「良いゴールでした」ユールゴーデンの18歳DF小杉啓太がチームを救う劇的同点弾! 格下に苦戦も「負けるわけにはいきませんでした」

2025.02.24 17:27 Mon
ユールゴーデンでプレーするDF小杉啓太
Getty Images
ユールゴーデンでプレーするDF小杉啓太
ユールゴーデンのU-19日本代表DF小杉啓太が、加入後3ゴール目を記録した。湘南ベルマーレの下部組織育ちで、2024年3月に湘南のU-18からスウェーデンのユールゴーデンへ完全移籍した小杉。2023年11月のU-17ワールドカップ(W杯)をキャプテンとして戦うなど、世代別の日本代表でもプレーする18歳の左サイドバックだ。

23日には、スヴェンスカ・クーペン(国内カップ戦)のグループステージ第2節、IKオデヴォルド戦で先発。2部チーム相手に立ち上がりから2点を失う苦しい展開となったユールゴーデンだが、78分にセットプレーの流れから1点を返す。
1-2で迎えた後半アディショナルタイム、小杉がチームを救う一撃。右サイドで得たFKからクロスが上がると、ボックス内でセカンドボールに反応。左足をダイレクトで振り抜き、ゴール右隅にハーフボレーで叩き込んだ。

小杉のゴールで土壇場の勝ち点「1」を掴んだユールゴーデンは、グループ2位で最終節へ。勝ち点差「2」の首位IFKヨーテボリと直接対決となり、勝利すれば準々決勝に進む。
試合後、小杉は「良いシュートでしたし、良いゴールでした」と自身の得点を回想。一方で、格下相手の苦戦を反省している。スウェーデン『Aftonbladet』が伝えた。

「勝ち進む可能性を高めるためにも、負けるわけにはいきませんでした。最後の10分間は残りの試合時間を気にしていました」

「前半は子供のようなプレーをしてしまいました。コンビネーションがなかったし、普段のユールゴーデンのプレーではありませんでした。単純でつまらないミスを犯したし、集中力を欠いていました」

なお、小杉は2024シーズンの後半戦から定位置を掴み、アルスヴェンスカン(スウェーデン1部)で14試合1ゴール1アシストを記録。2024-25シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では5試合1ゴールを記録し、ラウンド16にストレートインとなるトップ8入りに貢献した。

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「日本代表に入りたい」スウェーデンで活躍する19歳DFが語る野望、ECLのチェルシー戦では初の右SBでプレー「面白かった」

ユールゴーデンのDF小杉啓太が日本代表への思いを語った。スウェーデン『Fotbollskanalen』が伝えた。 湘南ベルマーレの下部組織から2024年3月にユールゴーデンに加入した小杉。挑戦から1年が経過した中で、公式戦38試合で5ゴール2アシストを記録している。 アルスヴェンスカン(スウェーデン1部)では19試合で1ゴール1アシストを記録している一方で、今シーズンはUEFAカンファレンスリーグ(ECL)にも出場。チームはベスト4まで勝ち上がり、小杉も11試合に出場し2ゴールを記録していた。 8日には準決勝2ndレグでチェルシーとアウェイで対戦。チームは1-0で敗れ、2戦合計1-5で敗退となったが、小杉は2試合ともに先発出場し、大きな経験を積んでいる。 ケガ人などの影響で、2ndレグは初の右サイドバックとしてのプレーとなった小杉は、試合後の取材でチェルシー戦を振り返り、右サイドバックでのプレーに言及した。 「右サイドでプレーする事はとても面白かったです。そこでプレーしたのは初めてでした。トレーニングも含めて初めてです」 「ちょっと大変でしたが、かなり面白かったです」 U-20日本代表としてもプレーし、U-17日本代表としては2023年のU-17ワールドカップ(W杯)にキャプテンとして出場。チームはベスト16で敗れていた。 小杉はA代表に向けてコメント。「日本代表には入りたいです。日本代表は6月にW杯予選を戦います。その時に、そこにいられたら嬉しいです」と、2026年北中米W杯出場を決めた日本代表入りへの思いを語った。 ロンドンでの戦いには日本人記者も取材に訪れていたとのこと。また、日本人も現地で応援し、ECLでの活躍もあり関心が高まっている。 「興味がたくさんあるのかは分かりませんが、とにかく興味を持ってもらえる事は嬉しいです」と語る小杉。日本代表については特に話はないようで、「何も聞いていません。何も分かりません。でも、何かがあればと思っています」と、しっかりと結果を残してる朗報を待ちたいとした。 また、現地で応援してくれる日本人サポーターにも言及。「僕たちがどこで試合をするにしても、彼らは日本の国旗を持って来ます。僕はそれをとても誇りに思います。そうしてくれる人たちに、感謝の意を表したいと思います」と、支えてくれる人たちへの感謝も示した。 <span class="paragraph-title">【動画】こぼれ球に反応した小杉啓太が左足一閃で劇的同点弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UHfr2TAKOuw";var video_start = 216;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.09 21:20 Fri
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ローマがスウェーデン代表DF獲得に接近…スピナッツォーラ後釜担う左SB

ローマが、ユールゴーデンに所属するスウェーデン代表DFサミュエル・ダール(21)の獲得に近づいているようだ。 イタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラの退団によって左サイドバックの補強に動いているローマ。 イタリア『Tuttomercatoweb』によると、クラブはユールゴーデンと350万ユーロ(約6億円)程度の移籍金で合意。選手サイドも移籍に前向きな姿勢を見せており、近日中にも交渉がまとまる見込みだという。 母国のヴェステロース、エーレブルーでのプレーを経て2023年にユールゴーデンへ加入したデールは、174cmの左サイドバック。ここまでは公式戦33試合に出場し、今年1月にはスウェーデン代表デビューも飾っている。 サイズには恵まれていないものの、優れたアスリート能力と高精度の左足のキックを特長とし、サイドハーフやセントラルMFでもプレー可能な攻撃性能とビルドアップにも貢献できる、現代的なプレースタイルを有するサイドバックだ。 2024.07.12 15:15 Fri

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