ファビオ・アウレリオ FABIO AURELIO Rodrigues

ポジション DF
国籍 ブラジル
生年月日 1979年09月24日(44歳)
利き足
身長 178cm
体重 75kg
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末期ガン公表のエリクソン氏が長年に渡る夢叶える…3月チャリティーマッチで生涯ファンであり続けたリバプールを指揮

先日に末期ガンであることを公表したスヴェン・ゴラン・エリクソン氏(75)が、自身の夢と語っていたリバプールを指揮することになった。 かつてイングランド代表を指揮したスウェーデン人指揮官は、先月にスウェーデンのラジオ『P1』のインタビューで、「私は深刻な病気を患っている。最も良い場合でも1年、最悪の場合ははるかに短くなるだろう。正確に言うことは不可能であり、考えない方が良いと思っている」と自身が末期ガンであることを告白した。 エリクソン氏は、これまでクラブチームではベンフィカ、ローマ、フィオレンティーナ、サンプドリア、ラツィオなどを指揮。2001年から2006年までイングランド代表を指揮し、日韓ワールドカップとドイツ・ワールドカップを指揮した。 その後、マンチェスター・シティやメキシコ代表、コートジボワール代表、レスター・シティなどで指揮をとると、近年はアジアで指導を続け、中国スーパーリーグの広州富力(広州城FC)、上海上港(上海海港)、深圳市足球倶楽部、フィリピン代表などを指揮した。 指導者としての輝かしい42年の活動のなか、実現できずにいたのが、生涯のファンであることを認めていたリバプールでの指揮。末期ガン公表後のイギリスメディアのインタビューでも、その無念を語っていた。 しかし、その事実を伝え聞いたリバプールの計らいによって、エリクソン氏はレッズを指揮するという長年に渡る夢をついに実現することになった。 リバプールは13日、3月23日に行われるアヤックスとのチャリティーマッチで、エリクソン氏がクラブのレジェンドチームの指揮を執ることを発表した。 「元イングランド代表監督(エリクソン)は、イアン・ラッシュ、ジョン・バーンズ、ジョン・オルドリッジを含むLFCの偉大なプレーヤーたちのダッグアウトに加わり、毎年恒例のLFC財団チャリティーマッチに参加する予定です」 「クラブとLFC財団の関係者全員が、素晴らしい募金活動のために、LFCファンのスヴェンとその家族をアンフィールドに温かく歓迎し、当日はダッグアウトで彼に会えることを楽しみにしています」 なお、エリクソン氏はこの試合でイェジー・ドゥデク、マルティン・シュクルテル、ファビオ・アウレリオ、ジブリル・シセ、ライアン・バベルといった元選手たちを指揮することになる。 2024.02.13 23:11 Tue

リバプールで出番待つアルトゥール、同胞アウレリオ氏は期待「ここほど彼のポテンシャルを発揮できる場所はない」

かつてリバプールに所属したファビオ・アウレリオ氏が、同胞であるブラジル代表MFアルトゥール・メロに期待を寄せた。クラブ公式サイトが伝えている。 アルトゥールは今夏の移籍市場で、ユベントスからリバプールに買い取りオプションが付随したレンタル移籍で加入。中盤に多くの負傷者が生じているリバプールを救う役割が期待されたが、緊急の補強だったこともありここまでは77分から投入されたチャンピオンズリーグ(CL)グループA開幕節のナポリ戦が唯一の出場となっている。 それでも、現在はオフ返上でフィットネス向上に努めているアルトゥールに対して、アウレリオ氏はプレースタイルがチームに合うと断言。フィットに時間は必要だが、チームメイトが助けになるだろうと期待した。 「アルトゥールはリバプールにとって興味深い存在になると思う。そして、リバプールにおいてブラジル人がさらなるレガシーを残せるのは素晴らしいね。彼がほかの同胞たちと同じように成功することを願っている」 「私が知っている限りで言うなら、彼はリバプールのシステムにフィットするはずだ。彼は常にゲームに参加してボールに触れ、試合のペースをコントロールし、ダイナミズムも備えた選手さ。チアゴ(・アルカンタラ)が好むのと似たプレーが見られるだろう」 「クロップ監督はアルトゥールの獲得直後、そのポテンシャルを強調したと聞いた。ブラジルでも、ヨーロッパに行く前の彼に対する期待は本当に大きかったよ。そして、この監督やリバプールほど、彼のポテンシャルを発揮できる場所はないだろう」 「もちろん、チームやプレミアリーグに適応するためある程度の時間が必要になるはずだ。私が最も適応に迫られたのは試合の激しさだった。よりフィジカルにプレーし、より素早く考えることを学ぶ必要があったんだ。もちろん、テクニックを失わずにね。スピードが早まれば、プレーの質が落ちることもある」 「今のリバプールにはブラジル人やポルトガル人が多く、彼の適応を助けられるだろう。私が2006年にリバプール初のブラジル人選手として加入したとき、英語はまったく話せなかった。スカウス訛りも、英語のレッスンで習うのとはちょっと違ったしね」 「そのときは4、5カ国語を話せるボウデビン・ゼンデンのおかげで馴染めた。それから、マルク・ゴンザレスやスペイン人選手、スタッフに助けられたよ」 「チームメイトは環境に慣れるためとても重要な存在になる。そしてアルトゥールは、素晴らしいチームメイトを頼りにできるだろう」 2022.09.19 18:00 Mon

アシスト量産のリバプール両SBをOBも絶賛「SBになるため生まれてきた選手だ」

かつてリバプールでプレーした経歴を持つファビオ・アウレリオ氏が、古巣で活躍する2人のサイドバックを称えた。クラブ公式サイトが伝えている。 リバプールにとって欠かせない戦力であるDFトレント・アレクサンダー=アーノルドとDFアンドリュー・ロバートソンは、今季も安定したパフォーマンスを発揮。アレクサンダー=アーノルドは公式戦35試合に出場して2ゴール17アシスト、ロバートソンは公式戦34試合出場で1ゴール13アシストを記録しており、主力としてチームを支えている。 すでに2桁アシストをマークしている両サイドバックについて、現役時代に高いキック精度を持つ左サイドバックとして知られたファビオ・アウレリオ氏も称賛。特に同ポジションのロバートソンについては、世界最高の左サイドバックだと手放しに称えている。 「私はキャリアの中で素晴らしい左サイドバックを何人も見てきた。守備が非常に強い選手もいれば、攻撃的な選手もいたね。しかし、サイドバックの役割全体を考えたとき、ロバートソンは守備も攻撃も完璧であり、ゴールを決め、スピードもスタミナも備え、アグレッシブだ。だから彼はサイドバックリストのトップだろう。それ以外のことは言えないよ。そしてそれは、彼の数字が物語っている」 「彼ら2人はこのポジションに求められるすべてをこなしている。ロバートソンだけでなく、トレントについても同じことが言えるよ。どちらも非常に完成されたサイドバックだ。2人とも試合中はピッチを上下して、試合によく絡んでいる。2人とも、サイドバックになるため生まれてきたと言えるね」 また、ブラジル人のファビオ・アウレリオ氏は、同じ南米出身で今冬チームへ加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスにも言及。すでに主軸として定着している同選手のクオリティを評価している。 「私は彼をポルトで何試合か見ていたから、加入が決まったときはチームにぴったり合うだろうと思っていた。スピードがあり、1対1にも強い。彼のプレーを見ていてよくわかるのは、性格やプレーに対する意欲だ。このすべてが、彼の素早い適応を助けてくれたのだろう」 2022.03.24 15:48 Thu

プレミア第2節チェルシーvsリバプールの一戦は点の取り合いになる? 思い出されるのは2008-09シーズンCL準々決勝2ndレグ

先週末に開幕を迎えたプレミアリーグだが、第2節ではチェルシーvsリバプールというビッグマッチがスタンフォード・ブリッジで行われる。 両チームとも、開幕戦を勝利で飾っているが、リバプールは昇格組のリーズ・ユナイテッドに3失点を喫するなど守備面の課題を露呈。DFヴィルヒル・ファン・ダイクのミスは置いておいても、前半は右サイドを何度か崩されるなど不安をみせた。 一方のチェルシーもGKケパ・アリサバラガも拙守もあったが、全体的に守備が緩く、簡単にシュートを許す場面が散見された。また新加入のMFカイ・ハフェルツに関してもまだまだ守備面での連携が取れていない印象を受けた。 チェルシーがリバプール戦でも開幕節と同様のシステムで臨む場合、点の取り合いが予想されるが、このカードでの打ち合いと言えば、2008-09シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグが思い出される。 <div id="cws_ad">◆アレックスの弾丸FKも!チェルシーvsリバプール戦ハイライト《08-09CL》<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJlSkp4b1RvUSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ★不可能を可能にしかけたリバプール その年のCL準々決勝は、プレミアリーグから4チームが残る中、チェルシーとリバプールが激突した。アンフィールドで行われた1stレグ、開始6分にフェルナンド・トーレスのゴールでリバプールが先制に成功する。しかし、チェルシーはブラニスラフ・イバノビッチの2ゴール、ディディエ・ドログバの1ゴールで試合を引っくり返し、3-1の勝利を収めた。 スタンフォード・ブリッジで行われる2ndレグ前に、誰もがチェルシーの突破を信じて疑わなかった。さらにリバプールは、大黒柱のスティーブン・ジェラードが股関節痛により欠場するなど、試合前から厳しい状況へと追い込まれた。 しかしリバプールは立ち上がりから気迫を感じるプレーを見せて、チェルシーを押し込んでいく。19分、リバプールが右サイドでFKを得ると、ボールをセットしたファビオ・アウレリオが意表を突いてニアサイドに鋭いシュートを放つ。ピッチ内の選手はファーサイドに寄っており、GKペトル・チェフもクロスを予想していたのか、ファビオ・アウレリオのシュートに反応できず、ボールはそのままネットを揺らした。 このゴールで勢い付いたリバプールは、28分にまたもファビオ・アウレリオのFKからクロスが上がると、ボックス内でイバノビッチがシャビ・アロンソをホールディング。主審はこのプレーを見逃さず、リバプールにPKが与えられた。このチャンスをシャビ・アロンソがキッチリと決めて、リバプールが2試合の合計スコアを3-3とすることに成功。アウェイゴール数で不利となっているリバプールは、さらなるゴールを目指して前がかりとなっていった。 一方のチェルシーは、36分にサロモン・カルーに代えてニコラ・アネルカを送り込む。しかしこの交代策もむなしく、前半はリバプールに圧倒されたまま何とかハーフタイムを迎えた。 ★ランプスの2ゴールで追いすがるリバプールを退ける 後半は劣勢だったチェルシーが息を吹き返す。51分、右サイドを突破したアネルカがグラウンダーの鋭いクロスをボックス内に送る。すると、ニアサイドに入り込んだドログバが角度のない位置からシュートを放つと、これがGKペペ・レイナの左脇を抜いてネットに収まった。 得点を奪ったことで気持ちの面で余裕が出てきたチェルシーは、その6分後、アレックスがやや距離のある位置からのFKで右足を一閃。アウトサイドにかけた強烈なシュートがゴールマウスを捉えてチェルシーが追加点を奪い取った。さらに76分、ミヒャエル・バラックが高い位置でリバプールのカウンターを押さえ込むと、そこからボールを繋いで最後はゴール前のフランク・ランパードがネットに押し込み、スコアは3-2となり2戦合計でも6-3とチェルシーが大きくリードした。 再び崖っぷちへと追いやられたリバプール。しかしここから再び猛追を見せる。81分、相手陣内の中央でこぼれ球を拾ったルーカス・レイバが右足を振り抜くと、シュートはマイケル・エッシェンに当たってコースが変わり、チェフの逆を突く形となってネットを揺らした。さらに2分後、左サイドのアルベルト・リエラが入れたクロスボールに、ニアサイドのディルク・カイトが頭で合わせてゴールを奪った。これで2試合合計スコアは6-5と、リバプールが後1ゴールで準々決勝を突破できる状況まで持ち込んだ。 しかし89分、リバプール守備陣のミスを見逃さなかったチェルシーは、相手陣内の高い位置でボールを奪うと、そこからショートパスを繋いで、最後は再びランパードがコースを狙ったシュートを放つ。これがネットに突き刺さり、チェルシーが試合を決定付けるゴールを奪取。直後に試合終了のホイッスルが吹かれ、チェルシーがリバプールを下して、バルセロナとの準決勝へと駒を進めた。 ちなみに、両者は昨シーズンのプレミアリーグ第37節でも5-3の打ち合い(リバプールが勝利、アンフィールドでの開催)を演じている。 2020.09.19 16:00 Sat

リバプールOBがケガに泣いたキャリアを振り返る「乗り越えてきたケガを考えれば素晴らしい功績」

リバプールなどで活躍したブラジル人DFファビオ・アウレリオが自身のキャリアを振り返った。リバプール公式サイトが伝えている。 10代から名門サンパウロで頭角を現したアウレリオは、U-17、U-20カテゴリーとブラジル代表でプレーし、2000年のシドニーオリンピックにの出場した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJoaDJRdnNvdyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> その後、21歳でバレンシアに移籍するとすぐさま主力に定着。リーグ屈指の攻撃的な左SBとして2001-2002シーズンにはラファエル・ベニテス監督の下、クラブとして31年ぶりのラ・リーガ制覇に貢献した。 2006年には恩師であるベニテス監督を追って、フリーでリバプールへ移籍。ここでも主力として活躍するも、度重なるケガに苦しみ始め、復帰してレギュラーの座を掴んでは負傷離脱を繰り返した。 しかし、出場した試合では結果を残しており、特に2009年、ライバルであるマンチェスター・ユナイテッド相手に決めた美しいFKはサポーターの記憶に今でも残っている。その後2012年に母国のグレミオへ移籍。その後もじん帯のケガによりほとんどの時間をリハビリに費やし、2014年に現役を引退した。 リバプールのクラブ公式インタビューの中で、自らのキャリアを振り返ったアウレリオは、ケガがなければもっと多くのことを成し遂げられたとしつつも、自身のキャリアには満足していると述べた。 「バレンシアにいたときでさえケガに苦しんだよ」 「ブラジル代表チームにも2度召集されたが、1度目はケガで辞退しなければならなかった。2010年のW杯もケガで出場を逃した。あの時、最終候補メンバーに選ばれていたんだ。私の他にSBがおらず、出場する大きなチャンスがあった」 「選手として自信をつけ、チーム内で良いパフォーマンスを見せることができると、もっと自分の能力を見せたいと思うようになる」 「しかし、そこでケガに邪魔されてしまう。そうなれば復帰のために戦い、最初からやり直しだ」 「こういったことに対応するのは精神的にとても難しかった」 「でも、ケガに苦しんだキャリアを終えて思うことは、こんなに多くの問題に悩まされたとしても、これだけのキャリアを築くことができたということだ」 「バレンシアでの6年間とリバプールでの6年間。サンパウロのアカデミーでの2年やトップチームでの2年。3つのクラブで16年を過ごしたことは、キャリアを通して乗り越えてきたケガを考えれば素晴らしい功績だと思うし、幸せだ」 「当然ケガがなければ何を成し遂げられたかと常に考える。私はより多くのことを成し遂げられただろう。しかし、実際にどうなったかは誰も知ることができない」 「だから自分が実際に成し遂げられたことについては幸せだと感じているよ」 2020.06.10 22:08 Wed
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