相模原が松本から2選手を補強! DF常田克人とMF高井和馬が加入

2025.01.05 14:40 Sun
完全移籍加入の常田克人(中央)
©超ワールドサッカー
完全移籍加入の常田克人(中央)
SC相模原は5日、松本山雅FCからDF常田克人(27)、MF高井和馬(30)の完全移籍加入を発表した。
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常田は青森山田高校からベガルタ仙台でプロ入り。大分トリニータでもプレーした。2020年夏から松本でプレー。2024シーズンは明治安田J3リーグで28試合1得点を記録。相模原には完全移籍での加入となる。高井は日本体育大学からザスパクサツ群馬(現・ザスパ群馬)でプロキャリアをスタート。東京ヴェルディを経てレノファ山口FC時代に主軸として活躍し、水戸ホーリーホックへの移籍と山口復帰を経て、2023年にはキャリア初のJ1リーグ挑戦として横浜FCへ。J1初得点も記録したが、1年で契約満了となり、初のJ3として松本入りしていた。
2024シーズンは開幕前の2月上旬、左ヒザ前十字じん帯損傷、外側半月板損傷という重傷を負い、全治8カ月。第32節での加入後初出場からリーグ戦6試合出場1得点、J2参入プレーオフ1試合を記録したが、1年で去ることとなった。相模原には契約満了後のフリートランスファーでの加入となった。

松本から相模原に活躍の場を移した2選手はクラブを通じて以下のコメントを残している。
◆常田克人
【SC相模原】
「この度SC相模原でプレーする事を決断しました、常田克人です。新たなチャレンジをSC相模原と共にできる事大変嬉しく思います。チームの目標達成の為に自分の力を全て捧げていきたいと思います。よろしくお願いします」

【松本山雅FC】
「このたび、SC相模原に移籍することを決断しました。5年間というプロ生活では長い時間を松本山雅FCで過ごさせてもらいました。その中では苦しく悔しい思いの方が多く、ファン、サポーターの皆さんにもガッカリさせてしまったこと、もどかしく申し訳ない気持ちでいっぱいです。それでもサッカー選手としても人間としても大変成長できた5年間だと思っています。この場を借りてこれまで松本山雅FCそして僕を応援してくれた方々に感謝を伝えさせて下さい。本当に5年間ありがとうございました」

◆高井和馬
「SC相模原に関わる全ての皆様、初めまして高井和馬です。このような未来が明るく将来性があるクラブの一員になることができてとても嬉しく思いますしこのクラブと共に僕自身もう一度、這い上がりたいと思っています。サッカーができることに感謝の気持ちを忘れずチームの為、街の為、そして応援してくれている人たちの為に走って闘います。よろしくお願いします」

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