カップタイトル目指すニューカッスルに痛手、ホールは今季終了、ボトマンはヒザ手術で8週間の離脱に

2025.03.07 21:35 Fri
今季絶望のホール(左)と手術のボトマン
Getty Images
今季絶望のホール(左)と手術のボトマン
ニューカッスル・ユナイテッドがケガ人に悩まされることとなっている。

10日にプレミアリーグ第28節のウェストハム戦を控えているニューカッスル。しかし、イングランド人DFルイス・ホールが足首の負傷で今シーズンが終了。さらに、オランダ代表DFスヴェン・ボトマンがヒザの手術により8週間の離脱となってしまった。

ウェストハム戦に向けてエディ・ハウ監督が記者会見に登場。ホールの負傷についてまずは言及した。
「ルイスのことは大変残念に思う。彼には本当に悲しんでいる。彼には楽しみにしていることがたくさんあったのにだ」

「彼はカップ戦決勝を戦い、その後は国際試合が控えており、本当に調子が良かった。彼にとっても我々にとっても大きな打撃だ」
今シーズンが一足先に終了となったホール。一方で、手術が決まったボトマンは今季中の復帰が可能となりそうだ。

「スヴェンに関しては、完全な健康状態に戻れるよう努力してきた。ブライトン戦は非常に近かったが、その前日にヒザにまた何かを感じた。今週も同じ不快感を覚えたので、手術を受けなければならないようだ」

「体液を排出するための小さな手術が必要だが、その後は元気になるはずだ。8週間ほどで復帰できることを願っている」

カタバオカップ(EFLカップ)の決勝でタイトルが懸かっているニューカッスル。シーズンのこのタイミングでの離脱者続出は手痛いところだろう。


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マラガの逸材FWが今シーズン終了後のニューカッスル移籍を決断したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 現在、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)に所属するマラガで注目を集めている逸材が、U-19スペイン代表FWアントニオ・コルデロ(18)。 2023-24シーズンはマラガBを主戦場としたが、2024年6月に行われたプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)の昇格プレーオフ決勝ではジムナスティック・タラゴナ相手に劇的なファーストチーム初ゴールを挙げ、クラブをセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)昇格に導く活躍を見せた。 そして、ユースチーム登録ながらも、ファーストチームに定着した今季はここまでリーグ戦29試合5ゴール6アシストの数字を記録し、印象的な活躍を見せている。 スピードとドリブルテクニックに加え、パスセンスやプレースキックの精度にも優れる178cmの右利きのウイングは、バルセロナ、レアル・マドリーという国内の2強からの関心を集めていたが、新天地はニューカッスルになる模様だ。 報道によれば、今シーズン限りでマラガとの契約が終了する18歳は大物代理人ピニ・ザハビ氏とのパイプによってバルセロナ行きが有力視されていたが、ここに来て状況に変化があり、過去に多くのスペイン人選手を獲得してきたマグパイズ行きが最有力となっているという。 2025.03.18 19:15 Tue
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昇格4年目ブレントフォードの財務はギリギリ? 人件費や運営費が増加も収益横ばい…今季15得点エースの売却で帳尻合わせか

ブレントフォードの財務状況に懸念。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝える。 21-22シーズンからプレミアリーグに定着し、トーマス・フランク監督のもとで強豪相手に一泡吹かせるサッカーがファンを楽しませるブレントフォード。もはやお馴染みの存在だ。 ただ、財務状況に余裕のないことが、23-24シーズンの決算が公表されて明らかとなった。 一昨季のトップチーム給与総額は9880万ポンド(約185.9億円)だったなか、昨季は1億1440万ポンド(約215.2億円)。また、チーム運営費も一昨季の2810万ポンド(約52.8億円)から4250万ポンド(約80億円)まで増加したという。 にもかかわらず、収益は1億6650万ポンド(約313.4億円)でほぼ横ばいとなり、790万ポンド(約14.8億円)の損失を計上。 『フットボール・インサイダー』によると、現在11位でプレミアリーグ残留はほぼ確実なブレントフォードだが、財務面の悪化を防ぐべく、今季終了後の主力売却が妥当な線だという。 「仮にも2部降格なら深刻な状況に陥る分類のクラブと言える。現状でさえ人件費を削る必要性が明らかだ。幸い彼らには売却可能な資産がかなりある。夏に売却できる何人かの選手がおり、中には協議が始まっている者もいる」 浮上するのはカメルーン代表FWブライアン・エンベウモ(25)。今季ここまで27試合15ゴールという最大の得点源で、ニューカッスルが大きな関心…ブレントフォードは5000万ポンド(約94.1億円)前後で売却に応じるとのことだ。 2025.02.28 13:45 Fri
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元アルゼンチン代表DFコロッチーニが39歳で現役引退

元アルゼンチン代表DFファブリシオ・コロッチーニ(39)が29日、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。 コロッチーニはインスタグラムにて「想像をはるかに超えるものを与えてくれた現役生活の22年間だった。サッカー選手としての夢は全て叶えられた。夢に没頭し、終わらせたくないこの旅を経験でき、幸せだった。ただ、残念ながら全てに終わりはある」とコメント。 また8年間を過ごし、主将を務めたニューカッスルからツイートで「素晴らしいキャリアだった、お疲れ様コロ。今後の人生に幸あれ」と労りのメッセージが送られた。 ボカ・ジュニアーズでプロキャリアをスタートさせたコロッチーニは、ミランを経てアラベス、アトレティコ・マドリー、ビジャレアル、デポルティボと渡り歩き、2008年からニューカッスルに在籍。その後、2016年にサン・ロレンソに復帰し、7月からアルドシビでプレーしていた。 アルゼンチン代表としては38試合に出場。2006年ドイツ・ワールドカップに出場した。また、アテネ五輪ではFWハビエル・サビオラ、FWカルロス・テベスらと共に金メダルを獲得している。 2021.12.30 00:30 Thu

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