D・ヴィエイラのPK弾で広島が連敗ストップ! 序盤に1人退場の湘南は粘るも5連敗【明治安田J1第15節】

2023.05.27 16:32 Sat
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27日、明治安田生命J1リーグ第15節のサンフレッチェ広島vs湘南ベルマーレがエディオンスタジアム広島で行われ、ホームの広島が1-0で勝利を収めた。ヴィッセル神戸や名古屋グランパスとの上位対決を黒星で終えた広島。24日に行われたルヴァンカップの横浜FC戦も落としたため、公式戦3連敗となっている。満田や塩谷が離脱中と苦しい状況にあるが、日本代表に選出された大迫や川村の活躍に期待がかかった。

対する湘南はリーグ戦7戦未勝利、4連敗で17位とさらに苦しんでいる。24日に行われたルヴァンカップの清水エスパルス戦も2点差を追いつきながら終盤に清水に勝ち越し点を許し、2-3で敗れた。今回の広島戦は若月のスタメン起用などでテコ入れを図っている。
序盤は広島が押し込む展開となった。試合開始直後から茶島や川村が積極的にシュートを狙い、湘南ゴールに襲いかかる。

そんな流れの中、湘南は13分にさらに厳しい状況に追い込まれる。舘が自陣内中央付近でベン・カリファにアフター気味のタックルを見舞い、主審はレッドカードを提示。湘南は残りの75分以上を10人で戦うことになってしまった。
数的不利の中、奮起したのが湘南の守護神ソン・ボムグンだった。16分、FKのキッカーを務めた広島の茶島が相手陣内左サイドからクロスを入れると、ゴール前で佐々木がバックヘッド。これはソン・ボムグンが横っ飛びで弾き出した。

さらに19分、広島が左サイドへ大きく展開すると、ボールを受けた柏が中央へカットイン。ファーへのクロスをベン・カリファが胸トラップし、豪快なシュートを放ったが、これは右ポストに直撃してゴールとはならなかった。

湘南も21分に杉岡のFKから広島ゴールに迫るが、これはDFに阻まれる。湘南はこれでCKを獲得したが、クロスを跳ね返した広島が逆にカウンターを発動。エゼキエウが一人で相手陣内まで運び、右サイドを駆け上がった茶島へパス。マイナスの折返しをエゼキエウがダイレクトでシュートしたが、これはバーの上へと超えた。

湘南もボールを持てないわけではないが、ゴールの匂いを感じさせるのは数的優位の広島。39分には再び左の柏からチャンスを作る。柏のクロスにファーで待っていたベン・カリファがシュートまで持ち込むが、これはGKソン・ボムグンがブロック。跳ね返ったボールを川村が頭で押し込もうとしたが、シュートはクロスバーに弾かれて先制点には至らなかった。

43分、広島が再三のチャンスを作る。相手陣内中央でボールを持った川村が左サイドの柏へ展開すると、柏がカットインからクロス。ファーにいた茶島がヘディングで合わせたが、ここも好反応を見せたGKソン・ボムグンが阻止。シュート本数0で前半を終えた湘南だが、失点も0に抑えてハーフタイムを迎えた。

攻め込みながらゴールを奪えなかった広島は、先制点を狙って後半頭から積極的に湘南ゴールを狙う。森島からのパスをボックス左角付近で受けたエゼキエウが切り返しで相手DFをかわし、シュート。これは枠の右へと外れていった。

両サイドから湘南DF陣を崩しにかかる広島。57分にはベン・カリファが高い位置でボールを奪い、ボックス内右角付近から強烈なシュート。ここもGKソン・ボムグンが立ちはだかり、広島にゴールを許さなかった。

60分、両チームともに交代カードを切る。なかなかゴールを奪えない広島はベン・カリファと柏に代え、ドウグラス・ヴィエイラと東を投入。一矢報いたい湘南は茨田と若月を下げ、奥野と鈴木をピッチに送り込んだ。

すると62分、湘南が久々に広島ゴールに襲いかかる。町野がバイタルエリアでボールを受けると、鋭いターンからすかさずミドルシュート。枠は捉えなかったが、ゴールの可能性は感じさせた。

その後も広島が波状攻撃を仕掛け、湘南が耐えるという構図が続く。均衡が破れたのは77分。松本がボックス内でシュートを放つと、対峙した杉岡がこれを手で止めてしまい、ハンドの判定に。途中出場のドウグラス・ヴィエイラがこのPKを落ち着いてゴール左に決め、広島がようやく先制点を奪取した。

追いかける展開となった湘南は永木、阿部を起用して同点ゴールを狙うが、広島ペースは変わらない。89分には湘南がチャンスを作り、途中出場の阿部が惜しいシュートを放つが、ここはGK大迫がナイスセーブ。試合を振り出しに戻すことはできなかった。

後半アディショナルタイムには広島の中野に決定機が訪れるが、シュートはわずかに左に外れ、追加点を奪うことはできず。試合は1-0のまま終了した。ホームの広島がリーグ戦の連敗を2で止めたのに対し、10人で奮闘しながら力及ばなかった湘南は、リーグ戦5連敗となってしまった。

サンフレッチェ広島 1-0 湘南ベルマーレ
【広島】
ドウグラス・ヴィエイラ (後34)

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「工藤さんやったよ」前日に急逝した先輩・工藤壮人へ広島GK大迫敬介が優勝を報告…ユニフォームにメダルを添える

YBCルヴァンカップで奇跡的な逆転での初優勝を果たしたサンフレッチェ広島。守護神としてピッチに立った日本代表GK大迫敬介が、急逝した元チームメイトに優勝を報告した。 22日、広島はルヴァンカップ決勝でセレッソ大阪と対戦した。 1週間前の天皇杯決勝では、先制を許すも追いつくと、延長終了間際に獲得したPKを失敗。その後、PK戦でヴァンフォーレ甲府に敗れ、天皇杯優勝を逃していた。 そして1週間が経過し今度はリーグカップの決勝。国立競技場に舞台を移した中、この試合でも先制を許す。 C大阪のペースで試合は進み、天皇杯同様に攻撃面で苦しみ続ける広島。初優勝をまたしても逃すことになるかと思われたが、C大阪は79分にマテイ・ヨニッチが退場。さらに後半アディショナルタイム4分にはオンフィールド・レビューにより相手のハンドが認められPKを獲得すると、ピエロス・ソティリウがしっかりと決めて土壇場で追いつく。 このまま延長戦に入るかと思われたが、ドラマは最後に。後半アディショナルタイム11分、右CKを広島が獲得すると、満田誠がクロス。これをボックス中央でピエロス・ソティリウがボレー。これが決まり、広島が奇跡の逆転。そのまま逃げ切り、1-2で勝利し、初のルヴァンカップ制覇を果たした。 劇的すぎる幕切れとなった決勝戦。広島は初優勝を果たしたが、ピッチ上では背番号「50」と「9」のユニフォームが掲げられることに。これは、21日に急逝した元日本代表FW工藤壮人(享年32歳)が広島時代に着用していたユニフォームだった。 水頭症と診断され、そのまま手術を受けるも容態が悪化。ICU(集中治療室)での治療が続いていたことが18日に報告されたが、21日に帰らぬ人に。回復を願っていた中、突然の別れとなってしまった。 試合前日に届いた訃報。その想いを胸に戦い、見事優勝した大迫は、自身のツイッターで「工藤さんやったよ」と投稿。背番号「50」と「9」の2つの工藤のユニフォームを飾り、メダル、トロフィー、パネルにスパイクと、工藤へ初優勝を捧げた。 これにはファンも「最高の優勝をありがとう」、「きっと工藤選手も見てくれていると思います」、「すげー喜んでるはず!」、「工藤選手絶対見にきてます」、「素晴らしい試合をありがとう」とコメント。工藤が見守ってくれた末の劇的ドラマでの優勝となったという声が集まった。 <span class="paragraph-title">【写真】広島の守護神・大迫敬介が天国の工藤壮人へ優勝を報告</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">工藤さんやったよ <a href="https://t.co/4eE3sWqZgP">pic.twitter.com/4eE3sWqZgP</a></p>&mdash; 大迫 敬介 / Keisuke Osako (@keisuke_0728) <a href="https://twitter.com/keisuke_0728/status/1583740613014740994?ref_src=twsrc%5Etfw">October 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.10.22 18:42 Sat

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