Jへの門番の一角・ソニー仙台が年内で活動終了…2015年にはJFL初制覇
2024.09.27 14:02 Fri
日本フットボールリーグ(JFL)のソニー仙台FCは27日、2024年12月末をもっての活動終了を発表した。
27日にJFLへ退会届を提出したといい、今後開催されるJFL理事会の承認をもって正式決定となるという。また、サッカースクールも2025年3月末をもって終了。所属選手・スタッフの処遇に関しては本人の意向も尊重した上で最大限の支援を行っていく。
1968年に社内同好会として発足したソニーは1998年にジャパンフットボールリーグ(旧JFL)へ昇格。2015年にはJFLで初優勝を果たした。
その後も上位争いに度々絡んできたなか、今シーズンは第21節を終えた時点で13位に位置。クラブは「リーグ戦の残り9試合、チーム一丸となり全力で戦いますので、最後まで温かいご支援ご声援をよろしくお願いいたします」と伝えている。
27日にJFLへ退会届を提出したといい、今後開催されるJFL理事会の承認をもって正式決定となるという。また、サッカースクールも2025年3月末をもって終了。所属選手・スタッフの処遇に関しては本人の意向も尊重した上で最大限の支援を行っていく。
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