20歳DFグストも理解するタイトル獲得の意味… ポチェッティーノ監督中心にEFL杯制覇へ「若いだけではないことを皆に証明したい」

2024.02.24 19:40 Sat
タイトルへの意欲を示したグスト
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タイトルへの意欲を示したグスト
チェルシーのフランス代表DFマロ・グストマウリシオ・ポチェッティーノ監督への信頼を明かした。イギリス『The Athletic』が伝えた。

昨夏リヨンを離れ、今シーズンからチェルシーに本格加入したグスト。ポジションを争うイングランド代表DFリース・ジェームズの離脱もあり、20歳ながら右サイドバックとしてここまで公式戦24試合に出場し、チームの勝利のため、奮闘している。

グストに限らず、多くの有望な若手が集うチェルシーは今シーズン、EFLカップ(カラバオカップ)で決勝に進出。25日にはリバプールとタイトルをかけて争う。
この大一番を前にしたグストはトロフィー獲得への意気込みを口にしており、優勝すればチームにとって大きなプラスになるとコメントを残している。

「クラブは新しいプロジェクトを進めている最中だから、トロフィー獲得は重要だ。もしかすると他のチームよりも時間がかかっているかもしれないが、このトロフィーは若いチームにとって意義あるものになる」
「僕らがただ若いだけではないことを皆に証明したい。僕らが若いのは事実だが、ピッチ上では年齢は関係ない。試合ごとに前へ進んでいかなければならない」

また、グストは成績が安定しないことによる批判も受けながら若いチームをまとめあげ、EFLカップ決勝まで導いたポチェッティーノ監督の手腕にも言及。ピッチ内外で助けられていると語った。

「彼(ポチェッティーノ)は僕らを大いに助けてくれるし、『勝ちたい』『どのチームとも戦い続ける』という意欲を僕らに示そうとしてきた」

「戦術面や技術面についてもたくさん話してくれる。彼は良い人だ。ピッチ内外で我々を大いに助けようとしてくれる。この若いチームに適している監督だ」

そんなポチェッティーノ監督は、昨年12月に練習場の駐車場を貸し切り、選手やスタッフ、それぞれの家族を巻き込んだイベントを開催したとのこと。グストはこの行動の裏にある監督の意図もよく理解しているようだ。

「あれは彼が皆を団結させるためにやろうとしたことだ。このクラブの新しいプロジェクトにおいて最も重要なのは、互いに助け合い、全員が団結することだ。そうすればもっと勝てる」

「彼は僕らのメンタリティを目覚めさせなければならないことを知っている。全てを勝ち取りたいという欲望を目覚めさせたいんだ」

「僕らはチェルシーだ。チェルシーのようなビッグクラブは、今後も戦い続けていくため、全てに勝たなければならない」

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8歳から親友コンビのライス&マウントが代表でゴール共演! 「同じ試合でゴールを決められるなんて…」

ウェストハムMFデクラン・ライスとチェルシーMFメイソン・マウントの親友コンビが憧れのスリーライオンズで夢のようなゴール共演を果たした。 イングランド代表は18日、UEFAネーションズリーグ2020-21リーグA・グループ2最終節でアイスランド代表と対戦し、4-0で快勝した。 そして、同試合では前半の20分にMFフィル・フォーデンのFKに頭で合わせたライスが待望の代表初ゴールを挙げると、その4分後にはセットプレーの二次攻撃からマウントが代表通算3ゴール目を奪取。主役の座は2ゴール1アシストのフォーデンに譲ることになったが、ライスとマウントの2人にとっては子供の頃の夢を叶えた最高の試合となった。 共にロンドン生まれ、チェルシーのアカデミー育ちの両選手は8歳の頃からの親友で、14歳の時にライスが放出の憂き目に遭った際にはマウントの母親が涙を流すなど、家族ぐるみの付き合いをしてきた。 その後、マウントが順調にチェルシーで活躍を続ける一方、ライスは新天地ウェストハムでブレイクを果たし、両者はプレミアリーグでは良きライバル、イングランド代表では中盤の相棒として切磋琢磨を続けている。 そして、このアイスランド戦ではついに同じ試合でゴールを挙げるという、まるで夢のような瞬間を共有することになった。 同試合後、殊勲のライスとマウントはイギリス『スカイ・スポーツ』のポストマッチインタビューで、ゴール共演を振り返っている。 まずはライスが、「中盤で一緒にプレーできることを知った時、それ自体が特別な瞬間だったよ。さらに、同じ試合でゴールを決められるなんて信じられないことだよ」と、素直な感動を伝えた。 一方、マウントは親友とのゴール共演を喜びながらも、新型コロナウィルスの影響により、無観客開催が続く中、相棒と自身を支えてきた互いの家族がスタジアムで同じ喜びを共有できなかったことを残念に感じている。 「もしもファンの入場が許可されていれば、彼ら(両家族)は一緒に見守ってくれていたはずさ。彼らは僕がデビューした時も一緒にいたし、デク(ライス)と初めて一緒にプレーした時もね。僕らは彼らと共に特別な思い出を共有してきたからね」 「僕らは小さい頃から親友だし、これからもより多くの素晴らしい思い出を作っていけたら最高だね」 なお、ハマーズで守備的MFとセンターバックで印象的な活躍を続けるライスにはフランク・ランパード監督が以前から熱視線を注いでおり、今冬、あるいは来夏にはチェルシーでの親友コンビの共演も期待されている。 2020.11.19 18:05 Thu
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パーマーの“前半4発”ユニフォームがオークションに! あのメッシ&C・ロナウドにも割って入る高額落札に

チェルシーでプレーするイングランド代表MFコール・パーマーのプレミアリーグ史を築いたユニフォームがネットオークションで高額を叩き出したようだ。 パーマーは先日、プレミアリーグのブライトン戦でリーグ史上初となる前半4ゴール。イギリス『デイリー・メール』によると、着用ユニフォームは本人のサインが入り、『MatchWornShirt』でオークションにかけられたという。 入札開始額はクラブHPで販売されるレプリカユニフォームよりも10ポンド安い75ポンド(約1万4000円)。そこから1週間の出品期間で人気を博すアイテムとなり、最終的にシンガポールのファンが3万4411ポンド(約670万円)で落札したそうだ。 チェルシーからはほかの選手が着用したユニフォームも出品されたが、パーマーに次いで高額だったのはイングランド代表FWジェイドン・サンチョの1220ポンド(約23万円)。このオークションのこれまででは7位にランクインする額とのことだ。 ちなみに、このオークションで過去最も高額な値がついたのはパリ・サンジェルマン(PSG)時代のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシで、4万9446ポンド(約960万円)となっている。 そんなトップ10の顔ぶれを見ると、メッシとともに、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが独占する状態で、PSG時代のフランス代表FWキリアン・ムバッペが10位にランクイン。パーマーの人気ぶりがうかがえる結果といえそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】パーマー劇場!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xDKi1BqR7cU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.06 16:45 Sun

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