師弟対決勝利のデ・ロッシ率いるローマがフェイエ戦に弾み! 今冬フロジノーネ行き拒絶のハイセンがスーパーゴール【セリエA】
2024.02.19 04:04 Mon
セリエA第25節、フロジノーネvsローマが18日にスタディオ・マトゥーザで行われ、アウェイのローマが0-3で勝利した。
ルカクを最前線、アズムンをセカンドトップに配した[4-2-3-1]の布陣で臨んだローマ。立ち上がりは相手の連動したプレスに手を焼き、なかなか効果的にボールを前進できない。
それでも、足元での収まりがいいルカク、バルダンツィを起点に幾つか良い形を作ると、15分にはボックス左で強引に仕掛けたルカクの左シュートでGKを脅かす。
前半半ば以降は完全にフロジノーネがペースを掴み、ミドルレンジからのシュートが多いものの、再三のシュートを浴びせかける。31分にはボックス内での混戦からカイオ・ジョルジが3連続シュートを放ったが、ローマ守備陣の身体を張ったブロックに阻まれる。
青色吐息も何とか失点を凌いだローマは、ある意味でこの試合の主役だったユベントスからのローンプレーヤーが魅せる。38分、ハーフウェイライン付近でボールを受けたハイセンが果敢な持ち上がりでDF2枚をかわしてペナルティアーク左から右足を一閃。美しい軌道を描いたこのシュートがゴール右隅の完璧なコースを射抜いた。
今冬の移籍市場でフロジノーネ行きを拒否し、ローマ行きを選んだ19歳オランダ人DFには試合前からブーイングが飛んでいたなか、強烈な一撃でホームサポーターを黙らせた。
試合内容では圧倒されながらもハイセンの加入後2点目によって1点リードで試合を折り返したローマは、疲労困憊のルカクと前半1枚カードをもらったハイセンを下げてペッレグリーニ、ジョレンテの主力をハーフタイム明けに投入した。
後半はゲームをコントロールするまでには至らなかったものの、前半のように押し込まれてシュートを打たれる状況は作らせない。ただ、幾つかのカウンターチャンスをモノにできず、追加点が遠い。
後半半ばを過ぎて、ホームチームがより攻撃的なカードを切って前がかるなか、デ・ロッシ体制で試合巧者となりつつあるジャッロロッシが畳みかける攻めで一気に試合を決める。
まずは71分、相手陣内中央で完全に浮いたクリスタンテがボックス手前まで運んで強烈な低弾道のミドルシュートを放つ。これをGKが前にこぼすと、こぼれ球にいち早く詰めたアズムンがきっちり流し込んだ。さらに、81分にはバルダンツィのシュートが誘発したハンドによって得たPKをキッカーのパレデスがきっちり決め切った。
この連続ゴールで3点差としたローマは、アンヘリーニョ、バルダンツィを下げて昨年9月以来の復帰となるスモーリング、アワールを同時投入。[5-3-2]の守備的な布陣で試合をクローズに入った。
そして、このまま無失点で終わらせたローマが公式戦2試合ぶりの勝利で週明けのフェイエノールト戦に大きな弾みを付けた。
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前節、首位のインテルに2-4で敗れてデ・ロッシ新体制で初黒星を喫した6位のローマ。また、ミッドウィークに行われたフェイエノールトとのヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ初戦では敵地で1-1のドローに終わった。来週にホームでの重要なリターンレグを控えるなか、14位のフロジノーネ相手に公式戦3試合ぶりの白星を狙った。デ・ロッシ監督はディ・フランチェスコ監督との師弟対決に向け、先発7人を変更。バルダンツィを初めてスタメンで起用したほか、アズムンやクリステンセン、アンヘリーニョを起用した。それでも、足元での収まりがいいルカク、バルダンツィを起点に幾つか良い形を作ると、15分にはボックス左で強引に仕掛けたルカクの左シュートでGKを脅かす。
徐々に相手陣内でのプレーを増やしていくローマだが、同時に攻め切れない状況でカウンターを受ける場面も増える。20分過ぎには右サイドのスーレに続けてカットインから左足の鋭いシュートを打たれるが、ここはGKスヴィラールのファインセーブで事なきを得る。
前半半ば以降は完全にフロジノーネがペースを掴み、ミドルレンジからのシュートが多いものの、再三のシュートを浴びせかける。31分にはボックス内での混戦からカイオ・ジョルジが3連続シュートを放ったが、ローマ守備陣の身体を張ったブロックに阻まれる。
青色吐息も何とか失点を凌いだローマは、ある意味でこの試合の主役だったユベントスからのローンプレーヤーが魅せる。38分、ハーフウェイライン付近でボールを受けたハイセンが果敢な持ち上がりでDF2枚をかわしてペナルティアーク左から右足を一閃。美しい軌道を描いたこのシュートがゴール右隅の完璧なコースを射抜いた。
今冬の移籍市場でフロジノーネ行きを拒否し、ローマ行きを選んだ19歳オランダ人DFには試合前からブーイングが飛んでいたなか、強烈な一撃でホームサポーターを黙らせた。
試合内容では圧倒されながらもハイセンの加入後2点目によって1点リードで試合を折り返したローマは、疲労困憊のルカクと前半1枚カードをもらったハイセンを下げてペッレグリーニ、ジョレンテの主力をハーフタイム明けに投入した。
後半はゲームをコントロールするまでには至らなかったものの、前半のように押し込まれてシュートを打たれる状況は作らせない。ただ、幾つかのカウンターチャンスをモノにできず、追加点が遠い。
後半半ばを過ぎて、ホームチームがより攻撃的なカードを切って前がかるなか、デ・ロッシ体制で試合巧者となりつつあるジャッロロッシが畳みかける攻めで一気に試合を決める。
まずは71分、相手陣内中央で完全に浮いたクリスタンテがボックス手前まで運んで強烈な低弾道のミドルシュートを放つ。これをGKが前にこぼすと、こぼれ球にいち早く詰めたアズムンがきっちり流し込んだ。さらに、81分にはバルダンツィのシュートが誘発したハンドによって得たPKをキッカーのパレデスがきっちり決め切った。
この連続ゴールで3点差としたローマは、アンヘリーニョ、バルダンツィを下げて昨年9月以来の復帰となるスモーリング、アワールを同時投入。[5-3-2]の守備的な布陣で試合をクローズに入った。
そして、このまま無失点で終わらせたローマが公式戦2試合ぶりの勝利で週明けのフェイエノールト戦に大きな弾みを付けた。
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