ローマの公式戦連勝がストップ…守護神スヴィラル奮闘も格下コモに土壇場被弾【セリエA】
2024.12.16 06:24 Mon
セリエA第16節、コモvsローマが15日にスタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャで行われ、ホームのコモが2-0で勝利した。
前節、レッチェ相手にラニエリ新体制初勝利を挙げた11位のローマ。続くヨーロッパリーグ(EL)ではブラガに3-0の完勝を収め、復調気配を漂わせる。さらなる連勝を目指したアウェイゲームでは17位のコモと対戦した。
ラニエリ監督はブラガ戦から先発5人を変更。ペッレグリーニやスーレ、マンチーニをベンチに置いてチェリク、エル・シャーラウィ、サーレマーケルスを起用した。
敵地で良い入りを見せたローマは続けてセットプレーを獲得すると、その流れからサーレマーケルスの枠のわずか右に外れるシュート、チェリクの決定機などでゴールに迫っていく。
しかし、時間の経過とともにコモに押し返され始めると、19分にはボックス手前で与えたFKの場面でニコ・パスに決定的なシュートを許すが、ここはGKスヴィラルがわずかに触ってボールはクロスバーを叩いた。
結局、ゴールレスで試合を折り返したローマはエル・シャーラウィを下げてドフビクをハーフタイム明けに投入。攻撃のアプローチに変化を加える。
ここから攻勢に出て行きたいところだったが、過密日程の影響もあってフレッシュなコモに球際、切り替えで上回られると、守勢の展開を強いられる。それでも、ダ・クーニャやファデラの決定的なシュートは守護神スヴィラルが驚異的なセービングで阻止した。
流れを変えたいラニエリ監督は62分に3枚替えを敢行。マンチーニ、ピジッリ、ペッレグリーニとイタリア代表3選手を一気にピッチへ送り込む。流れのなかでは依然として決定機を作れないが、ペッレグリーニの正確なプレースキックで幾度か惜しい場面も作った。
後半半ばから終盤にかけては足が止まり始めたローマに対して、コモが猛攻を仕掛けていくが、0-0のまま後半アディショナルタイムに突入。このままゴールレス決着が濃厚かに思われたが、ホームチームが土壇場で底力を見せた。
93分、ボックス左で粘ったクトローネがピジッリを振り切ってグラウンダーのクロスを入れると、ニアに飛び込んだガブリエローニが右足アウトで合わせてニア下を破った。
さらに、後半ラストプレーではローマが決死のパワープレーを敢行も、これを撥ね返したコモがガブリエローニのプレゼントパスを、最後はニコ・パスが無人のゴールへ流し込み、トドメを刺した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、修理屋の下で復調気配を示していたローマだったが、課題の敵地での敗戦によって公式戦連勝がストップした。
コモ 2-0 ローマ
【コモ】
アレッサンドロ・ガブリエローニ(後48)
ニコ・パス(後52)
前節、レッチェ相手にラニエリ新体制初勝利を挙げた11位のローマ。続くヨーロッパリーグ(EL)ではブラガに3-0の完勝を収め、復調気配を漂わせる。さらなる連勝を目指したアウェイゲームでは17位のコモと対戦した。
ラニエリ監督はブラガ戦から先発5人を変更。ペッレグリーニやスーレ、マンチーニをベンチに置いてチェリク、エル・シャーラウィ、サーレマーケルスを起用した。
しかし、時間の経過とともにコモに押し返され始めると、19分にはボックス手前で与えたFKの場面でニコ・パスに決定的なシュートを許すが、ここはGKスヴィラルがわずかに触ってボールはクロスバーを叩いた。
前半半ばから終盤にかけては一進一退の攻防が続くなか、28分にはマヌ・コネのシュートでゴールネットを揺らしたローマ。しかし、この得点はエル・シャーラウィの抜け出しのタイミングでのオフサイドによって認められず。
結局、ゴールレスで試合を折り返したローマはエル・シャーラウィを下げてドフビクをハーフタイム明けに投入。攻撃のアプローチに変化を加える。
ここから攻勢に出て行きたいところだったが、過密日程の影響もあってフレッシュなコモに球際、切り替えで上回られると、守勢の展開を強いられる。それでも、ダ・クーニャやファデラの決定的なシュートは守護神スヴィラルが驚異的なセービングで阻止した。
流れを変えたいラニエリ監督は62分に3枚替えを敢行。マンチーニ、ピジッリ、ペッレグリーニとイタリア代表3選手を一気にピッチへ送り込む。流れのなかでは依然として決定機を作れないが、ペッレグリーニの正確なプレースキックで幾度か惜しい場面も作った。
後半半ばから終盤にかけては足が止まり始めたローマに対して、コモが猛攻を仕掛けていくが、0-0のまま後半アディショナルタイムに突入。このままゴールレス決着が濃厚かに思われたが、ホームチームが土壇場で底力を見せた。
93分、ボックス左で粘ったクトローネがピジッリを振り切ってグラウンダーのクロスを入れると、ニアに飛び込んだガブリエローニが右足アウトで合わせてニア下を破った。
さらに、後半ラストプレーではローマが決死のパワープレーを敢行も、これを撥ね返したコモがガブリエローニのプレゼントパスを、最後はニコ・パスが無人のゴールへ流し込み、トドメを刺した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、修理屋の下で復調気配を示していたローマだったが、課題の敵地での敗戦によって公式戦連勝がストップした。
コモ 2-0 ローマ
【コモ】
アレッサンドロ・ガブリエローニ(後48)
ニコ・パス(後52)
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