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日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指すクラブが集う「地域リーグ」。優勝チームが揃いつつある各地域の推移をざっくりまとめる。
大前提として、各地域の優勝チームはJFL昇格が懸かる「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)」への出場権を獲得。
それ以外のチームは「第60回全国社会人サッカー
2024.09.12 17:00 Thu
日本フットボールリーグ(JFL)と同様、8月が中断期間に充てられたリーグの多い「地域リーグ」。各地域の推移をざっくりまとめる。
大前提として、各地域の優勝チームは「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)」へストレートイン。
それ以外のクラブは「第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)」
2024.08.15 19:15 Thu
2024年も7月到来で下半期へ。
ここでは地域リーグ(1部)の前半戦をざっくりまとめる。優勝で全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)へ進出するのは…
◆北海道サッカーリーグ
▷全8チーム/全14節
▽上位陣(第5節消化)
1位 BTOP北海道 | 勝ち点15 | +42
---
2024.07.01 23:00 Mon
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2024シーズンの地域リーグからは、関西1部初優勝で地域CL初出場、そして地域CL初優勝という飛鳥FC(奈良県)が“卒業”し、JFLへ。
2025シーズンこそは俺たちが…という意気込みでリスタートしたであろうクラブと、その「加入in/out退団」をいくつかピックアップする。【第3回/全3回】(各クラブの発表は12日時点)
◆福山シティFC(中国/広島)
2024シーズンまで中国リーグ3連覇の福山だが、昨季の地域CLは1次ラウンド敗退。10月の全社1回戦敗退を受けてコーチ陣をテコ入れも、停滞感を払拭することは叶わなかった。
リーグ4連覇と念願のJFL入会を目指す今季に向けては、得点源だったFW高橋佳(28)が退団。一方、2022年に地域CL初出場へ導いた小谷野拓夢氏が監督として再登板し、昨夏加入したDF代健司(35)の期限付き移籍期間も延長された。
そして8日、エリース豊島FCで2024シーズン関東1部得点王の韓国人FWソン・ホギョン(27)の獲得を発表。2度目の福山加入となるソンは、母国での兵役を経て日本サッカーに復帰した、地域リーグ有数のストライカーである。
2025シーズンこそは悲願達成なるか。福山にとってリーグの4連覇は通過点であるはずだ。
◆ブランデュー弘前FC(東北1部/青森)
昨季の弘前は東北1部2連覇で地域CL出場も、FC刈谷に0-7惨敗を喫するなど1次R3連敗で敗退。シーズン後には攻撃の要だった3枚、FW高木輝之(28)、MF浅利航大(28)、MF平尾泰雅(25)が揃ってラインメール青森へ移籍した。
高木・浅利・平尾の3枚で、昨季の東北1部で累計「40得点20アシスト」。総得点98のうち、大半にこの3選手が関わっていた格好だ。また、センターラインたるDF成田諒介(36)、MF知久航介(25)の現役引退も発表されている。
一方、ラインメールからはDF河西真(28)、DF高井健太(23)、MF中村成龍(24)が加入し、MF板橋幸大(23)などが契約を更新。
新監督には中三川哲治氏が就任することも発表され、ガラッと生まれ変わりそうな2025シーズンの新生弘前。東北1部の覇権を守るだけでなく、競争力を身につけて地域CLへ進みたい。
◆FC.ISE-SHIMA(東海1部/三重)
ISE-SHIMAは2021年に地域CL準優勝で入替戦まで経験したなか、昨季東海1部“初優勝”で2度目の地域CLへ。しかし、初出場時に無敗で駆け抜けた全国…2度目は初戦でショッキングな逆転負けを喫し、3連敗で1次R終戦となった。
今季に向けては、志摩市出身のエースストライカーであるFW濱田竜輝(24)、またDF宮寺優斗(25)など、主力の残留が複数発表済み。
新戦力では、三重県出身のDF和田侑樹(24)&MF楠本羽翼(24)が加入。2人は東海学園大学時代からの盟友で、揃ってFC岐阜からの加入となる。また、和田は昨季レンタルの高知ユナイテッドSCでJ3入会メンバーとなった。
ライバル刈谷が王座奪還へ積極的な補強に動くなか、ISE-SHIMAは連覇へさらにスカッドを拡充させられるか。東海1部の競争力は低くなく、今季も激しい攻防が期待できそうだ。
2025.01.13 17:00 Mon
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8日、日本フットボールリーグ(JFL)入会を目指すクラブが集う全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2024(地域CL)が開幕する。
今季の地域CLは、出場全12クラブが「JFL入会」を希望する書類をリーグ側へ提出。
1次ラウンドはグループA〜Cの全3組。「各組1位3チーム+各組2位の成績最上位1チーム」の計4チームが決勝ラウンドへ進み、原則として、決勝R1位はJFLへ自動昇格、決勝R2位はJFL最下位との入替戦へ…という流れである。
◆北海道十勝スカイアース(北海道/北海道)
十勝は北海道リーグ王者として3年ぶりの地域CL。北海道勢は地域リーグからJFLへの昇格を掴んだことがなく、十勝も2020年に決勝R進出も、3戦3敗で夢敗れている。BTOP北海道から道内の覇権を取り戻した勢いで、勝ちたい。
◆ブランデュー弘前FC(東北1部/青森)
弘前は東北1部を2連覇と、JFL経験を持つコバルトーレ女川を凌駕。東北1部「98得点」は、全国各地域1部で最多の数字である。JFLではラインメール青森が弘前市でホームゲームを開催することもある状況…弘前も上がりたい。
◆VONDS市原(関東1部/千葉)
V市原は関東1部を2連覇。昨季は決勝R2位も、入替戦で沖縄SVに敗れて涙を呑んだ。ソリッドなサッカーを伝統とし、いつの時代も守備が堅い。本拠地「ゼットエー」は改修工事が進んでおり、夜間照明のLED化が完了したそうだ。
◆福井ユナイテッドFC(北信越1部/福井)
北信越1部2連覇の福井は、まさに地域CLの常連。クラブ発足6年で5回目の出場だ。昨季は1次Rで3戦無敗も、得失点差で2位敗退。今季はホームでのリーグ最終節で観衆「2081人」を記録するなど、県民の期待が大きそうだ。
◆FC.ISE-SHIMA(東海1部/三重)
ISE-SHIMAは東海1部初優勝。輪番枠で地域CL初出場の2021年は、決勝R2位で入替戦へ進み、当時のホンダロックSCに敗れて散った。もし昇格なら、JFLはヴィアティン三重、アトレチコ鈴鹿、ISE-SHIMAと三重県3クラブに。
◆飛鳥FC(関西1部/奈良)
こちらは関西1部初優勝の飛鳥。奈良県勢が地域CLに出場するのは、2014年の奈良クラブ以来で、この時の奈良は優勝してJFLへ。飛鳥の美濃部直彦監督は、自身のXで「超大穴の我々が何か起こせたら面白いよね」とニヤリ。
◆福山シティFC(中国/広島)
完成度の高いサッカーで中国リーグを3連覇した福山。ただ、全社で3年連続の1回戦敗退を喫し、大会後にコーチングスタッフのテコ入れを発表した。ともあれ、V市原とともに昨季の決勝R組。福山を侮るチームなど存在しない。
◆FC徳島(四国/徳島)
FC徳島は四国リーグ4連覇(※)、6年連続6回目の地域CLに。徳島ヴォルティスのエースストライカーとしてJリーグ参入初期を支えた羽地登志晃氏が今季から監督だ。全社ではクラブ史上最高の準優勝。間違いなく、力はある。
(※)リーグ中断の2021年はカウントせず
◆ヴェロスクロノス都農(九州/宮崎)
都農は九州リーグを2連覇。土日集中開催も多い九州とあって、地域CL出場権獲得の一番乗りとなった。福山で昨季の決勝Rを経験したDF松岡憧が加入したことは大きな補強だったか。松岡が最終ラインに君臨する都農である。
◆JAPANサッカーカレッジ(全社枠1/新潟)
ご存知、天皇杯でJ1名古屋に勝利した専門学校チームJSC。全社はV市原、弘前、FC徳島と3地域のチャンピオンを撃破して頂点に輝いた。一方、1次Rで同居する福井とは、北信越1部で2戦2敗。勢いとヤングパワーでリベンジだ。
◆ジェイリースFC(全社枠2/大分)
地域リーグ最強の「実業団」ジェイリース。J2大分など九州Jクラブに所属歴のある選手が多く、今季の九州リーグは優勝した都農を相手に1勝1分けだ。ジェイリースと都農も1次Rで同居。全社枠からの勢いで今回も勝ちたい。
◆FC刈谷(全社枠3/愛知)
刈谷は本来なら東海1部優勝からの地域CLが相応しい実力派集団。かつてJFL上位に食い込んだデンソーを前身とする強豪だ。全社枠3ということで、まさに1番下からの参戦…昨季は栃木シティが百年構想枠から昇格している。
2024.11.07 06:00 Thu
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高知ユナイテッドSCのDF中田永一(28)が、Y.S.C.C.横浜との「J3・JFL入替戦」第1戦を振り返った。
明治安田J3リーグ19位のYS横浜、そして日本フットボールリーグ(JFL)2位の高知が対戦する、史上初の「J3・JFL入替戦」。
12月1日、その第1戦は1-1ドロー決着。開始5分でYS横浜が先制も、吹っ切れた高知は33分、ウイングバックのDF上月翔聖が果敢な仕掛けから自ら右足弾をねじ込んで追いついた。
高知は逆転ならずも、押し込む時間が少なくなく、好機も多数。直近のリーグ戦よりも明らかに試合内容が向上しており、悲願のJ3参入に向け、光明となったはずである。
<span class="paragraph-subtitle">◆「諦めてはいけない」</span>
フル出場したDF中田は「出だしは硬かった」と早々の被弾を悔やみつつ、「全員が“あと85分ある”と切り替えた。1失点は覚悟の上で臨んだので、さほど気にしなかったです」と言う。
中田自身にフォーカスすれば、東海1部のFC.ISE-SHIMAに所属していたころ、2021年の「JFL・地域リーグ入替戦」に出場。そこで培ったマインドが今回活きたと話す。
「あの時、ISE-SHIMAはホンダロックSC(現:ミネベアミツミFC)と対戦して、前半で0-3になっちゃったんですね。それもセットプレーで3発。『もう無理だ』って思ったんですよ」
「だけど、結局は一発勝負で負けたけど、後半2点とって追いすがった。やっぱり、途中で諦めてはいけないんだとあの時に学びました」
<span class="paragraph-subtitle">◆「ホンダロック戦を思い出して」</span>
しかし、今回のYS横浜戦を迎えるにあたり、不安な心持ちがあったことも告白。今季は2度の負傷離脱でリーグ戦出場が9試合のみ...公式戦のフル出場も先発出場も6月以来であった。
「自分は今季、肉離れが2回あって…正直、心身ともに不安定なシーズンでした。復帰して試合に出ることはあっても、90分間はなく、フィジカル面を心配してた部分もありましたね」
「(試合前日)いつもはサッカーのイメージをして眠るんですけど、昨日はイメージすればするほど眠れなくて…深夜2時くらいまで」
それでもやはり、ISE-SHIMA時代のホンダロック戦が己を救うキッカケとなったようだ。
「今回のような試合で力を発揮できないんじゃないか、というのも不安だった部分。けど、あの試合を思い出し、かなり落ち着きました」
「フィジカル面の心配はありつつも、気持ちを全面に出せばカラダもついてくるだろうと。『とりあえず70分くらいまで頑張ろう』というイメージを掴みましたね」
<span class="paragraph-subtitle">◆「残り1試合、自分たち次第」</span>
そんな中田の夢は「Jリーガーになること」。高知に来て3年目、実現まであと一歩となったなか、心の奥底には古巣ISE-SHIMAもある。
「大卒のときにケガをして夢が叶わず、28歳まで6年間、悔しさを抱き続けてます。さっき入場のときに『あと一歩だな』って気持ちが込み上げてきて、涙が出そうになりましたね」
「ISE-SHIMAからJFLクラブへ移籍した選手は僕が初めてで。今も小倉隆史さん(クラブ理事長)から連絡をもらいますし、サポーターの方々からもSNSを通じてエールをもらいます」
「残り1試合、ほんとうに自分たち次第。ISE-SHIMAのサポーター、何より高知サポーターのアツい気持ちを背負って、あとはココロを動かす試合をして『昇格』するだけです」
<span class="paragraph-subtitle">◆入替戦2ndレグ</span>
2024年12月7日(土) 15:00KO
Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC
ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市)
2024.12.02 17:00 Mon