倒れた相手を心配していたらFKを決められた…イタリア代表DFの機転が生んだ驚きのゴール

2023.03.01 18:45 Wed
Getty Images
フィオレンティーナのイタリア代表DFクリスティアーノ・ビラギが驚きのゴールを決めた。2月27日に行われたセリエA第24節でヴェローナとアウェイで対戦したフィオレンティーナ。下位に沈む相手を立ち上がりから攻め込むと12分にアントニン・バラクのゴールで先制。38分にはアルトゥール・カブラウの公式戦2戦連発となるゴールでリードを広げた。
ビラギは0-2と2点リードのまま迎えた74分から途中出場。試合終盤の89分に驚きのプレーを見せた。

フィオレンティーナのMFロランド・マンドラゴラがハーフウェイライン付近での相手選手との接触で負傷。ピッチに倒れ込んでしまい、相手選手も看病して様子を見守っていた。

誰もがマンドラゴラを心配している中、主審がFKのために吹いた笛を聞き逃さなかったビラギは左足を一閃。完全に意表を突かれたヴェローナのGKロレンツォ・モンティポの頭上を越えたボールはゴールネットに突き刺さった。
まさかのゴールにヴェローナの選手たちは抗議をしたが判定は覆らず。ビラギのゴールは認められフィオレンティーナが0-3で勝利している。

一発で沈めるビラギの左足のキックはお見事。なお、フィオレンティーナの公式SNSによるとビラギのゴールの推定距離は57.91mだったようだ。

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ジローナ行き決定したチェコの次代DFリーダー/ラディスラフ・クレイチ(チェコ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■チェコ代表</span> 出場回数:8大会連続8回目 最高成績:準優勝(1996) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループE・2位 監督:イワン・ハシェック <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> DFラディスラフ・クレイチ(スパルタ・プラハ) 1999年4月20日(25歳) 今大会でのブレイク期待されるチェコの次代デイフェンスリーダー。前回大会のベスト8チームで、近年はクラブレベルでも健闘光るチェコはかつてJリーグでもプレーしたイワン・ハシェック監督の下で前回大会同様の躍進を目指す。 レバークーゼンで準主力を担ったシックら3選手、キャプテンのソウチェクとツォウファルのウェストハムコンビ、バラクやクフタが比較的名が知れた存在ではあるが、注目は先日にジローナ移籍が決定した左利きのセンターバック。 地元のズブロヨフカ・ブルノから国内屈指の名門スパルタ・プラハにステップアップした在籍5年間でセンターバック、サイドバック、守備的MFを主戦場に公式戦148試合に出場。PKキッカーを務めているとはいえ、ほぼ3試合に1点ペースとなる44ゴールを記録するなど得点力にも優れる守備者だ。 191cmの恵まれた体躯に優れたアスリート能力の有する左利きDFは、地対空の対人の強さに加え、足元の技術、戦術眼、ポジショニングにも優れる万能型で、スラビア・プラハではキャプテンも託されている。 攻守両面で持ち味を発揮しやすい3バックの左での起用が想定される中、ポルトガル、ジョージア、トルコと前線に強烈な個性を持つ相手に躍動を期待したい。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月18日(火) 《28:00》 【F】ポルトガル代表 vs チェコ代表 ▽6月22日(土) 《25:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 ▽6月26日(水) 《28:00》 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.インジフ・スタニェク(スラビア・プラハ) 16.マチェイ・コヴァル(レバークーゼン/ドイツ) 23.ヴィテツラフ・ヤロシュ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) DF 2.ダビド・ジマ(スラビア・プラハ) 3.トマシュ・ホレシュ(スラビア・プラハ) 4.ロビン・フラナーチ(ビクトリア・プルゼニ) 5.ヴラディミール・ツォウファル(ウェストハム/イングランド) 6.マルティン・ヴィティック(スパルタ・プラハ) 12.ダビド・ドウジェラ(スラビア・プラハ) 15.ダビド・ユラセク(ホッフェンハイム/ドイツ) 18.ラディスラフ・クレイチ(スパルタ・プラハ) 24.トマシュ・ヴルチェク(スラビア・プラハ) MF 7.アントニン・バラク(フィオレンティーナ/イタリア) 8.ペトル・セフチーク(スラビア・プラハ) 14.ウカシュ・プロヴォド(スラビア・プラハ) 17.バーツラフ・チェルニー(ヴォルフスブルク/ドイツ) 20.オンドレイ・リングル(フェイエノールト/オランダ) 21.ルカシュ・チェルフ(ビクトリア・プルゼニ) 22.トマシュ・ソウチェク(ウェストハム/イングランド) 25.パベル・シュルツ(ビクトリア・プルゼニ) 26.マテイ・ユラセク(スラビア・プラハ) FW 9.アダム・フロジェク(レバークーゼン/ドイツ) 10.パトリック・シック(レバークーゼン/ドイツ) 11.ヤン・クフタ(スパルタ・プラハ) 13.モイミール・ヒティル(スラビア・プラハ) 19.トマシュ・ホリー(ビクトリア・プルゼニ) 2024.06.18 19:00 Tue

広島や千葉でプレーしたハシェック監督が率いるチェコ代表メンバー26名が発表! 無敗のブンデス制覇に貢献したシック&フロジェクらを招集【ユーロ2024】

チェコサッカー協会(FACR)は28日、ユーロ2024に臨むチェコ代表メンバー26名を発表した。 現役時代はサンフレッチェ広島でもプレー経験があるイワン・ハシェック監督率いるチェコ代表。予選を2位で通過し、8大会連続11回目の出場を果たしている。 今回のメンバーには、国内組が中心となっているなか、レバークーゼンの無敗でのブンデスリーガ制覇に貢献したFWパトリック・シック、FWアダム・フロジェクを始め、DFヴラディミール・ツォウファル、MFトマシュ・ソウチェク(共にウェストハム)らを招集している。 本大会ではグループFに入っており、トルコ代表、ジョージア代表、ポルトガル代表と同居している。 今回発表されたチェコ代表メンバーは以下の通り。 ◆チェコ代表メンバー26名 GK マチェイ・コヴァル(レバークーゼン/ドイツ) ヴィテツラフ・ヤロシュ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) インジフ・スタニェク(スラビア・プラハ) DF ロビン・フラナーチ(ビクトリア・プルゼニ) トマシュ・ヴルチェク(スラビア・プラハ) ダビド・ドウジェラ(スラビア・プラハ) トマシュ・ホレシュ(スラビア・プラハ) ダビド・ジマ(スラビア・プラハ) マルティン・ヴィティック(スパルタ・プラハ) ラディスラフ・クレイチ(スパルタ・プラハ) ダビド・ユラセク(ホッフェンハイム/ドイツ) ヴラディミール・ツォウファル(ウェストハム/イングランド) MF ルカシュ・チェルフ(ビクトリア・プルゼニ) パベル・シュルツ(ビクトリア・プルゼニ) マテイ・ユラセク(スラビア・プラハ) ウカシュ・プロヴォド(スラビア・プラハ) オンドレイ・リングル(フェイエノールト/オランダ) ミハル・サディレク(トゥヴェンテ/オランダ) バーツラフ・チェルニー(ヴォルフスブルク/ドイツ) アントニン・バラク(フィオレンティーナ/イタリア) トマシュ・ソウチェク(ウェストハム/イングランド) FW パトリック・シック(レバークーゼン/ドイツ) アダム・フロジェク(レバークーゼン/ドイツ) ヤン・クフタ(スパルタ・プラハ) モイミール・ヒティル(スラビア・プラハ) トマシュ・ホリー(ビクトリア・プルゼニ) 2024.05.28 23:50 Tue

62年ぶりの欧州タイトル獲得へ! フィオレンティーナがECL決勝進出…指揮官は歓喜 「信じられない」

フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督がバーゼル戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 フィオレンティーナは18日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝2ndレグでバーゼルとのアウェイゲームに臨んだ。ホームでの1stレグを1-2で落としていたなか、90分を戦ってFWニコラス・ゴンザレスの2ゴールで2-1とし、決勝戦進出は延長戦へと委ねられる。 延長戦では観客席のバーゼルファンが体調を崩したために試合が10分ほど中断するアクシデントがあり、その影響で延長後半のアディショナルタイムが大幅に増加。それでも、120+9分にMFアントニン・バラクが劇的勝ち越し点を決めて3-1の勝利に。逆転で決勝戦進出を掴みとった。 今季のフィオレンティーナは就任2年目のイタリアーノ監督の下で大きく躍進。すでにコッパ・イタリアで9年ぶりの決勝戦進出を決めており、欧州カップ戦での決勝戦進出は1989-90シーズンのUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)以来33年ぶりに。指揮官は試合後のイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで喜びをあらわにしている。 「信じられないほどの喜びだ…この舞台で3ゴールというのは、選手たちのファイナル進出への並外れた貪欲さを示しているものだ。昨季に始まり、ここに到達するまで苦労した」 「選手たちは本当に素晴らしかった。この舞台でこれほどの個性とクオリティを発揮するなんて、簡単にできることじゃない。コッパ・イタリアとあわせて2つのファイナルを戦うことになったが、間違いなく素晴らしい旅になっているよ」 また、来たる決勝戦に向けても意気込み。フィオレンティーナは24日のコッパ・イタリア決勝戦でインテルと、来月7日のECL決勝戦でウェストハムと対戦する。 「理論上はどちらも我々より格上だ。だが、我々は彼らを研究し、懸命に戦い、最大限の結果を勝ち取るために最後まで全力を尽くす」 2000-01シーズンのコッパ・イタリア制覇以来、22年間にわたってタイトルから遠ざかっているフィオレンティーナ。欧州においては1960-61シーズンのUEFAカップウィナーズカップ(現在は廃止)が最後となっている。22年ぶりの国内タイトル、62年ぶりの欧州タイトルへ向け、まだまだ戦いは終わらない。 2023.05.19 14:36 Fri

主砲シックが復帰! チェコ代表が発表《UEFAネーションズリーグ》

チェコサッカー協会(FACR)は13日、今月に行われるUEFAネーションズリーグ2022-23に向けたチェコ代表メンバー20名を発表した。 今回の招集メンバーでは、負傷明けのエースFWパトリック・シックが復帰を果たしたほか、DFヴラディミール・ツォウファルとMFトマシュ・ソウチェクのウェストハムコンビやMFアントニン・バラク、GKトマシュ・ヴァツリークら主力が選出されている。 今大会でリーグA・グループ2に属するチェコは、ポルトガル代表とのホーム戦(24日)、スイス代表とのアウェイ戦(27日)の2試合を戦う予定だ。今回発表された招集メンバー20名は以下の通り。 ◆チェコ代表メンバー20名 GK イリ・パヴレンカ(ブレーメン/ドイツ) トマシュ・ヴァツリーク(オリンピアコス/ギリシャ) インジフ・スタネク(ビクトリア・プルゼニ) DF ミラン・ハヴェル(ビクトリア・プルゼニ) ヴァツラフ・イェメルカ(ビクトリア・プルゼニ) ヤロスラフ・ゼレニー(スパルタ・プラハ) オンドジェイ・クデラ(ペルシジャ・ジャカルタ/インドネシア) ヤクブ・ブラベツ(アリス・テッサロニキ/ギリシャ) ダビド・ジマ(トリノ/イタリア) ヴラディミール・ツォウファル(ウェストハム/イングランド) MF ウカシュ・カルヴァフ(ビクトリア・プルゼニ) ヤクブ・ヤンクト(スパルタ・プラハ) ペトル・セフチク(スパルタ・プラハ) ウカシュ・マソプスト(スパルタ・プラハ) ヴァツラフ・チェルニー(トゥベンテ/オランダ) アントニン・バラク(フィオレンティーナ/イタリア) トマシュ・ソウチェク(ウェストハム/イングランド) FW パトリック・シック(レバークーゼン/ドイツ) アダム・フロジェク(レバークーゼン/ドイツ) ヤン・クフタ(スパルタ・プラハ) 2022.09.14 00:55 Wed

フィオレンティーナ、ヴェローナのチェコ代表MFバラクを獲得

フィオレンティーナは26日、ヴェローナのチェコ代表MFアントニン・バラク(27)を獲得したことを発表した。契約形態は買い取りオプション付きのレンタルで、一定の条件を満たすと買い取り義務が発生する内容になっているとのことだ。 2017年にスラビア・プラハからウディネーゼに加入したバラクは、レッチェへのレンタルを経て、2020年夏にヴェローナへレンタル。翌シーズンに完全移籍に移行していた。 2シャドーの一角でプレーし、ゴール前でアクセントを付けることができるバラクは、ヴェローナで公式戦68試合に出場して18ゴール8アシストを記録した。 2022.08.27 07:30 Sat

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今季20試合0得点...ケアンの現実的な移籍先はサウジアラビア一択か

ユベントスのイタリア代表FWモイゼ・ケアン(24)。現実的な移籍先はサウジアラビア一択か。 今季公式戦20試合666分間で0得点。 いまひとつユベントスの重要な戦力になりきれないシーズンが続いてきたなか、とうとう年間ノーゴールで終わってしまった23-24シーズンのケアン。現地メディアで名前が上がるときは決まって、売却か実質的なトレード要員にされるという観測だ。 今回のイタリア『トゥット・スポルト』も同じ。ボローニャとフィオレンティーナが現実的な補強プランとしてケアンを掲げているそうだが、優先順位は低め。他のターゲットを複数断念して初めてケアン、だという。 一方で、サウジ・プロフェッショナルリーグと強い繋がりを持つ代理店が、ケアンとの接触でサウジアラビア行きを猛プッシュ。クラブ名への言及こそないが、状況的に関心を寄せるクラブがあるからこその接触であることは想像に難くない。 ケアンは1月のアトレティコ・マドリー移籍がケガにより破断したなか、現状、欧州でケアンを切に求めるクラブはない模様。ケアン本人もサウジ行きにさほど消極的ではないとのことだが、果たして。 2024.06.25 21:20 Tue

ユベントスの2番手GKペリン、年俸2倍オファー含めた7つもの打診を全て拒否か

ユベントスの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)が、手元に届いた打診全てを拒否したようだ。 ユベントスの2番手GKペリン。 時折、正GKヴォイチェフ・シュチェスニーとのローテーションで起用される元イタリア代表の実力者だが、そんななかでも今季は加入後最少となるセリエA出場3試合にとどまった。 そのためか、31歳とまだまだ若いペリンには各クラブが熱視線。イタリア『トゥット・スポルト』によると、アタランタ、モンツァ、フィオレンティーナ、コモ、パルマ、古巣ジェノアがユベントスに照会を依頼したという。 また、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪、ジョゼ・モウリーニョ新監督のフェネルバフチェは、年俸純額300万ユーロ(約5.1億円)をペリン側に提示。現年俸の2倍とされる額だ。 ただ、契約をあと1年残すペリンは全ての打診にお断り。ユベントスはクリスティアーノ・ジュントリSDが2年延長+オプション1年を調整しており、ペリンは今後のキャリアをこちらに一本化しているとのことだ。 2024.06.24 20:55 Mon

34歳ボナベントゥーラがキャリア初の国外移籍もあり得る? 代理人が去就にヒント

イタリア代表MFジャコモ・ボナヴェントゥーラ(34)がキャリア初の国外移籍も選択肢か。 カルチョで逞しく生きるベテランミッドフィールダー、ボナベントゥーラ。34歳で迎えた今季は3年ぶりにイタリア代表へ復帰…ユーロ2024行きを逃すも健在ぶりが証明された。 経歴を振り返ると、アタランタでプロデビュー後、ベルガモの地で通算7年、ミランで6年、フィオレンティーナに来て今季で4年と、自クラブを大切にし、クラブからも大切にされてきたのが印象的。若き日の武者修行を除き、一貫してセリエAでプレーする。 そんななか、ヴィオラとの契約は今季限りとなっており、今月末でフリーエージェントに。代理人のエンツォ・ライオラ氏がイタリア『カルチョメルカート』で去就にヒントを与える。 “今年1月にユベントス移籍が近づいていたのは本当ですか?” 「ああ、あと少しだった。当時ユーベはマッシミリアーノ・アッレグリ(前監督)が自分たちのサッカーができないと苦しんでいて、助け舟に指名したのがボナヴェントゥーラだった」 「フィオレンティーナがヨーロッパの大会を戦っていなければ交渉成立だっただろう。3つのコンペディションを並行しながら、ボナベントゥーラのような主力を放出するのは賢明ではないしね。仕方ない」 “ボナベントゥーラの今後は?” 「近々フィオレンティーナと会議する。今日現在だと、今後も一緒に進む(=契約更新)方向性だと言えるが、何が起こるか様子を見るべきなのは今回も同じだ。ボナベントゥーラには国外のクラブからお声がかかっているからね」 2024.06.20 14:00 Thu

フリーのサッリ氏、ミラン&フィオレンティーナの無関心に失望…過去のチェルシー退団も後悔 「大きな過ち」

ラツィオを去ってからフリーのマウリツィオ・サッリ氏(65)が自身のキャリアに言及した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 今シーズンは日本代表MF鎌田大地も擁するラツィオで3年目を迎えたものの、3月に成績不振で辞任したサッリ氏。直後にプレミアリーグ行きの話もあったが、数カ月の休養を望んだとされる。 依然としてフリーの状況が続くなか、サッリ氏は自身が主催したイベントで『スカイ・スポーツ』にコメント。アントニオ・コンテ監督の就任が決まった古巣ナポリなどについて語った一方、イタリア国内のビッグクラブが自身に目を向けないことに疑問を呈している。 「これは私が自問自答しなければならないことだ。私を求めなかったいくつかのクラブに失望したことは隠さない。たとえ15分でも私の話に耳を傾けてくれる状況があったからだ。その理由を理解できれば、そういったクラブにも影響を与えられるのだろう」 また、そのクラブはパウロ・フォンセカ氏の招へいへと向かっているミラン、ラッファエレ・パッラディーノ氏の就任が決まったフィオレンティーナかとも問われたサッリ氏。「その2クラブは、私に合っていたと思う」と自らの考えを明かしている。 一方、自身の過去も振り返ったサッリ氏は、チェルシーからユベントスへと移った2019年の夏を回想。1年でのイタリア復帰を望むべきではなかったと自責の念をあらわにした。 「私のキャリアにおける根本的なミスだ。留まるには条件があった。アブラモビッチ(チェルシー前オーナー)時代に誰もが経験したように、2シーズン目を終えるのが難しいクラブだ」 「しかし、私はプレミアリーグの輪に留まった。良い成績を残すことができた。前年は5位だったが、リバプールとシティに次ぐ3位だった。ヨーロッパリーグ(EL)では13勝して優勝し、リーグカップではその年のチャンピオンズリーグ(CL)決勝に進んだリバプールとトッテナムを退けた。そして決勝でPK戦の末にシティに敗れた」 「私は避けなければならない大きな過ちを犯した。イタリアに戻りたいという気持ちは、プレミアリーグに残りたいという気持ちよりも小さくあるべきだった」 さらに、今後についても語ったサッリ氏は、ガルシア・ピミエンタ監督の就任が決まったセビージャからの話もあったと告白。しかし、「彼らと私の望む条件が違った」ため、現在は新たなチームを探しているようだ。 「できるだけ早く復帰したい。(ラツィオ辞任から)最初の2カ月は家族の問題に対処し、残りの期間もサッカーへの懐かしさをあまり感じられなかった。でも今はまたその欲求が高まっているから、1、2カ月以内には復帰できると思う」 「移籍市場の観点から言うと、現時点では、国外に行く以外の解決策を見つけるのが難しいと思う。だが、私としては、国外はハードルが高い」 2024.06.08 15:24 Sat

イタリア国内で指揮官大移動! ラツィオはヴェローナのバローニ監督と契約合意か

ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常にカオスなシーズンを送ってきたラツィオだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラウディオ・ロティート会長はこの度、ヴェローナで指揮を執るバローニ監督の招へいへ大きく前進したという。 バローニ監督は現役時代にローマやナポリ、ボローニャ等でプレー。2000年の引退後、シエナやユベントスU-19、ペスカーラ、フロジノーネ等で指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、今季より現職だ。 今季の采配はそれなりに評価されているようで、モンツァとカリアリが早くからバローニ監督に接触。ただ、同監督はラツィオからの連絡でこちらに一本化。ヴェローナは後任としてパオロ・ザネッティ氏(41)を確保済みとされる。 このように、ラツィオはトゥドール監督退任とバローニ新監督就任がかなり濃厚。ヴェローナはザネッティ氏を来季からベンチに据え、バローニ新監督を断念したモンツァはアレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいへ向かう。 また、モンツァで現職のラッファエレ・パッラディーノ監督(40)は来季からフィオレンティーナ。ヴィオラのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(46)はボローニャへ。ボローニャからはチアゴ・モッタ監督(41)がユベントスへ。 さらに、イバン・ユリッチ監督(48)が去るトリノはベネツィアでセリエA昇格の元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)から就任OKを貰い、招へいがほぼ確実。ベネツィアもセリエB内からの引き抜きが濃厚とされる。 今夏はイタリア国内で指揮官大移動だ。 2024.06.07 11:40 Fri

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鎌田大地も退団のラツィオ、注目株サマルジッチが獲得候補か

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ベロッティがセリエA昇格組のコモに完全移籍…ローマで構想外の点取り屋が新天地で再起図る

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ジローナ行き決定したチェコの次代DFリーダー/ラディスラフ・クレイチ(チェコ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■チェコ代表</span> 出場回数:8大会連続8回目 最高成績:準優勝(1996) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループE・2位 監督:イワン・ハシェック <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> DFラディスラフ・クレイチ(スパルタ・プラハ) 1999年4月20日(25歳) 今大会でのブレイク期待されるチェコの次代デイフェンスリーダー。前回大会のベスト8チームで、近年はクラブレベルでも健闘光るチェコはかつてJリーグでもプレーしたイワン・ハシェック監督の下で前回大会同様の躍進を目指す。 レバークーゼンで準主力を担ったシックら3選手、キャプテンのソウチェクとツォウファルのウェストハムコンビ、バラクやクフタが比較的名が知れた存在ではあるが、注目は先日にジローナ移籍が決定した左利きのセンターバック。 地元のズブロヨフカ・ブルノから国内屈指の名門スパルタ・プラハにステップアップした在籍5年間でセンターバック、サイドバック、守備的MFを主戦場に公式戦148試合に出場。PKキッカーを務めているとはいえ、ほぼ3試合に1点ペースとなる44ゴールを記録するなど得点力にも優れる守備者だ。 191cmの恵まれた体躯に優れたアスリート能力の有する左利きDFは、地対空の対人の強さに加え、足元の技術、戦術眼、ポジショニングにも優れる万能型で、スラビア・プラハではキャプテンも託されている。 攻守両面で持ち味を発揮しやすい3バックの左での起用が想定される中、ポルトガル、ジョージア、トルコと前線に強烈な個性を持つ相手に躍動を期待したい。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月18日(火) 《28:00》 【F】ポルトガル代表 vs チェコ代表 ▽6月22日(土) 《25:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 ▽6月26日(水) 《28:00》 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.インジフ・スタニェク(スラビア・プラハ) 16.マチェイ・コヴァル(レバークーゼン/ドイツ) 23.ヴィテツラフ・ヤロシュ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア) DF 2.ダビド・ジマ(スラビア・プラハ) 3.トマシュ・ホレシュ(スラビア・プラハ) 4.ロビン・フラナーチ(ビクトリア・プルゼニ) 5.ヴラディミール・ツォウファル(ウェストハム/イングランド) 6.マルティン・ヴィティック(スパルタ・プラハ) 12.ダビド・ドウジェラ(スラビア・プラハ) 15.ダビド・ユラセク(ホッフェンハイム/ドイツ) 18.ラディスラフ・クレイチ(スパルタ・プラハ) 24.トマシュ・ヴルチェク(スラビア・プラハ) MF 7.アントニン・バラク(フィオレンティーナ/イタリア) 8.ペトル・セフチーク(スラビア・プラハ) 14.ウカシュ・プロヴォド(スラビア・プラハ) 17.バーツラフ・チェルニー(ヴォルフスブルク/ドイツ) 20.オンドレイ・リングル(フェイエノールト/オランダ) 21.ルカシュ・チェルフ(ビクトリア・プルゼニ) 22.トマシュ・ソウチェク(ウェストハム/イングランド) 25.パベル・シュルツ(ビクトリア・プルゼニ) 26.マテイ・ユラセク(スラビア・プラハ) FW 9.アダム・フロジェク(レバークーゼン/ドイツ) 10.パトリック・シック(レバークーゼン/ドイツ) 11.ヤン・クフタ(スパルタ・プラハ) 13.モイミール・ヒティル(スラビア・プラハ) 19.トマシュ・ホリー(ビクトリア・プルゼニ) 2024.06.18 19:00 Tue
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あまり1枠は10試合出場停止中のDFのため、チェコ代表のユーロメンバー25名が発表 《ユーロ2020》

チェコサッカー協会(MFS)は25日、ユーロ2020に臨むチェコ代表メンバーを発表した。 ヤロスラフ・シハビー監督は、25名の選手を選出。UEFA(欧州サッカー連盟)は26名までの登録を許可しており、1名が空いている状況となっている。 今回のメンバーには、GKトマシュ・ヴァツリーク(セビージャ)やFWパトリック・シック(レバークーゼン)、MFトマシュ・スーチェク(ウェストハム)らが順当に選出されている。 なお、空いている1枠についてはスラビア・プラハのDFオンドレイ・クデラのためとコメント。クデラは今シーズンのヨーロッパリーグのラウンド16・2ndレグのレンジャーズ戦で、相手選手に人種差別発言を行なっており、10試合の出場停止処分が下されていた。 シハビー監督は「10試合の出場停止に対するオンドレイ・クデラの異議申し立ての進展を待つ。希望はおそらく低いが、ドアは閉めたくない。6月1日まで、リスト上はその1つの場所を考える」と語った。 チェコは、ユーロ本大会でイングランド代表、スコットランド代表、クロアチア代表とグループDで同居。14日にスコットランド、18日にクロアチア、22日にイングランドと対戦する。 今回発表されたチェコ代表メンバー25名は以下の通り。 ◆チェコ代表メンバー25名 GK トマシュ・ヴァツリーク(セビージャ/スペイン) アレス・マンドウス(シグマ・オロモウツ) イリ・パブレンカ(ブレーメン/ドイツ) DF ヤン・ボリル(スラビア・プラハ) ヤクブ・ブラベツ(ビクトリア・プルゼニ) ブラディミール・コウファル(ウェストハム/イングランド) オンドレイ・チェルスカ(スパルタ・プラハ) パベル・カデラベク(ホッフェンハイム/ドイツ) トマシュ・カラス(ブリストル・シティ/イングランド) アレシュ・マテユ(ブレシア/イタリア) ダヴィド・ジマ(スラビア・プラハ) MF アントニン・バラク(エラス・ヴェローナ/イタリア) ウラジミール・ダリダ(ヘルタ・ベルリン/ドイツ) アダム・フロジェク(スパルタ・プラハ) トマシュ・ホレシュ(スラビア・プラハ) ヤクブ・ヤンクト(サンプドリア/イタリア) アレックス・クラル(スパルタク・モスクワ/ロシア) ウカシュ・マソプスト(スラビア・プラハ) ヤクブ・ペセク(スロバン・リベレツ) トマシュ・スーチェク(ウェストハム/イングランド) ペトル・セフチク(スラビア・プラハ) FW ミハエル・クルメンチク(PAOKテッサロニキ/ギリシャ) トマシュ・ペクハルト(レギア・ワルシャワ/ポーランド) パトリック・シック(レバークーゼン/ドイツ) マチェイ・ヴィドラ(バーンリー/イングランド) 2021.05.26 17:35 Wed

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