南が受賞した。 3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザも6名が受賞。FW藤野あおばらが名を連ねた。 また、ベテラン勢でも今シーズン限りでの引退を表明した大宮アルディージャVENTUSのDF鮫島彩、得点力も見せたアルビレックス新潟レディースのMF川澄奈穂美が受賞している。 この30名の中から、最優秀選手賞、ベストイレブンが選ばれることに。6月7日(金)の「2023-24WEリーグアウォーズ」で発表される。 ◆2023-24WEリーグ優秀選手賞受賞選手(30名) GK 1.池田咲紀子(三菱重工浦和レッズレディース/31歳) 21試合(1886分)14失点 31.野田にな(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/20歳) 14試合(1260分)10失点 1.平尾知佳(アルビレックス新潟レディース/27歳) 21試合(1890分)17失点 1.山下杏也加(INAC神戸レオネッサ/28歳) 18試合(1620分)10失点 DF 3.石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース/20歳) 20試合(1690分)0得点 16.水谷有希(三菱重工浦和レッズレディース/28歳) 22試合(1674分)0得点 17.遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース/26歳) 22試合(1968分)2得点 3.鮫島彩(大宮アルディージャVENTUS/36歳) 22試合(1908分)0得点 20.岸みのり(ちふれASエルフェン埼玉/29歳) 22試合(1980分)1得点 3.村松智子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/29歳) 20試合(1767分)2得点 2.守屋都弥(INAC神戸レオネッサ/27歳) 21試合(1874分)3得点 3.土光真代(INAC神戸レオネッサ/28歳) 22試合(1918分)0得点 5.三宅史織(INAC神戸レオネッサ/28歳) 22試合(1951分)1得点 13.北川ひかる(INAC神戸レオネッサ/27歳) 22試合(1890分)6得点 MF 5.伊藤美紀(三菱重工浦和レッズレディース/28歳) 22試合(1707分)6得点 6.栗島朱里(三菱重工浦和レッズレディース/29歳) 18試合(1352分)1得点 18.柴田華絵(三菱重工浦和レッズレディース/31歳) 22試合(1924分)0得点 19.塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース/26歳) 20試合(1402分)3得点 10.鴨川実歩(ジェフ千葉レディース/26歳) 20試合(1530分)5得点 7.北村菜々美(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/24歳) 20試合(1689分)6得点 8.菅野奏音(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/23歳) 20試合(1626分)1得点 10.木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/21歳) 22試合(1876分)4得点 19.川澄奈穂美(アルビレックス新潟レディース/38歳) 20試合(1609分)3得点 10.成宮唯(INAC神戸レオネッサ/29歳) 22試合(1858分)5得点 11.中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ/24歳) 21試合(1710分)1得点 FW 11.清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース/27歳) 22試合(1868分)20得点 15.島田芽依(三菱重工浦和レッズレディース/22歳) 22試合(1251分)9得点 11.藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/20歳) 21試合(1721分)9得点 9.田中美南(INAC神戸レオネッサ/30歳) 22試合(1965分)8得点 9.上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ/27歳) 22試合(1850分)11得点 2024.06.04 08:30 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly