CLで生き残り懸けPSGとの大一番に臨むシティ、グアルディオラ監督は「両チームにとって非常に重要な試合」

2025.01.22 18:50 Wed
CL大一番に臨むジョゼップ・グアルディオラ監督
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CL大一番に臨むジョゼップ・グアルディオラ監督
マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)の大一番に向けた意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

今シーズンは12月に公式戦7試合未勝利に陥るなど、まさかの不振に苦しむシティ。それでも、プレミアリーグでは5試合無敗で5位にまで浮上するなど復調の気配を見せている。

一方で、CLはより状況が厳しく、リーグフェーズではここまで6試合2勝2分け2敗の暫定24位。ラウンド16プレーオフ進出に向けて残り2試合は勝ち点を落とせない立場となっている。
そんな中で、シティは22日に行われるCLリーグフェーズ第7節でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。PSGも暫定26位と後がない状態であり、ビッグクラブ同士の生き残りを懸けた一戦となる。

前日記者会見に臨んだグアルディオラ監督は、非常に重要な一戦になるとコメント。ここからの2試合に向けた意気込みを述べている。
「両チームとも2試合ずつ残っている。だがもちろん、我々にとってもPSGにとっても非常に重要な試合だ。我々はブルージュとの試合もあるが、(プレーオフ進出に)あと何ポイント必要かは分からない」

「ここから1勝すれば、そこにたどり着けるかもしれない。(3点差を追いつかれた)フェイエノールト戦は痛手だった。シーズンで最も厳しい時期に多くの試合があり、我々は対処ができていなかったんだ」

「(CLのフォーマット変更により)この状況は誰にとっても初めてだ。我々にとって非常に重要な試合があるが、数日後にはもう1試合も控えている。それでも両チームにとって、非常に重要な試合だろう」

「我々が必要としているのは6ポイント、もしかしたら4ポイントか3ポイントかもしれない。それについては、これからわかるだろう」

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グアルディオラ監督が逆転勝利に導いた1G1Aのデ・ブライネを絶賛「長年に渡って見せてきたようなパフォーマンスだった」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が12日にホームで行われ、5-2で逆転勝利したプレミアリーグ第32節クリスタル・パレス戦を振り返った。 来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指す6位シティは、今季限りでの退団を発表したMFケビン・デ・ブライネが先発した中、21分までに2点を追う展開に。 それでも33分にデ・ブライネが直接FKを決めて1点差とすると、3分後にデ・ブライネが絡んだ中、FWオマル・マーモウシュが同点弾を奪取。 そして2-2で迎えた後半、開始2分にデ・ブライネのアシストからMFマテオ・コバチッチが逆転弾を決めたシティは、さらに2点を追加して5発圧勝とした。 グアルディオラ監督は1ゴール1アシストのデ・ブライネを絶賛した。 「今日はケビンが長年に渡って見せてきたようなパフォーマンスだった。しかし残念ながら彼はこの1年半、ケガや手術の影響でプレーできなかった。しかし素晴らしいプレーを見せ、相手の勢いを止めてくれた」 そして今日のようなパフォーマンスを続ければFAカップ決勝、クラブ・ワールドカップでも戦えると話した。 「もし今日のレベルと同等のプレーを見せることができたらトップチームと互角に戦えるだろう。しかしチームは良いプレーを継続できていない。この世代の選手たちの特徴であるエネルギーが欠けている。だが、シーズンによってはそういうこともある。そこから学び、できるだけダメージを最小限に抑えて来季はCLに出場し、FAカップとクラブ・ワールドカップに備えたい」 2025.04.13 11:00 Sun

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