ミランとの契約が今季までのジルー、MLSやUAEが今夏の獲得に関心か

2024.02.21 13:10 Wed
今季も好成績を残すFWオリヴィエ・ジルー
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今季も好成績を残すFWオリヴィエ・ジルー
ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルー(37)には、多くの関心が寄せられているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

2021年夏に加入したミランで、主力として活躍するジルー。今シーズンもセリエAの22試合で12ゴール8アシストを記録しており、37歳となっても健在ぶりをアピールしている。
一方で、そんなジルーとミランの契約は今シーズンまで。クラブ側、選手側双方とも契約延長を希望と報じられているが、現時点で去就は不透明になっている。

スペインとイタリアの移籍市場に精通するマッテオ・モレット氏によると、そんなジルーに対してはメジャーリーグ・サッカー(MLS)の複数クラブが獲得を検討中とのこと。また、UAEのクラブも関心も示しており、すでに選手側に接触を図っているという。

ジルーはミランでのキャリア続行を望みつつも、あらゆる可能性を排除しない姿勢の模様。欧州外のリーグへの挑戦も魅力と感じており、決断が注目されている。

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ズラタン・イブラヒモビッチ氏が、ミランのU-19イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダ(16)について語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 ミランのシニアアドバイザーを務めるイブラ氏。今夏の補強への関与も確認されているなか、ミラネッロで催されたフトゥーロ(U-23チーム/※)の体制発表に登壇し、今季から同チームへ昇格する逸材カマルダについて語った。 (※)フトゥーロはセリエC(イタリア3部)所属 「言わずもがな、カマルダには厳しい1年が待っている。とくにシーズンの始まりで苦労するだろうと我々は見越している。我々は、彼が苦しい時に守ってあげねばならない」 「要するに、一歩ずつ成長する時間を与えねばならないということだ。並行してトップチームへ迎え入れる準備も必要になる。カマルダのポテンシャルは誰もが知っているだろう?」 「昨季の準備次第では、フトゥーロではなくトップへの昇格もあり得たのだ。この時期すでに背番号『9』を与えていたかもしれない。しかし、大事なことは彼を守ること。選手はプレーしないと成長しないからな」 「セリエCのディフェンダーは、プリマヴェーラ(U-19)のディフェンダーより能力が低いだろう。もしカマルダに危険なタックルでもしようものなら、オレがピッチに出て守ってやるさ(笑) ともかくカマルダにはセリエCで苦労してもらう。今は地に足つけて進むべき時期だ」 「彼はまだ子ども。あの子を男らしく磨き上げていくぞ」 2008年生まれの16歳カマルダは、7月1日付でミランとプロ契約。“保護者”イブラヒモビッチの存在があれば、きっと、もっともっと逞しいストライカーに育つはずだ。 2024.07.04 21:30 Thu
レガ・セリエAは4日、2024-25シーズンのセリエAのマッチスケジュールを発表した。 2位以下に19ポイント差を付け、独走したインテルの優勝に終わった昨シーズンのセリエA。 盤石のネッラズーリを、それぞれパウロ・フォンセカ、チアゴ・モッタ、アントニオ・コンテを新指揮官に迎えたミラン、ユベントス、ナポリの3クラブ、ヨーロッパリーグ王者アタランタやローマ、ラツィオといったクラブが対抗として挑む形となる今シーズン。 8月第3週の週末17~19日に開幕する第1節では連覇を狙う王者インテルがジェノアと、ミランがトリノ、ローマがカリアリ、ナポリがエラス・ヴェローナ、アタランタがレッチェと、いずれもプロヴィンチャと対戦する。 また、日本代表GK鈴木彩艶の加入が噂される昨季セリエB王者のパルマはフィオレンティーナ、セスク・ファブレガス氏が実質的な指揮官を務める昇格組コモはユベントス、同じく昇格組ヴェネツィアはマルコ・バローニを新指揮官に迎えたラツィオと対戦する。 なお、2024-25シーズン最終節は5月25日に予定されている。 ◆開幕カード一覧 ボローニャ vs ウディネーゼ カリアリ vs ローマ エンポリ vs モンツァ ジェノア vs インテル ヴェローナ vs ナポリ ユベントス vs コモ ラツィオ vs ヴェネツィア レッチェ vs アタランタ ミラン vs トリノ パルマ vs フィオレンティーナ 2024.07.04 20:05 Thu
ミランのFWフランチェスコ・カマルダ(16)がU-19イタリア代表に選出された。『フットボール・イタリア』が伝えている。 7月1日付でミランとプロ契約を結び、プリマヴェーラ(U-19)からセリエCのU-23チームへ昇格したカマルダ。23-24シーズンにセリエA史上最年少出場記録(15歳260日)を打ち立てた新進気鋭のストライカーだ。 昨季1年はイグナツィオ・アバーテ監督率いるミランU-19で公式戦41試合13得点5アシストをマークし、UEFAユースリーグ準優勝の立役者に。合間を縫ってステファノ・ピオリ前監督率いたトップチームでも2試合に出場した。 並行して世代別イタリア代表に名を連ねてきたが、この度16歳にしてU-19代表初選出。15〜28日にかけ、北アイルランドで開催されるU-19欧州選手権に出場し、ベスト4進出なら来年のU-20W杯チリ大会への出場権を獲得だ。 今大会のU-19イタリア代表は、ミランからカマルダ以外にもトップチームの193cmDFダビデ・バルテサーギ(19)、U-19チームのDFヴィットリオ・マーニ(18)、そして逸材MFケビン・ゼロリ(19)が選出されている。 U-19イタリア代表の監督は、2000年代初頭のカルチョで異彩を放った名ストライカー、ベルナルド・コッラーディ(48)。カマルダは今大会、名手のもとで足跡を残せるか。 2024.07.04 13:25 Thu
ミランを退団した元イタリア代表DFマッティア・カルダーラ(30)の新天地がセリエBのモデナに決定した。 モデナは2日、カルダーラが延長オプション付きの1年契約で加入したことを発表した。 イタリア屈指の育成の名門アタランタの下部組織育ちのカルダーラは、そのベルガモのクラブでのプロデビューから、下部クラブでの武者修行後、ユベントスに移籍。だが、その新天地では一度もプレーすることはなく、2018年8月にミランへ完全移籍した。 しかしながら、ミランでは度重なる大ケガに泣かされ、思うようなキャリアを歩むことはできず。この間に古巣アタランタやヴェネツィア、スペツィアとセリエAのプロヴィンチャへのレンタル移籍を繰り返した。 昨シーズンは足首の手術の影響もあってミランに残留する形となった中、サレルニターナとの最終節でプレー機会を与えられ、在籍5年間で初となるリーグ戦出場を飾っていた。 個人としては2015-16シーズンに在籍したチェゼーナ時代以来、8年ぶりのセリエBでのプレーとなるが、コンディションを整えてキャリア再生を図れるか。 2024.07.02 23:15 Tue

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アタランタは5日、ガラタサライのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(25)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。なお、特定の条件を満たした場合は買い取り義務が発生する。 ザニオーロはジェノアやフィオレンティーナの下部組織で育つと、エンテッラ、インテルの下部組織でもプレー。2018年7月にインテルからローマに完全移籍した。 天才肌のゲームメーカーだったが、度重なるヒザの重傷に見舞われることに。右ヒザの半月板損傷と前十字じん帯断裂の重傷を負うと、復帰してすぐに代表戦で今度は左ヒザに重傷を負うなどした。 2023年2月にガラタサライに完全移籍。2023-24シーズンはアストン・ビラへレンタル移籍していた中、公式戦39試合で3ゴールを記録していた。 ローマ時代には公式戦128試合で24ゴール18アシスト。セリエAでは94試合で13ゴール10ゴールを記録している。 2023-24シーズンのアタランタはヨーロッパリーグ(EL)を見事に優勝。2024-25シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)に参加することになるが、ザニオーロが輝きを見せられるか注目だ。 2024.07.05 22:05 Fri
2シーズン連続でプレミアリーグ2位に終わったアーセナル。今夏最初の補強は、センターバックになるかもしれない。 ミケル・アルテタ監督の下、かつての強さを取り戻しつつあるアーセナル。特に攻守のバランスが良く、守備陣は年齢と実力が相まって非常にハイレベルな陣容となっている。 そんな中、アーセナルが補強に動いているのがイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)。ボローニャで頭角を表したCBは、ユーロ2024でも躍動。グループステージ最終節のクロアチア代表戦では、最終盤にドリブルを仕掛け、劇的ゴールをアシストしていた。 イタリア代表はラウンド16で敗退したことで、カラフィオーリの移籍が加熱。当初はチェルシーが獲得を目論んでいたが、ボローニャを納得させることはできなかったという。 そんな中、アーセナルがより良いオファーを準備。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、アーセナルとカラフィオーリ自身は条件面で合意に至ったとのこと。年俸約400万ユーロ(約7億円)、2028年夏までの4年契約になるとされている。カラフィオーリはボローニャで年俸75万ユーロ(約1億3000万円)だったため、5倍以上に跳ね上がることになる。 また、5000万ユーロ(約87億1700万円)以下のオファーを受け付けない予定だったボローニャだったが、アーセナルは断られたオファーを開戦時、5500万ユーロ(約95億9000万円)を準備したとのこと。ボローニャもこれには合意せざるを得ない状況だったようで、ボーナスがいくつか含まれているようだ。 カラフィオーリは、ローマの下部組織で育ち、2020年9月にファーストチームへ昇格。2022年1月にはジェノアへレンタル移籍すると、2022年8月にバーゼルへ完全移籍。2023年8月にボローニャに加入した。 ボローニャでは公式戦33試合で2ゴール5アシスト。センターバックを軸に、左サイドバックでもプレーが可能。日本代表DF冨安健洋にとってはライバルにもなるが、強固なアーセナルの守備陣に新たな戦力が加わることになりそうだ。 2024.07.05 21:50 Fri
ナポリがイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラ(31)を手中に収めたようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 2019年夏にユベントスからローマへ加わり、5シーズン在籍したスピナッツォーラ。ユーロ2020での大ケガもありながら、ウイングバックやサイドバックとして公式戦151試合を戦った。 2023-24シーズンは公式戦36試合に出場。しかし、1月に移籍の可能性が浮上しており、「移籍が決まらなければ契約満了の6月にローマを去ることになる」と代理人のダビデ・リッピ氏が退団を示唆していた。 そんなスピナッツォーラに接近したのが、アントニオ・コンテ監督が就任したナポリ。2026年6月までの2年契約で合意したという。 ナポリはすでにU-21スペイン代表DFラファ・マリン(22)の移籍に関して、レアル・マドリーとクラブ間合意済み。早くも守備者を2人確保するに至った模様だ。 2024.07.05 16:44 Fri
ナポリがトリノからイタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(25)の獲得に迫るようだ。 イタリア『スカイ』によると、ボンジョルノとは給与などの詳細を積める作業の最中だが、先んじて合意に得るナポリはクラブとの話し合いもまとめた模様。合意した移籍金額は固定の3500万ユーロ(約60億9000万円)+ボーナス500万ユーロ(約8億7000万円)になるという。 2日に選手の代理人らとミラノで会談したナポリはその後にクラブと接触し、合意に。インテルが狙っているといわれたが、ナポリ行きに向かっているようだ。 トリノ生え抜きセンターバックのボンジョルノは2018年4月にトップデビューし、今や守備の要に。トリノでの継続的な活躍から人気銘柄となり、2023年6月のデビューから4キャップを刻む代表では先日までユーロ2024にも参戦した。 U-21スペイン代表DFラファ・マリン(22)とイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラ(31)の獲得も濃厚視されるなか、ボンジョルノも射止めそうなナポリ。アントニオ・コンテ新監督のもとでスタートとなる来季に向け、補強が着々と進むようだ。 2024.07.05 16:35 Fri
アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(31)を巡り、ミランの動きだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーに代わるストライカー獲得が急務のミラン。当初こそボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーを巡る動きが取り沙汰されたが、マンチェスター・ユナイテッドの関心もあるなかで、少しずつトーンダウンしている。 そこで新たに浮上するターゲットがモラタだ。イタリアの移籍市場に精通する記者のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、アトレティコとの契約に1300万ユーロ(約22億6000万円)の解除条項があるなかで、ミランはサラリー面で要求に応じるスタンスという。 そのため、この移籍が実現するかどうかはモラタ本人の決断次第といい、選手側もミラン行きを選ぶのであれば、年俸を少し下げるのもいとわないのではないかとされる。 渦中のモラタはユーロ2024の代表で奮闘中だが、去就を巡ってはアトレティコ残留を第一選択肢にイタリア復帰の可能性や、中東行きの噂。ただ、ディ・マルツィオ氏によれば、中東からのオファーを拒み、ヨーロッパでのキャリア続行を希望している模様だ。 また、ジャーナリストのニコロ・シラ氏いわく、ミランは選手の代理人と2027年までの契約を議題に前向きな交渉を行ったとも。ユベントス時代には通算185試合で59得点39アシストとイタリアでの経験も豊富なFWの決断やいかに。 2024.07.05 11:25 Fri

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ストライカー獲得目指すミラン、ザークツィーとの交渉停滞でルカクへの関心本格化か

ミランがベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の獲得を狙っているようだ。 昨夏の移籍市場では、紆余曲折を経てローマにレンタル移籍することとなったルカク。セリエAでは流石のパフォーマンスを披露しており、32試合でチームトップタイの13ゴールを記録した。 しかし、攻撃陣の刷新を計画中のローマはルカクを買い取らないことに決定。今夏、チェルシーに帰還することとなったが、ロンドンのクラブはすでにルカクを戦力と見なしておらず、今夏の売却を計画している。 そんな中で、移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ミランがルカクの獲得を検討中とのこと。すでにチェルシーに対しては接触しており、選手との交渉も予定しているという。 ミランはフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、新たなストライカー獲得を計画。しかし、筆頭候補だったボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーは、代理人であるキア・ジョーラブシャン氏への高額な手数料支払いをめぐって交渉停滞中であり、クラブは代替案にも目を向けているようだ。 ルカクに対しては、アントニオ・コンテ監督が就任したナポリも獲得を熱望と報じられているが、流浪のベルギー代表ストライカーの新天地がどこになるかが注目されている。 2024.06.26 15:40 Wed
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鼻骨骨折のムバッペはオランダ戦出場へ! 特注フェイスガードも間に合い指揮官が起用示唆

鼻骨を骨折したフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、オランダ代表戦に出場できる見込みとなった。フランス『RMC Sport』が伝えている。 ムバッペは17日に行われたユーロ2024グループD第1節でオーストリア代表戦に先発出場。決勝点となるオウンゴールを誘発する活躍を見せたが、試合終盤にヘディングシュートを狙ったところ、相手DFケビン・ダンソの肩と顔面が接触。鼻から激しく流血し、一度はピッチに戻ったが、最終的にFWオリヴィエ・ジルーとの交代でピッチを後にした。 試合後すぐに病院へと向かい検査を受けた中、鼻骨骨折と診断されたものの、大会期間中に手術を受けないこととなった。 ムバッペはフェイスガードを作って戦い続けることを選択したが、骨が安定するには2週間程度かかるとのこと。そのため、グループステージ残り2試合を欠場する可能性も報じられた。 そういった中、21日に行われるグループD第2節のオランダ代表戦の前日会見に出席したディディエ・デシャン監督はエースの状態に言及。 「昨日はすべて順調に進んでいた。彼は今晩のように外出して活動することができ、明日も出場できるように順調に進んでいる」と、チームメイトと共にトレーニングをこなした同選手がオランダ戦でプレー可能であると主張した。 また、コンディションと同様に懸念材料となっていた負傷箇所を保護するフェイスガードに関しては、メディカルスタッフと関係各所の懸命な努力によって何とか間に合い、ムバッペはトリコロールの特注フェイスガードを着用し、重要な一戦に臨むことになった。 2024.06.21 06:30 Fri
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停滞感拭えぬミランに偉大なるOBタソッティ氏がエール…21歳教え子の獲得も推奨「面白いプレーヤーだよ」

ミランのバンディエラ、元イタリア代表DFマウロ・タソッティ氏が古巣に教え子の獲得を推奨した。 低迷とまでは言い切れずとも、うだつの上がらない日々が続くミラン。現在セリエAは9勝2分け3敗の3位、チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ最終節1試合を残してラウンド16進出はおろか、ヨーロッパリーグ(EL)にも進めない4位…停滞感が拭えない。 また、最終ラインではDFピエール・カルル、DFシモン・ケアー、DFマルコ・ペジェグリーノ、DFマッティア・カルダーラ、DFマリック・チャウが離脱中。タソッティ氏はイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材に「ミランは来年1月にセンターバックを獲得すべき」と語る。 一方で、1月にパルチザンからU-17セルビア代表FWマティヤ・ポポビッチ(17)をゼロ円移籍で獲得すると報じられているミラン。ポポビッチは193cmの大型ストライカーで、もし獲得が実現なら、ゆくゆくはFWオリヴィエ・ジルーの後継者となることが期待される。 しかし、先行投資の意味合いが強いのは一目瞭然で、停滞感を吹き飛ばす起爆剤ではないのは確か。タソッティ氏は1月に加えるべき新戦力として、ウクライナ代表コーチ時代に指導した教え子、シャフタールのMFへオルヒー・スダコフ(21)を推奨する。 「私ならウクライナで指導したスダコフと契約する。面白いプレーヤーだよ。もちろん、連れてくるのは簡単ではないだろうがね」 スダコフは21歳にして名門シャフタールの攻撃を司る攻撃的MF。A代表デビューはアンドリュー・シェフチェンコ監督&タソッティコーチ時代の2021年であり、今季はCLでバルセロナからゴールを決めている。遅かれ早かれ欧州5大リーグへ進出するであろう若武者だ。 ここまでミランの補強戦略について進言してきたタソッティ氏だが、既存戦力にも言及。FWラファエル・レオンに関し、ケガから戻り次第、再びスーパーな活躍を披露してくれるだろうと期待を寄せた。 「筋肉系トラブルからまもなく復帰する予定だな。彼はいざピッチに戻れば、決定的な存在に返り咲けるだろうか…彼はそのリアクション、ボディランゲージのせいで批判されることもあるが、イコール彼が正しいコミットメントを示していない…というわけではない」 「結局のところ、どんな相手、どんな試合でもゴールを決められるということを証明するだろう。私は彼がまた一段と成熟したプレーヤーになることを確信しているよ」 2023.12.06 17:45 Wed
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偉大なるジルー、その分岐点は若き日のフランス代表デビュー戦…惚れ込んだヴェンゲル氏「夢中になってしまった」

フランス代表歴代最多得点者のFWオリヴィエ・ジルー(37)。その選手キャリアにおける分岐点は、自身のA代表デビュー戦を観戦したアーセン・ヴェンゲル氏との出会いだった。 今季でミランを退団、フランス代表からもユーロ2024を最後に引退、MLSはロサンゼルスFCへの移籍を持って、欧州で見納めとなるであろう37歳ジルー。 モンペリエ時代の11-12シーズンにリーグ・アン優勝&得点王。翌季から5年半アーセナルに在籍し通算105得点。チェルシー時代は控えを抜け出せずも、34歳で加入したミランがクラブキャリアのハイライトか。1年目でスクデット奪還に大貢献、得点数だけでは語れない技量・存在感で3年間チームを引っ張り、その威圧感は老練なカルチョのDFを苦しめた。 また、フランス代表では3度のW杯出場に2018年ロシア大会優勝、そして同国代表歴代最多の57得点。ティエリ・アンリ氏の得点記録を抜くのがジルーになるなど、一体誰が予想しただろうか。まさに、年齢を重ねるごとに輝きを増していったストライカーだ。 フランス『Canal+』は、そんなジルーの半生を追いかけたドキュメンタリー番組を制作し、選手キャリアの分岐点として、当時アーセナル指揮官だったヴェンゲル氏の目に留まった“2011年11月11日”をピックアップ…ヴェンゲル氏自ら証言する。 「初めてオリヴィエを観た日のことをよく覚えている。当時彼はモンペリエの選手で、すでにそれなりの成績を収めていたが、そのプレーをこの目で確認し、『ああ、この男はフットボールを完全に理解している』と確信した。私は彼に夢中になってしまった(笑)」 “2011年11月11日”は、ジルーがフランス代表初キャップを飾ったアメリカ代表戦。スタッド・ド・フランスで観戦してジルーに惚れ込んだヴェンゲル氏は自らジルーへ接触。2012年夏のアーセナル加入に漕ぎ着けた。 しかし、代理人のミシェル・マヌエロ氏は当時、ジルーに「アーセナルなんか行くべきじゃない」とアドバイスしたと言う。 「私は彼に言った。『アーセナルはダメだ。ロビン・ファン・ペルシがいるんだぞ。ピッチ脇で味方のゴールに拍手する時間を過ごすことになるぞ』ってね。どう考えてもオリヴィエにストライカー以外はできないし、不可能なミッションに挑もうとしているように思えたんだ」 「彼は『わかった、他のクラブも考えてみよう』と言ったんだ。ところが1カ月半後、突然『やっぱりアーセナルへ行く』ってね(笑)」 ジルーがアーセナル行きを決めると、ほどなくしてマヌエロ氏の懸念だったファン・ペルシ氏がマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定。結果的に、ジルーは加入後すぐにセンターフォワードの定位置に収まった格好だ。 フランス代表デビュー戦にて、ヴェンゲル氏に認められたところから階段を駆け上がっていったジルー。13年もの歳月が経ち、男はフランス代表で通算131キャップ、通算57得点で歴代最多得点者となっている。 2024.05.27 14:00 Mon
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ジルーがイブラヒモビッチとの関係性を明かす「良い関係だが王様は一人」

ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、FWズラタン・イブラヒモビッチとの関係性について語った。 今夏の移籍市場でチェルシーからミランに加入したジルー。チェルシーではスーパーサブ的な立ち位置だったが、ミランでは主力として活躍。ここまで7試合に出場しているセリエAでは5試合が先発出場で、すでに4ゴールを記録している。 新天地で順調なデビューを切ったジルーだが、気になるのはイブラヒモビッチとの関係性。フランス『レキップ』のインタビューでは、同じポジションとして良好なライバル関係にあるとしながらも、やはり明確な上下関係が出来上がっていることを明かした。 「ミランと契約を結んだとき、監督は僕にイブラとの共存をどう思うか尋ねてきた。彼と同じチームになれると思ってなかったけど、準備ができていなければ僕はこのオフィスには来てないよ!ってその時言ったのさ。イブラに対して恐怖心なんてないよ」 「これは彼の近くで成長し、経験豊富な選手から学ぶチャンスでもあるんだ。イブラはリーダーだ。僕たちはお互いを補完し、プレー時間を共有することができるはずだ」 「彼のカリスマ性、ロッカールームでの存在感、そしてピッチ上でのリーダーシップは普通の選手の比じゃない。僕がここにいるのは、付加価値や経験を得るためでもある」 「だけど重要なことは、二人とも競争とトロフィーに飢えているということ。僕たちは断固とした姿勢を保ち、補完し合う。僕たちは何でも話し合うし、何にも話さないこともある。彼は堂々としていて、尊敬されている男だよ」 「彼もまた、重要なタイトルを勝ち取り、高いレベルを維持する選手として僕をリスペクトしていると思う。彼自身がそうであるようにね」 「だけど、彼は誰がボスなのかはっきりさせておくことを絶対に忘れないんだ! 僕が加入した時、『君は優れた新人だが、キングは一人しかいない。俺だ』って言われたよ」 2021.11.06 18:50 Sat

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「ユベントス行きはないと思う」ボローニャTDが注目株カラフィオーリらの今後に言及、ザークツィーは「99.9%の確率で出て行く」

ボローニャのテクニカル・ディレクター(TD)を務めるジョバンニ・サルトーリ氏が、オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)とイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の去就について語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。 2023-24シーズンはセリエAを5位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にしたボローニャ。しかし、チームを躍進させたチアゴ・モッタ監督がユベントスへ向かった上、中心選手の動向に注目が集まっている。 2024-25シーズン移籍市場の幕開けイベントとなるグラン・ガラに出席したサルトーリ氏は、現在ユーロ参戦中のザークツィーについてコメント。ストライカーの移籍を覚悟し、後釜探しに着手していると明かした。 「彼には契約解除条項があるから、99.9%の確率で出て行くだろう。代わりの選手? 我々は何カ月もそのことについて考えてきた。簡単ではないだろうが、彼の代役を見つけられるよう努力するつもりだ。何人か名前が挙がっている」 また、すでにユーロ敗退となってしまったものの、今大会でさらに株を上げたカラフィオーリにも言及。かねてより噂されていたユベントス行きはなく、引き留められないとすればイタリア国外への移籍になるだろうと語った。 「我々は12カ月前に彼と契約したから、市場で何が起こるか様子を見ることになるだろうが、我々の心の中には彼を引き留めたいという意志がある」 「我々は彼を引き留めるため努力するが、重要なオファーが届いたらそれを検討しなければならないだろう。彼がユベントスに行くことはないと思うし、おそらく別(国外)の市場に行くことになるはずだ」 ボローニャでの2年目を終えたザークツィーは、2023-24シーズンのセリエAで34試合に出場し、11ゴール5アシストを記録。4000万ユーロ(約69億4000万円)の契約解除条項が存在するなか、ミランが獲得を進めていたが、代理人の要求する高額な手数料が障壁となり交渉が停滞。マンチェスター・ユナイテッドが接触を図り、アーセナルなども関心を寄せる。 カラフィオーリは2023年夏にバーゼルからボローニャへ移り、センターバックや左サイドバックとしてセリエAで30試合に出場。レアル・マドリーやトッテナム、アーセナルなど多数のイタリア国外クラブからの関心も浮上している。 2024.07.02 15:40 Tue
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ミランがセカンドチームの新名称&新指揮官を発表

ミランは27日、セカンドチームの新名称を“ミラン・フトゥーロ”とすることを発表した。また新指揮官にダニエレ・ボネーラ氏(43)を任命したことも発表した。 2024-25シーズン、セリエCを戦うミランのセカンドチーム。イタリア語で“未来”を意味するフトゥーロと名付けられることになった。 イタリアではユベントスが2022年8月にセカンドチームの名称を“Next Gen”に変更していた。 また、新指揮官には現役時代にミランで公式戦通算201試合出場のボネーラ氏が就任。ボネーラ氏は2019年にビジャレアルで引退後、ミランのコーチングスタッフの一員に。2020年11月にはステファノ・ピオリ前監督がコロナ陽性のため、暫定監督を務めたこともあった。 ピオリ前監督の退任に伴ってコーチングスタッフを退いていたが、この度フトゥーロの初代指揮官に就任する運びとなった。 2024.06.28 07:30 Fri
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ミランはメニャンとの契約延長が最優先も…ジョージア躍進の立役者ママルダシュビリへの関心継続

ミランがバレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)に注目しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 2021年夏にディナモ・トビリシからバレンシアへ加わり、ラ・リーガ屈指の守護神として活躍するママルダシュビリ。現在開催中のユーロ2024では初出場ジョージアのゴールマウスを守り、多数のセーブで決勝トーナメント進出の立役者となった。 先日、ラージョ・バジェカーノを退団する北マケドニア代表GKストレ・ディミトリエフスキ(30)を確保したバレンシアは、慢性的な財政難に悩まされていることもありママルダシュビリを売却候補に。ブレントフォードとニューカッスルがここ数週間関心を示しているようだが、移籍金3000万ユーロ(約51億6000万円)の要求に尻込みしているという。 また、ユーロでの活躍でその価値はさらに高騰。スペイン現地では少なくとも4000万ユーロ(約68億8000万円)と見積もられているようだ。 現行契約が2026年6月までのフランス代表GKマイク・メニャン(28)と契約延長に至っていないミランも、かねてからママルダシュビリに関心。ニースのポーランド代表GKマルシン・ブルカ(24)と共にリスト入りしていることは確実だが、あくまでもメニャンとの契約延長が最優先で、現状それ以上の動きはないようだ。 現年俸が300万ユーロ(約5億2000万円)弱のメニャンは、ポルトガル代表FWラファエル・レオンと同等の700万ユーロ(約12億円)を希望。交渉をまとめ、守護神交代を回避することができるのだろうか。 2024.06.28 15:06 Fri
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ミランは28日、レアル・マドリーのU-19スペイン代表DFアレックス・ヒメネス(19)を完全移籍で獲得することを発表した。 買い取りオプションを行使し、2028年6月30日までの 4年契約を締結。1年間の延長オプションも付帯している。 アレックス・ヒメネスはマドリーのカンテラ育ち。フベニールA(U-19)から、2023年7月にミランへとレンタル移籍した。 プリマヴェーラでのプレーがメインとなったものの、ファーストチームでベンチ入りを果たすと、2024年に入りファーストチームでプレー。セリエAで3試合、コッパ・イタリアで2試合に出場していた。 世代別のスペイン代表を経験しており、左サイドバックをメインに両サイドバックとサイドハーフでプレー可能だ。 スペイン『アス』によれば、ミランが支払う金額は500万ユーロ(約8億6000万円)程度になるとのことだ。 2024.06.29 02:10 Sat
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ミランの16歳カマルダ…懐かしの名ストライカー率いるU-19イタリア代表に初選出、15日開幕の欧州選手権へ

ミランのFWフランチェスコ・カマルダ(16)がU-19イタリア代表に選出された。『フットボール・イタリア』が伝えている。 7月1日付でミランとプロ契約を結び、プリマヴェーラ(U-19)からセリエCのU-23チームへ昇格したカマルダ。23-24シーズンにセリエA史上最年少出場記録(15歳260日)を打ち立てた新進気鋭のストライカーだ。 昨季1年はイグナツィオ・アバーテ監督率いるミランU-19で公式戦41試合13得点5アシストをマークし、UEFAユースリーグ準優勝の立役者に。合間を縫ってステファノ・ピオリ前監督率いたトップチームでも2試合に出場した。 並行して世代別イタリア代表に名を連ねてきたが、この度16歳にしてU-19代表初選出。15〜28日にかけ、北アイルランドで開催されるU-19欧州選手権に出場し、ベスト4進出なら来年のU-20W杯チリ大会への出場権を獲得だ。 今大会のU-19イタリア代表は、ミランからカマルダ以外にもトップチームの193cmDFダビデ・バルテサーギ(19)、U-19チームのDFヴィットリオ・マーニ(18)、そして逸材MFケビン・ゼロリ(19)が選出されている。 U-19イタリア代表の監督は、2000年代初頭のカルチョで異彩を放った名ストライカー、ベルナルド・コッラーディ(48)。カマルダは今大会、名手のもとで足跡を残せるか。 2024.07.04 13:25 Thu

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