スーパーゴールの選手がエンブレムにキスしようとするも…慣れない新ユニフォームでハプニング

2021.08.21 08:40 Sat
フェネルバフチェの3rdユニフォームを巡って、これまでにはなかったハプニングが起きた。
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19日、ヨーロッパリーグ(EL)の予選プレーオフ1stレグが行われ、昨シーズンのスュペル・リグを3位で終えたフェネルバフチェは日本人MF田中亜土夢も所属するヘルシンキとホームで対戦した。フェネルバフチェは18日に新シーズンの3rdユニフォームを発表しており、この試合ではその新作を選手たちが着用するお披露目でもあった。
試合は0-0で折り返すと、フェネルバフチェは62分にMFメスト・エジルに代わってMFムハメド・ギュミュシュカヤを投入。直後の65分にギュミュシュカヤがボックス手前左からミドルシュートを放つと、相手GKの逆を突く軌道でゴールネットに突き刺さり、見事結果を残した。

しかし、ここで問題が発生。値千金のスーパーゴールを喜ぶギュミュシュカヤはサポーターの方へ駆け寄りながら、ユニフォームにあるはずのクラブのエンブレムにキスしようとするが、見当たらず。その間にチームメイトたちが追いつき、ゴールパフォーマンスがやや中途半端に終わってしまったのだ。
実はフェネルバフチェの3rdユニフォームの胸には、通常あるはずのクラブのエンブレムではなく「FENERBAHCE」とクラブ名が記されており、クラブのエンブレムはシャツ背面の首元に施されている。

これは、サプライヤーを務めるプーマが掲げる、3rdキットはサッカーとストリートウェアの文化を融合させた新しいアプローチでユニフォームを再考するという考えのもとになされたデザインで、フェネルバフチェだけでなく、ミラン、マンチェスター・シティ、バレンシア、ボルシアMG、マルセイユ、スタッド・レンヌ、シャフタール・ドネツク、フェネルバフチェ、クラスノダール、PSVの全10クラブが共通のデザインになっている。

思わぬ形で注目を集めることとなったフェネルバフチェの3rdユニフォーム。選手たちが慣れるのにはもう少し時間が必要なようだ。



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