FAカップで珍事!審判が負傷しスタンドのファンが第4審を担当「ゴールを祝えなかったのは残念。心の中では叫んでいた」
2024.01.18 17:35 Thu
ウォルバーハンプトンvsブレントフォードの一戦で珍事
17日に行われたFAカップ3回戦再試合で珍事が起こった。イギリス『BBC』が伝えている。舞台となったのは、ウォルバーハンプトンvsブレントフォードの一戦。試合は両者譲らずに2-2で延長戦へと突入する。
だが、その延長戦でハプニング。レフェリーが負傷してしまったことで、審判の数が足りなくなってしまった。
そこで第4審を務めることになったのは、スタンドで試合を観戦していたウォルバーハンプトンファンのロス・ベネットさん。11歳の息子と一緒に試合を観戦していたなか、以前ユースチームの試合の審判をしたことがあったこともあり、「こんなことが起こる可能性があるのだろうかと思ったんだ」といい、自ら審判ができると告げたという。
そのベネットさんは、スタンドから息子たちウルブスファンに煽られ、ブレントフォードのスタッフから質問を浴びせられる場面もあったなか、終始プロフェッショナルであり続けたという。
「ゴールを祝うことができなくて、残念だったよ。中立でいなければならなかった。心の中では『あと2週間もしないうちにホーソンズ(対戦相手となるWBAの本拠地)に行くんだ』って叫んでいたよ。『ここで祝っていないウルブスファンは僕だけだ』と思った」
ファンとしてウルブスの勝ち越しゴールを喜べなかったというベネットさんだが、試合後にはレフェリールームに招かれたといい、貴重な経験を振り返るとともに負傷した審判を気遣った。
「一生に一度のことだし、二度とないことだ。本来の第4審の人が無事であることを願っている。いまだに実感がないよ」
そこで第4審を務めることになったのは、スタンドで試合を観戦していたウォルバーハンプトンファンのロス・ベネットさん。11歳の息子と一緒に試合を観戦していたなか、以前ユースチームの試合の審判をしたことがあったこともあり、「こんなことが起こる可能性があるのだろうかと思ったんだ」といい、自ら審判ができると告げたという。
そのベネットさんは、スタンドから息子たちウルブスファンに煽られ、ブレントフォードのスタッフから質問を浴びせられる場面もあったなか、終始プロフェッショナルであり続けたという。
だが、そんなベネットさんの最大の試練はウルブスの決勝点が決まった場面だった。
「ゴールを祝うことができなくて、残念だったよ。中立でいなければならなかった。心の中では『あと2週間もしないうちにホーソンズ(対戦相手となるWBAの本拠地)に行くんだ』って叫んでいたよ。『ここで祝っていないウルブスファンは僕だけだ』と思った」
ファンとしてウルブスの勝ち越しゴールを喜べなかったというベネットさんだが、試合後にはレフェリールームに招かれたといい、貴重な経験を振り返るとともに負傷した審判を気遣った。
「一生に一度のことだし、二度とないことだ。本来の第4審の人が無事であることを願っている。いまだに実感がないよ」
1
2
ウォルバーハンプトンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
ウォルバーハンプトンの人気記事ランキング
1
ウルブスがセリエA勢関心のノルウェー代表FWラーセンを確保! 週明けにも公式発表へ
ウォルバーハンプトンが、セルタのノルウェー代表FWヨルゲン・ストランド・ラーセン(24)の獲得を決定的なモノにした。イギリス『BBC』が報じている。 今夏の移籍市場ではボローニャやローマ、ナポリといったイタリア勢からの関心も伝えられたラーセン。A代表ではFWアーリング・ハーランドらの後塵を拝すが、今シーズンのラ・リーガで37試合13得点を記録した193cmの大型ストライカーだ。 報道によると、ウルブスは300万ユーロの有償レンタル+来夏2700万ユーロでの買い取りオプションが付帯する総額3000万ユーロ(約51億7000万円)の条件でクラブ間合意に至ったという。さらに、すでに個人間合意に至っているラーセンは7月1日に現地入りし、メディカルチェックを受診する予定だ。 ミランの下部組織にも在籍経験がある24歳FWはセンターフォワードを主戦場に、左右のウイングでもプレー可能なスピードを有するアスリート型で、ポストワークや個での打開力に伸びしろを残すが、右足とヘディングのシュート精度を含めダイナミックにゴールをこじ開ける、プレミアリーグ向きのプレースタイルの持ち主だ。 2024.06.30 17:40 Sun2
ウルブスが今夏最優先事項の9番確保! セルタからノルウェー代表ラーセン獲得
ウォルバーハンプトンは2日、セルタからノルウェー代表FWヨルゲン・ストランド・ラーセン(24)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「9」に決定している。 今回の契約には出場試合数など特定の条件を満たした場合、買い取り義務が生じる条項が盛り込まれており、その条項を行使した際には同選手と2029年までの契約を結ぶことになる。 なお、イギリス『BBC』によると、移籍金は300万ユーロの有償レンタル+買い取り金額2700万ユーロの総額3000万ユーロ(約51億7000万円)になるという。 今夏の移籍市場ではボローニャやローマ、ナポリといったイタリア勢からの関心も伝えられたラーセン。A代表ではFWアーリング・ハーランドらの後塵を拝すが、今シーズンのラ・リーガで37試合13得点を記録した193cmの大型ストライカー。 ミランの下部組織にも在籍経験がある24歳FWはセンターフォワードを主戦場に、左右のウイングでもプレー可能なスピードを有するアスリート型で、ポストワークや個での打開力に伸びしろを残すが、右足とヘディングのシュート精度を含めダイナミックにゴールをこじ開ける、プレミアリーグ向きのプレースタイルの持ち主だ。 ウルブスでスポーツディレクターを務めるマット・ホブス氏は、「この夏、9番を獲得することが我々にとって非常に重要だったことは誰もが知っている。ヨルゲンはそのポジションの第一候補だった。だから彼を獲得できたことを本当に嬉しく思っている」と、意中のストライカー獲得に満足感を示している。 <span class="paragraph-title">【動画】ウルブスが新9番獲得を発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="no" dir="ltr">Let's gø! <a href="https://t.co/9y474eCyZl">pic.twitter.com/9y474eCyZl</a></p>— Wolves (@Wolves) <a href="https://twitter.com/Wolves/status/1808124498538881041?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.07.02 22:48 Tue3
ブラジルの逸材SBペドロ・リマが急転直下のウルブス入り! 先日にチェルシー行き合意報道も…
ウォルバーハンプトンが、チェルシーとの争奪戦を制してスポルチ・レシフェのU-17ブラジル代表DFペドロ・リマ(17)の獲得に成功した。 スポルチ・レシフェは17日、「ペドロ・リマの経済的および連盟的権利を、イングランドのウォルバーハンプトン・ワンダラーズへ譲渡する拘束力のある契約を締結したことを発表した。この契約は、イングランドのクラブが実施するメディカルチェックに対するプレーヤーの承認など、慣例的な条件を条件としている」と、来月1日に18歳の誕生日を迎えるDFの移籍合意を発表した。 ペドロ・リマはスポルチの下部組織出身。右サイドバックでプレーする逸材として注目を集めている。 2024年1月にファーストチームに昇格。今シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)で7試合に出場。U-17ブラジル代表として、2023年に行われたU-17ワールドカップ(W杯)にも出場していた。 その逸材に関してはレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ユベントス、ミラン、アタランタ、PSVなどの関心が報じられていた中、先日にはチェルシーを保有する『BlueCo group』との合意も報じられた。 総額1000万ユーロ(約16億9000万円)の移籍金に加え、イギリスの労働許可証が取得できない場合、系列クラブであるフランスのストラスブールへのレンタル移籍というプランも明かされていたが、急転直下のウルブス行きが決定した。 2024.06.18 06:30 Tue4
ウルブス、ブラガのU-21ポルトガル代表WGロドリゴ・ゴメスを約25億円で獲得
ウォルバーハンプトンは12日、ブラガのU-21ポルトガル代表FWロドリゴ・ゴメス(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの5年間で、1年延長オプション付きとなっている。移籍金はイギリス『BBC』によると1270万ポンド(約25億円)とのことだ。 各世代のポルトガル代表に選出されてきているウインガー兼ウイングバックのロドリゴ・ゴメスは今季、レンタル先のエストリル・プライアでプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)30試合出場7ゴール7アシストを記録。 アトレティコ・マドリーも獲得に乗り出していたようだが、ウルブス移籍となった。今季はプレミアリーグで14位と苦戦したウルブスだが、ロドリゴ・ゴメスが起爆剤となれるかに注目だ。 2024.06.13 07:45 Thu5