ペッレグリーニ&バレッラ弾でエクアドルを下したイタリアがユーロ前最後の親善試合を勝利で締めくくる!【国際親善試合】
2024.03.25 07:07 Mon
イタリア代表は24日、国際親善試合でエクアドル代表とアメリカのレッドブル・アリーナで対戦し2-0で勝利した。
3日前に行われたベネズエラ代表との親善試合をレテギの2ゴールで勝利したイタリアは、その試合からスタメンを全員変更。[3-4-2-1]の布陣を採用。GKにヴィカーリオを起用し、ダルミアン、マンチーニ、バストーニの3バック。左右のウイングバックにベッラノーバ、ディマルコ、2セントラルMFにジョルジーニョとバレッラ。前線はラスパドーリの下にザニオーロ、ペッレグリーニを配した。
カイセドやエストゥピニャンらをスタメンで起用したエクアドルに対し、イタリアは3分に先制する。ボックス右手前で獲得したFKをディマルコが直接狙うと、壁に当たった跳ね返りをペッレグリーニが左足一閃。強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。
幸先良く先制したイタリアは16分にも、左CKの二次攻撃からマンチーニの落としをボックス中央で受けたザニオーロが決定機を迎えたが、シュートはGKブライの好セーブに防がれた。
前半半ばから終盤にかけては、互いに激しい守備での潰し合いが目立って決定機まで持ち込めない状況が続き、そのまま1-0でハーフタイムに入った。
後半に入って前がかるエクアドルにやや押し込まれる展開が続いたイタリアは、67分にペッレグリーニとジョルジーニョを下げてフラッテージとロカテッリを投入。
しかし、直後の69分にエクアドルは右サイドからボックス中央まで切り込んだプラタがGK強襲のミドルシュートでゴールに迫る。
その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにイタリアが追加点を奪う。
94分、オルソリーニのスルーパスでDFの裏に抜け出したバレッラがボックス右から侵入。飛び出したGKの上を越すループシュートを流し込み、イタリアが2-0で勝利。イタリアがユーロ2024本大会前最後の親善試合を2連勝で締めくくった。
3日前に行われたベネズエラ代表との親善試合をレテギの2ゴールで勝利したイタリアは、その試合からスタメンを全員変更。[3-4-2-1]の布陣を採用。GKにヴィカーリオを起用し、ダルミアン、マンチーニ、バストーニの3バック。左右のウイングバックにベッラノーバ、ディマルコ、2セントラルMFにジョルジーニョとバレッラ。前線はラスパドーリの下にザニオーロ、ペッレグリーニを配した。
幸先良く先制したイタリアは16分にも、左CKの二次攻撃からマンチーニの落としをボックス中央で受けたザニオーロが決定機を迎えたが、シュートはGKブライの好セーブに防がれた。
前半半ばから終盤にかけては、互いに激しい守備での潰し合いが目立って決定機まで持ち込めない状況が続き、そのまま1-0でハーフタイムに入った。
迎えた後半、先にチャンスを作ったのはエクアドル。52分、プレシアードの右クロスをニアでプラタが落とし、最後はフリーのフランコがダイレクトシュートで狙ったが、これは枠の上に外れた。
後半に入って前がかるエクアドルにやや押し込まれる展開が続いたイタリアは、67分にペッレグリーニとジョルジーニョを下げてフラッテージとロカテッリを投入。
しかし、直後の69分にエクアドルは右サイドからボックス中央まで切り込んだプラタがGK強襲のミドルシュートでゴールに迫る。
その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにイタリアが追加点を奪う。
94分、オルソリーニのスルーパスでDFの裏に抜け出したバレッラがボックス右から侵入。飛び出したGKの上を越すループシュートを流し込み、イタリアが2-0で勝利。イタリアがユーロ2024本大会前最後の親善試合を2連勝で締めくくった。
イタリア代表の関連記事
記事をさがす
|
イタリア代表の人気記事ランキング
1
「歴史を続けられることを願う」王者イタリア撃破で史上最高タイのベスト8進出のスイス、指揮官はパフォーマンスを讃える「あらゆるエリアを支配した」
スイス代表のムラト・ヤキン監督が、イタリア代表戦の勝利を誇った。『UEFA.com』が伝えた。 29日、ユーロ2024ラウンド16でスイスはイタリアと対戦した。 前回王者のイタリアとの対戦となったスイス。試合は、スイスが支配する展開に。すると37分、ボックス左からのルベン・バルガスがグラウンダーのパスを送ると、走り込んだレモ・フロイラーがトラップから蹴り込み、スイスが先制する。 先手を奪ったスイス。迎えた後半はファーストプレーでいきなりゴールを奪うことに。左サイドでパス交換すると、ボックス内左でパスを受けたルベン・バルガスが狙いすましたコントロールショットをゴール右に決め、リードを2点に広げる。 王者イタリアはなかなかスイスの牙城を崩すことができず、74分にはジャンルカ・スカマッカにビッグチャンスを作られるがポストに助けられることに。2-0で逃げ切り、ベスト8進出を決めた。 ユーロでは前回大会に続いてベスト8に勝ち上がったスイス。ヤキン監督は試合の結果のみならず、パフォーマンス全体を称えた。 「我々は非常に重要な試合に勝利した。それが大事なことだ。明日何が起こるかは別の話だ」 「確かに勝ったが、重要なのは我々のプレーの方法だ。ピッチのあらゆるエリアを支配し、適切なタイミングでゴールを決めた」 「先のことなど考えてはいない。我々が成し遂げてきた結果を味わうために時間をかけることが重要だ」 また、試合後にはポストを叩く姿も。チームを助けてくれたことへの想いを込めていたという。 「リードを奪った後、あのポストは我々に幾つかの問題を引き起こしたかもしれない。ボールがポストに当たった時はとても幸運だった。トップチームと対戦するときは、少しの運が必要だ。幸い、今夜はポストがあるべき場所にあった」 ここまで大会を通して良いパフォーマンスを見せているチーム。ヤキン監督は準備の段階から良いものを見せているとした。 「我々は正しいフォームを見せており、正しいゲームプランを持っている。我々は良いチームだ。しかし、地に足をつけて頑張る必要がある。キャンプの雰囲気は最高であり、外部からの邪魔もなく、サッカーに集中できる」 「代表チームで全てを経験できたことは本当に素晴らしいことだ。我々は本当に圧倒的なプレースタイルでプレーし、あらゆる課題に対して非常にプロフェッショナルなアプローチをしてきた」 「このスポーツで我々が好きなのは、選手たちやスタッフと一緒にいられることだ。サッカーでは本当に多くのことを経験できる。その点については、サッカーには感謝してもしきれない」 これで最高タイのベスト8。次はイングランドvsスロベニアの勝者との対戦となるが、最高成績を目指していくとした。 「これが我々の道の終わりではなく、これからも歴史を続けられることを願っている」 「今夜は友人や家族がみんな一緒にいる。選手たちは夜をどう過ごすか決めるが、パーティーに出かけたりはしない。彼らは完璧なプロフェッショナルだ」 <span class="paragraph-title">【動画】スイスが試合を支配し、イタリア撃破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J-F6MshePBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 10:14 Sun2
ベスト16が決定! スペインが唯一全勝、初出場ジョージアが快挙【ユーロ2024】
ユーロ2024のグループステージ全日程が終了し、ベスト16が出揃った。 多くのスタープレーヤーが過酷なクラブでの戦いを終えたばかりという影響もあり、優勝候補の苦戦も目立った中、下馬評はあまり芳しくなかったスペインが激戦区のグループBでグループステージ唯一の3連勝を飾った。 また、開催国ドイツや前大会王者イタリア、ポルトガル、イングランド、フランス、ベルギー、オランダといった強豪国も順当に決勝トーナメントへ駒を進めている。 さらに、ジョージアはグループFを3位通過し、初出場での決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げた。その他ではルーマニア、スロバキア、スロベニアといった伏兵も勝ち抜けを決めた。 一方、クロアチアやセルビア、チェコ、ポーランドといった実力者がグループステージ敗退となり、全チームが勝ち点4で並ぶ拮抗のグループEでは最下位のウクライナが無念の敗退となった。 なお、6月30日~7月2日の日程で開催されるラウンド16ではフランスvsベルギー、ドイツvsデンマーク、スイスvsイタリアなどいずれも好カードが実現している。ラウンド16対戦カードおよびグループステージ最終順位は以下の通り。 ■ラウンド16対戦カード ▽6/29 スイス vs イタリア ドイツ vs デンマーク ▽6/30 イングランド vs スロバキア スペイン vs ジョージア ▽7/1 フランス vs ベルギー ポルトガル vs スロベニア ▽7/2 ルーマニア vs オランダ オーストリア vs トルコ ■グループステージ最終順位 ◆グループA 1.ドイツ 7pt 2.スイス 5pt 3.ハンガリー 3pt 4.スコットランド 1pt ◆グループB 1.スペイン 9pt 2.イタリア 4pt 3.クロアチア 2pt 4.アルバニア 1pt ◆グループC 1.イングランド 5pt 2.デンマーク 3pt 3.スロベニア 3pt 4.セルビア 2pt ※順位決定方式の全ての要素で並んだため、ユーロ2024予選ランキングによりデンマークが2位、スロベニアが3位。 ◆グループD 1.オーストリア 6pt 2.フランス 5pt 3.オランダ 4pt 4.ポーランド 1pt ◆グループE 1.ルーマニア 4pt 2.ベルギー 4pt 3.スロバキア 4pt 4.ウクライナ 4pt ◆グループF 1.ポルトガル 6pt 2.トルコ 6pt 3.ジョージア 4pt 4.チェコ 1pt ■グループ3位ランキング 1.D オランダ 4pt 2.F ジョージア 4pt 3.E スロバキア 4pt 4.C スロベニア 3pt ――――決勝T進出――――― 5.A ハンガリー 3pt 6.B クロアチア 2pt ▽順位決定方式 全試合での勝ち点で並んだ場合 1.当該チーム同士の対戦における、獲得勝ち点 2.当該チーム同士の対戦における、得失点差 3.当該チーム同士の対戦における、ゴール数 4.1~3を適用後においても2チーム以上に差がつかない場合は、それらのチームのみを対象に再び1~3を適用して比較する。それでも決着しない場合は、5.以下へ進む。 5.当該チームの全試合における、得失点差 6.当該チームの全試合における、ゴール数 7.比較対象が2チームのみで、グループリーグの最終戦で直接対決した結果、上記基準で差がつかないときはPK戦を行う。 8.当該チームの全試合における、フェアプレーポイント 9.当該チームの予選の総合ランキングの優劣。ただし、比較対象に開催国のドイツが含まれている場合は抽選を行う。 2024.06.27 06:36 Thu3
「我々は標準以下」連覇逃したイタリア、スパレッティ監督は「ユーロ2024の経験で学んだこと」とイタリア代表の大きな問題に言及
イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、ユーロ2024敗退を振り返った。『UEFA.com』 29日、ユーロ2024ラウンド16が行われ、イタリアはスイスと対戦した。 前回王者として連覇を目指すイタリア。スペイン、クロアチア、アルバニアと同居したグループステージを2位で通過。一方、ドイツ、ハンガリー、スコットランドと同居したグループAをスイスは2位で通過している。 試合は立ち上がりからスイスが押し込む展開に。すると37分にイタリアは失点を喫する。さらに後半立ち上がり30秒で再び失点。その後、盛り返しを見せるもののゴールは遠く、2-0で敗れてベスト16で大会を去ることとなった。 試合後、連覇を逃したスパレッティ監督は自身に責任があるとコメント。満足いく戦いは大会を通してやれていないと語り、チームとしての未熟さがあると語った。 「起きたことの責任は私にある。チームを選んだのも私だ。これは選手たちを知る過程の一部だった。今夜の試合でのパフォーマンスには満足していない」 「スペイン戦でのパフォーマンスにも満足していない。その他の2試合については、部分的には満足している」 「選手たちを休ませてチームを変更させたが、前回の試合では高い強度を保たなければならなかったため、十分な変更を加えなかった自分を責めた」 「これはプロセスの一部だ。他の監督陣は全員、このユーロの前に20試合を指揮した。私は10試合しか指揮しておらず、常に『勝たなければならない、勝たなければならない』と厳しく言われてきた」 「チームをもっとよく知り、より良い準備をする必要があると思う。また、私が頼りにしていた選手の中には、ケガをした選手が何人もいた」 また、他国とイタリア代表を比較し、インテシティの低さに言及。ヨーロッパで勝ち残るために必要であると課題を語った。 「インテンシティの点で、我々は標準以下で、スイスが勝利に値した。イタリア代表の将来は、難しい選択を迫られている」 「我々はもっとフィジカルを強化する必要がある。クオリティの高いチームだが、90分間でインテンシティが失われると、状況を変えてもっとフィジカルを強化する必要があると考えるのは当然だ」 「今回の戦いではいくつかを試したが、何かを変えなければいけないという考えが残った。人々が言うほど酷い結果ではない。厳しいグループを突破した。しかし、基礎的な面で、個性のあるチームとは思えなかった。それがユーロ2024の経験で学んだことだ」 「試合のインテンシティという点では、チーム臆病だったと思う。高いレベルのインテンシティを維持できなかった」 「ボールを奪い返すことができない時は、最終ラインにスピードがないため、ピッチ上でスペースを与えてしまうこととなる。時折ボールは奪え返せたが、保持することは上手くできなかった」 <span class="paragraph-title">【動画】スイスが試合を支配!王者・イタリアはなすすべなく敗退…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J-F6MshePBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 12:52 Sun4
“旬”な22歳DFカラフィオーリをラウンド16で欠くイタリア代表…代役は誰に?
イタリア代表はスイス代表戦に向け、最終ラインの人選を悩んでいるようだ。 ユーロ2024でグループB2位通過のイタリア代表。3試合はお世辞にも順調な戦いぶりと言えずも、劇的な形で突破を決め、それもそれで要所を抑えたアッズーリらしさ、と言うべきか。 ただ、来たるラウンド16のスイス代表戦(29日)は、今日現在世界で最も急激に評価を高めているフットボーラー、センターバックのDFリッカルド・カラフィオーリが出場停止。 カラフィオーリはB組最終節のクロアチア代表戦で、90+7分の劇的同点弾をアシスト。ボローニャの大躍進に貢献した22歳はプレー全体も良く、急速にビッグクラブ行き噂が過熱する。今月A代表デビューとは思えぬ奮闘ぶりだ。 無論、こういったニューカマーの台頭が大舞台を突き進む上では重要なわけで、スイス戦でカラフィオーリを欠くことは、イタリアにとって大きな痛手になるとみて間違いない。 では、代役は誰になるのか。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやら順当にDFアレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)の先発起用が妥当か。左からバストーニ、ボンジョルノ、ダルミアンorディ・ロレンツォの3バックと考えられている。 ルチアーノ・スパレッティ監督は大前提として「4バックへのスライドを苦にしない3バック」を念頭に置き、ジャンルカ・マンチーニ、フェデリコ・ガッティの可能性もあるが、打倒な選択肢はボンジョルノとのこと。 注目の大一番、スイス代表vsイタリア代表は、日本時間29日25:00にキックオフだ。 2024.06.28 14:30 Fri5