「とても重要な勝利」幻ゴールもCL初勝利を味わった鎌田大地、既に次戦へ意気込み「トッテナム戦も勝ちたい」

2022.09.14 09:17 Wed
Getty Images
フランクフルト日本代表MF鎌田大地マルセイユ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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クラブ史上、チャンピオンズリーグ(CL)になってからは初出場となったフランクフルト。昨季のヨーロッパリーグ(EL)王者として臨んだ初戦は、スポルティングCPに敗れていた。アウェイでの第2節はマルセイユが相手。ケガ人が出るなどし、直近のリーグ戦ではヴォルフスブルクに敗れ公式戦連敗中だったため、多くのプレッシャーもかかる試合となった。
この試合も先発出場した鎌田はボランチでゲームをコントロール。攻撃面でも違いを見せてチャンスを作ると、79分には鋭い飛び出しからネットを揺らすが、VARチェックでオフサイドを取られ、CL初ゴールならず。それでも存在かを発揮し、勝利に貢献していた。

鎌田は試合後にコメント。自分たちのパフォーマンスを出せたことが勝利に繋がったと振り返った。
「とても難しい試合を終えた僕たちにとっては、とても重要な勝利です」

「僕たちは1つのチームとしてパフォーマンスを発揮し、僕たちの特徴的なプレースタイルを示しました」

「監督からは、『まさにそれを示さなければいけない』と言われした。前回の試合ではそれを見せられなかったからです」

「次のホームでのトッテナム戦も勝ちたいですし、挑戦的なグループに僕たちはいます」



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板倉滉がドイツ国内でステップアップか? 複数強豪クラブが関心

ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(28)にドイツ国内でのステップアップの可能性が取り沙汰されている。ドイツ『Rheinische Post』が報じている。 2022年7月の加入以降、ボルシアMGのディフェンスラインの主軸として活躍している板倉。しかし、クラブとの現行契約は2026年夏までとなっており、ここまでブンデスリーガ7位と来季ヨーロッパ出場権獲得の可能性を残しているものの、今夏の売却の可能性が報じられる主力の一人となっている。 今年1月にも獲得への動きを見せたPSVを始めヨーロッパの複数クラブが関心を示しているが、『Rheinische Post』の最新報道ではドイツ国内でのステップアップの可能性もあるという。 現在、板倉に対しては来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が決定的なバイエルン、レバークーゼンの2強に加え、ドルトムントとフランクフルトという強豪2チームも同じく関心を示している。 ブンデスリーガでの豊富な経験に加え、4バックと3バックの両方で遜色なくプレーできる日本人DFはいずれのクラブでも十分にポジション争いできるレベルだが、国内でのステップアップを選択するのか…。 2025.04.19 17:30 Sat
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「何回キレられるんだろうと…」鎌田大地が長谷部誠の第一印象をぶっちゃけ!今は「ほとんど監督みたいな感じ」

18日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝でレンジャーズとの戦いに臨むフランクフルトが、クラブの公式SNSを更新。元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地の対談の様子を公開した。 その中で、長谷部の第一印象について問われた鎌田は、「ファーストインプレッションは怖そう(笑)」とぶっちゃけ。長谷部は驚いた様子だったが、その後も「怒られそうと思ってましたね。僕はもう本当にこんな感じなんで、こっちに来るときも何回キレられるんだろうと思ってましたけど、意外とそんなこともなく」と明かした。 また、現時点での印象については、「基本的に頭が良くて、いろいろな監督でもずっと使われている理由は監督のやりたいことを理解して表現できるという能力に長けていると思うし、ほとんど監督みたいな感じですかね」と語った。 それは長谷部本人も分かっているようで、「それがいいところであり悪いところでもあるんだけどね」と分析。さらに、自身のポジションが年齢を重ねるごとに守備的になっていったことを引き合いに出し、「俺も元々最初は大地のポジションだったからね。ナンバー10だったから。どんどん下がってきて将来30(歳)超えたくらいでリベロとかやってるかもしれないよ(笑)」と鎌田の将来を冗談半分で予想した。 ELの前身であるUEFAカップ時代の1979–80シーズン以来、2度目の大会制覇に王手をかけたフランクフルト。長谷部と鎌田の2人も招集メンバーに入っており、タイトル獲得に臨む。 <span class="paragraph-title">【動画】それを聞いた長谷部のリアクションは!?鎌田大地が先輩の印象を語る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/EuropaLeague?ref_src=twsrc%5Etfw">@EuropaLeague</a> 決勝直前・特別対談・Part<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E9%83%A8%E8%AA%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#長谷部誠</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%8E%8C%E7%94%B0%E5%A4%A7%E5%9C%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#鎌田大地</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%8E%8C%E7%94%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#鎌田</a> 選手の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E9%83%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#長谷部</a> 選手への第一印象は<br><br>長谷部選手は鎌田選手の将来を予想⁉<a href="https://twitter.com/hashtag/SGEuropa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SGEuropa</a>|<a href="https://twitter.com/hashtag/SGERFC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SGERFC</a>|<a href="https://twitter.com/hashtag/UEL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UEL</a>|<a href="https://twitter.com/hashtag/Sevilljaaaaa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Sevilljaaaaa</a>|<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アイントラハト</a>|<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#フランクフルト</a> <a href="https://t.co/BvM8zNan0E">pic.twitter.com/BvM8zNan0E</a></p>&mdash; Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) <a href="https://twitter.com/eintracht_jp/status/1526759483719921664?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.05.18 19:35 Wed
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【EL準々決勝 2ndレグプレビュー】3カードはイーブン、ラツィオはホームで大逆転なるか

ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝2ndレグが17日に開催される。ベスト4進出を懸けた第2戦の展望を紹介していく。 <h3>◆準々決勝 2ndレグ</h3> ▽4/17(木) 《28:00》 フランクフルト vs(AGG:1-1) トッテナム ラツィオ vs(AGG:0-2) ボデ/グリムト アスレティック・ビルバオ vs(AGG:0-0) レンジャーズ マンチェスター・ユナイテッド vs(AGG:2-2) リヨン <h3>◆苦境の赤い悪魔がホームで勝ち抜け狙う</h3> マンチェスター・ユナイテッドvsリヨンは2-2のイーブンでオールド・トラッフォードでの2ndレグに臨む。 リヨンホームの1stレグはホームチームが優勢に進めていたなか、MFアルマダの味方に合わせようとしたFKがGKオナナの判断ミスもあって直接ゴールネットを揺らしスコアが動く。だが、前半終了間際にDFヨロの加入後初ゴールが生まれて1-1のイーブンに。 後半は一進一退の攻防となって1-1のまま最終盤に突入したが、88分にFWザークツィーのゴールでユナイテッドが逆転に成功。しかし、ラストプレーでリヨンが波状攻撃を仕掛けた結果、FWミカウタゼのシュートをGKオナナが前にはじいたこぼれをFWシェルキが押し込み、白熱のシーソーゲームはドロー決着となった。 土壇場で先勝を逃したものの、敵地から最低限の結果を持ち帰ったユナイテッド。しかし、直近のプレミアリーグではニューカッスルとのアウェイゲームで1-4の惨敗。GKをバユンドゥルに入れ替えるなど若干のターンオーバーを敢行し、守勢の展開でもFWガルナチョのゴールで一時追いついたが、2つのイージーミスも重なって公式戦4試合未勝利。加えて、1stレグでゴールを挙げたザークツィーが負傷し、より厳しい台所事情で大一番に臨むことになった。 一方、ホームで先勝を逃したリヨンだが、こちらは直近のオセール戦で若干メンバーを入れ替えながらも3-1で勝利。ミカウタゼ、シェルキ、FWラカゼットと前線の3選手が得点を挙げた点もポジティブだ。“夢の劇場”特有の雰囲気に気圧されることなく、立ち上がりからアグレッシブな姿勢を打ちだすことができれば、4強進出は十二分に可能だ。 <h3>◆崖っぷちのスパーズが主将不在で敵地に乗り込む</h3> フランクフルトvsトッテナムも1-1のイーブンでフランクフルト・シュタディオンでの2ndレグを迎える。 スパーズホームで行われた1stレグは開始早々にFWエキティケのゴールでアウェイのフランクフルトが先制に成功。しかし、徐々に主導権を奪い返したスパーズが前半半ばにDFペドロ・ポロのゴールで同点に追いつく。後半は完全にホームチームが優勢に運んだが、MFベリヴァルのミドルシュートやMFベンタンクールのヘディングシュートがクロスバー、その他の決定機もGKサントスのビッグセーブに阻まれ、勝ち越すことはできなかった。 代役守護神の活躍によってイーブンの状況でホームでの2ndレグを戦うフランクフルト。直近のブンデスリーガではハイデンハイムとのホームゲームを3-0で快勝。MFゲッツェら一部主力をベンチスタートとしたが、ほぼ主力を起用したなかで好調のエキティケやFWバオヤのゴールなどできっちり勝ち切ってリーグ3位をキープ。今回の大一番に弾みを付けた。 対するスパーズは先勝こそ逃したものの、内容面ではポジティブな要素を見いだして初戦を終えた。ただ、直近のプレミアリーグでは先発6人を入れ替えたエクスキューズこそあったが、守護神ヴィカーリオ、DFロメロ、ベリヴァルと主力の再三のミスによって2-4の惨敗。ダメージが残る自滅での敗戦によってポステコグルー監督に対する風当たりはさらに強まった。仮に、今回の大一番で敗れた場合、シーズン終了を待たずに解任に踏み切る可能性も報じられる。ただ、リバウンドメンタリティ試される今回の大一番に向けてはFWソン・フンミンがケガの影響で招集外に。キャプテン不在での戦いを強いられる。一方、MFクルゼフスキやFWオドベールはプレー可能な状態にあり、負傷明けのFWリシャルリソンもウルブス戦でゴールを記録。チーム全体でエースの穴を埋める形となる。 <h3>◆オリンピコで逆転突破なるか</h3> ラツィオvsボデ/グリムトは1stレグで唯一勝敗が分かれる結果となり、ノルウェーの強豪が2-0の先勝に成功している。 戦前はリーグフェーズ首位のラツィオ優勢と見られたが、蓋を開けてみれば、ホームのボデ/グリムトが攻守に圧倒。MFサルトネスが前後半に1ゴールずつを挙げたが、ラツィオGKマンダスの再三に渡るビッグセーブがなければ、4-0といったスコアもあり得る試合内容だった。 敵地でよもやの完敗となり、ベスト4進出へ崖っぷちの状況に立たされたラツィオ。先週末に行われた宿敵ローマとのデルビー・デ・ッラ・カピターレではチャンスの数で相手を上回ったが、1-1のドロー。DFロマニョーリのセットプレーからのゴールで先制に成功したが、相手守護神スヴィラルの再三の好守、FWスーレのスーペルゴラッソに勝利を阻まれた。内容面では1stレグから明確に改善が見られたが、心身ともに消耗を強いられたなかで2点差を引っくり返す困難なミッションを達成できるか。 一方、3点目、4点目を奪えなかったことが唯一の後悔とはなったものの、会心のパフォーマンスで先勝に成功したボデ/グリムト。ラツィオと異なり、先週末には公式戦がなく休養十分での戦いが可能だ。オリンピコでのラツィオは一味も二味も違う難敵であり、1stレグと同様のアプローチや立ち上がりから極端に守備的に臨んだ場合、逆に難しい展開が予想されるだけに戦況に応じた適切な戦い方を選択し続けたい。 <h3>◆アスレティック優位も互角の状況</h3> アスレティック・ビルバオvsレンジャーズはゴールレスドローに終わり、イーブンの状況でサン・マメスでのリターンレグを迎えた。 アイブロックス・スタジアムで行われた1stレグは、前半序盤にホームチームに退場者が出る波乱の幕開けとなり、以降はアウェイのアスレティックが試合の主導権を掌握。とりわけ、後半はリスクを冒して前に出たなかで再三のチャンスを作ったが、FWサンナディらが仕留め切れず。さらに、後半半ば過ぎには途中出場のMFベレンゲルにPKのチャンスが訪れたが、GKケリーのビッグセーブに阻まれて数的優位とチャンスを活かせず、先勝を逃した。 敵地で最低限の結果を残したものの前述の展開を考えれば、少し嫌なイメージでホーム開催の2ndレグに臨むバルベルデのチーム。それでも、公式戦3試合連続ゴールレスドローが続いていたなか、直近のラージョ戦では3-1の快勝。MFサンセトのドブレーテなど攻撃陣が決定力を取り戻した。さらに、コンディションの問題が伝えられたFWイニャキ・ウィリアムズも招集メンバー入りを果たし、良い状態で臨めるはずだ。 一方、守備陣の粘りによって敗戦を免れたレンジャーズ。ただ、国内リーグのアバディーン戦では2-2のドロー。アスレティック戦同様に前半に退場者を出す難しい戦いを強いられたなか、後半アディショナルタイムに2点ビハインドを追いつく形となっており、勝利こそ逃したものの勢い十分で敵地に乗り込む。疲労の部分に関しては大幅なターンオーバーを行っており、大きな問題にはならないはずだ。 2025.04.17 18:40 Thu

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