休めないチームもある…/原ゆみこのマドリッド
2025.02.11 23:05 Tue
「もしやザルツブルク戦で2本もゴールを挙げたのはこれを狙ってのことだった?」そんな風に私が穿っていたのは月曜日、前日ニューオリンズで開催されたスーパーボウルにNFLファンのグリーズマンがコケと一緒に姿を現したというニュースを聞いた時のことでした。いやあ、久々にミッドウィークフリー週を迎え、シメオネ監督が日月火を3連休にすることにしたため、別に土曜のマドリーダービーの後、2人がアメリカへ飛んで行っても別に害はないんですけどね。何故にそんなことができるようになったかといえば、アトレティコはCLリーグフェーズの最終節でザルツブルクに1-4と快勝。
おかげで16強対決に直接進出できる5位を保ち、2位で終わったバルサ同様、残り8チームが決まるプレーオフが開催される今週と来週は高みの見物をすることに。とはいえ、11位のレアル・マドリーはそうは問屋が卸さず、月曜にはマンチェスター・シティ戦1stレグに備えて現地入り。年明けからの週2試合ペースを継続するんですが、実際、スペインでもう1つの今週、平日木曜にミッティラン戦があるEL16強対決プレーオフ出場のレアル・ソシエダ共々、コパ・デル・レイ準決勝進出組なのはちょっと、面白い偶然かと。
そう、その対戦組み合わせはこの水曜に決まるんですが、3週間後のミッドウィークに1stレグが開催される頃にはバルサとアトレティコとはかなり、疲労度に差がついている可能性がなきにしろありませんからね。といってもプレーオフあり組、なし組でペアにされるかもしれませんし、その辺は何とも言えないんですが、しばらく楽ができる平日が続くのは、私にも異論はありませんって。
そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢のリーガ戦がどうだったかも見ていくことにすると。この23節はヘタフェとの弟分ダービーに勝った後、連続金曜試合となったラージョがエスタディオ・バジェカスに最下位のバジャドリーを迎えて始まったんですが、前半から負傷者が発生してねえ。まず、20分にはカメージョがピッチに座り込み、「Su primera mirada hacia mí, ya nos conocemos, ha sido de algo está pasando diferente/ス・プリメーラ・ミラダ・アシア・ミー、ジャ・ノス・コノセモス、ア・シードー・デ・アルゴ・エスタ・パサンドー・ディフェレンテ(彼の最初の視線が、私たちは互いに知り合っているからね。何か違うことが起きていると言っていた)」(イニゴ・ペレス監督)ため、即座にセルジ・グァルディオラと交代したんですよ。
実際、そのケガは後日、左足の中足骨骨折で手術と数カ月のリハビリを必要とする重傷だと判明したんですが、その3分後にもウナイ・ロペスが倒れ、パブロ・ディアスを入れる破目になるとはこれ如何に。そのせいか、前半は0-0で終わってしまったラージョだったんですが、ただ、相手も得点力がないため、今の位置にいるチームですからね。雨の降り出す中、結構、待たされたものの、後半26分にデ・フルートスのクロスをアルバロ・ガルシアが決めた1点でとうとう、彼らは白星をゲット。
そして土曜にはいよいよ、本家マドリーダービーが到来したんですが、実はアトレティコは首位奪還のチャンスをものにできなかくてねえ。そう、その前のエスパニョール戦でレッドカードを見逃されたロメロに決勝点を入れられ、1-0と負けたマドリーは先週、サッカー協会にスペインの審判システムが腐敗していて、マドリーに不利なジャッジをするから、大改革が必要という旨の抗議文書を送付。世間に物議を醸していたんですけどね。
サンティアゴ・ベルナベウでの前半25分、セバージョスが激しいタックルをバリオスにかまし、相手の足首を踏んでいながら、カードの色がイエローに留まった時など、審判団はマドリーに日和っているのかと、イヤな予感がしたんですが、それは大丈夫。35分には振り返りVAR(ビデオ審判)注進が入り、敵陣エリアでずっと蹲っていたサムエル・リノが、決して1人でそうなった訳ではなく、チュアメニに足を踏まれていたことを主審がモニターで確認してくれたんですよ!
アンチェロッティ監督など、後で「El VAR es el que ha pitado el penalty/エル・バル・エス・エル・ケ・ア・ピタードー・エル・ペナルティ(ペナルティを取ったのはVARだ)。主審がピッチでスルーしたのにね。こういうことはサッカーをする人間には理解できない」と文句をつけていたものの、渡りに船とはまさにこのこと。ええ、先日の15連勝が途切れたレガネス戦でも土壇場で同点にするPKを外したグリーズマンではなく、フリアン・アルバレスがパネンカ風にゴール中央に決めて、GKクルトワを破ってくれたから、珍しく600人も応援に駆けつけたアトレティコファンたちもどんなに喜んだことか。
ただねえ、直前のコパ準々決勝ヘタフェ戦で5点も取って、ちょっとゴールを入れるのに飽きていたか、その後、アトレティコは点を取ることができなくてねえ。逆にアンチェロッティ監督も「más lenta por nuestra parte y menos agresiva/マス・レンタ・ポル・ヌエストラ・パルテ・イ・メノス・アグレシバ(ウチはゆっくりしていて、あまり攻撃的ではなかった)」と認めていたように、前半は覇気がなかったマドリーが後半は豹変、猛攻をかけられてしまったから、さあ大変!
それも再開早々、5分にはロドリゴがエリア内右奥から出したラストパスから、コパのレガネス戦を休んでいたベリンガムのシュートはヒメネスに当たって弾かれたものの、同様にエネルギーをリチャージしたエムバペにvolea(ボレア/ボレーシュート)で決められてしまうんですから、困ったもんじゃないですか。でもそれからはGKオブラクが存在感を示し、ビニシウスやエムバペらのシュートを計8回もparadon(パラドン/スーパーセーブ)。勝ち越し点を許さなかったのは不幸中の幸いでしたが、ええ、首位との勝ち点差はたったの1だけですからね。「ofensivamente faltó claridad/オフェンシバメンテ・ファルトー・クラリダッド(攻撃的に明確さに欠けた)」(ヒメネス)アトレティコがお隣さんに2差をつけての首位に立てず、1-1の引き分けで終わってもそれ程、不満はなかったかと。
いえ、シメオネ監督は「Tuvimos la sensación de que podíamos haber hecho algo más/トゥビモス・ラ・センサシオン・デ・ケ・ポディアモス・アベール・エッチョ・アルゴ・マス(ウチは何かもっとできた感じがする)」と、いつものように交代出場でコレアやセルロートを入れながら、終盤のドラマが起きなかったことを残念がってはいたんですけどね。そんなアトレティコは今週、メトロポリターノで土曜にセルタ戦を迎えるまで、じっくり体を休めることができるんですが、うーん、それにしてもここまで来ると病的ですよ。マドリーの負傷禍は。
そう、ダービー後は珍しく、ミックスゾーンに着替えもせずに出て来たフリアン、ヒメネス、ジョレンテと3人も喋ったアトレティコとは対照的に、両監督の記者会見も終わった後、かなり遅くなって登場。マドリーで1人だけ話したルーカス・バスケスが、いえ、その時は「Son dos meses en los que se decide todo y vamos a estar a tope/ソン・ドス・メセス・エン・ロス・ケ・セ・デシデ・トードー・イ・バモス・ア・エスタル・ア・トペ(全てがこの2カ月で決まるから、ボクらは最高の状態で行く)」と言っていたんですけどね。
それが翌日曜の練習でハムストリングを痛めてしまい、全治3週間になってしまうんですから、これではアンチェロッティ監督もさぞ頭が痛いかと。だってえ、長期離脱中のカルバハルとミリトンのことは考えても仕方ないですが、現在は頼みの綱となったリュディガーも、ようやく先発できるまでに回復していたアラバも負傷でおらず。冬に補強もしなかったため、CBはカンテラーノ(RMカスティージャの選手)のアセンシオと本職ボランチのチュアメニで、このマンチェスター・シティ戦では右SBもMFのバルベルデがジョブチェンジして当たるって、ええ、今はプレミアリーグ5位と不調でも、天下のハーランドがいる相手ですからね。
こうなると、グァルディオラ監督も「todo el mundo sabe que arriba tienen talento/トードー・エル・ムンド・サベ・ケ・アリヴァ・ティエネン・タレント(誰もが前線にタレントを持っているのを知っている)」と言っていたように、エムバペ、ビニシウス、ロドリゴ、ベリンガムのゴール力を信じて、撃ち合いを制する形しか、勝ち抜けは望めないような気もしますが、さて。何にしても火曜午後9時(日本時間翌午前5時)からの1stレグでは、来週水曜のベルナベウでの2ndレグで”remontable/レモンタブレ(逆転可能な)”結果を出してくれるのを祈るばかりでしょうか。
そして日曜は残りの弟分がアウェイでプレーしたんですが、これがまた、はっきり明暗が分かれてしまってねえ。というのも、ヘタフェもレガネスも先週ミッドウィークはコパ準々決勝の兄弟分ダービーで敗退しているんですが、先にアラベスと対戦した前者はメトロポリターノでボコボコにされたことをさっさと忘れ、リーガのガチンコモードが復活。前半44分には、アルデレテがアブカルにファールを受けてゲットしたPKをアランバリが決め、そのまま0-1で勝ったとなれば、コパで温存した甲斐があったというもの?
幸い前節のセビージャ戦で鼻を骨折したGKダビド・ソリアも最初こそ、フェースガードを着けていたんですが、結局はなしでプレーしても支障なかったみたいですしね。冬の移籍市場で加入したファンミ(ベティスからレンタル)、テラツ(同ビジャレアル)、ベルナト(ビジャレアルと契約解消)らも2度目のスタメンを楽しむことができた上、14位のままでも、この勝利で降格圏から勝ち点5も離れたとなれば、アウェイ連戦となる金曜のジローナ戦にも自信を持って立ち向かえるかと。
一方、メスタジャでバレンシアと対戦したレガネスは、ええ、こちらはコパでマドリー相手に2点差を追いつき、後半ロスタイムのカンテラーノ弾で惜しくも敗退と、善戦していたんですけどね。それがまさか、木曜のコパでバルサに0-5と大敗していた相手に負けて、リーガで立ち直るキッカケを与えてしまうとは。実際、ボルハ・ヒメネス監督のチームはこの日、開始からたったの8分で、市場最終日に加入したバリシッチ(トラブゾンスポルからレンタル)がヒザの靭帯断裂で今季絶望になるという、大ショックなアクシデントもあったんですが、キャプテンのセルヒオ・ゴンサレスが出場停止だったのも良くなかったような。
だってえ、前半30分にはモスケラ、41分にはディアカビとバレンシアの2人のDFにゴールを決められているって、あのバルサ、アトレティコ、アスレティックを零封した鉄壁の守備は一体、どこに行った?コパで温存されたミゲール・デ・ラ・フエンテやラバも、マドリー戦で2得点の活躍だったファン・クロスも火を噴くことはなく、そのまま2-0で終わってしまったんですが、はあ。また17位で降格圏と勝ち点1となってしまったレガネスの次の試合は土曜、ブタルケでのアラベス戦なんですが、ここもバレンシアが18位に浮上して、19位に落ちたアラベスともたったの2差ですからね。
最下位のバジャドリーがその勝ち点6下というのはありますが、日曜最後の試合ではバルサがセビージャに1-4で勝利。おかげで1位から3位までが1差ずつという上層と何か、似たような状況になっているんですが、レガネスは今季1部再昇格したばかりですしね。早いうち勝ち癖を取り戻しておかないと、またシーズン終盤にファンをヤキモキさせることになるため、ここは気合を入れ直して挑んでもらいたいものです。
おかげで16強対決に直接進出できる5位を保ち、2位で終わったバルサ同様、残り8チームが決まるプレーオフが開催される今週と来週は高みの見物をすることに。とはいえ、11位のレアル・マドリーはそうは問屋が卸さず、月曜にはマンチェスター・シティ戦1stレグに備えて現地入り。年明けからの週2試合ペースを継続するんですが、実際、スペインでもう1つの今週、平日木曜にミッティラン戦があるEL16強対決プレーオフ出場のレアル・ソシエダ共々、コパ・デル・レイ準決勝進出組なのはちょっと、面白い偶然かと。
そう、その対戦組み合わせはこの水曜に決まるんですが、3週間後のミッドウィークに1stレグが開催される頃にはバルサとアトレティコとはかなり、疲労度に差がついている可能性がなきにしろありませんからね。といってもプレーオフあり組、なし組でペアにされるかもしれませんし、その辺は何とも言えないんですが、しばらく楽ができる平日が続くのは、私にも異論はありませんって。
実際、そのケガは後日、左足の中足骨骨折で手術と数カ月のリハビリを必要とする重傷だと判明したんですが、その3分後にもウナイ・ロペスが倒れ、パブロ・ディアスを入れる破目になるとはこれ如何に。そのせいか、前半は0-0で終わってしまったラージョだったんですが、ただ、相手も得点力がないため、今の位置にいるチームですからね。雨の降り出す中、結構、待たされたものの、後半26分にデ・フルートスのクロスをアルバロ・ガルシアが決めた1点でとうとう、彼らは白星をゲット。
おかげでクラブ史最長となる9試合無敗となり、イニゴ・ペレス監督は「Sigo sin pensar en Europa/シゴ・シン・ペンサール・エン・エウロッパ(ヨーロッパの大会のことは今も考えないでいる)」と言っていたものの、ガッチリ来季のコンフェレンスリーグ出場圏である6位の座を固められましたからね。ちなみに次節の彼らはまた平日開催、来週月曜にモンジュイックでバルサ戦となるんですが、12月には弟分仲間のレガネス、兄貴分のアトレティコもあちらで勝利。1月にはヘタフェもコリセウムで1-1のドローを掴むなど、それこそシーズン前半戦で0-4、スペイン・スーパーカップ決勝では2-5とgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)を喰らって、2度も負けているのはマドリーだけなんですが、ラージョもバジェカスで1-2の僅差で涙を呑んだ昨年8月のリベンジを果たすことができたらいいですよね。
そして土曜にはいよいよ、本家マドリーダービーが到来したんですが、実はアトレティコは首位奪還のチャンスをものにできなかくてねえ。そう、その前のエスパニョール戦でレッドカードを見逃されたロメロに決勝点を入れられ、1-0と負けたマドリーは先週、サッカー協会にスペインの審判システムが腐敗していて、マドリーに不利なジャッジをするから、大改革が必要という旨の抗議文書を送付。世間に物議を醸していたんですけどね。
サンティアゴ・ベルナベウでの前半25分、セバージョスが激しいタックルをバリオスにかまし、相手の足首を踏んでいながら、カードの色がイエローに留まった時など、審判団はマドリーに日和っているのかと、イヤな予感がしたんですが、それは大丈夫。35分には振り返りVAR(ビデオ審判)注進が入り、敵陣エリアでずっと蹲っていたサムエル・リノが、決して1人でそうなった訳ではなく、チュアメニに足を踏まれていたことを主審がモニターで確認してくれたんですよ!
アンチェロッティ監督など、後で「El VAR es el que ha pitado el penalty/エル・バル・エス・エル・ケ・ア・ピタードー・エル・ペナルティ(ペナルティを取ったのはVARだ)。主審がピッチでスルーしたのにね。こういうことはサッカーをする人間には理解できない」と文句をつけていたものの、渡りに船とはまさにこのこと。ええ、先日の15連勝が途切れたレガネス戦でも土壇場で同点にするPKを外したグリーズマンではなく、フリアン・アルバレスがパネンカ風にゴール中央に決めて、GKクルトワを破ってくれたから、珍しく600人も応援に駆けつけたアトレティコファンたちもどんなに喜んだことか。
ただねえ、直前のコパ準々決勝ヘタフェ戦で5点も取って、ちょっとゴールを入れるのに飽きていたか、その後、アトレティコは点を取ることができなくてねえ。逆にアンチェロッティ監督も「más lenta por nuestra parte y menos agresiva/マス・レンタ・ポル・ヌエストラ・パルテ・イ・メノス・アグレシバ(ウチはゆっくりしていて、あまり攻撃的ではなかった)」と認めていたように、前半は覇気がなかったマドリーが後半は豹変、猛攻をかけられてしまったから、さあ大変!
それも再開早々、5分にはロドリゴがエリア内右奥から出したラストパスから、コパのレガネス戦を休んでいたベリンガムのシュートはヒメネスに当たって弾かれたものの、同様にエネルギーをリチャージしたエムバペにvolea(ボレア/ボレーシュート)で決められてしまうんですから、困ったもんじゃないですか。でもそれからはGKオブラクが存在感を示し、ビニシウスやエムバペらのシュートを計8回もparadon(パラドン/スーパーセーブ)。勝ち越し点を許さなかったのは不幸中の幸いでしたが、ええ、首位との勝ち点差はたったの1だけですからね。「ofensivamente faltó claridad/オフェンシバメンテ・ファルトー・クラリダッド(攻撃的に明確さに欠けた)」(ヒメネス)アトレティコがお隣さんに2差をつけての首位に立てず、1-1の引き分けで終わってもそれ程、不満はなかったかと。
いえ、シメオネ監督は「Tuvimos la sensación de que podíamos haber hecho algo más/トゥビモス・ラ・センサシオン・デ・ケ・ポディアモス・アベール・エッチョ・アルゴ・マス(ウチは何かもっとできた感じがする)」と、いつものように交代出場でコレアやセルロートを入れながら、終盤のドラマが起きなかったことを残念がってはいたんですけどね。そんなアトレティコは今週、メトロポリターノで土曜にセルタ戦を迎えるまで、じっくり体を休めることができるんですが、うーん、それにしてもここまで来ると病的ですよ。マドリーの負傷禍は。
そう、ダービー後は珍しく、ミックスゾーンに着替えもせずに出て来たフリアン、ヒメネス、ジョレンテと3人も喋ったアトレティコとは対照的に、両監督の記者会見も終わった後、かなり遅くなって登場。マドリーで1人だけ話したルーカス・バスケスが、いえ、その時は「Son dos meses en los que se decide todo y vamos a estar a tope/ソン・ドス・メセス・エン・ロス・ケ・セ・デシデ・トードー・イ・バモス・ア・エスタル・ア・トペ(全てがこの2カ月で決まるから、ボクらは最高の状態で行く)」と言っていたんですけどね。
それが翌日曜の練習でハムストリングを痛めてしまい、全治3週間になってしまうんですから、これではアンチェロッティ監督もさぞ頭が痛いかと。だってえ、長期離脱中のカルバハルとミリトンのことは考えても仕方ないですが、現在は頼みの綱となったリュディガーも、ようやく先発できるまでに回復していたアラバも負傷でおらず。冬に補強もしなかったため、CBはカンテラーノ(RMカスティージャの選手)のアセンシオと本職ボランチのチュアメニで、このマンチェスター・シティ戦では右SBもMFのバルベルデがジョブチェンジして当たるって、ええ、今はプレミアリーグ5位と不調でも、天下のハーランドがいる相手ですからね。
こうなると、グァルディオラ監督も「todo el mundo sabe que arriba tienen talento/トードー・エル・ムンド・サベ・ケ・アリヴァ・ティエネン・タレント(誰もが前線にタレントを持っているのを知っている)」と言っていたように、エムバペ、ビニシウス、ロドリゴ、ベリンガムのゴール力を信じて、撃ち合いを制する形しか、勝ち抜けは望めないような気もしますが、さて。何にしても火曜午後9時(日本時間翌午前5時)からの1stレグでは、来週水曜のベルナベウでの2ndレグで”remontable/レモンタブレ(逆転可能な)”結果を出してくれるのを祈るばかりでしょうか。
そして日曜は残りの弟分がアウェイでプレーしたんですが、これがまた、はっきり明暗が分かれてしまってねえ。というのも、ヘタフェもレガネスも先週ミッドウィークはコパ準々決勝の兄弟分ダービーで敗退しているんですが、先にアラベスと対戦した前者はメトロポリターノでボコボコにされたことをさっさと忘れ、リーガのガチンコモードが復活。前半44分には、アルデレテがアブカルにファールを受けてゲットしたPKをアランバリが決め、そのまま0-1で勝ったとなれば、コパで温存した甲斐があったというもの?
幸い前節のセビージャ戦で鼻を骨折したGKダビド・ソリアも最初こそ、フェースガードを着けていたんですが、結局はなしでプレーしても支障なかったみたいですしね。冬の移籍市場で加入したファンミ(ベティスからレンタル)、テラツ(同ビジャレアル)、ベルナト(ビジャレアルと契約解消)らも2度目のスタメンを楽しむことができた上、14位のままでも、この勝利で降格圏から勝ち点5も離れたとなれば、アウェイ連戦となる金曜のジローナ戦にも自信を持って立ち向かえるかと。
一方、メスタジャでバレンシアと対戦したレガネスは、ええ、こちらはコパでマドリー相手に2点差を追いつき、後半ロスタイムのカンテラーノ弾で惜しくも敗退と、善戦していたんですけどね。それがまさか、木曜のコパでバルサに0-5と大敗していた相手に負けて、リーガで立ち直るキッカケを与えてしまうとは。実際、ボルハ・ヒメネス監督のチームはこの日、開始からたったの8分で、市場最終日に加入したバリシッチ(トラブゾンスポルからレンタル)がヒザの靭帯断裂で今季絶望になるという、大ショックなアクシデントもあったんですが、キャプテンのセルヒオ・ゴンサレスが出場停止だったのも良くなかったような。
だってえ、前半30分にはモスケラ、41分にはディアカビとバレンシアの2人のDFにゴールを決められているって、あのバルサ、アトレティコ、アスレティックを零封した鉄壁の守備は一体、どこに行った?コパで温存されたミゲール・デ・ラ・フエンテやラバも、マドリー戦で2得点の活躍だったファン・クロスも火を噴くことはなく、そのまま2-0で終わってしまったんですが、はあ。また17位で降格圏と勝ち点1となってしまったレガネスの次の試合は土曜、ブタルケでのアラベス戦なんですが、ここもバレンシアが18位に浮上して、19位に落ちたアラベスともたったの2差ですからね。
最下位のバジャドリーがその勝ち点6下というのはありますが、日曜最後の試合ではバルサがセビージャに1-4で勝利。おかげで1位から3位までが1差ずつという上層と何か、似たような状況になっているんですが、レガネスは今季1部再昇格したばかりですしね。早いうち勝ち癖を取り戻しておかないと、またシーズン終盤にファンをヤキモキさせることになるため、ここは気合を入れ直して挑んでもらいたいものです。
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「ごめんなさい」アーセナルに連敗、レアルMFベリンガムが沈黙を破る「マドリーは必ず戻ってくる」
レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、チャンピオンズリーグ(CL)からの敗退を受けてコメントした。 16日、CL準々決勝2ndレグでマドリーはホームにアーセナルを迎えた。 1stレグはアウェイで3-0と惨敗を喫したマドリー。ベリンガムは母国クラブを相手に試合前は自信を口にしていたが、試合は1-2で敗戦。連敗に終わり、CL連覇の夢はベスト8で潰えることとなった。 母国クラブに屈辱の連敗。イングランド代表のチームメイトでもあるブカヨ・サカにゴールを許し、1stレグではデクラン・ライスに2つのFKを決められるなど目の前で活躍を見せられることに。2ndレグでサカのPKの際には近寄って何かを話しかけ、試合中はライスと揉めるなど気持ちを見せていたが、結果には繋がらなかった。 ベリンガムは試合から一夜明けて自身のインスタグラムを更新。ファンへの謝罪と共に、残りシーズンでの巻き返しを誓った。 「どちらの試合でも、クラブの期待に応えられなかった。マドリディスタの皆さん、ごめんなさい」 「この夜、そしてこの大会が皆さんにとってどれほど大きな意味を持つか、僕たちは理解している」 「今シーズンもチームを救うチャンスはまだあるけど、それはチームとして団結することでしか実現できない。レアル・マドリーは、必ず戻ってくる」 <span class="paragraph-title">【写真】CLで連敗し敗退…ベリンガムがファンに謝罪</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DIjBzB0iast/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/DIjBzB0iast/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/DIjBzB0iast/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Jude Bellingham(@judebellingham)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2025.04.17 22:45 Thu2
ラニエリ後任探すローマ、トッティはモウリーニョと並ぶ稀代の名将を推す
ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、古巣の新指揮官候補と目されるレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督を推している。 今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官をすでに解任するなど厳しいシーズンとなったローマ。それでも、現在はクラウディオ・ラニエリ監督の下ではチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位と4ポイント差の7位まで盛り返している。 ただ、ラニエリ監督は来シーズンの続投を否定しており、クラブアドバイザーとして新指揮官の選考にも深く関与している。 理想的な候補として当初から報じられているのは、現役時代にジャッロロッシでカピターノを務め、スクデット獲得に貢献した現マドリー指揮官。 マドリーとの現行契約は2026年までとなっており、招へいは現実的ではないとの見方が強いが、ここにきてラ・リーガ、CLでの苦戦によって今季限りでの解任の可能性も取り沙汰されており、わずかながらチャンスも出てきた状況だ。 そんななか、クラブレジェンドのトッティ氏はイタリア『La Repubblica』でラニエリ監督の後任人事について意見を述べ、アンチェロッティ監督を歓迎している。 「アンチェロッティとモウリーニョは世界最高の指揮官だ。どちらが好みか? モウリーニョはすでに試した。もしアンチェロッティが検討しているなら、歓迎するだろうね」 なお、アンチェロッティ監督以外ではアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督などイタリア人指揮官を中心の複数の候補の名前が挙がるなか、渦中のラニエリ監督はイタリア『Il Messaggero』で「新監督の決定は間近だ」と具体的な名前は挙げていないものの、交渉が進んでいることを明かしている。 2025.04.10 07:30 Thu3
「最後の力だった」土壇場で勝利に導いたマルティネッリ、王者撃破し目指すは悲願のCL制覇も「地に足をつけて努力を続けていく」
アーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリが、レアル・マドリー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 16日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでマドリーとアウェイで対戦。ホームで3-0と勝利していた中でのアウェイゲーム。すると試合早々にPKを獲得したが、ブカヨ・サカのPKは失敗。嫌なムードが流れると、今度はマドリーにPKが与えられるが、VARチェックで取り消された。 ゴールレスで迎えた後半にスコアが動くことに。65分にミケル・メリーノのスルーパスに反応したサカが決めて先制。4点リードとなると、ヴィニシウス・ジュニオールに1点を返されるもその後は粘りの戦いに。このまま引き分けに終わると思われたが、後半アディショナルタイムのロングカウンターでマルティネッリがゴール。1-2で勝利をもぎ取り、準決勝進出を果たした。 試合後、勝利に導いたマルティネッリが試合を振り返り、最後の力を振り絞ってのゴールだったと語り、勝利を喜んだ。 「あれは最後の力だったんだ。メリーノが僕に気がついてボールを蹴ってくれるように、ただ、ひたすら背後に回り込んで祈った。彼が素晴らしいパスを出してくれて、僕は抜け出すことができた。だから落ち着いて、ゴールにボールを入れることだけに集中した。本当に嬉しい」 「凄く興奮しているよ。ベルナベウでレアル・マドリー相手にこういう強い相手に勝てるのは本当嬉しい。本当に嬉しいんだ。エミレーツ・スタジアムでもここでも、僕たちはこの結果に値したと思う」 「自分たちの実力もチームもわかっている。だからこのチーム、このファミリーは、この勝利に値する。この勝利は永遠に僕たちの心の中に残るだろう」 また、後押ししてくれたファンにも感謝。残りの戦いもしっかりと戦い、悲願のCL制覇へ突き進むと意気込みを語った。 「ここでのパフォーマンス、そしてエミレーツ・スタジアムでみんながパフォーマンスによど込んでくれているのを見るのは本当に嬉しい。今シーズン、みんなは本当に素晴らしいプレーをしてくれているので、試合後にみんなに感謝の気持ちを伝えに行けることは本当に嬉しい。みんなを喜ばせるために、僕たちは全力を尽くすだけだ」 「全力を尽くし、これからも努力を続ける。チャンピオンズリーグ準決勝進出は全ての選手にとっての夢だ。だから、本当に嬉しい。ただ、まだ何も達成できていないことを自覚しているので、地に足をつけて努力を続けていく」 「僕たちは自信を持っている。自分たちの実力も、チームのことも理解している。そして目標に向かって邁進していく」 <span class="paragraph-title">【動画】マルティネッリが決勝ゴール!アーセナルがアウェイでもレアルを撃破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LRaUTx3jaw8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.17 10:55 Thu4
アーセナルが偉大な記録を樹立、ベルナベウでレアルに連勝した初のイングランドクラブに…19年ぶりのCL決勝進出なるか
2009年以来となるチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4に勝ち進んだアーセナルだが、偉大な記録を樹立していた。イギリス『スカイ』が伝えた。 16日に行われたCL準々決勝2ndレグでレアル・マドリーとアウェイで対戦したアーセナル。ホームでの1stレグでは3-0で快勝を収めていた中、アウェイでは開始早々に得たPKのチャンスをブカヨ・サカが失敗。その後、今度はマドリーにPKのチャンスが訪れたがVARチェックの結果取り消された。 後半、サカがネットを揺らしてアーセナルが先制すると、ミスを突いたヴィニシウス・ジュニオールが同点ゴール。ただ、アーセナルは後半アディショナルタイムにロングカウンターからガブリエウ・マルティネッリがネットを揺らし、1-2で勝利を収め、王者マドリーを敗退に追い込んだ。 アーセナルとマドリーが対戦するのは、アーセナルが唯一決勝まで進出した2005-06シーズンのラウンド16以来となったが、アーセナルは19年前もサンティアゴ・ベルナベウで勝利していたため、アウェイで連勝したこととなる。 サンティアゴ・ベルナベウでマドリー相手に連勝したイングランドチームはこれまでおらず、なんとこの連勝はイングランドのクラブ史上初の快挙となった。 アーセナルは2008-09シーズンのCL以来となる準決勝進出。クラブ史上3度目のベスト4となったが、2度目の決勝進出はなるだろうか。なお、2005-06シーズンの決勝ではバルセロナと対戦して敗れており、共に決勝に進出すれば19年ぶりのリベンジの場が整うこととなる。 <span class="paragraph-title">【動画】マルティネッリが決勝ゴール!アーセナルがアウェイでもレアルを撃破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LRaUTx3jaw8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.17 21:30 Thu5