「大きな援助を感謝したい」U-23ウクライナ代表監督が日本へ感謝、戦禍でのチーム強化のポイントは「選手たちが結果を残そうと努力」
2024.03.24 21:25 Sun
現役時代はウクライナ代表としても活躍したロタン監督
U-23ウクライナ代表のルスラン・ロタン監督が、U-23日本代表戦を前にした記者会見に出席。日本への感謝を口にした。
UEFA U-21欧州選手権2023でベスト4入りを果たしたウクライナ。イングランドが優勝したものの、五輪参加が認められていないため、ウクライナは初出場を決めた。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、まともにプレーできない状況の中での五輪初出場。今なお終息していない状況の中、来日して最後の調整を日本で行う。
ロタン監督は会見の冒頭で多くの支援を行った日本への感謝を口にした。
「まずは日本の国民の皆様にウクライナ国民を代表して、これまで大変な援助をしていただき、感謝をしたいと思います。この機会に際して、サッカーを通してウクライナのことを身近に感じてもらえればと思います」
戦争の真っ只中での難しい環境で五輪行きを決めたウクライナだが、ここまでの強化についてロタン監督は語った。
「戦争の真っ只中ではあるが、選手自身が最大限努力しようと頑張っていることがまず大事だ。そしてオリンピックの出場権を獲得した。ウクライナにとって、国民にとって大事なことだ」
「オリンピックの舞台で素晴らしいプレーをして、より高い、より良い結果を残すことで、戦禍にある国民たちを励ませると我々も選手たちも考えているからこそ、さらに努力しようと思っていると思う」
国民の勇気や活力にも繋がるというウクライナ代表の活動。手を差し伸べてくれた隣国のおかげでもあるとし、どの世代の代表チームも、国のために結果を残そうというメンタリティが重要だったとした。
「戦禍によって代表チームの練習が国内でやることは難しかったが、ヨーロッパの隣国の助けによって拠点を使わせてもらい、協力してできている」
「選手たちもその中でなんとか結果を出そうとし、どの世代の代表チームも良い結果を残している。オリンピック世代はオリンピックに出場し、フル代表はユーロ2024の出場権を獲得した。戦争下であっても良い結果を残そうと選手たちが頑張っている」
現役時代はウクライナ代表としても100試合に出場し、大エースであり現在はウクライナサッカー協会会長のアンドリー・シェフチェンコ氏ともチームメイトとしてプレー。ディナモ・キーウやドニプロでプレーした。
シェフチェンコ会長との関係についても「アンドリー・シェフチェンコとは相互理解のある関係を築いている。感謝している」とコメント。「今は監督という立場として、シェフチェンコ会長がチーム編成において各クラブチームと調整してくれた。おかげでこの代表チームを組むことができた。今後もうまく調整をしながら、より良いチームづくりをしていきたいと思う。会長と信頼関係のある対話が重要になる」と語り、ピッチ場でも見せたかつての連係を、ピッチ外でも見せていきたいとした。
UEFA U-21欧州選手権2023でベスト4入りを果たしたウクライナ。イングランドが優勝したものの、五輪参加が認められていないため、ウクライナは初出場を決めた。
ロタン監督は会見の冒頭で多くの支援を行った日本への感謝を口にした。
「まずは日本の国民の皆様にウクライナ国民を代表して、これまで大変な援助をしていただき、感謝をしたいと思います。この機会に際して、サッカーを通してウクライナのことを身近に感じてもらえればと思います」
そんな中、日本戦に向けては「明日の試合に向けては、チームの編成に向けて、日本という質の高いチームと対戦することで、どういったチーム構成にしたら良いかということを図るのが大事だと思っています」とコメント。五輪予選のメンバーとは異なる編成で来日した中、選手選考も兼ねていると明かした。
戦争の真っ只中での難しい環境で五輪行きを決めたウクライナだが、ここまでの強化についてロタン監督は語った。
「戦争の真っ只中ではあるが、選手自身が最大限努力しようと頑張っていることがまず大事だ。そしてオリンピックの出場権を獲得した。ウクライナにとって、国民にとって大事なことだ」
「オリンピックの舞台で素晴らしいプレーをして、より高い、より良い結果を残すことで、戦禍にある国民たちを励ませると我々も選手たちも考えているからこそ、さらに努力しようと思っていると思う」
国民の勇気や活力にも繋がるというウクライナ代表の活動。手を差し伸べてくれた隣国のおかげでもあるとし、どの世代の代表チームも、国のために結果を残そうというメンタリティが重要だったとした。
「戦禍によって代表チームの練習が国内でやることは難しかったが、ヨーロッパの隣国の助けによって拠点を使わせてもらい、協力してできている」
「選手たちもその中でなんとか結果を出そうとし、どの世代の代表チームも良い結果を残している。オリンピック世代はオリンピックに出場し、フル代表はユーロ2024の出場権を獲得した。戦争下であっても良い結果を残そうと選手たちが頑張っている」
現役時代はウクライナ代表としても100試合に出場し、大エースであり現在はウクライナサッカー協会会長のアンドリー・シェフチェンコ氏ともチームメイトとしてプレー。ディナモ・キーウやドニプロでプレーした。
シェフチェンコ会長との関係についても「アンドリー・シェフチェンコとは相互理解のある関係を築いている。感謝している」とコメント。「今は監督という立場として、シェフチェンコ会長がチーム編成において各クラブチームと調整してくれた。おかげでこの代表チームを組むことができた。今後もうまく調整をしながら、より良いチームづくりをしていきたいと思う。会長と信頼関係のある対話が重要になる」と語り、ピッチ場でも見せたかつての連係を、ピッチ外でも見せていきたいとした。
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