リンジー・ホラン LINDSEY HORAN

ポジション MF
国籍 アメリカ
生年月日 1994年05月26日(29歳)
利き足
身長 175cm
体重
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シーソーゲームの決勝もPK戦決着、アメリカ守護神が3本ストップしカナダを退け7度目の優勝!【SheBelieves Cup】

SheBelieves Cup2024の決勝、アメリカ女子代表vsカナダ女子代表がロウアー・ドットコム・フィールドで現地時間9日に行われ、2-2で90分を終了。PK戦をアメリカが5-4で制し、5大会連続の優勝を飾った。 準決勝ではなでしこジャパンに2-1と逆転勝ちを収めたアメリカと、ブラジル女子代表をPK戦で下したカナダ女子代表。3月7日の2024CONCACAF W ゴールドカップ準決勝でも顔を合わせた両者は、当時2-2からのPK戦でアメリカが勝利を収めていた。 この試合で先手を取ったのはカナダだった。40分、右サイド裏へのボールで相手とのスプリント勝負を制したアシュリー・ローレンスが、対応に飛び出してきたGKアリッサ・ネイハーとバイタルエリアで交錯。ルーズボールをディアン・ローズがつなぎ、アドリアーナ・レオンが空いたゴールへと流し込んだ。 先制したカナダだが、前半終了直前にジョーディン・ウイテマが負傷交代となるアクシデント。一方、追い掛けるアメリカはハーフタイムでなでしこ戦で同点弾の起点となサム・コフィーを下げ、マロリー・スワンソンを送り込む。 するとそのアメリカは50分、ティアーナ・デイビッドソンが敵陣中央から右斜めへのパスを通し、ジェイディン・ショーが丁寧に落とすと、ボックス手前右のソフィア・スミスがジェシー・フレミングをボディフェイントでかわし、ペナルティアーク右から左足を一閃。左隅へとミドル弾を沈めた。 64分にはアレックス・モーガンを下げてトリニティ・ロッドマンを投入したアメリカは、その4分後に流れるような連続の縦パスから逆転ゴールを奪取。自陣中央のリンジー・ホラン、ショーとつながり、スルーパスにロッドマンが抜け出す。2人を引きつけてのラストパスを受け、再びスミスがネットを揺らした。 追い掛ける展開となったカナダも84分、レオンがローレンスとのワンツーでボックス内右へ侵入すると、クリスタル・ダンのファウルを誘発してPKを獲得。これをレオンが自ら沈めて86分に同点に追い付く。 勢いに乗じたカナダは90分にもCKから決定機を迎えるが、カデイシャ・ブキャナンのヘディングは惜しくもクロスバーを叩き、乾いた音を立てて2-2で90分を終了。勝敗はPK戦に委ねられた。 PK戦は両チームともに5人中3人が成功し、2人が失敗。7人目までもつれると、先攻カナダのエーブリヌ・ビアンのキックをGKネイハーが読み切り、3本目のPKストップを披露すると、アメリカはエミリー・フォックスが成功。激闘を制し、5大会連続7度目の優勝を飾っている。 アメリカ女子代表 2-2(PK5-4) カナダ女子代表 【アメリカ】 ソフィア・スミス(50分、68分) 【カナダ】 アドリアーナ・レオン(40分、86分[PK]) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】2-2の打ち合いからPK戦でアメリカがカナダを下す!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="FTU5rZBJu28";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.10 15:40 Wed

なでしこ戦同点弾のアメリカ女子代表19歳FW、初先発からの5試合連続ゴールで同国史上初の記録に

なでしこジャパン戦で同点ゴールを決めたアメリカ女子代表のFWジェイディン・ショー(サンディエゴ・ウエーブFC)が、新記録を打ち立てた。 アメリカは6日、SheBelieves Cup2024でなでしこジャパンと対戦し、2-1と逆転勝ちを収めた。 試合開始わずか30秒で清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)に先制を許したが、以降はフィジカルとスピードで圧倒。前半終了間際にはサム・コフィー(ポートランド・ソーンズFC)のボール奪取からショーが見事なミドルシュートを沈め、後半には途中出場のソフィア・スミスが、ポートランド・ソーンズFCのチームメイト、杉田妃和からPKを奪取。これをリンジー・ホランが決め、5万644人の観衆を沸かせた。 同点ゴールを決めたショーは2023年10月26日に代表デビューしたばかりの19歳。前線から2列目をマルチにこなし、なでしこ戦を含めてこれまで11試合で7得点をマークしている。 さらに『ESPN』によると、ショーはこれまで先発した代表戦5試合すべてゴールを決めており、初先発からの5試合連続ゴールはアメリカ史上初。加えて、5試合連続ゴールそのものが同国史上13人目で、それを達成したのは最年少選手にもなったとのことだ。 才能あふれる19歳を中盤で起用することについて、トゥウィラ・キルゴア監督は「普段は7番や11番(ウイングやセカンドトップ)としてプレーしていますが、現在はマロ(マロリー・スワンソン)が復帰したこともあって、司令塔を担ってもらっています。これは、オリンピックに向けての名簿作成において、ポリバレント性を考慮したいからです」と、意図を明かす。 なでしこ戦でも試合中に複数のシステムを試していたアメリカ。課題とされていた世代交代も、ショーのような若手の台頭があり、パリ・オリンピックへ向けてもこれまで通り怖い存在となりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ジェイディン・ショーがなでしこ相手に強烈ミドルで同点弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">JAEDYN LEVELS IN ATL!!! <a href="https://twitter.com/hashtag/USWNT?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#USWNT</a> x <a href="https://twitter.com/VW?ref_src=twsrc%5Etfw">@VW</a> <a href="https://t.co/0qY2E0A42p">pic.twitter.com/0qY2E0A42p</a></p>&mdash; U.S. Women&#39;s National Soccer Team (@USWNT) <a href="https://twitter.com/USWNT/status/1776657379624386763?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.07 20:45 Sun

リーグ戦7戦連発中の清家貴子が開始30秒弾も、なでしこはアメリカに逆転負け…3位決定戦ではパリ五輪でも対戦するブラジルと対戦【SheBelieves Cup】

6日、なでしこジャパンはSheBelieves Cupでアメリカ女子代表と対戦し、2-1で敗れた。 パリ・オリンピックの出場権を獲得したなでしこジャパン。本大会までの数少ない実戦の機会となる中、アメリカ、カナダ、ブラジルといずれもオリンピックに出場するクラブが参加する戦いに臨んだ。 アメリカ戦には[4-2-3-1]のシステムで臨み、GKに山下杏也加、最終ラインは右から清水梨紗、熊谷紗希、南萌華、守屋都弥、ボランチに谷川萌々子と長野風花、2列目は右に清家貴子、トップ下に長谷川唯、左に藤野あおばと並び、トップに植木理子が入った。 日本ボールでキックオフとなった試合は、開始早々にいきなりゴールが生まれる。開始30秒、自陣でボールを奪うと、谷川が右サイドのスペースへロングフィード。これに完全に抜け出したのが清家。そのままドリブルで持ち込むと、ボックス内に侵入しグラウンダーのシュート。左ポストを叩きながらネットを揺らし、なでしこジャパンが電光石火の先制ゴールを奪った。 WEリーグで7試合連続ゴール中と絶好調の清家のゴールで先制したなでしこジャパン。しかし、すぐにアメリカも反撃。2分、スルーパスに抜け出したアレックス・モーガンがボックス内でボールを収めるも、日本は凌ぎ切る。 互いにマイボールの時間を長くして攻撃を組み立て行く中、10分にはアメリカがカウンターで一気にゴールに迫ることに。左サイドからのグラウンダーのアーリークロスを、トリニティ・ロッドマンが逆サイドを駆け上がってボックス内でシュート。しかし、枠を外れる。 徐々にアメリカが押し込む中15分にビッグチャンス。リンジー・ホランの縦パスをボックス内で受けたマロリー・スワンソンがボックス内からシュート。これが枠に飛んだが、守屋がなんとか戻ってギリギリでクリアし得点を許さない。すると16分にアメリカにアクシデント。DFナオミ・ギルマが自ら右ヒザの違和感を訴えると、そのまま交代。アビー・ダールケンパーと交代した。 それでもアメリカの攻勢は続き、20分にはモーガンがゴールに迫るも枠を捉えられず。それでも21分、日本のビルドアップのボールを奪ったアメリカは、ボックス手前でパスを受けたジェディン・ショウがミドルシュートを決め、アメリカが同点に追いつく。 追いつかれた日本だが、アメリカペースは変わらない。ほとんど攻撃のチャンスを作ることができず決定機は作れずに、1-1で試合を折り返した。 日本はハーフタイムに3名を変更。守屋、清家、谷川を下げ、杉田妃和、浜野まいか、古賀塔子を投入する。 それでも試合はアメリカペースで変わらず。なでしこジャパンは自陣で過ごす時間が長くなっていく。ほとんどシュートもない中、アメリカはポゼッションから朱tー尾まで持っていくが、日本はなんとか守備陣が奮闘して得点を許さない。 日本は70分に植木を下げて田中美南を投入。それでもアメリカのペースは変わらないと、77分にはソフィア・スミスの仕掛けを杉田がボックス内で倒してしまいPKを与えることに。これをホランがしっかりと決め切り、アメリカが逆転する。 逆転されてしまったなでしこは、82分に左サイドでFKを獲得。長谷川が入れたクロスに田中がヘッドで合わせると、シュートは枠に飛ぶもGKがセーブ。終盤は日本がチャンスを作っていく中、87分には藤野に代えて宮澤ひなたを投入するも、決定機は迎えられず。開始30秒でゴールも、なでしこジャパンは2-1と逆転負けを喫して、3位決定戦に回ることとなった。 なお、もう1試合のカナダ女子代表vsブラジル女子代表は1-1で終了。PK戦の末にカナダが勝利し、なでしこはブラジルと対戦が決定。パリ・オリンピック本大会でも対戦するチームとの前哨戦に決定した。 アメリカ女子代表 2-1 なでしこジャパン 【得点者】 0-1:1分清家貴子(日本) 1-1:21分ジェディン・ショウ(アメリカ) 2-1:77分リンジー・ホラン(アメリカ) ◆なでしこジャパンメンバー GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) DF 清水梨紗(ウェストハム) 熊谷紗希(ローマ) 南萌華(ローマ) 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) →HT 杉田妃和(ポートランド・ソーンズ) MF 谷川萌々子(ローゼンゴード) →HT 古賀塔子(フェイエノールト) 長野風花(リバプール) 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) →HT 浜野まいか(チェルシー) 長谷川唯(マンチェスター・シティ) 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) →87分 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド) FW 植木理子(ウェストハム) →70分 田中美南(INAC神戸レオネッサ) <span class="paragraph-title">【動画】リーグ戦7戦連発中の清家貴子が開始30秒で圧巻ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="KxHRRt7z3Kc";var video_start = 1089;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.07 09:10 Sun

準々決勝はチェルシーとリヨンが敵地で先勝!アヤックスは国内記録更新の3万6000人を集めるも黒星【UWCL】

19日、女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の準々決勝1stレグが各地で行われ、チェルシーとリヨンが先勝した。 ヨハン・クライフ・アレナではアヤックスvsチェルシーが行われ、チェルシーが3-0で勝利を収めた。 オランダのチームとして初めてグループステージを突破したアヤックス。スタジアムにはオランダ国内における女子サッカーの最高入場者数を更新する3万5997人の観衆の前で、7分にロマネ・ロイヒターのシュートがポストを叩くなど、先に決定機を迎えたが、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で首位をいくアウェイチームが上回った。 19分、ボックス手前での混戦からシェーケ・ニュスケンのパスがアヤックスDF2人に当たってボックス内へこぼれると、これに唯一反応したローレン・ジェームズがGKをかわしてネットを揺らす。 副審はフラッグアップしたが、VARによるチェックの結果、オンサイドであることが確認され、ゴールが認められた。 39分のグロ・レイテンのゴールはVARチェックの結果、シュートコース上にいたニュスケンのオフサイドで取り消しとなったものの、44分にはレイテンの折り返しをニュスケンが滑り込みながら合わせて正真正銘の追加点を奪取。 83分には途中出場のカタリナ・マカリオのクロスをニュスケンが頭で合わせてリードを広げ、守ってもクリーンシートでチェルシーが初戦をモノにした。なお、なでしこジャパンの浜野まいかはメンバー外だった。 エスタディオ・ダ・ルスではポルトガル勢初の準々決勝進出チームとなったベンフィカと、歴代最多8度の優勝を誇るリヨンが顔を合わせ、リヨンが逆転勝ちを収めた。 7分、アンドレア・ファルコンのシュートがGKクリスティアーヌ・エンドレルの手を弾いて左ポストを叩いたベンフィカ。リヨンのポゼッションにも我慢をしながら機をうかがうと、前半終了間際に先制点を奪う。 ハーフウェーライン付近まで最終ラインを押し上げていたリヨンの横パスを、アンドレイア・ファリアがカットしてそのまま独走。GKとの一対一を冷静に制し、43分にベンフィカが試合を動かした。 ミスから失点を喫したリヨンだが、折り返しての63分、エリー・カーペンターが右サイドをえぐってマイナスにグラウンダーで折り返すと、コルベンティーナがフリックしてデルフィーヌ・カスカリーノが蹴り込み、試合を振り出しに戻す。 勢いに勝るリヨンは79分、リンジー・ホランのクロスにザラ・デブリッツが頭で合わせて逆転に成功。2-1で敵地戦を制している。 また、その他の準々決勝2試合、ヘッケン vs パリ・サンジェルマン、SKブラン vs バルセロナは20日に開催される。 ◆UEFA女子チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ ▽3月19日 アヤックス 0-3 チェルシー ベンフィカ 1-2 リヨン ▽3月20日 ヘッケン vs パリ・サンジェルマン SKブラン vs バルセロナ <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】チェルシーが3発快勝でアヤックスに先勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_BGG7gJSrvo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】リヨンがベンフィカとの敵地戦で逆転勝ち</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="8TBq5KxXMsc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.20 22:05 Wed

アメリカがブラジルを下して初代女王に! 10番・ホランのヘッドが決勝点!【Wゴールドカップ】

10日、CONCACAF Wゴールドカップ決勝のアメリカ女子代表vsブラジル女子代表が行われ、1-0でアメリカが勝利。3大会連続9度目の優勝を果たした。 今回が初の開催となったCONCACAF Wゴールドカップ。アメリカとブラジルの決勝となった試合には、3万1528人の観客が詰めかけた。 6日に行われた準決勝のカナダ女子代表とアメリカの試合は、豪雨の影響もあり水溜まりだらけの最悪なピッチとなっていたスナップドラゴン・スタジアムで行われた決勝。この日は晴れて雨の影響はなくプレーできた。 試合は前半からブラジルが積極的にゴールに迫ることに。6分にはアントニアがロングシュートでゴールを狙うも枠を外れることに。11分にはボックス手前で得たFKをドゥダ・サンパイオが直接狙ったが、右のサイドネットを揺らすこととなった。 その後も積極的にゴールに向かうブラジルに対し、アメリカはなかなかチャンスを作れず。それでも31分にはスルーパスにアレックス・モーガンが抜け出したが、GKルシアナが先に触りシュートを打たせない。 それでも前半アディショナルタイム1分にアメリカが先制。右サイドからエミリー・フォックスがクロスを上げると、ファーサイドで待っていたリンジー・ホランがヘッド。これがネットを揺らしアメリカが先制する。 押し込んでいたブラジルではなくアメリカがリードして後半を迎えると、アメリカが隙を突いて追加点を狙うことに。79分にはスルーパスに反応したヤスミンがシュートを決めるが、オフサイドで認められない。 アメリカ1点リードのまま終盤を迎えると、追いつきたいブラジルが猛攻を見せるもゴールを奪えず。アメリカが1-0で勝利し、初代女王に輝くこととなった。 <span class="paragraph-title">【動画】アメリカがブラジルを下して初代女王に!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Captain Horan puts the US in the lead <a href="https://t.co/pltXjdilqc">pic.twitter.com/pltXjdilqc</a></p>&mdash; W Gold Cup (@GoldCup) <a href="https://twitter.com/GoldCup/status/1766994612080521666?ref_src=twsrc%5Etfw">March 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.11 19:10 Mon

なでしこFW宮澤ひなたは全体8位、FIFA女子最優秀選手賞の投票結果が公表…池田太監督、キャプテン熊谷紗希の投票も明らかに

国際サッカー連盟(FIFA)は15日、2023年度『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』を行った。 男子最優秀選手はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン→インテル・マイアミ)が受賞。女子最優秀選手はスペイン女子代表MFアイタナ・ボンマティ(バルセロナ)が受賞している。 共にバロンドール受賞者が選出された中、唯一日本人として候補に残っていたのはなでしこジャパンのMF宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース→マンチェスター・ユナイテッド)。2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)では得点王に輝き、世界にその名を轟かせていた。 FIFAは最終ランキングを発表し、宮澤は13ポイントで8位に。16名の候補の中で半分に位置していた。 投票者も明かされており、なでしこジャパンの池田太監督は1位として投票。ちなみに2位はボンマティ、3位はサルマ・パラジュエロ(スペイン)だった。また、キャプテンのDF熊谷紗希(ローマ)は宮澤を3位に投票しており、1位はボンマティ、2位はジェニファー・エルモソ(スペイン)だった。 ◆女子最優秀選手 1位:アイタナ・ボンマティ(スペイン)ー52pt 2位:リンダ・カイセド(コロンビア)ー40pt 3位:ジェニファー・エルモソ(スペイン)ー36pt 4位:サルマ・パラジュエロ(スペイン)ー32pt 5位:サマンサ・カー(オーストラリア)ー32pt 6位:ローレン・ジェームズ(イングランド)ー18pt 7位:レイチェル・デイリー(イングランド)ー15pt 8位:宮澤ひなた(日本)ー13pt 9位:キーラ・ウォルシュ(イングランド)ー11pt 10位:カディディアトゥ・ディアニ(フランス)ー10pt 11位:マピ・レオン(スペイン)ー10pt 12位:アレックス・グリーンウッド(イングランド)ー5pt 13位:リンジー・ホラン(アメリカ)ー2pt 14位:メアリー・ファウラー(オーストラリア)ー0pt 15位:アマンダ・イレステット(スウェーデン)ー0pt 16位:ケイトリン・フォード(オーストラリア)ー0pt 2024.01.16 12:53 Tue

アメリカ女子、コロンビアと親善試合で若手FWが躍動!W杯では苦渋もパリ五輪へ再建中

世代交代が憂慮されるアメリカ女子代表だが、若手が台頭している。 史上最多となる4度の女子ワールドカップ(W杯)優勝に、4度のオリンピック金メダル獲得。女子サッカー界を牽引してきたアメリカは、オーストラリア&ニュージーランド女子W杯に大会3連覇を目論んで臨んだが、過去ワーストとなるベスト16敗退に終わった。 原因の一端には世代交代の失敗が挙げられているが、先のW杯では全4試合に先発した最終ラインのエミリー・フォックスが25歳、ナオミ・ギルマが23歳、アタッカー陣でも23歳のソフィア・スミスが全試合に先発し、21歳のトリニティ・ロッドマンもスタメン3試合を含む全試合出場と、戦力は揃う。 新旧の融合を急いたわけではないかもしれないが、結果的に前ヴラトコ・アンドノフスキ監督は、"最強のアメリカ"を植え付けることはできなかった。 すでにパリ・オリンピック出場を決めているアメリカは、トワイラ・キルゴア暫定監督のもとで再スタート。26日にユタ州サンディ、29日にカリフォルニア州サンディエゴで行われたコロンビアとの国際親善試合2連戦では、さらなる若手が台頭した。 29日の第2戦では、チェルシーでプレーする22歳のFWミア・フィシェルが代表2キャップ目で初ゴールとなるヘディングを決め、前述のフォックスがクロスでリンジー・ホランの追加点をアシスト。 さらにはW杯メンバーにも選出されていた18歳アリッサ・トンプソンのお膳立てから、こちらも代表2試合目となるFWジェイディン・ショーが18歳343日でのゴールをマークし、3-0で勝利している。 パリ・オリンピックでは2012年のロンドン以来となる3大会ぶり5度目の優勝を目論むアメリカ。女王復活を果たされるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】アメリカvsコロンビア、22歳&18歳FWが代表初ゴールにホランも絶妙ボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vCOBQBg7a8s";var video_start = 37;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.30 20:30 Mon

なでしこの準々決勝の相手は東京五輪と同じスウェーデン! W杯3連覇目指したアメリカをPK戦で撃破、スウェーデンGKムソビッチが無双【2023女子W杯】

6日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)ラウンド16のスウェーデン女子代表vsアメリカ女子代表がメルボルン・レクタンギュラー・スタジアム(メルボルン)で行われ、120分間を終えて0-0のゴールレス。PK戦の末に、スウェーデンが勝利を収めた。 FIFAランキング3位のスウェーデン(グループG・1位)と同1位アメリカ(グループE・2位)という優勝候補同士の対決がラウンド16で実現。実績で勝るのはW杯2連覇中のアメリカだが、両者が最後に激突した東京オリンピックのグループステージではスウェーデンが3-0と完勝を収めている。 アメリカがグループE最終節でW杯初出場の格下・ポルトガル女子代表とゴールレスドローに終わり、まさかの2位通過となったため、両チームにとってこの段階で顔を合わせることとなったのは想定外だったことは想像に難くない。 この一戦の勝者は準々決勝でなでしこジャパン(日本女子代表)と対戦することが決定しているなか、最初のシュートはアメリカ。6分、ペナルティアーク付近でルーズボールを拾ったMFアンディ・サリバンがワントラップから右足ミドルを放つも、わずかにゴール左へ外れる。 スウェーデンは今大会2戦目のイタリア女子代表戦でCKから3ゴールを奪うなどセットプレーが得点源。そのCKでは身長174cmのFWスティーナ・ブラックステニウス、178cmのMFフリドリーナ・ロルフォとDFアマンダ・イレステットなどをアメリカGKの周囲に配置。22分の左CKではインスイングのクロスが直接ゴール方向へ飛び、あわやの場面を作り出す。 27分には、アメリカがビッグチャンス。MFトリニティ・ロッドマンが鋭い突破でボックス右まで侵入し、DFとの距離を十分にとった状態で右足を一閃するも、スウェーデンGKゼチラ・ムソビッチにセーブされる。34分にはMFリンジー・ホランが右CKに打点の高いヘディングで合わせるも、惜しくもクロスバーを直撃。アメリカが少しずつゴールに近づいていく。 スウェーデンは30分過ぎからアメリカにペースを握られ、守備に追われる展開に。女子サッカー界のアイコンの1人でもある2列目中央のMFコソヴァレ・アスラニが各所に顔を出してボールを要求するが、なかなか受けられず。それでもなんとか前半を0-0で凌ぎ切った。 アメリカのペースは後半も続き、53分に決定機。右サイドからグラウンダーのクロスが上がると、ゴール正面で待ち構えたホランがフリーで右足ダイレクトボレーを放つも、GKムソビッチに間一髪でセーブされる。ホランは57分にもボックス右からフリーで右足ボレーを放つが、しっかりミートしながらも枠へ飛ばせず。 アメリカは先制点が取れそうで取れない時間が続くと、試合も終盤に差し掛かった84分に34歳の絶対的エースであるアレックス・モーガンがボックス右でGKとの一対一を迎えるが、シュートを枠へ飛ばせず。直後に副審の旗が上がる。 モーガンは89分にも決定機を迎え、右サイドからのクロスにゴール正面でドンピシャヘッドを放つが、またしてもスウェーデンのGKムソビッチにスーパーセーブで阻まれる。結局、90分間で両者はスコアを動かせず、ベスト8進出をかけた一戦は延長戦へ突入することとなった。 アメリカの攻勢は延長戦に入っても続き、延長前半9分にモーガンに代わって今大会限りでの現役引退を表明している38歳のMFミーガン・ラピノーがピッチへ。PK戦を迎えるまでに勝負を決めたい中、延長前半11分にアメリカは素早いカウンターからリン・ウィリアムズがフリーでシュートを放つも、スウェーデンはGKムソビッチがセーブ。アメリカはどうしてもムソビッチの壁を越えられない。 結局、延長でもスコアは動かず、決着はPK戦に委ねられる。PK戦で先攻をとったのはアメリカ。両チームとも2人目までのキッカーが全員成功すると、アメリカの3人目が成功したのに対し、後攻スウェーデンは失敗。さらに4人目は両チームとも失敗する。 アメリカは5人目のソフィア・スミスが成功すれば勝利だったが、これも失敗。後攻のスウェーデンは、5人目のハンナ・ベニソンが決めてサドンデスにもつれ込んだ。 6人目は両チームとも成功。7人目は先攻アメリカのケリー・オハラがゴール右へ外して失敗。スウェーデンのリナ・フルティグのシュートは、アメリカのGKアリッサ・ネイハーにゴールライン上で阻まれたかと思われたが、ゴールラインテクノロジーの結果、ゴールラインの内側に入っていたとしてスウェーデンの勝利となった。 この結果、なでしこが準々決勝で対戦するのはスウェーデンに決定。東京オリンピックの準々決勝と同じカードに。一方、W杯3連覇を目指したアメリカは史上最低のベスト16での幕引きとなった。 スウェーデン女子代表 0-0(PK5-4) アメリカ女子代表 2023.08.06 21:05 Sun

絶対女王アメリカ、オランダ戦ドローでW杯連勝記録は止まるも無敗記録継続!男女通じて歴代最長「19」に

アメリカ女子代表のワールドカップ(W杯)におけるある記録が止まり、ある記録が更新された。 アメリカは27日、オーストラリア&ニュージーランド女子W杯グループE第2節でオランダ女子代表とウェリントン・リージョナル・スタジアムで対戦。2019年フランス大会決勝の再現カードとなった一戦は、日本審判団の山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審が担当した。 過去4度の優勝を誇り、史上初の3連覇を目指すアメリカは、初戦のベトナム女子代表戦に3-0で勝利。2015年カナダ大会から続く、自身の持つW杯連勝記録を「13」に伸ばしていた。 だが、この試合では17分にジル・ルート(ヴォルフスブルク→マンチェスター・シティ)の先制弾を浴び、ビハインドで折り返すことに。なお、アメリカ『NBC10フィラデルフィア』によれば、絶対女王がビハインドで前半を終えるのは、W杯では52試合中6度目だったとのことだ。 それでも、62分にCKからリンジー・ホラン(リヨン)がヘディングで同点ゴールを挙げると、直後にはアレックス・モーガン(サンディエゴ・ウエーブ)もネットを揺らす。だが、後者はオフサイドで逆転には至らず、そのまま1-1ドローでタイムアップを迎えた。 この結果、連勝記録はストップ。ただ、2011年ドイツ大会から続く無敗記録は「19」に伸びた(PK戦は引き分け扱い)。アメリカ『CNN』や『CBS』によれば、これは男女通じてもW杯最長記録とのことだ。 グループEの最終節は8月1日に行われ、アメリカは初出場のポルトガル女子代表と対戦。ノックアウトステージ進出を懸けるとともに、どこまで記録を伸ばせるかにも注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】ホテルから会場へ赴くスタイリッシュなアメリカ女子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Best fans in the world. <a href="https://t.co/jWue50Uzal">pic.twitter.com/jWue50Uzal</a></p>&mdash; U.S. Women&#39;s National Soccer Team (@USWNT) <a href="https://twitter.com/USWNT/status/1684336765853921281?ref_src=twsrc%5Etfw">July 26, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.07.27 17:30 Thu

優勝候補同士による一戦は痛み分けの結果に…オランダ先制もアメリカがホランのゴールで追いつく【2023女子W杯】

27日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループE第2節のアメリカ女子代表vsオランダ女子代表が、ニュージーランドのウェリントン・リージョナル・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 同大会3連覇を目指すアメリカは、初戦のベトナム女子代表戦で3-0と圧倒。初のW杯出場となったベトナムに1本のシュートを許すこともなく、優勝候補としての強さを見せつける形となった。 同じく大会優勝候補のオランダも、第1節ではポルトガル女子代表に勝利。前半にステファニー・ファン・デル・フラフトが決めたゴールを最後まで守り切り、重要な初戦を制した。 前回大会の決勝カードでもあるこの試合は、日本の山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審が担当。オープニングマッチとなった20日のニュージーランド女子代表vsノルウェー女子代表に続く、2試合目の担当となっている。 優勝候補同士による一戦は、立ち上がりからアメリカが攻勢を仕掛けたのに対して、オランダも集中した守備で対応。ボールを握られる展開になりながらも、決定機は許さない時間帯が続く。 すると17分、オランダはリーケ・マルテンスが中央でボールを持ち運ぶと、右サイドにボールを展開。フィクトリア・ペロファからの柔らかいパスをボックス内で受けたジル・ルートが冷静なシュートをゴール左隅に流し込み、貴重な先制点を挙げた。 追いかける立場となったアメリカは直後にあわやのロングシュートを放つなど、さっそく反撃を開始。一方のオランダも29分には高い位置をとった左サイドバックのドミニク・ヤンセンがミドルシュートを狙うなど、追加点を狙う姿勢を見せる。 オランダの粘り強い守備と激しいプレッシャーに手を焼くアメリカは、敵陣までボールを運びながらもチャンスまでは結び付けられず。エースのアレックス・モーガンにも好機が訪れないまま、ハーフタイムを迎えた。 後半、何としても追いつきたいアメリカはローズ・ラベルを投入。しかし、そのラベルは51分にいきなり警告を受けるなど、嫌な流れを払拭できないまま試合はこう着した状態へ。 徐々に苛立ちを見せ始めていたアメリカだったが、62分に右CKを獲得。ラベルの上げたボールをボックス内のリンジー・ホランが高さを活かしたヘディングシュートでゴールに叩き込み、同点弾を挙げた。 勢いに乗るアメリカは67分にモーガンが背後へ抜け出して逆転ゴールを決めたかに見えたが、これはオフサイドで取り消しに。続く73分にはボックス内に進入したソフィア・スミスが好機を作るなど、アメリカの攻勢が続く。 82分には左サイドを抜け出したトリニティ・ロッドマンがシュートを放つも、これは枠内を捉えられず。84分にはCKの流れからスミスがボレーシュートを狙ったが、オランダ守備陣が体を張りブロックした。 終盤にかけて波状攻撃を仕掛けるアメリカだったが、オランダも最後のところで集中力を切らさず。最後まで勝ち越しゴールは生まれないまま、1-1で試合終了となった。 優勝候補同士による一戦は痛み分けの結果に。お互いに2試合で勝ち点4を獲得した状況で、アメリカはポルトガル、オランダはベトナムとのグループ最終節に臨むこととなる。 アメリカ女子代表 1-1 オランダ女子代表 【アメリカ】 リンジー・ホラン(後17) 【オランダ】 ジル・ルート(前17) 2023.07.27 12:23 Thu
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