遠藤航先発のリバプールが2戦連続圧勝で余裕の8強入り! サラーがクラブ記録7年連続20ゴール【EL】
2024.03.15 06:53 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグ、リバプールvsスパルタ・プラハが14日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが6-1で圧勝した。この結果、2戦合計11-2としたリバプールの準々決勝進出が決定した。なお、リバプールのMF遠藤航は前半のみの出場となった。先週に敵地で行われた1stレグを5-1で圧勝したリバプールは、今週末にFAカップ準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控える中、敵地で逃げ切ってのEL8強入りを狙った。
クロップ監督は1-1のドローに終わった先週末のマンチェスター・シティ戦から先発4人を変更。ファン・ダイクとエリオット、マク・アリスター、ルイス・ディアスに代えてロバートソン、クラーク、ガクポ、サラーを起用。遠藤やソボスライ、ヌニェスは継続起用となった。
主力起用で早い時間帯の決着を求めたドイツ人指揮官の意図をしっかりと理解するリバプールが、まさに怒涛の攻撃を仕掛けていく。
まずは7分、相手を押し込んで右サイドで細かく繋ぐと、右サイド深くのソボスライがマイナスに折り返したボールを中央のヌニェスが右足ダイレクトでゴール右下隅に突き刺した。
なおも、攻撃の手を緩めない無慈悲なレッズは14分、相手陣内左サイドで遠藤がインターセプトからすかさず右サイドのサラーに展開。そのサラーがボックス付近まで運んで折り返したボールを、中央のガクポが右足ダイレクトで合わせ、4点目まで奪ってみせた。
これで2戦合計9-1となったことで、時間の経過と共に意図的にペースダウンしたリバプール。それでも切り替えの局面では緩みを見せず、カウンターからヌニェスやクラークが果敢に5点目を狙う。
前半終盤にかけてはスパルタ・プラハがようやく押し返し始めると、42分にはGKからの長いボールを起点に中盤でルーズボールに反応したプレシアードがワンタッチで背後へスルーパスを供給。これに反応したビルマンチェビッチが遠藤の前に入ってボックス中央に抜け出してシュートに持ち込むと、遠藤にディフレクトしてコースが変わったボールがGKケレハーの反応の逆を突く形でゴール右隅に決まった。
4-1で試合を折り返したリバプールはハーフタイムで3枚替えを敢行。遠藤とジョー・ゴメス、ヌニェスを下げてマコーネル、ツィミカス、エリオットを投入した。
後半も勢いを持って入ったクロップのチームは48分、ボックス手前右でサラーからパスを受けたソボスライがそのままボックス右に持ち込んで右足を振ると、DFが出した足に当たってコースが変わったシュートがニア上に突き刺さった。
これでスパルタ・プラハの気勢を削ぐと、55分には右CKの二次攻撃からエリオットのグラウンダーのミドルシュートをゴール前の密集でガクポがわずかにコースを変えて左隅に流し込んだ。
前半同様の後半立ち上がりの連続ゴールによって完全にお祭りムードのリバプールは、ここから週末のユナイテッド戦を睨んだ戦い方にシフト。
クアンサーに代えてファン・ダイク、殊勲クラークに代えてムシアロフスキをトップチームデビューさせる。その後、エリオットやガクポにさらなるゴールは生まれなかったものの、6-1でクローズしたホームチームが2戦連続の大勝を収めた。
この結果、チェコ王者に格の違いを見せつけた優勝候補筆頭が余力を残してベスト8進出を決めた。
クロップ監督は1-1のドローに終わった先週末のマンチェスター・シティ戦から先発4人を変更。ファン・ダイクとエリオット、マク・アリスター、ルイス・ディアスに代えてロバートソン、クラーク、ガクポ、サラーを起用。遠藤やソボスライ、ヌニェスは継続起用となった。
まずは7分、相手を押し込んで右サイドで細かく繋ぐと、右サイド深くのソボスライがマイナスに折り返したボールを中央のヌニェスが右足ダイレクトでゴール右下隅に突き刺した。
開始早々の先制点で勢いづくホームチームは8分、相手キックオフの流れから連動したプレスによって高い位置でサラーが引っかけると、ボックス中央のクラークが冷静にコースを狙ったシュートを流し込み、嬉しいトップチーム初ゴールを記録。続く10分にはそのクラークの見事なボール奪取から仕掛けたショートカウンターでボックス中央のサラーが絶妙なコントロールシュートを突き刺し、クラブ史上初となる7年連続公式戦20ゴールを達成した。
なおも、攻撃の手を緩めない無慈悲なレッズは14分、相手陣内左サイドで遠藤がインターセプトからすかさず右サイドのサラーに展開。そのサラーがボックス付近まで運んで折り返したボールを、中央のガクポが右足ダイレクトで合わせ、4点目まで奪ってみせた。
これで2戦合計9-1となったことで、時間の経過と共に意図的にペースダウンしたリバプール。それでも切り替えの局面では緩みを見せず、カウンターからヌニェスやクラークが果敢に5点目を狙う。
前半終盤にかけてはスパルタ・プラハがようやく押し返し始めると、42分にはGKからの長いボールを起点に中盤でルーズボールに反応したプレシアードがワンタッチで背後へスルーパスを供給。これに反応したビルマンチェビッチが遠藤の前に入ってボックス中央に抜け出してシュートに持ち込むと、遠藤にディフレクトしてコースが変わったボールがGKケレハーの反応の逆を突く形でゴール右隅に決まった。
4-1で試合を折り返したリバプールはハーフタイムで3枚替えを敢行。遠藤とジョー・ゴメス、ヌニェスを下げてマコーネル、ツィミカス、エリオットを投入した。
後半も勢いを持って入ったクロップのチームは48分、ボックス手前右でサラーからパスを受けたソボスライがそのままボックス右に持ち込んで右足を振ると、DFが出した足に当たってコースが変わったシュートがニア上に突き刺さった。
これでスパルタ・プラハの気勢を削ぐと、55分には右CKの二次攻撃からエリオットのグラウンダーのミドルシュートをゴール前の密集でガクポがわずかにコースを変えて左隅に流し込んだ。
前半同様の後半立ち上がりの連続ゴールによって完全にお祭りムードのリバプールは、ここから週末のユナイテッド戦を睨んだ戦い方にシフト。
クアンサーに代えてファン・ダイク、殊勲クラークに代えてムシアロフスキをトップチームデビューさせる。その後、エリオットやガクポにさらなるゴールは生まれなかったものの、6-1でクローズしたホームチームが2戦連続の大勝を収めた。
この結果、チェコ王者に格の違いを見せつけた優勝候補筆頭が余力を残してベスト8進出を決めた。
1
2
リバプールの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
|
リバプールの人気記事ランキング
1
アリソンはいつまでリバプールの最後尾を守る? 今夏サウジに惹かれるも最後はレッズ愛「最高のプレーはこれから」
ブラジル代表GKアリソン・ベッカー(31)はいつまでリバプールの最後尾を守るだろうか。イギリス『ミラー』が伝えている。 世界最高峰のゴールキーパー、アリソン。 ブラジル代表の正守護神であると同時に、2018年夏加入のリバプールでは、復権へのラストピースに。チャンピオンズリーグ(CL)優勝、プレミアリーグ初優勝に貢献してきた。 今後に向けては、2027年夏まで契約を残すが、今夏サウジアラビア行きがある程度進行していたとされ、クラブはバレンシアからジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(24)を「来夏合流」で獲得。アリソンの後継者と目した補強だったことが明らかだ。 アリソンは8月、「契約を全うするか、新契約を結びたい。僕も家族も幸せを享受しているんだ。サウジアラビアは給与を提示されて、ちょっと惹かれてしまった…だけに過ぎないよ。至って普通のことだろう?(笑)」とコメント。 ただ、アルネ・スロット新体制で引き続き正守護神を担うなかでも、ママルダシュヴィリが合流する来夏に「アリソンが退団するのでは?」との見立てがあるのも事実。一部では「バイエルンがアリソンに関心」とも報じられる。 「プレミアリーグに来て、GKとして1対1の状況が増え、その対応力が向上したんだ。リバプールのトレーニングセッションもそれを助けてくれたよ。キャリア最高の素速いシュートストップは、まだまだこれからさ」 アリソンは10月2日で32歳を迎えるも、GKゆえ、まだまだこれから脂が乗ってくる可能性も。同い年のモハメド・サラーと同じくリバプールを愛す守護神だが、今後やいかに。 <span class="paragraph-title">【写真】若返ったアリソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Alisson, with or without the beard? <a href="https://t.co/9smPH37j7L">pic.twitter.com/9smPH37j7L</a></p>— - (@AnfieldRd96) <a href="https://twitter.com/AnfieldRd96/status/1840467563836285210?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.30 13:40 Mon2
「若返りすぎだろ」 リバプール守護神アリソンの容姿一変! その姿に「マジ別人」「誰?笑」
リバプール守護神の容姿一変に反響だ。 2018年夏にローマから加わり、守護神であり続けるブラジル代表GKアリソン・ベッカー。今季からアルネ・スロット新監督が就任したが、その地位揺らがずだ。 そんな31歳は髭がトレードマークだが、クラブが公式Xが公開した動画を見ると、その顔まわりがさっぱり。あのワイルドさがなく、見慣れない姿となった。 SNS上ではファンの驚きを誘い、「若返りすぎだろ」「マジ別人」「誰?笑」「違和感ある」「雰囲気めっちゃ変わったな」「爽やかでいいじゃん」などの声が上がっている。 ちなみに、数は少ないが、2022年11月のサウサンプトン戦では髭を剃った姿を披露。髭なしのアリソンは珍しいとあって、今週末の試合はその姿も注目どころといえそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】リバプール守護神が爽やかに!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Team photo content coming soon <a href="https://t.co/2GMoar34O8">pic.twitter.com/2GMoar34O8</a></p>— Liverpool FC (@LFC) <a href="https://twitter.com/LFC/status/1836733099968757766?ref_src=twsrc%5Etfw">September 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.20 15:55 Fri3
「プレーしないよう伝えるのは難しい」好調リバプールには先発固定を指摘する声も?スロット監督はスタメン選びの難しさ強調「質の高い選手が揃っている」
リバプールのアルネ・スロット監督はチャンピオンズリーグ(CL)を前に、メンバー選びの難しさを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 ここまでプレミアリーグで6試合5勝1敗の好成績を残し、CLの開幕節も敵地でミラン相手に勝利したリバプール。良い流れの続いている状態で、2日にはアンフィールドでCLリーグフェーズ第2節のボローニャ戦を迎えることになる。 試合の前日会見に出席したスロット監督は、メンバー選びの難しさに言及。ここまでは先発が固定気味で遠藤航やカーティス・ジョーンズら出場機会を得られていない選手も多いが、指揮官はそれこそビッグクラブの難しさだとしつつ、チーム全体は団結していることを強調している。 「我々が競争できる理由として、非常に質の高い選手が揃っていること、そしてチーム内に強い団結力があることが挙げられる。だから、チームが得点して勝てば、出場していない選手たちもとても満足しているんだ。これは本当にポジティブだと思う」 「(ヌニェスやガクポをチームに入れることについて聞かれ)あなたはその2選手を挙げたが、カーティス・ジョーンズやコスタス・ツィミカス、ジョー・ゴメス、コナー・ブラッドリーも思い浮かぶね。もう何人かは忘れてしまったが、名前を挙げず賢明だったかもしれない!さて、先ほどなぜ今のレベルで戦えるか聞かれたが、それは我々に質の高い選手がたくさんいるからだ」 「ハイレベルな選手、我々を助けてくれる選手がたくさんいる。選手を必要とするたび、彼らがそこに現れてくれるのは本当に嬉しいことだ。これからさらに厳しい試合が控えているのだから、まだ証明しなければならないことがある」 「メンバー選びが難しいのは、彼らが実力を持っているからではなく、彼らが一生懸命練習し、一生懸命働き、チームのプロセスに真剣に取り組んでいるからだ。だから、『よし、この11人を選ぼう』という決断を下すのは難しくなる時もある」 「実力がなければこのクラブでプレーしていない。彼らは全員実力がある。彼らにプレーしないよう伝えるのは難しいことだ。しかし、それが私の仕事の一部であり、彼らの生活の一部でもある。トップクラブに競争があるのは知っての通りだろう。彼らもそれは慣れていると思う」 「彼らは全員、状況を非常にうまく処理している。だからこそ私は、チームには団結力があり、グループに良いエネルギーがたくさんあると言ったんだ。競争に関しては、それが最も重要なことでもある」 2024.10.02 16:50 Wed4
遠藤航はリバプールでどうなる…OBキャラガーが移籍予想 「1月に何かが起きるかも」
リバプールOBのジェイミー・キャラガー氏が日本代表MF遠藤航(31)に1月移籍もありうると述べた。 リバプール入り1年目の昨季はユルゲン・クロップ前監督に気に入られ、公式戦44試合に出場した遠藤。だが、2年目の今季からアルネ・スロット監督に代わり、オランダ代表MFライアン・グラフェンベルフの覚醒ぶりにも押され、序列を落とす。 チーム状態の良さも遠藤にとって状況を難しくさせ、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)ではそれぞれ1分ずつの出場時間。使われても最終盤と限定的な出場が続くなか、つい先日のカラバオカップがようやく今季初の先発試合となった。 キャラガー氏は解説を務めるイギリス『スカイ・スポーツ』で遠藤について、クロップ政権下での活躍ぶりを認めつつ、アルネ・スロット新監督が求めるタイプなのか疑問符をつけた。イギリス地元メディア『リバプール・エコー』が報じる。 「彼はアルネ・スロットがあのポジションに求めるプロフィールかどうかわからない。彼らが狙った6番についてを言えば、その選手がマルティン・スビメンディだったのは誰もが知ってのとおり。彼はエンドウのような選手とはまったく対照的だ」 「彼(遠藤)はリバプールに加入して以来、素晴らしい仕事をしてきた。だが、リバプールがスビメンディを獲っていたら、エンドウはこの前の移籍市場でチームを去るのに良いチャンスだった。1月には何かが起きるかもしれない」 2024.09.27 12:04 Fri5