ニキータ・パリス Nikita PARRIS

ポジション FW
国籍 イングランド
生年月日 1994年03月10日(30歳)
利き足
身長 162cm
体重
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長谷川唯フル出場のシティがユナイテッドとのダービー制して暫定首位浮上!躍動のパークが2G1A【FAWSL】

FA女子スーパーリーグ(FAWSL)第17節、マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッドがエティハド・スタジアムで行われ、シティが3-1で勝利を収めた。 リーグ戦破竹の10連勝、首位チェルシーと同勝ち点の「40」で2位に付けるシティは、[4-1-2-3]で臨み、なでしこジャパンのMF長谷川唯はアンカーでフル出場。センターバックのスペイン女子代表DFライア・アレクサンドリがウォーミングアップ中に負傷し、急遽オーストラリア女子代表DFアラナ・ケネディが先発出場した。 対して宮澤ひなたがケガで欠場中、4位に付けるユナイテッド(勝ち点28)は[4-2-3-1]でスタート。左ウイングのリア・ガルトンを欠く中で、序盤は右のブラジル女子代表FWジェイゼ・フェレイラが推進力を発揮し、イングランド女子代表FWニキータ・パリスが決定機を迎えるなど、主導権を握る。 ただ、先制したのは37分のシティ。イングランド女子代表GK、ユナイテッドのメアリー・アープスのフィードを中盤で長谷川が回収し、ジャマイカ女子代表FWカディジャ・ショーへと縦に付けると、左へはたいてイングランド女子代表FWローレン・ヘンプのタメから追い越したスペイン女子代表DFレイラ・ウアハビがクロス。走り込んだイングランド女子代表MFジェス・パークが右足インサイドで面を作ったボレーで合わせた。ショーは戻りオフサイドに見えたが、副審は旗を挙げず。FAWSLはVARが導入されていないため、判定に変更はなく、ユナイテッドにとってはもやもやの残る失点となった。 試合を動かしたことでリズムを取り戻したシティは、45分に追加点を奪取。右CKに変化を付け、ボックス手前右から長谷川が高いクロスを送ると、ファーのケネディが落として再びパークがネットを揺らす。 シティはさらに後半開始直後にも中盤でパークが奪い切ってショートカウンターへ転じ、スルーパスを受けたショーが相手のチャージをものともせずにゴールを奪う。 ユナイテッドは右サイドバックのカナダ女子代表DFジェード・リビエールが57分に負傷交代するなどの受難に見舞われながらも、交際策を含めて怒涛の反撃を見せ、73分に1点を返す。ハンナ・ブランデルの左サイドからのクロスが、対応したシティのオランダ女子代表DFカースティン・カスパリジに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。 終盤はシティの我慢の時間が続いたが、8分のアディショナルタイムをしのぎ切って4万86人の観衆の前で逃げ切り勝ち。リーグ戦の連勝を「11」まで伸ばし、暫定首位に浮上した。 フル出場した長谷川は出足鋭いインターセプトや惜しいミドルも披露し、セカンドボールの回収役やビルドアップの潤滑油としてピッチに君臨。押し込まれる時間にはジェイゼやルシア・ガルシアへも対応してボールを奪い切るなど、随所で存在感を発揮した。 <span class="paragraph-title">【動画】長谷川のクロスからシティが追加点奪取!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Jess Park flicks it in from close range <a href="https://twitter.com/hashtag/BarclaysWSL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BarclaysWSL</a> <a href="https://twitter.com/ManCityWomen?ref_src=twsrc%5Etfw">@ManCityWomen</a> <a href="https://t.co/nsQF58aOCu">pic.twitter.com/nsQF58aOCu</a></p>&mdash; Barclays Women&#39;s Super League (@BarclaysWSL) <a href="https://twitter.com/BarclaysWSL/status/1771526922989609460?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.24 15:30 Sun

長谷川唯フル出場のシティがユナイテッドに勝利!レスターの宝田沙織と籾木結花もアシスト記録し大勝導く【FAWSLカップ】

FA女子コンチネンタルカップ(FAWSLカップ)のグループステージ最終節が24日から25日にかけて各地で行われた。 女子チャンピオンズリーグ(UWCL)出場のチェルシーに、グループAからEまでの各組首位の5チームと、グループ2位の上位2チームを加えた8チームが準々決勝へ進出する。 グループBではマンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッドのグループステージ突破を懸けたダービーマッチが行われ、シティが2-1で勝利し、首位通過を決めた。 シティのなでしこジャパンMF長谷川唯はフル出場し、ユナイテッドのMF宮澤ひなたはケガのために欠場している。 イングランド女子代表FWクロエ・ケリーの先制点で47分に試合を動かしたシティは、70分に追加点を奪う。最終ラインに落ちた長谷川の縦パスをスイッチに速攻へ転じ、右サイドバックのオランダ女子代表DFカースティン・カスパリジがシュート。GKが弾いたボールをイングランド女子代表FWローレン・ヘンプが押し込んだ。 後半のアディショナルタイムにこそイングランド女子代表FWニキータ・パリスに1点を返されたものの、逃げ切り勝ちでグループステージ突破を決めている。 また、同組のレスター・シティはエバートンに5-1と大勝。宝田沙織はフル出場、籾木結花は先発して72分までプレーし、ともにアシストを記録している。 グループEでは清水梨紗、林穂之香、植木理子を擁するウェストハムがバーミンガム・シティと対戦し、1-2で惜敗。ウェストハムは2点を追い掛ける90+2分に、CKから植木がヘディングでネットを揺らしたが、反撃及ばずグループステージ敗退が決まった。 グループCのワトフォードvsルイスが悪天候によるピッチ水没のため延期となったが、勝敗に関わらずいずれもグループステージ突破には至らず。 一方で、イギリス『BBC』によると、グループAのサンダーランドvsアストン・ビラで、試合は7-0でアストン・ビラが勝利していたが、アストン・ビラが出場資格のない選手を起用したとしてイングランドサッカー協会(FA)が審議中。 現在は勝ち点「12」でアストン・ビラが首位、同「7」でサンダーランドが2位だが、不戦勝扱いでサンダーランドの勝利となった場合は順位がひっくり返ることに。その際アストン・ビラは2位での通過となる。 ただし、より重い処分が下された場合にはグループBで勝ち点「9」のユナイテッドが、準々決勝進出の条件を満たすこととなる。 <span class="paragraph-title">【動画】長谷川唯の縦パスを起点に、速攻からシティが追加点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Y1YoUlwRdJo";var video_start = 317;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】宝田沙織、籾木結花が複数のゴールに絡みレスターがエバートンを下す</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="TWKU64uPnno";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ウェストハム植木理子が気迫のヘディングで1点を返す</span> <span data-other-div="movie3"></span> <script>var video_id ="Mt5GfflgigA";var video_start = 274;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.26 21:20 Fri

若干固い?ユナイテッド加入後初ゴールの宮澤ひなた、試合後に英語でメッセージ

マンチェスター・ユナイテッドでの初ゴールを決めたなでしこジャパンのMF宮澤ひなたが、試合後に英語でメッセージを残した。 26日、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)は第8節が行われ、ユナイテッドはアウェイでブリストル・シティと対戦した。 宮澤は[4-2-3-1]のボランチの一角で先発出場。50分に待望の加入後初ゴールをマークした。 左サイドでリア・ガルトンがボールを奪い返し、パスを受けたエラ・トゥーンがタメを作って横へはたくと、宮澤は流しながらタイミングをうかがい、ボックス手前中央からミドルシュート。これが相手DFに当たり、ディフレクトしたボールがネットを揺らした。 ユナイテッドは55分にニキータ・パリスが追加点を挙げ、2-0で勝利。2試合ぶりの白星を手にした。 試合後にはクラブ公式X(旧:ツイッター)が宮澤の英語によるコメントを配信。若干の硬さも見られるが、笑顔でメッセージを残した。 「I am very happy to score my first goal! Thank you for your support! (初ゴールを決められてとても嬉しいです。応援ありがとうございました!)」 国内外のファンからも「これからも応援していきますのでよろしくお願いします」、「これからは間違いなくもっとゴールを決めるだろう」、「かわいい!そして、ヒニ(宮澤の現地での愛称)にはさらに多くのゴールが待っています!」など、多数の祝福が寄せられた宮澤。1つ重圧から解き放たれ、ここからさらに得点を積み重ねていくことが期待される。 <span class="paragraph-title">【動画】加入後初ゴールの宮澤ひなたが英語でメッセージ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">First United goal <br><br>Signing out for the international window with a message for you is: <a href="https://twitter.com/hinata_1509?ref_src=twsrc%5Etfw">@Hinata_1509</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/MUWomen?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MUWomen</a> || <a href="https://twitter.com/hashtag/WSL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WSL</a> <a href="https://t.co/sq22MeFXI7">pic.twitter.com/sq22MeFXI7</a></p>&mdash; Manchester United Women (@ManUtdWomen) <a href="https://twitter.com/ManUtdWomen/status/1728854131752714591?ref_src=twsrc%5Etfw">November 26, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.27 19:35 Mon

宮澤ひなたが先制点関与のユナイテッド、大勝で次節シティとのダービーへ弾み!なでしこ3選手先発のウェストハムは林穂之香が負傷交代…【FAWSL】

12日、FA女子スーパーリーグ第6節のマンチェスター・ユナイテッドvsウェストハムが行われ、5-0でユナイテッドが大勝した。 ユナイテッドの宮澤は[4-3-3]の中盤の一角で先発出場。ボランチとシャドーの中間ポジションのような位置でつなぎ役に徹し、61分までプレーして先制点に関与した。 ウェストハムの植木理子、林穂之香、清水梨紗も揃って先発。[5-3-2]の中で、植木は2トップ、清水は3バックの右でフル出場を果たすも、中盤起用の林は20分に負傷交代した。 2勝3分けと無敗で迎えたユナイテッドに対し、1勝1分け3敗と黒星が先行するウェストハムは5バック気味でスタート。だが、ボールを握るユナイテッドが早々にスコアを動かした。 3分、左からのクロスが跳ね返されてボックス手前にこぼれると、待ち構えていた宮澤ひなたが左足を振る。シュートにも見えたが、当たり損なってゴール前に浮き上がると、これにゲイゼ・フェレイラが反応。GKの前で先に触り、ヘディングシュートでネットを揺らした。 早くも目論見が崩れたウェストハムはアクシデントにも見舞われる。11分、相手選手を追う途中で林が右足を負傷し、右の足首かアキレス腱の当たりを気にしてピッチにうずくまってしまう。幸い、地力で立ち上がり、以降プレーに復帰したが、20分に途中交代となった。 ウェストハムは植木が立て続けのシュートを放つなど戦う姿勢を見せたが、再び想定外事態に。2トップの一角、ヴィヴィアン・アッセイがユナイテッドのケイティ・ゼレムとルーズボール争いの際に頭部をバッティング。34分にピッチを後にした。 大幅なプラン変更を余儀なくされたウェストハムに対してユナイテッドは42分、再三狙っていたウェストハムの右サイドを崩し、センターバックのミリー・ターナーが技ありのコントロールショットを沈めてリードを広げると、前半の追加タイム1分には逆サイドのポケットを突いてニキータ・パリスが加点する。 大きなアドバンテージを得たユナイテッドだったが、後半はウェストハムの圧力を受けた。69分には植木にドリブルからの鋭いフィニッシュを許したが、GKメアリー・アープスを中心に我慢を続ける。 この奮闘に攻撃陣が応えたのは試合終盤。88分に途中出場のルシア・ガルシアが速攻から追加点を挙げ、その2分後には同じく途中出場のメルヴィン・マラードがセットプレーからダメ押しのゴールを奪い、勝負あり。 大勝したユナイテッドが3位に浮上し、19日にオールド・トラッフォードで行われるマンチェスター・シティとのダービーへ弾みを付けた。 マンチェスター・ユナイテッド 5-0 ウェストハム 【ユナイテッド】 ゲイゼ・フェレイラ(3分) ミリー・ターナー(42分) ニキータ・パリス(45+1分) ルシア・ガルシア(88分) メルヴィン・マラード(90分) <span class="paragraph-title">【動画】宮澤ひなた、左足のキックは狙いと外れるも先制点をお膳立て</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A great header by <a href="https://twitter.com/geyse_ferreiraa?ref_src=twsrc%5Etfw">@geyse_ferreiraa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/BarclaysWSL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BarclaysWSL</a> <a href="https://twitter.com/ManUtdWomen?ref_src=twsrc%5Etfw">@ManUtdWomen</a> <a href="https://t.co/ugsWsrnde8">pic.twitter.com/ugsWsrnde8</a></p>&mdash; Barclays Women&#39;s Super League (@BarclaysWSL) <a href="https://twitter.com/BarclaysWSL/status/1723674526624415804?ref_src=twsrc%5Etfw">November 12, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.13 14:55 Mon

宮澤ひなたは80分にデビュー、起点となった後半AT弾でユナイテッドがアストン・ビラとの開幕戦勝利【FAWSL】

1日、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)が開幕。開幕戦ではアストン・ビラvsマンチェスター・ユナイテッドが行われ、1-2でユナイテッドが勝利を収めた。 今シーズンからなでしこジャパンのFW宮澤ひなたが加入したユナイテッド。昨シーズンのFAWSLでは2位に終わっており、初優勝を目指すシーズンとなる。 宮澤はベンチスタート。ユナイテッドはイングランド女子代表GKメアリー・アープスやMFイングランド女子代表MFエラ・トゥーン、ブラジル女子代表FWジェイゼらが先発出場。対するアストン・ビラは最もセクシーな女子選手とも言われているスイス女子代表MFアリーシャ・レーマンや昨季22ゴールで得点女王となったイングランド女子代表FWレイチェル・デイリー、スコットランド女子代表FWカースティ・ハンソンらが先発した。 新シーズンの幕開けとなった試合だが、前半からこう着状態が続きゴールが生まれない。重い展開となる中で、先にスコアを動かしたのはアストン・ビラだった。 76分、自陣からカウンターを仕掛けるとルーシー・パーカーがドリブルで持ち運ぶ。ボックス手前まで持ち込み右サイドへパス。レーマンがクロスを送ると、ボックス内でデイリーがトラップから体勢を崩すも反転シュート。アストン・ビラが見事にカウンターを完結して先制に成功する。 押し込まれていた時間帯で先制を許したユナイテッド。すると79分、CKからゴールを目指すがニキータ・パリスのヘッドはブロックされる。しかし、続くCKからついにゴール。左CKからのクロスから混戦状態となると、ルシア・ガルシアが蹴り込み、同点に追いつく。 同点に追いついたユナイテッド。このタイミングで宮澤をピッチに送り出す。一気にエンジンがかかるが、なかなか宮澤にボールが入らず。左サイドを中心に攻め込んだこともあり、ボールに触る機会が訪れない。 それでも88分にはハーフウェイライン付近で相手からボール奪取。これを起点にカウンターを仕掛け、最後はパリスがミドルシュートもGKがキャッチする。 その後の流れでは、ボックス右からクロスを上げるも味方には合わず。まあまだ連係面では時間が必要になりそう。それでもアディショナルタイム2分にはボックス手前から初シュート。力無くGKにキャッチはされたが、1つシュートを放った。 するとアディショナルタイム2分、宮澤からのパスを受けたパリスがクロスを上げると、相手DFに当たりディフレクション。これに反応したレイチェル・ウィリアムズがヘッド。これが決まり、ユナイテッドが逆転に成功。1-2で開幕戦を勝利で飾った。 アストン・ビラ 1-2 マンチェスター・ユナイテッド 1-0:76分 レイチェル・デイリー(アストン・ビラ) 1-1:79分 ルシア・ガルシア(マンチェスター・ユナイテッド) 1-2:92分 レイチェル・ウィリアムズ(マンチェスター・ユナイテッド) <span class="paragraph-title">【動画】宮澤ひなたのパスから決勝弾に繋がるクロス!歓喜の輪に加わる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6gYc--DzyVg";var video_start = 7033;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.01 22:55 Sun

観客数7万7390人は女子国内戦の世界記録! ウェンブリーでの女子FAカップ決勝はチェルシーが3連覇!

14日、女子FAカップ決勝戦のチェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドがウェンブリースタジアムで行われ、1-0でチェルシーが勝利。来場者数は7万7390人に上り、女子の国内戦における世界記録となった。 FA女子スーパーリーグ(FAWSL)でも優勝を争う両チームによる決勝戦は、クラブ史上初のファイナル進出を果たしたユナイテッドが過密日程のチェルシーを序盤から手玉に取り、キックオフ後20秒強でリア・ガルトンがネットを揺らす。 これは大会で初採用されたVARの検証も含めて直前のプレーにオフサイドがあったと判断されたが、以降も圧倒的にユナイテッドペースでゲームが推移。チェルシーは我慢の中で前半を終えた。 ターニングポイントとなったの両チームの選手交代。これまで攻め手のなかったチェルシーは、57分に投入されたペルニレ・ハルダーがすぐさまシュートに至るなど、好機に絡む。一方で、ユナイテッドは右サイドで存在感を放っていたニキータ・パリスを61分に下げたが、代わって入ったレイチェル・ウィリアムズは空中戦でのアフターチャージを除き、行方不明の時間が続く。 するとチェルシーは67分、スローインを起点に素早く縦に攻め込むと、右のポケットを取ったハルダーがGKとDFの間を抜ける絶妙なクロスを送り、ファーサイドのサマンサ・カーが仕留めた。バック宙のセレブレーションを披露したオーストラリア女子代表のストライカーは、これが女子FAカップ決勝の舞台では3戦連発となる5得点目となった。 試合巧者のチェルシーは終盤、5バックへのシステム変更も駆使してユナイテッドの攻撃をシャットアウト。虎の子を死守し、3大会連続5度目のFAカップ制覇を達成した。 この試合の来場者数は昨季の4万9094人を大幅に上回る7万7390人。イギリス『BBC』などによれば、女子の国内戦における観客数としては世界最高数を記録したとのことだ。 ユーロ2022でイングランド女子代表が優勝し、10日には監督や一部選手には大英帝国勲章が授与されたばかり。7月にはオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)も控えており、イングランドにおける女子サッカー熱は今後も継続・上昇の予感を漂わせている。 <span class="paragraph-title">【動画】約8万人の大歓声!これ以上ない精度のクロスからサム・カーが決勝点</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="HnvLbO8iQxQ";var video_start = 82;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.16 18:28 Tue

シティ長谷川唯を止めるものなし!パス&ムーブから意外性ある鋭角パスで先制点アシスト「唯の魔法だ!」

マンチェスター・シティに所属するなでしこジャパンのMF長谷川唯が彩を放った。 1試合消化の少ない首位チェルシーを2ポイント差で追う3位シティは12日、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)第15節でブライトン&ホーブ・アルビオンとアウェイで対戦。敗れればアーセナルにかわされ、女子チャンピオンズリーグ(WCL)出場圏外となる可能性もあった中で、2-1で勝利を収めた。なお、主審は日本人の山下良美氏が務めた。 長谷川はこの日も中盤の底で起用され、フル出場。21分に見事な連係から先制点を演出している。 敵陣中央を持ち上がった長谷川は、右へはたいてリターンをボックス右角で受けると、間髪入れずに縦へ付ける。FWカディジャ・ショーとのワンツーを経て中央へ運ぶと、意外性のある鋭角のリターンスルーパス。これをショーが難なく流し込み、シティに先制点をもたらした。 パス&ムーブを繰り返す長谷川を相手選手は全く捕まえられず、ラストパスの位置・角度はともに絶妙。"バニー"の愛称で親しまれるジャマイカ女子代表FWとのコンビネーションも流れるようで、リーグ公式も「バニーと唯の魔法だ!」とゴールを称えた。 シティは33分に追い付かれたものの、89分にショーが再びネットを揺らして辛勝。3ポイントを積み上げ、長谷川のデビュー戦以降、リーグ戦13試合無敗を継続している。 また、この日2得点を挙げたショーは今季公式戦26ゴールとなり、シティ女子におけるシーズン最多得点記録を樹立。これまでは2018-19シーズンにイングランド女子代表FWニキータ・パリス(マンチェスター・ユナイテッド)が記録した「24」が最多だった。 <span class="paragraph-title">【動画】パス出し後の動き、連係にラストパスとすべてが称賛に値する長谷川唯のアシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3_jQJ7K1E1M";var video_start = 27;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.03.13 16:55 Mon

岩渕真奈も名演!? 主力出演のアーセナル特別コレクションの映像が公開! 溺愛されているOBイアン・ライト氏とも共演

もはやチームの顔になっていると言っても良いのではないだろうか。 アーセナルは9日、限定版のアパレルコレクションを発表。その紹介映像には現役選手やOBが登場するのだが、最初に登場するのがなんと、なでしこジャパンのMF岩渕真奈だった。 このコレクションは、1993-94シーズンのアウェイシャツをリメイクしたものとなっており、黄色がベースとなっており、右肩から左裾へ紺色の太いラインが2本入っている。 襟は紺と黄色に赤が加わりアーセナルファンであれば、懐かしさを感じるデザインとなっている。なお、左胸にあるクレストは現在のものに変更される以前のものとなっている。 このコレクションのローンチビデオは、家族が集まるこの特別な時期にフォーカスし、選手たちが家で過ごす様子をイメージして作られている。 冒頭に登場する岩渕はソファーに座って本を読んでいる様子。次に出てくるイングランド代表GKアーロン・ラムズデールはトランプを持って何か悩んでいる表情だ。 その他にも、イングランド代表FWブカヨ・サカやスコットランド代表MFキーラン・ティアニー、イングランド代表MFエミール・スミス・ロウが登場し、男子チームの中心選手が集結している。 また、女子チームからもイングランド女子代表DFリア・ウィリアムソンとFWニキータ・パリスも出演している。 さらにはクラブOBのイアン・ライト氏も登場するこのムービー。最後の集合写真では岩渕が真顔で写っており、それもまたシュールだ。 特にイアン・ライト氏は、岩渕が大のお気に入り。この映像の撮影の際に仲良く満面の笑みでの2ショットを撮影しており、その写真をストーリーズにアップ。さらに、自身のツイッターのアイコン画像に設定してしまうほどの溺愛ぶりだ。 <span class="paragraph-title">【動画】岩渕真奈も出演! 男女の主力選手が登場するアーセナルの新コレクション映像</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tWK53g4ox_s";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.12.10 22:25 Fri

新加入・岩渕の先制点を皮切りに4ゴール圧勝のアーセナルが次のステージへ《WCL》

アーセナル女子は18日、女子チャンピオンズリーグ(WCL)予選第1ラウンド準決勝でオクジェトペス(カザフスタン)とロシアのサプサン・アレナで対戦し、4-0で勝利を収めた。 予選第1ラウンドは4チーム1組の15グループに分かれてトーナメントを行い、各グループの勝者が第2ラウンドに進出できるレギュレーションとなっている。 アーセナルにとっては今季初となる公式戦。ヨナス・アイデバル新監督はFWフィフィアネ・ミーデマを最前線に置く[4-3-3]で臨み、FW岩渕真奈はインサイドハーフで先発出場した。 力の差を見せるアーセナルは序盤からハーフコートゲームを展開。圧倒的にボールを握って攻め続けると、14分にミーデマの横パスをペナルティアーク内で受けた岩渕が意表を突いたトーキックを右隅に沈め、幸先よく先制に成功する。 直後にはキャプテン、MFキム・リトルがPKを沈めて点差を広げ、以降も相手ゴールに迫り続ける。さらなる追加点こそ奪えないものの、相手にチャンスを与えずに2-0で前半を終えた。 後半も前半と同様にアーセナルペースで試合は進む。相手GKも奮闘を続けるものの、65分にアーセナルが追加点。岩渕の縦パスを起点に、最後はFWニキータ・パリスがボックス右から入れたクロスにFWベス・ミードが合わせて3点差に。 さらに、75分にはまたしても右サイドから攻撃を仕掛け、DFノエレ・マリッツの折り返しのこぼれをゴールまでパリスがプッシュして大きくリードを広げる。守備陣も最後まで危なげなく試合を締めてタイムアップ。4-0の圧勝で初陣を飾ったアーセナルが、2007年のUEFA Women's Cup(WCLの前身)以来の欧州タイトル獲得に向けて好調なスタートを切った。 なおアーセナルは21日に、PSV(オランダ)vsロコモティフ・モスクワ(ロシア)の勝者と対戦する。 2021.08.18 22:04 Wed
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