鎌田の移籍後初弾が決勝点、連敗スタートのラツィオが王者ナポリを下して今季初勝利【セリエA】
2023.09.03 05:48 Sun
セリエA第3節、ナポリvsラツィオが2日に行われ、1-2でラツィオが勝利した。ラツィオのMF鎌田大地は65分までプレーしている。ナポリは前節、後半序盤に10人となったサッスオーロ相手にオシムヘンの2戦連発弾で快勝。連勝スタートを切った中、負傷で出遅れていたクワラツヘリアが今季初先発となった。
対するラツィオは前節、ジェノアに0-1で敗戦。失点に絡んで厳しい評価だった鎌田が引き続き[4-3-3]の右インサイドMFでスタメンとなった。
開始3分、クワラツヘリアがカットインシュートでゴールに迫ったナポリがポゼッションを高めていく。そして13分にはCKからオシムヘンがヘディングシュート、21分にはクワラツヘリアがミドルシュートと、ラツィオに圧力をかけていった。
しかし30分、耐えていたラツィオがワンチャンスで先制する。ボックス右深くまでえぐったフェリペ・アンデルソンのクロスをL・アルベルトがヒールで流し込んだ。
ハーフタイムにかけてもナポリが押し込む展開が続いたが、1-1のまま前半を終えた。
迎えた後半、開始30秒にジエリンスキがGK強襲のシュートを浴びせたナポリが引き続き圧力をかける展開で立ち上がったものの、ラツィオに52分、勝ち越しゴールが生まれる。決めたのは鎌田。
フェリペ・アンデルソンがジエリンスキからボールを奪ってショートカウンター。右サイドを持ち上がって横パスを入れ、L・アルベルトが絶妙なスルー。これを受けた鎌田がボックス左に侵入して左足でシュートを蹴り込んだ。
鎌田の移籍後初ゴールでリードしたラツィオは65分に鎌田に代えて新戦力のゲンドゥージを投入。するとそのゲンドゥージが立て続けに3点目を演出しかける。まずは67分、インモービレのポストプレーを起点にゲンドゥージのスルーパスを受けたザッカーニがボックス左に侵入してGKとの一対一を制したが、VARの末オフサイドがありノーゴールに。
さらに71分、分厚い攻めを見せた流れからボックス内でルーズボールを拾ったゲンドゥージがシュートをねじ込んだ。しかし再びVARが入り、ザッカーニにオフサイドがあったとしてゴールは取り消しに。
ゲンドゥージの幻の1ゴール1アシストで3点目を奪いきれなかったラツィオだったが、終盤にかけてもナポリに好機を許さず2-1で逃げ切り。鎌田の決勝点で連敗を止め、今季初勝利を挙げている。
対するラツィオは前節、ジェノアに0-1で敗戦。失点に絡んで厳しい評価だった鎌田が引き続き[4-3-3]の右インサイドMFでスタメンとなった。
しかし30分、耐えていたラツィオがワンチャンスで先制する。ボックス右深くまでえぐったフェリペ・アンデルソンのクロスをL・アルベルトがヒールで流し込んだ。
それでも2分後、ナポリがすかさず追いつく。クロスのルーズボールを拾ったボックス手前のジエリンスキがミドルシュート。ディフレクトしたボールがゴールに吸い込まれた。
ハーフタイムにかけてもナポリが押し込む展開が続いたが、1-1のまま前半を終えた。
迎えた後半、開始30秒にジエリンスキがGK強襲のシュートを浴びせたナポリが引き続き圧力をかける展開で立ち上がったものの、ラツィオに52分、勝ち越しゴールが生まれる。決めたのは鎌田。
フェリペ・アンデルソンがジエリンスキからボールを奪ってショートカウンター。右サイドを持ち上がって横パスを入れ、L・アルベルトが絶妙なスルー。これを受けた鎌田がボックス左に侵入して左足でシュートを蹴り込んだ。
鎌田の移籍後初ゴールでリードしたラツィオは65分に鎌田に代えて新戦力のゲンドゥージを投入。するとそのゲンドゥージが立て続けに3点目を演出しかける。まずは67分、インモービレのポストプレーを起点にゲンドゥージのスルーパスを受けたザッカーニがボックス左に侵入してGKとの一対一を制したが、VARの末オフサイドがありノーゴールに。
さらに71分、分厚い攻めを見せた流れからボックス内でルーズボールを拾ったゲンドゥージがシュートをねじ込んだ。しかし再びVARが入り、ザッカーニにオフサイドがあったとしてゴールは取り消しに。
ゲンドゥージの幻の1ゴール1アシストで3点目を奪いきれなかったラツィオだったが、終盤にかけてもナポリに好機を許さず2-1で逃げ切り。鎌田の決勝点で連敗を止め、今季初勝利を挙げている。
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ラツィオと日本代表MF鎌田大地の間に起こった問題。現地では、クラウディオ・ロティート会長の対応が称えられている。 今シーズンからラツィオでプレーした鎌田。シーズン前半は苦しみが続き、1月の移籍も辞さない中で残留。イゴール・トゥドール監督が就任してからは出番を増やし、パフォーマンスを取り戻した。 シーズン終盤には残留へ気持ちが傾いていた鎌田だったが、契約オプションを行使する期限が迫った中で交渉が決裂。一転して退団が決定した。 日本代表活動で帰国していた鎌田は、自身の去就についてコメント。「自分が求めたのは単年契約だけで、お金とかは十分もらっていたので要求はしなかったですが、うまく噛み合わずという感じでした」と状況を説明した。 ロティート会長は厳格な倹約家としても有名であり、交渉では譲らないことでも知られている。鎌田も「ラツィオの会長はイタリアの中でも有名なんですけど、大変なので…」と、交渉が難しいことを語っていた。 一方で、ラツィオ側は「金目当て」「恐喝だ」と鎌田側の態度を非難。両者の関係が悪化。ロティート会長は「1年間の更新と、250万ユーロ(約4億2500万円)の契約金を求めてきた」と鎌田側の要求を明かしていた。 イタリア『TuttoMercatoWeb』はこれらの件を踏まえ、鎌田の発言に注目。代理人が間に入っていることでの齟齬があった可能性を指摘している。 「鎌田は自身に問題があったのではなく、別の理由で何か問題が起こったことを明かした」 鎌田は説明する中で「代理人がどう喋っているのかはわからないですけど、僕が求めたのは単年契約でお金はどうでもよかった」と語っていた。実際に交渉を行っているのは代理人であり、そこで何かが加えられている可能性もある。 『TuttoMercatoWeb』は「リトマス試験紙としては、最初の部分(代理人の件)が正しいだろう。ロティートが250万ユーロの契約金要求の経緯を説明したからだ。昨年のコミッションが何かは不明だったが、明らかな欠陥があることは明らかだ」 実際にどのような経緯があったかは不明であり、昨年の加入時にどのような話があったかは不明だが、今回の交渉が決裂したのは事実。また、「成長令」というイタリアの税優遇の制度も関係。「成長令」とは、「直近2年以上イタリア国外で生活していた者を新たに雇用する場合、所得税率を最長5年、最大50%免除する」というもの。つまり、多くの外国人選手が優遇されやすいという制度だ。しかし、これが撤廃されたとされている。 『TuttoMercatoWeb』はその点も指摘。ラツィオにとって、予想以上の出費になることから、ロティート会長が首を縦に振らなかったことも当然とし、交渉を受けない毅然とした態度を称えた。 「鎌田は成長令による割引を失い、現在の550万ユーロ(約9億3000万円)と比較して、年間700万ユーロ(約11億8000万円)を受け取ることになるだろう。さらに、250万ユーロの手数料の要求により、1年間の投資は1000万ユーロ(約16億9000万円)になる」 「おそらく、1年後には問題が再発する可能性があり、これは返済不可能だ」 「ロティートは首を掴まれないように、“ノー”と言うのがとても上手かった。もちろん、常に契約は両者によって成り立つもの。シーズン前にはすでにリスクがあった」 いずれにしても発生した問題だと指摘された事項。鎌田自身は望んでいないとなれば、代理人が報酬目当てに追加で要求したことも考えられるが、いずれにしてもロティート会長は手強い相手ということは間違いなさそうだ。 2024.06.05 08:30 Wed4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.15“クラニョッティの黄金郷”26年ぶりのスクデット/ラツィオ[1999-2000]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.15</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1999-2000シーズン/ラツィオ 〜クラニョッティの黄金郷〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1999-2000lazio.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:スベン・ゴラン・エリクソン(52) 獲得タイトル:セリエA、コッパ・イタリア 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層10:★★★★★★★★★★</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">26年ぶりのスクデット</div> イタリアの大手食品会社であるチリオのオーナーだったセルジオ・クラニョッティが1992年に会長に就任してから、ラツィオは大きく変貌を遂げていった。1998年にイタリアのクラブで初となる株式上場を行って豊富な資金力を得たクラブは、ヴェロン、ミハイロビッチ、サラス、シメオネら当時のスター選手を買い漁り、ヨーロッパ屈指の強豪チームを作り上げていく。 迎えた1999-00シーズン、前シーズンにUEFAカップ(現在のEL)を制したラツィオは、3冠を達成したマンチェスター・ユナイテッドを破ってUEFAスーパーカップを獲得。素晴らしいシーズンスタートを切った。リーグ戦ではジダンやデル・ピエロを擁するユベントスとの激しい首位争いを展開。そして、首位のユベントスと勝ち点2差の2位で最終戦を迎えたラツィオは、レッジーナに3-0で快勝する。一方のユベントスは、ペルージャにまさかの敗戦。この結果、劇的な展開でラツィオに26年ぶり2度目のスクデットがもたらされた。 コッパ・イタリアも制覇して充実のシーズンを送ったラツィオだったが、この夢物語は長く続かなかった。サッカーバブルの崩壊とともに多額の負債を抱えたクラニョッティ会長は、栄光をもたらしたスター選手たちを次々に売却。2002年にはついに、バンディエラのネスタをミランに放出する事件まで起きてしまった。そして、自身の財力で築き上げた黄金郷は、数年で消え失せてしまった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">組織+個</div> 基本的な戦術は堅守速攻。フラットな[4-4-2]のシステムで、組織的な守備からの鋭いカウンターが最大の武器だった。ネスタを中心とした守備は、失点数リーグ2位の少なさ(31失点)を記録。また、高精度の左足を持つミハイロビッチはセットプレー時に相手の脅威となり、FKだけで6ゴールを奪った。 攻撃陣に関しては、チームトップの得点を奪ったのがサラスの12得点と凡庸な結果ではあるが、中盤のネドベドやセルジオ・コンセイソンらも得点力を発揮。あらゆるポジションの選手が得点を奪える形ができていた。その攻撃陣を操ったのが“魔術師”ヴェロン。長短における正確なパスを駆使して攻撃のタクトを振るった。 そのヴェロンと中盤のセンターでコンビを組んだシメオネの存在も忘れてはならない。献身的な守備でヴェロンの守備力の低さを補いながら、苦しい時にゴールを奪う勝負強さも見せた。その他にも“ピッポ”の弟であるシモーネ・インザーギが実力を発揮して得点を重ね、マンチーニはファンタジー溢れるプレーで攻撃にアクセントを付けた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFアレッサンドロ・ネスタ(24)</span> 数多のスター選手が揃うチームの中でキャプテンを務めたのが、チーム生え抜きの青年だった。クラニョッティ会長の庇護の下でチームを束ねる重責を担ったネスタは、若くしてディフェンダーに要求されるあらゆる能力を高いレベルで備えており、完成されたプレーを披露。エレガントなボール奪取は観衆を魅了した。引退までラツィオでプレーすることが約束されたはずだったが、クラブの経営悪化によりミランへ移籍。この事実は、ネスタ自身に大きな影をもたらしたことだろう。 2019.04.10 22:00 Wed5