決定力欠いたPSG、それでも後半ATにムバッペの劇的ゴールでリーグ戦15戦無敗《リーグ・アン》

11日、リーグ・アン第24節のパリ・サンジェルマン(PSG)vsスタッド・レンヌが行われ、1-0でPSGが勝利した。リーグ戦で3連勝中のPSG。リーグ戦に限れば、最後の敗戦は10月に行われたスタッド・レンヌ戦となり、その後14試合無敗を継続している。

3トップにはリオネル・メッシ、キリアン・ムバッペ、シャビ・シモンズを並べて勝利を目指す。
試合は立ち上がりから両チームが攻め合う展開に。すると7分にレンヌがチャンス。左からのクロスがファーに流れると、ボックス内に走り込んだバンジャマン・ブリジョーが叩きつけるシュート。これが枠に飛びあわやゴールかと思われたが、GKケイロル・ナバスが弾き出す。

ピンチを凌いだPSGだったが、なかなか攻撃が上手くいかず。攻め込んではいるものの、決定機を迎えることができない。一方のレンヌは手数を少なく攻撃を仕掛け、フィニッシュまで持っていく展開に。CKなどからもチャンスを作るが、精度欠いてしまいこちらもゴールを奪えない。

メッシやムバッペが個人技で仕掛ける場面もあったが、これも実らず。ゴールレスのまま時間ばかりが過ぎていく展開となる。

40分にはボックス内でムバッペが振りの速いシュート。これはゴール右に決まったかと思われたが、右ポストに嫌われゴールならず。跳ね返りをシモンズがシュートも、ブロックされてしまう。

こう着状態が続いた試合。後半も攻め合う両者だがゴールが生まれず。このままゴールレスドローに終わるかと思われたが、アディショナルタイムにドラマが待っていた。

93分、攻め込まれていたPSGだったが、クリアボールを途中出場のマウロ・イカルディがうまく相手と入れ替わりキープ。ドリブルで持ち出しながらメッシへ預け前線へ。メッシはドリブルで相手を惹きつけながら左サイドのムバッペへパス。ムバッペは相手DFに対応されながらも狭いコースを打ち抜き、見事にゴール。1-0でPSGが勝利した。

パリ・サンジェルマン 1-0 スタッド・レンヌ
【PSG】
キリアン・ムバッペ(90分+3)