ケガと向き合い続けるチェンバレン...12月重傷は「今季絶望」診断も不屈の闘志で回復、まもなく復帰へ

2024.03.19 19:05 Tue
不屈の闘志で今季絶望診断を覆したチェンバレン
Getty Images
不屈の闘志で今季絶望診断を覆したチェンバレン
ベシクタシュの元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンは戦列復帰が近づいている。
PR
ヴェンゲル時代のアーセナルに17歳で青田買いされたチェンバレン。リバプール移籍後はプレミアリーグ優勝にCL優勝…様々なポジションをこなす利便性も有し、ピッチに出れば100%の熱量でチームのために走り回るファイターだ。クラブキャリアでタイトルに恵まれ、イングランド代表でも通算35キャップを誇る実力者。しかし、その選手生活にはケガがつきまとう。
印象的な大ケガといえば、やはりリバプール移籍1年目の2017-18シーズンだろうか。ユルゲン・クロップ体制初期の勢いに溢れていたあの時期、チェンバレンは終盤戦のCL準決勝でヒザ前十字じん帯を損傷…決勝の舞台に立てず。

その影響でロシアW杯を断念しただけでなく、18-19シーズンもほぼ全休。CL優勝はこのシーズンなわけだが、チェンバレン自身は一切試合に絡めていない。
これら以外にも大小問わず断続的にケガを繰り返し、加入1年目の序列を取り戻せぬまま、昨季でリバプールと契約満了に。イギリスにもいったん別れを告げることにし、心機一転トルコへ。

今季のベシクタシュでは、昨年12月下旬まで加入後の公式戦全試合に出場。しかし、2023年最終戦で背中の筋断裂(いわゆる“ぎっくり背中”)という重傷を負い、長期離脱することとなった。

あれから3カ月弱…

トルコ『Fanatik』によると、チェンバレンはイギリスに帰国して治療し、ようやく今月末でトルコに戻ってくる見通しに。ベシクタシュに合流次第、全体練習にも参加するという。

『Fanatik』はチェンバレンについて「才能と熱意に溢れるフットボーラー。当初はシーズン絶望と診断されたが、諦めずにここまで回復した」と賛辞を贈る。

なんだか未だにアーセナル時代の印象も残るチェンバレンだが、実はもう今年で31歳。ここからのキャリア終盤戦が、ケガに悩まされないものとなることを、心の底から願いたい。

PR

ユルゲン・クロップの関連記事

ユルゲン・クロップ監督への問題発言が発覚したデイビッド・クート審判だが、新たな問題が浮上したようだ。イギリス『サン』が伝えた。 プレミアリーグで主審を務めるクート氏。しかし、SNSにクロップ監督を侮辱する発言をしているとして大きな騒動に。プロ審判協会(PGMOL)は調査が終了するまで資格停止の処分を下していた。 2024.11.14 22:15 Thu
イングランドサッカー協会(FA)は13日、代表チームからDFジャラッド・ブランスウェイト(エバートン)の離脱と、DFジャレル・クアンサー(リバプール)の追加招集を発表した。 今月までリー・カーズリー暫定体制で戦うイングランド代表は7日、UNL2024-25に臨む代表メンバー26名を発表。しかし、多くの選手が負傷を 2024.11.14 11:40 Thu
プロ審判協会(PGMOL)でチーフを務めるハワード・ウェブ氏が、エリク・テン・ハグ監督がマンチェスター・ユナイテッドを追われることとなった試合での誤審を認めた。 今シーズンもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による誤審や、VARにに耳を貸さないことで誤審が生まれるなどするサッカー界。ウェブ氏は、10月27 2024.11.13 19:20 Wed
イングランドのプロ審判協会(PGMOL)は11日、デイビッド・クート審判を即時資格停止に処すと発表した。イギリス『BBC』が報じる。 理由はクート審判がリバプールとユルゲン・クロップ前監督を侮蔑するような発言をする動画がSNS上に出回ったため。撮影時期や、信憑性、そして流失した経緯がはっきりしないが、PGMOLは 2024.11.12 10:15 Tue
今夏サンフレッチェ広島からレッドブル・ザルツブルクへと移籍した日本代表MF川村拓夢がついにピッチに帰ってこれるようだ。オーストリア『Kronen Zeitung』が伝えた。 広島の中盤を支えていた川村は、日本代表にも招集され始めると7月にザルツブルクへと完全移籍を果たした。 しかし、その川村に悲劇が。プレシ 2024.11.11 23:35 Mon

ベシクタシュの関連記事

元オランダ代表FWライアン・バベル(37)が現役引退を発表した。 2023年9月にトルコ2部のエユプスポルを退団し、フリートランスファーとなっていたバベルは9日、ツイッタにこれまで在籍したクラブのユニフォームを纏った自身の姿をまとめた動画と共に「引退。ありがとうフットボール」と非常に短い言葉で現役引退を明かした。 2024.11.10 09:00 Sun
アヤックスでプレーする元イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが同僚を公然と叱責した。 アヤックスは26日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節でベシクタシュと対戦。4-0の勝利を収め、公式戦の連続無敗も5試合に伸ばした。 だが、3-0でリードする展開で、ブルキナファソ代表FWベルトラン・トラ 2024.09.27 17:55 Fri
ベシクタシュは4日、ベンフィカからポルトガル代表MFジョアン・マリオ(31)をレンタル移籍で獲得したと発表した。 レンタル期間は2025年6月まで。ポルトガル『A BOLA』によると契約には買取義務オプションが付随している。 ジョアン・マリオはスポルティングCPでプロデビューを果たすと、2016年夏にインテ 2024.09.05 10:40 Thu
レッチェは26日、元クロアチア代表FWアンテ・レビッチ(30)をフリートランスファーで獲得した。 これまでフィオレンティーナやRBライプツィヒ、フランクフルトでプレーしてきたレビッチは、2019年の夏にミランへレンタル移籍で加入すると、公式戦30試合に出場して自身のキャリアハイとなる12ゴールを挙げ、チームでの最 2024.08.27 07:30 Tue
22日、ヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフの1stレグが行われた。 チャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦で敗れたチームと、EL予選3回戦を勝ち上がったチームが参加するプレーオフ。勝利した12チームが本大会へと駒を進めることとなる。 日本人選手では、FW小田裕太郎が所属するハート・オブ・ミドロシアン(ハ 2024.08.23 12:20 Fri

ユルゲン・クロップの人気記事ランキング

1

クロップ氏への侮辱発言で停職中の審判、今度は薬物使用の映像が出回り大きな問題に「非常に深刻に受け止めている」

ユルゲン・クロップ監督への問題発言が発覚したデイビッド・クート審判だが、新たな問題が浮上したようだ。イギリス『サン』が伝えた。 プレミアリーグで主審を務めるクート氏。しかし、SNSにクロップ監督を侮辱する発言をしているとして大きな騒動に。プロ審判協会(PGMOL)は調査が終了するまで資格停止の処分を下していた。 クート氏は今夏開催されたユーロ2024にも参加していたほどの実力者だったが、その際の動画が新たに出回り、さらに騒動が大きくなっている。 流出したのは8秒間の動画。クート氏がアメリカ紙幣を丸め、一列に並べられた白い粉を鼻で吸っている様子がアップされた。 動画は7月6日、ユーロ2024準々決勝のフランス代表vsポルトガル代表の試合翌日に撮影されたもので、クート氏はAVARを務めていたという。 なお、欧州サッカー連盟(UEFA)も今回のインターナショナル・マッチウィークの担当からクート氏を外すことを決定していた。 クート氏は、クロップ監督を侮辱する動画もあった中、リバプールのライバルであるエバートンのグディソン・パークについては「ファンがピッチのすぐ近くで罵声を浴びせている」ために審判を行うのは最悪の場所だと非難していたという。 匿名の友人はクー当時は大きな大会やプレミアリーグのビッグマッチで繰り返し薬物を摂取していたことを自慢していたとも発言している。 PGMOLのスポークスパーソンは『サン』に対し、今回の件を受けてコメントしている。 「我々は疑惑を認識しており、非常に深刻に受け止めている。デイビッド・クート氏は完全な調査が終わるまで停職されたままだ」 「デイビッドの健康は、我々にとって引き続き最も重要なことであり、我々はこの期間中、彼が必要とする継続的なサポートを提供することに尽力している」 「現段階でこれ以上コメントする立場にはない」 2024.11.14 22:15 Thu
2

「VARは関与すべきではなかった」テン・ハグ解任の引き金となったPKは誤審…審判の責任者が見解「PKではない」…主審はクロップを侮辱したと話題の人物

プロ審判協会(PGMOL)でチーフを務めるハワード・ウェブ氏が、エリク・テン・ハグ監督がマンチェスター・ユナイテッドを追われることとなった試合での誤審を認めた。 今シーズンもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による誤審や、VARにに耳を貸さないことで誤審が生まれるなどするサッカー界。ウェブ氏は、10月27日に行われたウェストハムvsマンチェスター・ユナイテッドでの誤審について語った。 物議を醸したのは試合終了間際のPKの判定。1-1で迎えた中、マタイス・デ・リフトがダニー・イングスにタックル。PKの可能性が浮上すると、VARを務めたマイケル・オリバー氏がPKの可能性を主審に伝えた。 主審を務めたデイビッド・クート氏は、PKを取らずに流していたが、オリバー氏の報告を聞いてオンフィールド・レビューを実施。映像を見直し、PKの判定に変更。これをジャロッド・ボーウェンが決め、ウェストハムが2-1で勝利。翌日、テン・ハグ監督は解任されることとなった。 ユナイテッドにとっては手痛い敗戦となったが、イギリス『スカイ・スポーツ』の番組「Mic'd Up」でウェブ氏は、「VARの読み間違いだと思った」と誤審について言及した。 「VARは普段は非常に有能で信頼できるが、この状況ではデ・リフトの足に異常に集中しすぎている。彼の足はボールに接触せず、ダニー・イングスに触った。しかし、デ・リフトがダニー・イングスと接触した時には、ボールはすでにデ・リフトの横を通り過ぎていた」 「そして、VARはそれを明らかなファウルと見なした。彼はその点に集中しすぎていたと思う。彼が関与すべきではなかったと思う」 「おそらくどのような判定が下されるにせよ、これはフィールド上の判定をそのままにしておくべき状況だと思う。総合的に判断すると、これはPKではないと思う」 なお、この試合を担当していたクート氏は、昨シーズンまでリバプールを指揮していたユルゲン・クロップ氏をに侮辱的な発言をしている動画がSNSで拡散。調査が終わるまで職務停止となっている話題の人物。誤審に続いて、拡散されている動画が本物であれば、審判としての道はもう閉ざされる可能性が高そうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】審判責任者が誤審を認めたPK…監督解任の引き金に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rxxOWUywCt0";var video_start = 164;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.13 19:20 Wed
3

クロップ前監督に「ドイツ人のクソ野郎」 プレミア審判が罵り動画流失で停職…PGMOLが調査乗り出す

イングランドのプロ審判協会(PGMOL)は11日、デイビッド・クート審判を即時資格停止に処すと発表した。イギリス『BBC』が報じる。 理由はクート審判がリバプールとユルゲン・クロップ前監督を侮蔑するような発言をする動画がSNS上に出回ったため。撮影時期や、信憑性、そして流失した経緯がはっきりしないが、PGMOLは本物として扱い、調査に乗り出しているという。 42歳のクート氏は2018年からトップリーグの試合で審判を務め、9日にアンフィールドで行われたリバプールvsアストン・ビラも担当。携帯で撮影したと思わしき動画のなかでクロップ監督の話になると、傲慢などと何度も悪態をつく様子が映る。 その動画内ではクート氏らが審判を務めた2020年7月のリバプールvsバーンリーを指すようなシーンがあり、クロップ監督はこの試合後、自チームの選手が受けたチャレンジに対するお咎めなしを批判。それが関係しているのではと推察される。 また、イギリス『デイリー・メール』によると、クート氏を思わしき人物は動画内で「リバプールはクソ」「ドイツ人のクソ野郎、クソが」などとの暴言を吐き捨てているようだ。 なお、PGMOLは調査が終わるまでこれ以上のコメントをしないとの声明を出している。 2024.11.12 10:15 Tue
4

定位置喪失の可能性も指摘されるロバートソン…スロット監督が言及「少し考えすぎているかも」

リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが本調子ではない。イギリス『ミラー』が伝える。 世界最高峰の左SB、ロバートソンも今年で30歳。昨季を通じてケガと向き合ったなか、今季本調子ではなく、コンスタンティノス・ツィミカスとの入れ替えの可能性も指摘される。 少なくともユルゲン・クロップ体制では考えられなかった「定位置喪失の恐れ」だが、それも時の流れか。この度、現職のアルネ・スロットがロバートソンについて言及した。 「彼の現状は、プレシーズンにフルで参加できず、そこへ新しい監督が来た…という時に起きやすいもの。(プレシーズンで)多くのものを逃す結果になりがちなのだ」 「少し考えすぎてしまうタイプなのかもしれない。彼に求められることはさほど変わらないが、とはいえポジショニングは状況次第で異なるもの。私から見ると、『今自分はここにいるけど、ここでいいのか? あっちに行くべきか?』とピッチで考えているように映る」 ともあれ、さほど心配はしていないと言う。 「頭の中がクリアになれば、それで十分だろう。彼にだって調子が上がったり下がったりという時期は以前にもあった。もともとがリバプールにとってかけがえのない存在だしね」 「プレシーズンを逃した選手には、それなりの時間が必要だということだよ。従来のアップダウンを繰り返すロボ(ロバートソン)に戻るためのね。そこへ近づいている姿を私は見ている。良いことだよ」 2024.11.02 14:35 Sat
5

ザルツブルク加入直後に重傷の川村拓夢、練習合流で復帰が迫る‥日本語が話せる女性の支えも

今夏サンフレッチェ広島からレッドブル・ザルツブルクへと移籍した日本代表MF川村拓夢がついにピッチに帰ってこれるようだ。オーストリア『Kronen Zeitung』が伝えた。 広島の中盤を支えていた川村は、日本代表にも招集され始めると7月にザルツブルクへと完全移籍を果たした。 しかし、その川村に悲劇が。プレシーズンマッチでもデビューし高評価を得ていた中、トレーニング中に負傷。左ヒザ内側じん帯断裂と診断され、全治3カ月の見込みと発表されていた。 11月になり、未だにデビューできていない川村だが、ついに復帰が近づいているとのこと。最近チームの全体トレーニングに復帰したという。 かつて所属した日本代表MF南野拓実(モナコ)と同じ「タキ」の愛称で親しまれている川村。ユルゲン・クロップ監督の右腕としてリバプールでも職についていたペピン・リンダース監督の下で、ついにピッチに立てる目処が立ったという。 『Kronen Zeitung』によれば、11月のインターナショナルブレイクが終わった後に復帰が可能だとのこと。ただ、チームとしては慎重になっているという。 その川村だが、負傷離脱期間中でもしっかりとチームに馴染めるように、世話係がいるという。選手のケアスペシャリストという役職で雇われ、日本語も話すことが可能なヨハンナ・ハガーさん。23歳のアジア系の女性で、新加入選手の世話をし、選手がチームにフィットしていくことに貢献しているという。 待ちに待った川村の復帰。チームはチャンピオンズリーグ(CL)も戦っており、ヨーロッパの舞台で川村がピッチに立つ日が待ち遠しい。 2024.11.11 23:35 Mon

ベシクタシュの人気記事ランキング

1

元オランダ代表FWバベルが37歳で現役引退…アヤックスやリバプール、ベシクタシュで活躍

元オランダ代表FWライアン・バベル(37)が現役引退を発表した。 2023年9月にトルコ2部のエユプスポルを退団し、フリートランスファーとなっていたバベルは9日、ツイッタにこれまで在籍したクラブのユニフォームを纏った自身の姿をまとめた動画と共に「引退。ありがとうフットボール」と非常に短い言葉で現役引退を明かした。 アヤックスの下部組織で育ったバベルは同クラブでファーストチームに昇格すると、初年度から公式戦27試合9ゴールでインパクトを残すと、在籍3年半で公式戦107試合に出場し23ゴールを記録。 この活躍が認められ、2007年夏にリバプールへ完全移籍。左ウイングを主戦場に加入初年度から公式戦49試合10ゴール8アシストをマーク。一気にブレイクするかと思われたが、その後は目立った活躍ができず、2011年の冬にホッフェンハイムへ完全移籍。 1年半の在籍となったホッフェンハイムでは、わずか6ゴールにとどまり期待を裏切ると、2012年夏にフリーで古巣アヤックスへ復帰。その1年後には再度フリーでトルコのカスムパシャへ移籍すると公式戦59試合で14ゴール12アシストと復調の兆しを見せたが、アル・アインやデポルティボへ移籍したことで、再び輝きを失うことに。 その後、2017年1月ベシクタシュに加入すると2年間の在籍で公式戦89試合に出場し29ゴールを挙げるなど完全復活。2019年冬にフルアムに半年契約で加入すると、その年の夏にはガラタサライへ3年契約で移籍。 2020年冬には古巣アヤックスへレンタル移籍したが、ガラタサライでは在籍2年半で公式戦100試合に出場し17ゴール8アシストを記録。2022年夏からはトルコ2部のエユプスポルへ活躍の場を移したが、わずか1年で退団していた。 各カテゴリーのオランダ代表に選ばれてきたエリートは、2005年3月に18歳でフル代表デビュー。2007年に自国で開催されたU-21欧州選手権では印象的なパフォーマンスを披露し、オランダを優勝に導いた。 69キャップを誇るフル代表では、2度のワールドカップ(2006,2010)に出場。2011年11月以降は代表から遠ざかっていたが、2017年10月に約6年ぶりの復帰を果たすと、それから3年間はフル代表の常連として活躍。2018-19UEFAネーションズリーグの準優勝に貢献した。 2024.11.10 09:00 Sun
2

1年半無所属も…40歳リカルド・クアレスマが“最後の望み”「僕のキャリアはまだ終わってない」

元ポルトガル代表MFリカルド・クアレスマ(40)が“最後の望み”を表明した。トルコ『Fanatik』が伝えている。 年齢を重ねるごとに輝きを増していった“アウトサイドの魔術師”リカルド・クアレスマ。10代で頭角を現すもバルセロナ、インテル、チェルシーへの移籍がことごとく失敗し、26歳でトルコ1部のベシクタシュへ移籍した2010-11シーズン以降は欧州5大リーグから完全にフェードアウトする。 それでもトルコに中東UAE、母国ポルトガルで地道にプレーし、精神面でも落ち着きを覚えていった、かつての“気まぐれな天才”。駆け出しの時代にポルトガル代表を長らく背負っていくと期待されたファンタジスタは、30歳を過ぎてようやくA代表の主力に定着し、2018年、ロシアW杯で34歳にしてワールドカップ初出場となった。 観る者を魅了するそのプレーぶりについてはもはや説明不要だが、2021-22シーズンにヴィトーリアを契約満了となって以降は無所属が続き引退状態に。しかしこの度、「まだ現役を終えていない」として声明。とりわけ深い愛着を持つクラブで最後にプレーしたいと表明した。 「何が起こるか見てみよう。僕のプロフットボーラーキャリアはまだ終わっていない。ベシクタシュ…それは僕のクラブであり、僕が最も愛するクラブ。何度も言ってきたように家族もそこで幸せだった。ベシクタシュで現役を終える可能性は間違いなくある」 クアレスマは2010年夏〜2013年冬、2015年夏〜2019年夏と、過去に2度ベシクタシュへ加入しており、クラブ通算227試合38得点77アシストという数字を誇る。今なおSNS投稿の大半がベシクタシュ時代を懐かしむものとなっており、流暢なトルコ語でサポーターへビデオメッセージを送ることも珍しくない。 無所属となってからは母国ポルトガルでフットサル大会へ参加するなどし、最近の映像を見る限りアスリート体型をキープし、コンディションもそれなりに整っていそうなクアレスマ。男40歳、どうしても最後にベシクタシュでプレーしたいようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】無所属ながらもテクニック健在の40歳クアレスマ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C2YA7fyt9In/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C2YA7fyt9In/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C2YA7fyt9In/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Ricardo Quaresma(@ricardoquaresmaoficial)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.01.22 17:45 Mon
3

クリロナの“犠牲”になったカメルーン代表FWアブバカル、古巣のベシクタシュに加入

クリスティアーノ・ロナウドの加入によってアル・ナスルを退団することになったカメルーン代表FWヴァンサン・アブバカル(30)が古巣のベシクタシュに加入した。 アブバカルは2021年夏にアル・ナスルに加入し、昨季はリーグ戦23試合で8ゴール3アシストを記録した。今季は11試合で4ゴールを挙げながら、カタール・ワールドカップではキャプテンとして2ゴールの活躍を披露した。 中東で順調なキャリアを歩んでいたが、C・ロナウドの加入で暗転。サウジ・プロフェッショナルリーグでは外国人枠が8つに制限されており、当初はポルトガル代表FWをチームに登録することはできなかった。 そこで“犠牲”となったのがアブバカルだった。21日にクラブから契約解消が伝えられ、間髪入れず、古巣のベシクタシュへの復帰が決まった。同クラブには2016年夏から2021年夏まで在籍しており、ポルトにレンタル移籍した1シーズンを除けば4年間プレー。通算成績は67試合35ゴール9アシストとなっている。 2023.01.21 21:55 Sat
4

ELプレーオフ、小田裕太郎は最終盤に出場もハーツは敗戦…アヤックスやブラガは勝利【EL】

22日、ヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフの1stレグが行われた。 チャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦で敗れたチームと、EL予選3回戦を勝ち上がったチームが参加するプレーオフ。勝利した12チームが本大会へと駒を進めることとなる。 日本人選手では、FW小田裕太郎が所属するハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)がビクトリア・プルゼニと対戦。小田はベンチ入りすると、1点ビハインドの89分から出場したが、1-0でチームは敗れた。 また、3回戦では34人が蹴った激闘のPK戦を制し、勝ち上がったアヤックスは、ヤギエロニア・ビャウィストクと対戦。チューバ・アクポムのハットトリックなどで、1-4と快勝を収め、本大会出場に近づいた。 その他、アンデルレヒトやブラガ、PAOKテッサロニキなどが勝利を収めている。プレーオフ2ndレグは29日に行われる。 ◆予選プレーオフ 【1stレグ】 ▽8/22(木) ディナモ・ミンスク(ベラルーシ) 0-1 アンデルレヒト(ベルギー) ヤギエロニア・ビャウィストク(ポーランド) 1-4 アヤックス(オランダ) ルドゴレツ(ブルガリア) 4-0 FCペトロクブ(モルドバ) ルガーノ(スイス) 3-3 ベシクタシュ(トルコ) LASKリンツ(オーストリア) 1-1 FCSB(ルーマニア) RFS(ラトビア) 2-1 APOEL(キプロス) マッカビ・テルアビブ(イスラエル) 3-0 TSCバチュカ・トポラ(セルビア) PAOKテッサロニキ(ギリシャ) 4-0 シャムロック・ローバーズ(アイルランド) フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) 0-0 FKボラツ・バニャ・ルカ(ボスニア・ヘルツェゴビナ) モルデ(ノルウェー) 0-1 エルフスボリ(スウェーデン) ブラガ(ポルトガル) 2-1 ラピド・ウィーン(オーストリア) ビクトリア・プルゼニ(チェコ) 1-0 ハート・オブ・ミドロシアン(スコットランド) 【2ndレグ】 ▽8/29(木) アンデルレヒト(ベルギー) vs ディナモ・ミンスク(ベラルーシ) アヤックス(オランダ) vs ヤギエロニア・ビャウィストク(ポーランド) FCペトロクブ(モルドバ) vs ルドゴレツ(ブルガリア) ベシクタシュ(トルコ) vs ルガーノ(スイス) FCSB(ルーマニア) vs LASKリンツ(オーストリア) APOEL(キプロス) vs RFS(ラトビア) TSCバチュカ・トポラ(セルビア) vs マッカビ・テルアビブ(イスラエル) シャムロック・ローバーズ(アイルランド) vs PAOKテッサロニキ(ギリシャ) FKボラツ・バニャ・ルカ(ボスニア・ヘルツェゴビナ) vs フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) エルフスボリ(スウェーデン) vs モルデ(ノルウェー) ラピド・ウィーン(オーストリア) vs ブラガ(ポルトガル) ハート・オブ・ミドロシアン(スコットランド) vs ビクトリア・プルゼニ(チェコ) 2024.08.23 12:20 Fri
5

トルコでも試合中に選手が突然倒れる…ベシクタシュのDFエンサカラは命に別状なし

またしても試合中に選手が倒れるという悲劇が起こった。 事件が起きたのは21日に行われた、トルコ・スュペル・リグ第2節のガズィアンテプvsベシクタシュの一戦だ。 試合の70分、左サイドバックとして出場していたフェネルバフチェのDRコンゴ代表DFファブリス・エンサカラ(31)が突然ピッチに倒れ込んだ。 突然倒れたことで騒然とした中、エンサカラは病院へ搬送。命に別状はないとのことだ。 ベシクタシュはエンサカラの意識はあり、今回の措置は予防的なものだったと説明。状態も良いと声明を発表した。 「ファブリス・エンサカラは、メディカルチームによる応急処置が行われた後、意識がある状態でカズィアンテプの病院に搬送されました」 「彼の健康状態は良好です。エンサカラと検査は、彼が監視下に置かれている病院で継続されています」 今夏行われたユーロ2020ではデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが試合中に倒れ、命の危険に陥っていたが、現在は無事に回復。先日は、リーグ・アンでボルドーのナイジェリア代表FWサミュエル・カルが試合中に卒倒。意識を取り戻し自らの足でピッチを去ったが、選手が試合中のピッチ上で突然倒れる事件が頻発している。 なお、エンサカラが倒れた原因は現時点でははっきりとしていないとのことだ。 <span class="paragraph-title">【写真】試合中に倒れるもベッドで元気な姿を見せるエンサカラ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://t.co/WePHuxY8Ms">pic.twitter.com/WePHuxY8Ms</a></p>&mdash; The Black Eagles (@BesiktasEnglish) <a href="https://twitter.com/BesiktasEnglish/status/1429192278510288898?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.22 20:40 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly