【ブンデス注目プレビュー】悲願の初優勝へ、レバークーゼンが絶対王者バイエルンと頂上決戦

2024.02.10 18:00 Sat
Getty Images
ブンデスリーガ第21節、レバークーゼンvsバイエルンが日本時間10日26:30にキックオフされる。悲願の初優勝を目指す首位レバークーゼン(勝ち点52)と、11連覇中の絶対王者2位バイエルン(勝ち点50)による首位攻防の頂上決戦だ。

シャビ・アロンソ体制2季目の今季、レバークーゼンが大躍進した。ここまで16勝4分けと無敗を維持し、52得点14失点と攻守にバランスの優れたサッカーを展開。[3-4-2-1]の攻撃スタイルでとりわけ両ウイングバックはここまでMFグリマルドが7ゴール、MFフリンポンが5ゴールと躍動している。弱冠20歳の司令塔ヴィルツに牽引されたチームは、圧倒的な攻撃力で相手をねじ伏せる魅力的なチームに変貌した。優勝経験のない選手たちがこの大一番でも本来のパフォーマンスを発揮できるかに注目だ。
対するバイエルンはここまで16勝2分け2敗。59得点19失点と例年なら首位を快走していておかしくない数字を残している。とりわけ大枚をはたいて獲得したFWケインがしっかりと期待に応え、ここまで24ゴールと貫禄の活躍を見せている。守備面に関してもDFキム・ミンジェが早々にフィットしてレバークーゼンに次ぐ失点の少なさと申し分ない。優勝経験豊富な絶対王者がこの大一番でも真価を発揮して首位を奪還するのか。12連覇へ最大の関門となる。

なお、今季の1stマッチは2-2のドロー。MFパラシオスの後半追加タイムのPK弾でレバークーゼンが土壇場で追いついていた。

◆レバークーゼン◆
【3-4-2-1】

(C)CWS Brains,LTD.

▽予想スタメン
GK:フラデツキー
DF:タプソバ、ター、インカピエ
MF:フリンポン、ジャカ、アンドリッヒ、グリマルド
MF:ヴィルツ、ホフマン
FW:シック
代表招集:DFコスヌ
負傷者:MFパラシオス、FWボニフェイス
出場停止者:なし
コートジボワールがアフリカネーションズカップ決勝に進出したことでDFコスヌが引き続き不在。パラシオスは練習に復帰しており、MFアンドリッヒに代わって先発する可能性がある。

◆バイエルン◆
【4-2-3-1】

(C)CWS Brains,LTD.

▽予想スタメン
GK:ノイアー
DF:ブイ、ウパメカノ、キム・ミンジェ、ラファエル・ゲレイロ
MF:キミッヒ、ゴレツカ
MF:サネ、ミュラー、ムシアラ
FW:ケイン
負傷者:DFアルフォンソ・デイビス、MFライマー、MFコマン、MFニャブリ
出場停止者:なし

守護神ノイアーがヒザに軽傷を抱えていたため今週の練習を2日ほど休んだが、大一番に向けては問題ない様子。DFウパメカノも負傷から復帰見込み。DFキム・ミンジェも韓国のアジアカップ敗退により先発予想となっている。2戦連発中のMFパブロビッチが負傷明けのMFキミッヒに代わって先発の可能性がある。

★注目選手
◆MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)
Getty Images

レバークーゼンの注目選手にはヴィルツを挙げたい。魅力的なサッカーを体現している張本人で、ここまで5ゴール8アシストと多くのゴールシーンに関与している。圧倒的なボールスキル、戦術眼を駆使し、タイトなエリアで決定的な仕事を完遂してしまう天才MFだ。物怖じすることを知らない20歳の若武者がこの大一番でどんなパフォーマンスを発揮するのかに大注目だ。

◆MFジャマル・ムシアラ(バイエルン)
Getty Images

対するバイエルンの注目選手にはヴィルツと同じ20歳のムシアラを挙げたい。こちらはここまで5ゴール2アシストと、ヴィルツに比べれば見劣りするものの、チャンス創出力はブンデスの中でも群を抜いている。MFコマンの負傷によりサイドでの起用が濃厚だが、MFミュラーとのポジションチェンジでレバークーゼンの守備を揺さぶり好機を作り出したいところ。ドイツ代表の若きスター2人がこの大一番でどんな輝きを放つのか、固唾を吞んで見守りたい。

レバークーゼンの関連記事

ブンデスリーガは4日、2024-25シーズンのマッチスケジュールを発表した。 昨シーズンはバイエルンの12連覇を阻止したレバークーゼンが前人未踏の無敗での初優勝を決めた。 今シーズンはシャビ・アロンソ監督残留で2連覇に大きな期待が懸かる王者レバークーゼンを軸に、ヴァンサン・コンパニ、ヌリ・シャヒンと青年指揮官を迎えたバイエルン、ドルトムントの3強を軸に熾烈な優勝争いが予想される。 その注目の新シーズンは例年通り、8月17日にブンデスリーガ、DFBポカールの2冠を達成したレバークーゼンと、リーグ2位のシュツットガルトによるDFLスーパーカップでシーズンが幕を開け、その他のクラブは同週末にDFBポカール1回戦を戦った後、翌週末に開幕節を戦う。 23日に行われる開幕戦でレバークーゼンはボルシアMGとアウェイゲームを戦い、バイエルンはヴォルフスブルク、ドルトムントはフランクフルトという難敵相手にシーズンをスタートする。 また、2.ブンデスリーガ王者のザンクト・パウリはハイデンハイム、同じく昇格組のホルシュタイン・キールはホッフェンハイムと開幕で激突する。 その他の日程では11月末に予定される第12節(バイエルンホーム)、2025年4月中旬に予定される第29節(ドルトムントホーム)にデア・クラシカーが開催される。 なお、2024-25シーズン最終節は5月17日に予定されている。 ◆開幕カード一覧 ▽8/23(金) ボルシアMG vs レバークーゼン ▽8/24.25(土.日) RBライプツィヒ vs ボーフム ドルトムント vs フランクフルト ホッフェンハイム vs ホルシュタイン・キール フライブルク vs シュツットガルト アウグスブルク vs ブレーメン ヴォルフスブルク vs バイエルン マインツ vs ウニオン・ベルリン ザンクト・パウリ vs ハイデンハイム 2024.07.04 21:08 Thu
マインツの逸材アタッカーであるU-21ドイツ代表FWブラヤン・グルダ(20)にレバークーゼン行きの可能性が浮上している。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 アルバニアにルーツを持ちドイツで生まれ育ったグルダは2018年にマインツの下部組織に加入。ユース時代からドイツの世代別チームに名を連ねた逸材は、昨年1月に行われたドルトムント戦でファーストチームデビュー。 ファーストチームの主力として初めて臨んだ昨シーズンはブンデスリーガ28試合に出場し、4ゴール3アシストの数字を残した。178cmの痩身アタッカーは傑出したボールスキル、高精度の左足のキック、パスセンスを兼備し、右サイドからの鋭いカットインや中央の密集で相手に囲まれてもボールを失わず、正確なラストパスでチャンスを演出するプレーを得意としている。 その逸材は今夏のステップアップの意向をすでに示しており、バイエルンやRBライプツィヒ、プレミアリーグの複数クラブが動向を探っている。 以前にバイエルン行きを夢見ていると語っていたが、レコルトマイスターはイングランド代表MFマイケル・オリーズ、オランダ代表MFシャビ・シモンズといったアタッカーの獲得に迫っており、その可能性は非常に低い状況だ。 そういったなか、獲得レースをリードしているのが、昨季のブンデスリーガ王者だという。グルダは同世代のフロリアン・ヴィルツとの共闘を希望しており、シャビ・アロンソ監督の下で自身がさらなる成長を遂げられると考えているようだ。 ただ、マインツは少なくともグルダをあと1シーズンは手元にとどめておきたいと考えており、5000万ユーロ(約87億1000万円)程度の高額な移籍金が必要になるとも言われている。 2024.07.04 16:45 Thu
レバークーゼンのブンデスリーガ初優勝時の大騒ぎの代償は、1万9000ユーロ(約330万円)となった。 ドイツサッカー連盟(DFB)は3日、ブンデスリーガ初優勝前に、多くのファン・サポーターがピッチに侵入した一件でレバークーゼンに1万9000ユーロの罰金を科した。 4月14日にバイ・アレーナで行われたブンデスリーガ第29節で、悲願のリーグ初優勝が懸かっていたレバークーゼンは、後半半ばまでに3点のリードを得て勝利をほぼ確実なモノとした。 そして、試合終盤にさしかかるに連れてボルテージが上がり切ったホームサポーターは、83分にフロリアン・ヴィルツが4点目を決めたタイミングで勇み足。もちろん試合後でも認められていないものの、多くのファン・サポーターが試合終了を待たずにピッチへ侵入。試合を一時中断せざるを得ない状況となっていた。 その後、再開された試合ではヴィルツがハットトリックとなるチーム5点目も叩き込み、空気を呼んだ主審が早めに笛を吹き、初優勝に大興奮の群衆がピッチになだれ込む大混乱の中で歓喜を爆発させた。 この一件を受け、DFBは多くのファン・サポーターのピッチ侵入および試合終了直後の4発の打ち上げ花火点火の違反行為に対して、前述の罰金を科した。ただ、罰金の内の6300ユーロは、今後の安全対策や暴力防止対策に再投資できるという。 <span class="paragraph-title">【動画】試合終了の瞬間!興奮の坩堝、ピッチに雪崩れ込んだファンが初優勝を選手たちと祝福!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uBUqVXt4v8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.03 20:58 Wed
ドルトムント退団が発表されたドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)に、レバークーゼンが関心を示しているようだ。 先月限りで、合計13シーズンを過ごしたドルトムントから退団となったフンメルス。依然として高いパフォーマンスを維持し続けている選手に現役引退の意向はなく、複数のクラブが関心を示していた。 そんな中で、ドイツ『スカイ・スポーツ』によるとブンデスリーガ王者のレバークーゼンもフンメルスの獲得に関心を示しているとのこと。昨シーズン、シャビ・アロンソ監督の下でブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げたチームでは、バイエルン移籍が濃厚とされるドイツ代表DFヨナタン・ターの後釜を探しており、経験豊富なフンメルスも候補になっているようだ。 ただし、レバークーゼンはフンメルス以外にも、複数の選択肢を持っているとのこと。現時点で具体的な交渉はない中でフンメルスにはマジョルカが接触していることもあり、熟練のベテランセンターバックがどのような決断を下すかが注目される。 2024.07.02 17:55 Tue
バイエルンは27日、クロアチア代表DFヨシプ・スタニシッチ(24)との契約延長を発表した。新契約は2029年6月30日までとなる。 2017年1月にバイエルンの下部組織に加入。そのまま順調に昇格を続けて行った中、2021年8月にファーストチームに昇格した。 2023-24シーズンはレバークーゼンへとレンタル移籍。ブンデスリーガで20試合に出場し3ゴール1アシストを記録して優勝に貢献。DFBポカールでも5試合で1アシストを記録しタイトル獲得。ヨーロッパリーグ(EL)でも13試合で1ゴール4アシストを記録して準優勝と、バイエルン以上の良い経験を積むこととなった。 2024年夏で契約が満了を迎えるところだったが、新たに5年契約を締結。来シーズンはバイエルンに留まることとなった。 スタニシッチはバイエルンとの契約延長にコメントしている。 「僕のクラブ、バイエルンと新しい契約を結べて嬉しい。物心ついた頃からずっとこのクラブのファンだ。レバークーゼンには感謝している。ピッチ内外で多くのことを学べたからだ」 「たくさんの試合に出場し、自分の実力を発揮し、リズムに乗ることができた。自信もつき、より良い選手として戻ってきたと思う」 「僕の目標は明確だ。バイエルンのために全力を尽くし、できるだけ多くのトロフィーを獲得することだ。故郷に帰って来られて嬉しい」 2024.06.27 23:30 Thu

ブンデスリーガの関連記事

ギニア代表FWセール・ギラシー(28)、ドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)の退団をシュツットガルトのスポーツ・ディレクター(SD)が認めた。ドイツ『キッカー』が伝えた。 2023-24シーズンは盟主バイエルンを上回り、無敗優勝のレバークーゼンに次ぐ2位でブンデスリーガの戦いを終えたシュツットガルト。しかし、リーグ戦28ゴールで得点ランキング2位のギラシー、リバプールへ移籍したMF遠藤航に代わってキャプテンを務めたアントンは、どちらもドルトムント移籍が迫っている。 SDのファビアン・ヴォルゲムス氏は4日、「2人ともクラブを離れることを我々に伝えてきた」と説明。退団が確実なことを認めたが、「状況がはっきりするまでは、この先どのような道を辿るのか、何も言うことはできない」と移籍先は明言しなかった。 そんなギラシーは契約解除金が1800万ユーロ(約31億3000万円)に設定されており、アントンは2250万ユーロ(約39億1000万円)で移籍の見込み。一方で、ヴォルゲムス氏は補強にも言及し、新戦力候補の1人に挙がっているアウグスブルグのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエルメディン・デミロビッチ(26)について語った。 「彼は良いシーズンを過ごしたし、このリーグの戦い方を知っている」 「経済状況の話に戻るが、彼が我々にとって興味深い選択肢かどうかは現在検討中だ」 2022年夏にアウクスブルグに加入したデミロビッチは、2年目の2023-24シーズン、ブンデスリーガで33試合プレー。センターフォワードやトップ下、ウイングとして15ゴール10アシストを記録した。 さらに、ヴォルゲムス氏はブライトン&ホーヴ・アルビオンからレンタルしたドイツ代表FWデニス・ウンダブ(27)との関係継続についてコメント。本人も残留を望んでいるようだが、移籍金と4年の契約を含め、総額5000万ユーロ(約87億円)以上のオペレーションになりうるようだ。 「我々はあらゆる手を尽くすつもりだが、経済的な限界を超えないようにしなければならない」 2024.07.05 15:13 Fri
リヨンのU-23フランス代表FWラヤン・シェルキ(20)を巡り、ドルトムントが強い関心を抱いているようだ。ドイツ国内の移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者が報じた。 10代の頃から逸材として注目され、自国開催となるパリ・オリンピックのメンバーにも無事選出のシェルキ。昨季も公式戦39試合で3得点9アシストと主力として走り続けたが、リヨンとの契約が残り1年を切り、移籍が取り沙汰される。 そのなかで、関心が噂されるのがパリ・サンジェルマン(PSG)だが、最近になってドルトムントも名乗り。ドルトムントとの交渉では現時点で選手側でも、クラブ間でも合意に至っていないものの、選手本人はドイツ行きに熱心という。 そのため、シェルキはPSG行きをプッシュしておらず、ドルトムントとの次のステップを待っているとも。カリム・ベンゼマやハテム・ベン・アルファ、フセム・アワールの先輩たちと同じく北アフリカにルーツを持つリヨンの注目株だが、去就やいかに。 2024.07.05 14:15 Fri
バイエルンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(38)がキャリアの引き際について語った。ドイツ『Sport1』が伝えた。 バイエルンとの契約は2025年6月までと、満了まで残り1年を切ったノイアー。現在はユーロ2024に参戦中で、5日にはスペイン代表との準々決勝が控える。 スペイン戦を前にドイツ『Die Welt』のインタビューに応じた守護神は、代表やクラブのユニフォームを脱ぐことを考えているかという問いに回答。「少なくとも今ではない」と述べ、目の前の決戦に集中していると主張した。 「正直なところ、辞めることは考えていない。『これが最後の大会になるかもしれない』と常に自分に言い聞かせていたら、自分を抑制しプレッシャーをかけることになると思う」 「精神的に全く良くない。だからこそ、今回のスペイン戦のような大一番を毎回楽しみにしている」 また、これまでシャルケやバイエルンとドイツ国内のみでプレーしてきたノイアーだが、いずれの海外移籍を示唆。アメリカのMLS(メジャーリーグ・サッカー)について、かつてのチームメイトに尋ねたこともあったようだ。 「絶対にとは言えないけど、サウジアラビアやカタールには移籍しないだろう。どちらかと言えば、MLSが選択肢の1つだ。そこでプレーしていたバスティアン・シュバインシュタイガーとそのことについて話したことがある」 「慎重に検討する必要はある。人工芝でプレーすることが多くなるし、ゴールキーパーにとって理想的ではないからね」 一方、これまでのキャリアのなかでも「問い合わせやオファーは常にあった」とのこと。それでもバイエルンにとどまり続けている理由も語っている。 「FCバイエルンという環境とチームのおかげで、自分が最高の場所にいるとわかっていた。僕の意見としては、これほど楽しいクラブは他になかった」 38歳となった今もなお第一線で活躍するノイアーだが、キャリア終盤はどこでプレーすることになるのだろうか。 2024.07.05 13:09 Fri
新シーズンからブンデスリーガに昇格するザンクト・パウリは4日、デンマーク人FWアンドレアス・アルバース(34)との契約延長を発表した。 新契約にサインしたアルバースは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「昨シーズン昇格してからずっとザンクト・パウリに残留したいと思っていたから、とても嬉しいよ。ピッチ内外で培った経験を活かしてチームを助けたいし、全力で頑張るよ!」 デンマークのスキーベIKでプロデビューしたアルバースは、193㎝の大型FW。その後、デンマーク国内を渡り歩き、2019年の夏に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のヤーン・レーゲンスブルクへ完全移籍。 レーゲンスブルクでは在籍4シーズンで公式戦142試合に出場し38ゴール15アシストを記録。この活躍が認められ、昨夏にザンクト・パウリへ完全移籍。2023-24シーズンは序盤こそ出場機会を得たものの、以降は思うように出番を得ることができず。ここまで公式戦18試合の出場にとどまっていた。 2024.07.05 00:45 Fri
ブンデスリーガは4日、2024-25シーズンのマッチスケジュールを発表した。 昨シーズンはバイエルンの12連覇を阻止したレバークーゼンが前人未踏の無敗での初優勝を決めた。 今シーズンはシャビ・アロンソ監督残留で2連覇に大きな期待が懸かる王者レバークーゼンを軸に、ヴァンサン・コンパニ、ヌリ・シャヒンと青年指揮官を迎えたバイエルン、ドルトムントの3強を軸に熾烈な優勝争いが予想される。 その注目の新シーズンは例年通り、8月17日にブンデスリーガ、DFBポカールの2冠を達成したレバークーゼンと、リーグ2位のシュツットガルトによるDFLスーパーカップでシーズンが幕を開け、その他のクラブは同週末にDFBポカール1回戦を戦った後、翌週末に開幕節を戦う。 23日に行われる開幕戦でレバークーゼンはボルシアMGとアウェイゲームを戦い、バイエルンはヴォルフスブルク、ドルトムントはフランクフルトという難敵相手にシーズンをスタートする。 また、2.ブンデスリーガ王者のザンクト・パウリはハイデンハイム、同じく昇格組のホルシュタイン・キールはホッフェンハイムと開幕で激突する。 その他の日程では11月末に予定される第12節(バイエルンホーム)、2025年4月中旬に予定される第29節(ドルトムントホーム)にデア・クラシカーが開催される。 なお、2024-25シーズン最終節は5月17日に予定されている。 ◆開幕カード一覧 ▽8/23(金) ボルシアMG vs レバークーゼン ▽8/24.25(土.日) RBライプツィヒ vs ボーフム ドルトムント vs フランクフルト ホッフェンハイム vs ホルシュタイン・キール フライブルク vs シュツットガルト アウグスブルク vs ブレーメン ヴォルフスブルク vs バイエルン マインツ vs ウニオン・ベルリン ザンクト・パウリ vs ハイデンハイム 2024.07.04 21:08 Thu

記事をさがす

レバークーゼンの人気記事ランキング

1

レバークーゼン、ブンデス初優勝時のどんちゃん騒ぎの代償は約300万円に…

レバークーゼンのブンデスリーガ初優勝時の大騒ぎの代償は、1万9000ユーロ(約330万円)となった。 ドイツサッカー連盟(DFB)は3日、ブンデスリーガ初優勝前に、多くのファン・サポーターがピッチに侵入した一件でレバークーゼンに1万9000ユーロの罰金を科した。 4月14日にバイ・アレーナで行われたブンデスリーガ第29節で、悲願のリーグ初優勝が懸かっていたレバークーゼンは、後半半ばまでに3点のリードを得て勝利をほぼ確実なモノとした。 そして、試合終盤にさしかかるに連れてボルテージが上がり切ったホームサポーターは、83分にフロリアン・ヴィルツが4点目を決めたタイミングで勇み足。もちろん試合後でも認められていないものの、多くのファン・サポーターが試合終了を待たずにピッチへ侵入。試合を一時中断せざるを得ない状況となっていた。 その後、再開された試合ではヴィルツがハットトリックとなるチーム5点目も叩き込み、空気を呼んだ主審が早めに笛を吹き、初優勝に大興奮の群衆がピッチになだれ込む大混乱の中で歓喜を爆発させた。 この一件を受け、DFBは多くのファン・サポーターのピッチ侵入および試合終了直後の4発の打ち上げ花火点火の違反行為に対して、前述の罰金を科した。ただ、罰金の内の6300ユーロは、今後の安全対策や暴力防止対策に再投資できるという。 <span class="paragraph-title">【動画】試合終了の瞬間!興奮の坩堝、ピッチに雪崩れ込んだファンが初優勝を選手たちと祝福!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uBUqVXt4v8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.03 20:58 Wed
2

レバークーゼンがバルサの逸材、U-17イタリア代表DFナターリを完全移籍で獲得! 今年のU-17ユーロの優勝メンバー

レバークーゼンは26日、バルセロナのU-17イタリア代表DFアンドレア・ナターリ(16)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2027年6月30日までの3年間となる。 ナターリは、ミランのユースからエスパニョールのユースへと加入。2021年7月にバルセロナのカンテラに加入し、現在はU-18チームにまで昇格を果たしていた。 世代別のイタリア代表として活躍し、U-17イタリア代表では9試合に出場。今年行われたU-17欧州選手権で主軸としてプレーし、優勝を果たしていた。 若き才能として期待が寄せられる中、レバークーゼンへの移籍を決断。マネージング・ディレクターのシモン・ロルフェス氏は期待を寄せている。 「アンドレア・ナターリはイタリアのU-17欧州選手権のチャンピオンとして、この夏は非常に興味深く人気の選手だった。彼がレバークーゼンを選んでくれてとても嬉しい」 「長期的には、彼は将来我々の重要な要素となるための素質を全て備えている」 2024.06.26 22:40 Wed
3

バイエルンがクロアチア代表DFスタニシッチと2029年まで契約…昨季はレバークーゼンにレンタルされ2冠と最高の経験「感謝している」

バイエルンは27日、クロアチア代表DFヨシプ・スタニシッチ(24)との契約延長を発表した。新契約は2029年6月30日までとなる。 2017年1月にバイエルンの下部組織に加入。そのまま順調に昇格を続けて行った中、2021年8月にファーストチームに昇格した。 2023-24シーズンはレバークーゼンへとレンタル移籍。ブンデスリーガで20試合に出場し3ゴール1アシストを記録して優勝に貢献。DFBポカールでも5試合で1アシストを記録しタイトル獲得。ヨーロッパリーグ(EL)でも13試合で1ゴール4アシストを記録して準優勝と、バイエルン以上の良い経験を積むこととなった。 2024年夏で契約が満了を迎えるところだったが、新たに5年契約を締結。来シーズンはバイエルンに留まることとなった。 スタニシッチはバイエルンとの契約延長にコメントしている。 「僕のクラブ、バイエルンと新しい契約を結べて嬉しい。物心ついた頃からずっとこのクラブのファンだ。レバークーゼンには感謝している。ピッチ内外で多くのことを学べたからだ」 「たくさんの試合に出場し、自分の実力を発揮し、リズムに乗ることができた。自信もつき、より良い選手として戻ってきたと思う」 「僕の目標は明確だ。バイエルンのために全力を尽くし、できるだけ多くのトロフィーを獲得することだ。故郷に帰って来られて嬉しい」 2024.06.27 23:30 Thu
4

ドルトムント退団のフンメルスがブンデスに留まる可能性?レバークーゼンが獲得に関心か

ドルトムント退団が発表されたドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)に、レバークーゼンが関心を示しているようだ。 先月限りで、合計13シーズンを過ごしたドルトムントから退団となったフンメルス。依然として高いパフォーマンスを維持し続けている選手に現役引退の意向はなく、複数のクラブが関心を示していた。 そんな中で、ドイツ『スカイ・スポーツ』によるとブンデスリーガ王者のレバークーゼンもフンメルスの獲得に関心を示しているとのこと。昨シーズン、シャビ・アロンソ監督の下でブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げたチームでは、バイエルン移籍が濃厚とされるドイツ代表DFヨナタン・ターの後釜を探しており、経験豊富なフンメルスも候補になっているようだ。 ただし、レバークーゼンはフンメルス以外にも、複数の選択肢を持っているとのこと。現時点で具体的な交渉はない中でフンメルスにはマジョルカが接触していることもあり、熟練のベテランセンターバックがどのような決断を下すかが注目される。 2024.07.02 17:55 Tue
5

マインツ逸材アタッカーにレバークーゼン行きの可能性?

マインツの逸材アタッカーであるU-21ドイツ代表FWブラヤン・グルダ(20)にレバークーゼン行きの可能性が浮上している。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 アルバニアにルーツを持ちドイツで生まれ育ったグルダは2018年にマインツの下部組織に加入。ユース時代からドイツの世代別チームに名を連ねた逸材は、昨年1月に行われたドルトムント戦でファーストチームデビュー。 ファーストチームの主力として初めて臨んだ昨シーズンはブンデスリーガ28試合に出場し、4ゴール3アシストの数字を残した。178cmの痩身アタッカーは傑出したボールスキル、高精度の左足のキック、パスセンスを兼備し、右サイドからの鋭いカットインや中央の密集で相手に囲まれてもボールを失わず、正確なラストパスでチャンスを演出するプレーを得意としている。 その逸材は今夏のステップアップの意向をすでに示しており、バイエルンやRBライプツィヒ、プレミアリーグの複数クラブが動向を探っている。 以前にバイエルン行きを夢見ていると語っていたが、レコルトマイスターはイングランド代表MFマイケル・オリーズ、オランダ代表MFシャビ・シモンズといったアタッカーの獲得に迫っており、その可能性は非常に低い状況だ。 そういったなか、獲得レースをリードしているのが、昨季のブンデスリーガ王者だという。グルダは同世代のフロリアン・ヴィルツとの共闘を希望しており、シャビ・アロンソ監督の下で自身がさらなる成長を遂げられると考えているようだ。 ただ、マインツは少なくともグルダをあと1シーズンは手元にとどめておきたいと考えており、5000万ユーロ(約87億1000万円)程度の高額な移籍金が必要になるとも言われている。 2024.07.04 16:45 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly