ボロに6発完勝のチェルシーが逆転で決勝進出【EFLカップ】

2024.01.24 06:52 Wed
Getty Images
チェルシーは23日、EFLカップ準決勝2ndレグでミドルズブラをホームに迎え、6-1で圧勝し、2戦合計スコア6-2で決勝に進出
している。

1月10日に行われた敵地での1stレグを0-1で落としたチェルシーは、最前線にブロヤ、2列目に右からスターリング、パーマー、ムドリクと並べる[4-2-3-1]で臨んだ。
フラットな[4-4-2]で構えるキャリック監督率いるミドルズブラに対し、立ち上がりからボールを持ったチェルシーは15分に先制する。

チルウェルのスルーパスに抜け出したスターリングがボックス内へ。クロスを送り、ブロヤがシュートに持ち込もうとしたところ、相手DFのオウンゴールを誘った。

2戦合計スコアで振り出しに戻したチェルシーは29分に逆転。ディザジがボックス右深くをえぐってクロス。ブロヤがシュートに持ち込んだルーズボールをエンソ・フェルナンデスが蹴り込んだ。
止まらないチェルシーは36分、ショートカウンターからスターリングのクロスをディザジが流し込んだ。さらに42分、敵陣ボックス手前でボールを奪ったパーマーがそのままシュートを決めて4-0とし前半を終えた。

迎えた後半、パーマーとマドゥエケが加点して6発完勝としたチェルシーが逆転で決勝に進出。リバプールvsフルアムの勝者とファイナルを戦うことになった。

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チェルシーは2日、レスター・シティからイングランド人MFキーナン・デューズバリー=ホール(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年となるが、1年の延長オプションが付帯している。 なお、イギリス『The Athletic』によると、移籍金は3000万ポンド(約61億2000万円)程度になったようだ。 1年でのプレミアリーグ復帰を共に成し遂げたエンツォ・マレスカ監督に続く形で、チェルシー行きを決断した25歳のレフティーは、新天地での意気込みを語った。 「チェルシーのプレーヤーとしてここにいられるのは素晴らしいことだ」 「ここはみんなが子供のころから見ていて、いつかプレーしたいと願っているクラブであり、いま自分がここにいられることは光栄なことなんだ。本当にワクワクしているし、自分の実力をみんなに見せるのが待ち切れないよ」 8歳からレスターのアカデミーに加入したデューズバリー=ホールは、2歳上で現在はチェルシーでプレーするイングランド代表DFベン・チルウェルらと共に期待の若手として順調に成長。その後、ブラックプール、ルートン・タウンへの武者修行を経て2021-22シーズンからフォクシーズのファーストチームに定着。 昨シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格したチームの司令塔として活躍し、公式戦49試合で12得点15アシストを記録。サポーターとプレーヤーが選出するクラブの年間最優秀選手賞をダブル受賞したほか、チャンピオンシップのチーム・オブ・ザ・シーズンにも選ばれていた。 クラブが財政問題を抱えていた中、一時はブライトン行きが有力視されていたが、最終的に恩師のラブコールに応える形でブルーズ入りが決定した。 アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス、イングランド代表MFコナー・ギャラガー、エクアドル代表MFモイセス・カイセドら強力なライバルとのポジション争いが待っているが、イタリア人指揮官の戦術を知り抜くアドバンテージを活かして定位置確保なるか。 2024.07.02 23:35 Tue
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元イングランド代表DFのギャリー・ネビル氏が、EFLカップ(カラバオカップ)決勝で敗れたチェルシーを改めて批判した。 チェルシーは25日のEFLカップ決勝でリバプールと対戦したが、FWモハメド・サラーやDFトレント・アレクサンダー=アーノルド、GKアリソン・ベッカーら多くの主力を欠いた相手に対して中々優位に立てず。延長戦に入るとファーストチームでの経験がほぼない若手が数多く出場したリバプールにむしろ主導権を握られると、最終的にCKからDFヴィルヒル・ファン・ダイクに決勝弾を決められ0-1で敗れた。 チェルシー側も主将であるDFリース・ジェームズを筆頭に主力数選手が欠場も、リバプールに比べFWクリストファー・エンクンクやFWミハイロ・ムドリクら主力選手をベンチから送り出す余裕はあったことから、試合後には不甲斐ないチームへの批判が集中。特にネビル氏が「blue billion-pound bottlejobs(青い10億ポンドのプレッシャーに弱い集団)」と呼んだことにはマウリシオ・ポチェッティーノ監督が「フェアではない」と反論するなど、大きな話題となった。 それでも、イギリス『スカイ・スポーツ』でネビル氏はこの表現を訂正するつもりはないと主張。チェルシーがリバプールを必要以上に怖がったことが、トロフィーを逃す原因になったのは確実だと述べている。 「あれが本能的なコメントの瞬間だったと言うつもりはない。延長戦の私の解説を聞いていたら、最初の1分から残り2分あたりまで、私がチェルシーに対して怒りを募らせていたとわかるだろう」 「私はチェルシーに恐怖の匂いを感じた。なぜ彼らは、リバプールの若者たちやユルゲン・クロップに自信をつけさせてしまったのだろう。リバプールファンから5分間ほど大合唱が起こったが、それは青いシャツの選手が恐怖の匂いを漂わせていたからだ」 「彼らは悔いなくピッチを去る必要があった。チェルシーはその瞬間をつかまなければならなかったが、縮こまってしまったんだ。“bottle”は非常に強い言葉かもしれないが、絶対的な恐怖を感じながらプレーしたり、固まってしまったり…どう表現しても良いが、それこそ延長戦でチェルシーに見られたものだろう。才能のある若手はたくさんいるから、このタグを固着させたくないはないがね」 「チェルシーがリバプールより若いチームだと主張する人がいるのは知っている。だが、リバプールが選手交代をしたとき、私はキャラガーに『どういうプレーをするかわからない選手が3、4人いる』と言わなければならなかった」 「嘘は一つもない。彼らはリバプールの控え選手と対戦しながら、優勝の瞬間を掴めなかった。私は彼らに腹を立てていたんだ。ピッチ上に3人くらいの少年たちがいて、これほど弱体化したリバプールと対戦する機会はあるだろうか。それなのに、彼らはなぜあんなプレーをしたのだろう」 「誤解しないでほしいが、私はリバプールにトロフィーを掲げてほしくなかったから、チェルシーに対して偏見を持っているというわけではないんだ」 2024.02.27 11:40 Tue
一部のチェルシーファンは、どうしてもマウリシオ・ポチェッティーノ監督(51)を信任できないようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 チェルシーは25日、EFLカップ(カラバオカップ)決勝戦でリバプールに0-1と敗戦。延長戦の末に最後はセットプレーからヴィルヒル・ファン・ダイクのヘディング一発に沈んだ。 国内のカップ戦ファイナルで6試合連続敗戦=準優勝となったチェルシー。昨季より転換期に突入したチームにおいて、今季就任のポチェッティーノ監督としては、トッテナム時代を含め、未だイングランドでタイトルがない。 今季も昨季に続いてプレミアリーグで中位を彷徨うなか、ここでひとつリーグカップを獲れば潮目も変わったかもしれないが、それが叶わなかったことにより、ポチェッティーノ監督への不満も再び顕在化しているようだ。 SNS上で見受けられる現地ファンの意見としては、「(リバプールに)負けたから即解雇」「次の試合にいるべきではない」などなど、敗戦を受けての感情的なものが大半だが、中には前体制時代と比較する意見もある。 「ロマン・アブラモビッチなら、トッド・ベーリーよりも冷酷なアプローチを採ったはずだ」 一部のファンから矢面に立たされるポチェッティーノ監督は試合後、「今日の結果にイライラするべきではない。リバプールが良い例だ。CLはおろか、ELでも勝てない時代を乗り越え、彼らは今がある」と、自身が中・長期的視野に立って現職を担っていると改めて強調する。 チェルシーの今後を占うのは難しいところだが、少なくとも来季のCL復帰は今のところ非現実的。ファンはあと2〜3年、忍耐が必要かもしれない。 2024.02.26 14:40 Mon
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