「チームには本当に感謝」セリエAデビュー戦ゴールのミランFWヒメネス、すぐさまの古巣フェイエノールト戦へ「たくさんの感情がある」

2025.02.09 13:10 Sun
ミランで早速活躍のS・ヒメネス
Getty Images
ミランで早速活躍のS・ヒメネス
初ゴールを決めたミランのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが、試合を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えた。先日、フェイエノールトから移籍金総額3500万ユーロ(約54億8000万円)でミランに加わったヒメネス。5日に行われたコッパ・イタリア準々決勝のローマ戦で途中出場からデビューを飾り、同じく新加入のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスのゴールをアシストした。

続く8日のセリエA第24節エンポリ戦では後半頭から登場。1点リードの76分、アメリカ代表FWクリスチャン・プリシックのパスをボックス右手前で受けると、カットインから左足を振り抜き、チームに追加点をもたらした。
セリエAデビュー戦でゴールを奪うとともに、途中出場の2試合で1ゴール1アシストの結果。試合後には勝利の喜びを語っている。

「チームには本当に感謝している。ここに来るのは良いチャンスだった」
「セリエAの試合はいつも難しい。だから本当に頑張らなければならなかったが、やり遂げることができた」

また、次の戦いはラウンド16進出を懸けたチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフのフェイエノールト戦。別れたばかりの古巣との対戦に思いもひとしおのようだ。

「本当に厳しい試合になるだろう。フェイエノールトは僕に多くのものをもたらしてくれたから、たくさんの感情があるよ。彼らは家族のような存在だ」

1 2

サンティアゴ・ヒメネスの関連記事

【国際親善試合】メキシコ代表 0ー0 日本代表(日本時間9月7日/オークランド・コロシアム) 日本代表は7日、国際親善試合でメキシコ代表と対戦。完全アウェイの野球場で勇敢に戦ったが、勝利とはならなかった。 アメリカ遠征を行っている日本代表は、7日にメキシコ代表と戦い、中2日の10日にアメリカ代表と対戦する。 2025.09.07 13:10 Sun
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が14日に行われるボローニャとのコッパ・イタリア決勝を前日に控えた会見に臨んだ。 セリエAでは8位と振るわない中、インテルの3冠を阻んで進出したコッパ・イタリア決勝では、5日前にセリエAで対戦し、3-1で逆転勝利したボローニャと対戦する。 タイトルマッチであることに加え、来 2025.05.14 14:30 Wed
ミランのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが移籍後初のドッピエッタを達成した。 9日、ミランはセリエA第36節ボローニャとホームで対戦し3-1で勝利を収めた。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦で、65分から出場したS・ヒメネスは、73分にチュクウェゼの左クロスのこぼれ球に反応した 2025.05.10 08:10 Sat
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が9日にホームで行われ、3-1で勝利セリエA第36節ボローニャ戦を振り返った。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦に臨んだミランは、ゴールレスで迎えた後半立ち上がりにオルソリーニのミドルシュートで先制を許す。 65分にサンティアゴ・ヒメネス、チュクウェ 2025.05.10 07:30 Sat
ミランは9日、セリエA第36節でボローニャとホームで対戦し、3-1で勝利した。 公式戦3連勝中の9位ミラン(勝ち点57)は、直近のヴェネツィア戦の先発からフォファナをジョアン・フェリックスに変更した以外は同じメンバーを採用。最前線にヨビッチ、2シャドーにフェリックスとプリシックを並べた[3-4-2-1]で試合に臨 2025.05.10 06:00 Sat

ミランの関連記事

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が14日に行われ、0-1で敗れたコッパ・イタリア決勝ボローニャ戦後にコメントした。 準決勝でインテルの三冠を阻んで決勝に進出し、22年ぶり6度目の優勝を目指して臨んだ決勝。拮抗した展開をゴールレスで終えた中、後半開始8分に失点したミランはそのまま反撃できずにボローニャの前にウノゼ 2025.05.15 09:30 Thu
ボローニャのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が14日に行われ、1-0で勝利したコッパ・イタリア決勝ミラン戦後にコメントした。 今季、60年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきたボローニャ。チアゴ・モッタ前監督の後任となったイタリアーノ監督は主力が引き抜かれたチームの中、チームとして初出場のチャンピオンズリーグ(CL 2025.05.15 08:45 Thu
コッパ・イタリア決勝ミランvsボローニャが14日に行われ、0-1でボローニャが勝利した。 準決勝でエンポリを下した51年ぶり3度目の優勝を狙うボローニャと、インテルの三冠を阻んだ22年ぶり6度目の優勝を狙うミランによる決勝。 5日前にセリエAで対戦した際、3-1で逆転勝利していたミランは2選手を変更。フェリ 2025.05.15 06:01 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が14日に行われるボローニャとのコッパ・イタリア決勝を前日に控えた会見に臨んだ。 セリエAでは8位と振るわない中、インテルの3冠を阻んで進出したコッパ・イタリア決勝では、5日前にセリエAで対戦し、3-1で逆転勝利したボローニャと対戦する。 タイトルマッチであることに加え、来 2025.05.14 14:30 Wed

セリエAの関連記事

【セリエA】パルマ 2-1 トリノ(日本時間9月30日/エンニオ・タルディーニ・スタジオ) Benissimo!!安定したフィードとセービング#鈴木彩艶 パルマの今季リーグ戦初勝利に貢献セリエA第5節パルマ×トリノ#DAZN 見逃し配信中#セリエA #だったらDAZN pic.twitter.com/96JtMD 2025.09.30 12:45 Tue
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、スポーツ・チャンネルDAZNと展開する「ABEMA de DAZN」で、2025年8月より開幕する主要な欧州サッカーリーグにおいて、日本代表選手が所属するクラブを中心とした「欧州リーグ2025-26」の試合を中継することを決定した。 今回の発表によると、リーグ・アン、 2025.08.15 17:21 Fri
ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed

記事をさがす

サンティアゴ・ヒメネスの人気記事ランキング

1

敢えて言うならば『ケチャップ理論』…今季1ゴールと苦しむ上田綺世に監督も悩む「非常に難しい」

フェイエノールトの日本代表FW上田綺世に対して、アルネ・スロット監督も悩みを抱えているようだ。 セルクル・ブルージュからフェイエノールトに今シーズン加入した上田。エースであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの牙城を崩せず、なかなか出番を得られない中、4節で初ゴールを記録する。 しかし、その後もベンチスタートが続き、エールディビジでの先発は1試合のみ。苦しいシーズンを過ごしている。 なかなか苦しむ中で、2月29日のKNVBベーカーのフローニンヘン戦では先発起用も不発。そして、3日のPSVとの大一番では出番なし。期待されたゴールも「1」と苦しんでいるが、スロット監督も難しさを感じているようだ。 フローニンヘン戦後に上田について「非常に難しい」とコメント。「私がいつも言っているのは、うちのストライカーは常にチャンスを掴んでいるから、常に得点するということだ。アヤセは今日もチャンスがあったが、決められなかった」と、ゴールを奪えなかったことに言及した。 ただ、失望しているわけではなく、期待を寄せているともコメント。1つ決まれば変わると感じているようだ。 「私はただ彼がゴールを決められる瞬間を見つけてくれることを願っているし、彼もそれを理解してくれている」 「この言葉を使うと誤用されることが多いが、敢えて言うならば『ケチャップ理論』だ」 <span class="paragraph-title">【動画】上田綺世がフェイエノールト初ゴール!らしさ全開の巧みな受け&豪快左足</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">GOAAAAAL<br>Ayase Ueda 上田 綺世<br>FC Utrecht: 1-4 :Feyenoord<a href="https://twitter.com/hashtag/utrfey?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#utrfey</a> <a href="https://t.co/SRsJJnk3Z1">pic.twitter.com/SRsJJnk3Z1</a></p>&mdash; &#39; Burak | Dutch League #Eredivisie (@DutchLeagues) <a href="https://twitter.com/DutchLeagues/status/1698303889064268274?ref_src=twsrc%5Etfw">September 3, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.04 20:55 Mon
2

「綺世は決める男」「空飛ぶ上田」日本代表FW上田綺世が今季初ゴール!フェイエノールトを勝利に導く活躍に称賛殺到「出場時間さえあれば…」

フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が、今シーズンのエールディビジで初ゴールを記録した。 上田は22日に行われたエールディビジ第6節のNACブレダ戦で、FWサンティアゴ・ヒメネスが負傷したため29分から途中出場。するとその5分後、左サイドのハイス・スマルからのクロスに強烈なダイビングヘッドを放ち、今シーズン初ゴールを記録した。 フェイエノールトはその後も後半に得たPKで追加点を記録し、2-0で勝利。今シーズン2勝目を飾り、リーグ5位に浮上している。 チームの勝利に大きく貢献した上田に対しては、国内外から称賛の声が殺到。「綺世は決める男だよ!」、「空飛ぶ上田」、「出場時間さえあれば絶対に結果を残す男」、「フェイエノールトのファンは上田がいかに優れているか理解するはず」、「このチャンスをものにしたのでかい」など、活躍を称えるコメントが数多く見られている。 <span class="paragraph-title">【動画】上田綺世が今季初ゴールで勝利に貢献!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/rhBBySGdSFU?si=NzuJsxpBNtyFZnUD&amp;start=34" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.09.23 12:50 Mon
3

上田綺世がベンチ入り、3点リードもアヤックスサポーター暴徒化で“デ・クラシケル”中止…玄関破壊、選手やサポーターは軟禁状態

オランダでサポーターが暴徒化。日本人選手も巻き込まれる事態となった。オランダ『NOS』が伝えた。 事件が起こったのは24日に行われたエールディビジの“デ・クラシケル”、アヤックスvsフェイエノールトの一戦だ。 名門クラブ同士の対決。ケガで離脱していた日本代表FW上田綺世は驚異的な回復力を見せてベンチ入りを果たしていた。 アヤックスは開幕4試合で1勝2分け1敗、フェイエノールトは3勝1分けと無敗。調子の違いはあるものの、良い形でこの試合に臨んだ。 試合は調子の良いフェイエノールトが圧倒。サンティアゴ・ヒメネスの2ゴール、イゴール・パイシャオンのゴールで0-3とリードをしていた。 これに怒りを示したのがアヤックスのサポーター。55分にピッチへ発煙筒や花火を投げ込むと試合は中断。前半終了間際にも同様の行為があり、プラスチックのカップも投げ込まれていた。なお、投げ込んだ犯人はすぐに捕まり、スタジアムから締め出されていた。 “デ・クラシケル”は1968年1月21日にも中断。この際は、濃霧が理由だった。 前半で一度長い時間中断していた中で、3失点目でさらにヒートアップ。この屈辱的な結果に怒りが爆発した。 選手らには被害はなかったが、フーリガンたちはヨハン・クライフ・アレナの正面玄関を襲撃。玄関のガラスが破損するなどし、警察は3人を逮捕した。 これにより、スタジアムは一時閉鎖。スタジアムに残っているサポーターはそこに留まることとなり、選手たちも閉じ込められることになった。 フェイエノールトのアルネ・スロット監督は今回の件について怒り。大きなリードを得ている中での試合中止について語った。 「それが何であれ、不公平なものだ」 「あの試合が中止になるのは、我々にとって有利ではない。0-3という試合展開で、アヤックスは信頼を失った」 「彼らは木曜日にもマルセイユと厳しい試合をしたので、試合が延期される方が良いと考えるだろう」 オランダサッカー協会(KNVB)はこの試合で起きたことについて「恐ろしいもの」だとし、前例がないとした。 「今日の午後に起きたことは何にも似ていない。状況は、アヤックスで起こっていることにも関係している。当分の間、我々はそれ以外には何にも反応しない」 「この試合に関してはまだ多くの新たな展開がある。月曜日に会議が開催される予定だ」 この試合がどういった形で処理されるのか、現在では不明。無観客試合、アウェイでの有観客試合、フェイエノールトの不戦勝などが考えられる。 <span class="paragraph-title">【動画】サポーターが暴徒化、スタジアムの玄関破壊…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Police using tear gas to disperse people outside of the stadium.<a href="https://twitter.com/hashtag/Ajax?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Ajax</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/AJAfey?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AJAfey</a> <a href="https://t.co/0kFle1ovFz">pic.twitter.com/0kFle1ovFz</a></p>&mdash; All About Ajax (@AllAboutAjax) <a href="https://twitter.com/AllAboutAjax/status/1705962797941584376?ref_src=twsrc%5Etfw">September 24, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Riot police on horses charging at fans outside of the stadium.<a href="https://twitter.com/hashtag/Ajax?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Ajax</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/AJAfey?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AJAfey</a> <a href="https://t.co/DgIvjSS6jT">pic.twitter.com/DgIvjSS6jT</a></p>&mdash; All About Ajax (@AllAboutAjax) <a href="https://twitter.com/AllAboutAjax/status/1705962183320879485?ref_src=twsrc%5Etfw">September 24, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="nl" dir="ltr">Ajax supporters bestormen hoofdingang. <a href="https://t.co/zBc4JMnsJa">pic.twitter.com/zBc4JMnsJa</a></p>&mdash; Voetbal Ultras (@VoetbalUltras) <a href="https://twitter.com/VoetbalUltras/status/1705958832306835603?ref_src=twsrc%5Etfw">September 24, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.25 14:40 Mon
4

名手ロイ・マカーイの上田綺世に対する評価は…「私を納得させたものは何もない」

オランダの名手ロイ・マカーイ氏が、フェイエノールトの日本代表FW上田綺世(25)について「来季に期待」とした。 懐かしの名ストライカー、ロイ・マカーイ。2000年代初頭のデポルティボ・ラ・コルーニャでラ・リーガ優勝や得点王に輝き、バイエルン時代もエースに君臨、キャリア晩年のフェイエノールトでもゴールを量産した49歳だ。 現在バイエルンで幹部を務める氏はこの度、オランダ『VP』のポッドキャスト番組に出演。フェイエノールトのスカウト時代、バイエルンから若手時代のトニ・クロース(レアル・マドリー)をレンタル獲得しようと奮闘するも失敗した話など、様々な話題で番組を盛り上げた。 そんななか、話題は現在のフェイエノールトへ。 負傷でユーロ2024を断念するも、今季を通じて大きく成長したオランダ代表MFクインテン・ティンバー(22)について「クラブや大会に関わらず躍動できる選手になる。イングランドでもプレーできるし、今後はCLでももっと輝けるだろう」と褒めちぎった。 一方で、上田については淡々と厳しめの評価。 上田は昨夏移籍金1000万ユーロ(約17.1億円)でフェイエノールト入り。エールディビジの終盤戦4試合で3ゴール2アシストも、1年を通じてはリーグ戦26試合5ゴール2アシスト、公式戦全体では37試合5ゴール2アシスト。 勿論数字が全てではないが、限られたプレータイムの中で得点関与は少なく、リーグ屈指の点取り屋、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(23)の牙城を崩すには至らなかった。 そんな上田をマカーイ氏は「私を説得できたものは何もない。ヒメネスの方が2ランク上だ」としつつ、「退団させるのは時期尚早。まだ来季がある」とコメント。これ以上、上田に関する話は広がらなかった。 2024-25シーズン、上田はマカーイ氏をうならせることができるか。 2024.06.02 21:25 Sun
5

上田綺世のライバルがプレミア行きの可能性、メキシコ代表FWヒメネスにフォレストが関心…1度目の40.4億円オファーは拒否

ノッティンガム・フォレストが、日本代表FW上田綺世のライバルでもあるフェイエノールトのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(23)への再オファーを検討しているという。 ストライカー陣の補強を目指しているフォレスト。ヒメネスに関しては、今夏の獲得リストの上位に名を連ねていた。 『The Athletic』によれば、すでに1度オファーを出しており、2500万ユーロ(約40億4000万円)程度を提示したが、フェイエノールトはこれを拒否。検討すらしない金額だったという。 両クラブのヒメネスに関する評価には大きな隔たりがあると見られている中、チームにはニュージーランド代表FWクリス・ウッドがいる状況。公式戦43試合で17ゴールを記録している一方で、ナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイは54試合17ゴールを記録もケガが多く、計算が立てづらい問題が生じている。 そんな中で関心を寄せているのがヒメネス。新たなオファーを検討していると見られており、前回からどこまで増額するかがポイントとなりそうだ。 ヒメネスは、2022年7月に母国のクルス・アスルからフェイエノールトに完全移籍。2シーズンで公式戦86試合49ゴールを記録。今シーズンもエールディビジでは2試合2ゴール1アシスト、ヨハン・クライフ・シャールで2ゴール1アシストとエースとして君臨している。 上田は直接的なライバルである中、ヒメネスには多くのクラブが関心を寄せており、残り期間での去就は上田にも大きな影響を与えることになりそうだ。 2024.08.19 23:10 Mon

ミランの人気記事ランキング

1

「サッカーが大嫌いだった」偉大な父を持つ18歳M・イブラヒモビッチ、父ズラタンとの比較は「嫌だった」

ミラン・フトゥーロのU-18スウェーデン代表FWマキシミリアン・イブラヒモビッチが自らのキャリアについて語った。スウェーデン『Aftonbladet』が伝えた。 現在はミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏の息子、マキシミリアン。7月にはミランとプロ契約を交わし、下部組織で父と同じプロサッカー選手の道を歩み始めている。 主に左ウイングとしてプレーする18歳は、プリマヴェーラ1でここまで7試合4ゴールと好発進のシーズンに。10月にはU-18スウェーデン代表に初招集された。 マキシミリアンは代表活動中に取材に応じると、9歳から始まったサッカーキャリアを回想。父親が所属したパリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・ユナイテッド、ロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)のアカデミーを渡り歩くと、その後は母国スウェーデンのハンマルビーでプレーし、2022年8月にミランへ行き着いた。 「どこの国でも良い思い出があるけれど、ミランが一番居心地の良い場所だった」 「始めたのは9歳の時でかなり遅かった。パリの地元クラブで」 「でも(サッカーに)一目惚れしたからじゃない。その逆だ。11歳くらいまではサッカーが大嫌いだった。最悪だった。すべてが間違っていて嫌だった。父と比較されるのも嫌だった」 「でもある日、サッカーへの愛に目覚めた。突然ピンと来たんだ」 また、昔は嫌だったという父との比較についてさらにコメント。今では自分の道を見つけているようだ。 「比較については考えない。僕は僕だし、彼は彼だ。同じポジションをプレーしているわけでもないから、比べることはあまりない」 好きな選手はブラジル代表FWネイマール、先輩のポルトガル代表FWラファエル・レオン、ミランにも所属した元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏だとも明かしたマキシミリアン。ともに練習したことがあるレオンについては「初めて彼を見た時、まるでお菓子屋さんにいる気分だった」というが、「今はむしろ競争相手として見ている」と頼もしいコメントも残した。 <span class="paragraph-title">【動画】U-18代表入り! 取材に応じるマキシミリアン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vuIK6ScqWUg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.17 15:50 Thu
2

「2人とも大きい」イブラヒモビッチとジョコビッチの“高身長”コンビに反響「どっちも神だ」

ミランに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、テニス界のスーパースターであるノバク・ジョコビッチを応援した。 ジョコビッチは、トリノで開催中の、男子テニスの今季最終戦となるATPファイナルズに参戦。15日に、シングルスの予選ラウンドロビン「グリーングループ」の第1戦でキャスパー・ルードに勝利した。 イブラヒモビッチは、14日にスペインで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループB最終節のスペイン戦に出場したばかりにもかかわらず、親友であるジョコビッチの応援に駆け付けた。 2人は、試合後にそれぞれのSNSを更新。ジョコビッチは「イブラに会うのはいつだってうれしい。ATPファイナルズに来てくれてありがとう」と感謝を伝えた一方、イブラヒモビッチは「オレたちを怒らせてみろ、ただじゃ済まないぞ」とイブラ節を交えて親友との再会を報告している。 サッカー界とテニス界を代表する2人のツーショットには、両方のファンから「どっちも神だ」「誰も勝てないよ」「凄いコンビ」といった反響が。さらに、195cmのイブラヒモビッチと188cmのジョコビッチという高身長なコンビに「2人とも大きい」と驚く声もあった。 なお、ジョコビッチはミラニスタということでも知られている。 <span class="paragraph-title">【写真】サッカー界とテニス界を代表する高身長な2人のツーショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CWUC5UrMDS6/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CWUC5UrMDS6/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CWUC5UrMDS6/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Zlatan Ibrahimović(@iamzlatanibrahimovic)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.11.17 05:45 Wed
3

【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.5 “グランデ・ミラン”CL制覇、セリエA3連覇達成/ミラン[1993-94]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.5</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1993-94シーズン/ミラン 〜グランデ・ミラン〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1993-94milan.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(47) 獲得タイトル:チャンピオンズリーグ、セリエA 攻撃力6:★★★★★★☆☆☆☆ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">CL制覇、セリエA3連覇達成</div> サッキが退任後、1991年にミランの監督に就任したカペッロは、バレージやマルディーニ、コスタクルタら守備能力の高いDFを生かしたソリッドなスタイルで、1年目からセリエA初となる無敗優勝を達成。さらに翌年もセリエAを制し、CLの決勝にも進出したミランは、1993―94シーズンに3連覇の偉業を成し遂げた。このシーズンの得点数は、わずか36得点。優勝クラブとしては、過去類を見ない少なさだった。しかし、失点数はわずか15という特筆ものの数字だった。抜群の勝負強さを発揮する当時のミランは、“グランデ・ミラン”と称され、まさに黄金期を迎えていた。 1993-94シーズンのハイライトは、何といってもCL決勝だった。相手はクライフの下で、ミランと同じく黄金期を迎えていたバルセロナ。下馬評では、ロマーリオやストイチコフ、クーマンらを擁するバルセロナが圧倒的有利との見方が大勢を占めたが、フタを開けてみればミランが4-0で圧勝した。ミランは序盤から、お家芸となっていたハイプレスを敢行し、デサイーを中心に中盤で主導権を掌握。マッサーロの2ゴールでリードして試合を折り返すと、後半開始直後にはサビチェビッチの鮮やかなループシュートで加点した。そして、終盤にはデサイーにもゴールが生まれ、“ドリームチーム”を見事に粉砕してみせた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">鉄壁の守備陣</div> このシーズンのミランは、それまでチームを支えてきたオランダ・トリオが崩壊していた。ライカールトとフリットがクラブを去り、ファン・バステンも慢性的な負傷でコンディションが整わず。チームは転換期を迎えていた。そのなかでも、セリエAとCLを制覇できたのは、バレージとマルディーニ、コスタクルタ、タソッティというサッキ時代から不変のバックラインを擁していたからだ。パヌッチとガッリという優秀な選手もベンチに控えており、まさに隙のない守備陣だった。 守備に関して言えば、デサイーとアルベルティーニというセントラルMF2選手も効いていた。そして、前線にはテクニシャンのボバンとサビチェビッチが並んだ。チームはファン・バステンとフリットという得点源を補うようなストライカーが不在だったが、全体のバランスが良いチームだった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデヤン・サビチェビッチ(28)</span> イタリア語で天才を意味する“ジェニオ”のニックネームを持つモンテネグロ人アタッカー。ミランに加入した1992―93シーズンは、ファン・バステンやフリットの高い壁に苦しんだが、カペッロ就任後はチームにとって欠かせない存在となった。とりわけ、1993-94シーズンのCL決勝の活躍は印象的。前半22分に右サイドのドリブル突破からマッサーロの先制弾をアシストすると、後半2分には巧みな仕掛けから見事なループシュートを決めて、タイトル獲得に大きく貢献した。一方、ユーゴスラビア代表(当時)としては、内戦などの影響で全盛期に国際舞台への出場が叶わず、晩年に1998年フランスW杯に出場するにとどまった。 2019.04.05 22:00 Fri
4

レアル・マドリーがミランから19歳DFヒメネスを一時的に呼び戻し? 昨夏完全移籍移行も半年レンタルのアイデアを保有か

レアル・マドリーに、ミランからスペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)を一時的に呼び戻すプランが存在か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ヒメネスはスペイン出身で、マドリーの下部組織育ち。23年夏にレンタル移籍でミランU-19へ加わり、1年後の昨夏、ミランへの完全移籍と共にトップチーム昇格となった。 すなわち現在は完全にミランの一員なわけで、迎えた今シーズンはセリエA5試合、スーペルコッパ・イタリアーナ2試合などに出場。ただ、主戦場はセリエCのフトゥーロ(U-23)である。 そんななか、最終ラインが手薄なマドリーが、半年レンタルでのヒメネス呼び戻しを画策か。 現段階ではいちプランに過ぎずも、ドライローンでの獲得に興味を持っているとのこと。マドリーには2025年夏なら900万ユーロ(約14.4億円)、26年夏なら1200万ユーロ(約19.2億円)という、買い戻し条項があるとされている。 2025.01.16 15:40 Thu
5

マルディーニ氏の27歳長男が現役引退へ...ミランやセリエAでのプレー叶わずもセカンドキャリアは…

ミランのレジェンド、パオロ・マルディーニ氏の長男が現役引退を決断したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランのクラブ史における最大のバンディエラと言っても過言ではないマルディーニ氏。クラブキャリア全てをミランに捧げ、史上最高の左サイドバックとも称された男は、今夏まで古巣でテクニカル・ディレクター(SD)を務めていた。 そんなマルディーニ氏には2人の息子がおり、どちらも父に続いてサッカー選手に。次男はミランからエンポリへ武者修行中の元U-20イタリア代表FWダニエル・マルディーニで、長男が現在無所属のDFクリスティアン・マルディーニ(27)だ。 まだ21歳の次男ダニエルが偉大な父に追いつけ追い越せと言わんばかりに逞しくセリエAで奮闘する一方、長男クリスティアンはミランの下部組織を退団後、セリエCやセリエDでのキャリアが中心となり、一時はマルタでのプレーも経験した。 現在に至るまでセリエAへのステップアップが叶っていないなか、昨シーズンはセリエCのレッコに所属も1年で契約が切れて現在は無所属。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、クリスティアンは現役引退を決断したという。 セカンドキャリアは代理人業。イタリアの著名なエージェントであり、イタリア代表のMFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)やMFダビデ・フラッテージ(インテル)、MFブライアン・クリスタンテ(ローマ)、また弟ダニエルなども顧客に持つジュゼッペ・リソ氏の下で働き始めるとのことだ。 祖父のチェーザレ・マルディーニ氏、そして父であるパオロ・マルディーニ氏...先代2人のように偉大なキャリアを築けなかったクリスティアン・マルディーニだが、いつの日かカルチョに大きな影響力を持つ大物代理人となる日が来るかもしれない。 2023.09.13 15:01 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly