梯子観戦でデジャブを見た…/原ゆみこのマドリッド

2024.08.27 21:30 Tue
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「突然すぎて、とても行けない」そんな風に私が嘆いていたのは月曜日、昨夜はメトロポリターノからの帰宅が午前様だったせいで、起きたのが正午近くだったのも悪かったんですけどね。午前10時半過ぎ、前日の試合もパルコ(貴賓席)観戦と、バルサからのレンタル移籍がほぼ確定していたレングレの正式入団の知らせがクラブのプレス担当から届いていたのはまだいいとして、続けて、同日午後1時半には早速、スタジアムの講堂で入団プレゼン開催って、一体、何でそこまで急いでやる必要がある?

おかげで本命はハンコ(フェイノールト)でありながら、高すぎる給料がラ・リーガのサラリーキャップに引っかかり、選手登録のメドがつかないせいで、獲得を断念。代替策として来た左足利きのCBのアトレティコ入団プレゼンはネットの生配信で見ることになったんですが、この夏、6、7月の無風状態を考えると、隔世の感もなきにしろあらず。ええ、早くから本決まりと言われていたル・ノルマン(レアル・ソシエダから移籍)ですら、正式発表があったのは8月になってからですからね。

そこからは堰を切ったようにセルロート(同ビジャレアル)、フリアン・アルバレス(同マンチェスター・シティ)、ギャラガー(同チェルシー)と次々、補強選手が到着。ようやくジョアン・フェリックスのチェルシー完全移籍が決まった後、先週の水曜など、メトロポリターノを挙げての”Noche de Bienvenida/ノッチェ・デ・ビエンベニータ(歓迎のよる)”のイベントまで開催されることに。
同時に先週金曜からは選手の放出も活性化し、第2GKモルドバンがサッスオーロにレンタルとなったと思えば、夜半過ぎにはサムがポルトに5年契約で移籍。後者は昨季の8月、アトレティコとの開幕戦でゴールを挙げたのがキッカケとなり、グラナダに契約破棄金額を払って買い付けた後、シーズンの残りはアラベスにレンタル移籍して修行していた20才のFWなんですけどね。最初は4000万ユーロ(約65億円)のギャラガーとほぼ同額になる移籍金でチェルシーと話していながら、1500万ユーロ(約24億円)で権利50%の売却とは、はて。更に月曜夕方にもフェアメーレンのライプツィヒへの1年レンタルの報が入ってくるなど、もしや最近、アトレティコのフロントは不眠不休で働いている?

まあ、そんなことはともかく、先週末のリーガでのマドリッド勢の試合をお伝えしていくことにすると、アウェイばかりだった開幕節と真逆で、4チームがホーム開催となった2節は土曜のコリセウムでの弟分ダービーからスタート。そう、開幕戦でレアル・ソシエダを1-2と見事に下してきたラージョをヘタフェが迎えたんですが、午後9時半キックオフでもまだ、うだるような暑さが続いていたせいもあったんですかね。両者共、不活発だった前半は0-0で終了。後半になって、イシ、アルバロ・ガルシア、そしてパリ五輪決勝からゴール期が続いているカメージョと、頼りのアタッカーたちを入れたイニゴ・ペレス監督のチームの方が優勢かと思われたんですが…。
とにかくどちらもゴールを挙げられないどころか、枠内シュートすら、全試合を通じて、1本もないとなれば、ホームでの今季初試合に期待して、スタジアムに駆けつけたヘタフェファンも、バジェカスから集団でやって来たラージョファンもちょっとガッカリしたかと(最終結果0-0)。いえ、相変わらず、ボルハ・マジョラルもスタンド観戦で、チームにFWが1人もいないボルダラス監督のチームは唯一の得点パターン、開幕アスレティック戦で同点に追いついた、ボランチ転じてCF起用されているウチェのCKからのヘッドが、この日は惜しくも外れてしまったため、仕方ないんですけどね。

ただ、ヘタフェは3節のベティス戦が、相手のコンフェレンスリーグ・プレーオフ予選2ndレグのせいで延期に。よって、丁度、夏の移籍市場が閉まった直後、日曜に再びコリセウム開催となるレアル・ソシエダ戦までに、すでに入団発表のあったトルコ人FW、ユルドゥルム(スタッド・レンヌから移籍)の登録を済まし、マジョラルも準備を整えてくれればいいんですけどね。そうそう、ラージョ戦前のTVインタビューでアンヘル・トーレス会長が、「1カ月前と先週、ウチにハメス・ロドリゲスのオファーが来たんだが、監督は必要としている選手ではないと言った」とコメントしたなんてことも。

それが試合後の会見で、ボルダラス監督が「Yo no decido fichajes, los decide el president/ジョ・ノー・デシドー・フィチャヘス、ロス・デシデ・エル・プレシデンテ(補強を決めるのは私でなく、会長だ)。もしハメスが来るなら、大歓迎だよ」と言ったものだから、いい加減、彼も新戦力の到着が遅れているのに業を煮やしているんだろうと、あれこれ邪推されたものでしたが、時すでに遅し。月曜にはハメスのラージョ入団が正式発表され、いえ、サンパウロとの契約を解除した彼はコパ・アメリカでコロンビアを準優勝まで導き、大会MVPに輝いた後、ずっとバケーションしていたため、火曜午後9時30分(日本時間翌午前4時30分)、エスタディオ・バジェカスでのバルサ戦には出場できませんけどね。

この開幕からの2試合、この夏の目玉補強として、バルサに入団しながら、サラリーキャップの都合で登録できていなかったダニ・オルモ(ライプツィヒから移籍)がとうとう、月曜夜に長期負傷となったクリステンセンのおかげでプレーできるようになったフリック監督のチームを迎えるに当たり、このハメス加入はファンに高揚感を与えたんじゃないかと思いますが、さて。何はともあれ、すでに3得点もして、チームの2連勝の功労者であるレバンドフスキには用心するに越したことはないかと。

そしてマドリッド勢、残りの3チームは日曜試合だったんですが、まず私は猛暑の中、午後5時キックオフのサンティアゴ・ベルナベウへ向かうことに。いやあ、屋根を閉じたスタジアム内部がオーブンのようになっていたらどうしようかと恐れていたんですが、そんなことはなく、むしろ外より3℃程、気温が低くなっていたのは助かったかと。ただ、昇格組のバジャドリーを迎えたこの一戦、ベリンガムの負傷でアルダ・ギュレル、メンディの出場停止でフラン・ガルシアが入ったレアル・マドリーが前半、ほとんど何もしてくれなくてねえ。

ええ、ついにホームでエムバペ(PSGから移籍)を見られるとあって、スタンドを満員にしたファンも彼のゴールを心待ちにしていたんですが、序盤にシュートをGKハインに弾かれたぐらいで、後は他の選手たち同様、音沙汰なしに。バジャドリーの勤勉な守備のせいもあって、0-0で折り返したんですが、そこは才能のある選手の揃ったマドリー。ロッカールームでアンチェロッティ監督の訓話を聞いたおかげもあったか、後半5分には敵エリア近くで間接FKをもらうと、ギュレルが短く出して、ロドリゴが止めたボールをバルベルデが弾丸シュートで先制点にしてくれるんですから、偉いじゃないですか。

実はこのゴールの影の功労者はまさにアンチェロッティ監督で、ええ、バルベルデ本人も「何度もボクにチームメートを変えて、FKの練習をするように、ボールを掴んで、キッカーをやると言えない内気なところを直すように言ってくれた」と感謝していたんですけどね。とはいえ、それでマドリーが堰を切ったようにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)モードに入ったかといえば、そういう訳でもなく、更に2度撃ったエムバペのシュートも敵GKがセーブ。この日はマジョルカ戦で選手交代が遅れたのをアンチェロッティ監督も反省したか、24分にギュレル、ロドリゴがモドリッチ、ブライムに代わり、そこからかなり間があって、40分にビニシウスがセバージョス、その1分後にエムバペがエンドリックに代わった後のことでした。ようやくスコアが再び、動いたのは。

そう、43分、ミリトンから出たロングボールをブライムがトラップ、CBキュメルトかわし、見事なvaselina(バセリーナ/ループシュート)を決めてくれたんですよ。それ以上に衝撃を与えたのは、これが公式戦デビューとなったエンドリックで、いやあ、実は彼、3月にスペインとブラジルが対戦した親善試合でベルナベウでのプレーは経験済みだったんですけどね。その時も途中出場で、あ、出たと思ったら、たったの5分でゴールを挙げて、やはりマドリーは目の付け所が違うと感心したものでしたが、まさかロスタイム6分、ブライムからラストパスを受け、エリア内に入って右脚を一閃。「Golpea que rompe la pelota con las dos piernas/ゴルペア・ケ・ロンペ・ラ・ペロータ・コン・ラス・ドス・ピエルナス(両足でボールを破裂させんばかりに蹴る)」(ブライム)というシュートがネットに突き刺さっているって、一体、何なんでしょう。

まさにゴールの神様に祝福されているとしか思えませんが、ええ、アンチェロッティ監督も「Es un delantero centro de área, en espacio reducido es muy muy peligroso/エス・ウン・デランテーロ・セントロ・デ・アレア、エン・エスパシオ・レドゥシードー・エス・ムイ・ムイ・ペリグローソ(彼はエリア内で力を発揮するCF、限られたスペースではとても、とても危険だ)」と褒めていましたしね。18才になったばかりと若く、ヨーロッパでプレーするのも初めてですが、これなら十分、昨季のホセル(現アル・ガラファ)の代わりが務まる?おかげでマドリーは3-0の勝利とファンが望んでいた結果になったんですが、まあ、相手のバジャドリーも数日前にRMカスティージャからレンタルで来たマリオ・マルティンは途中出場したものの、ラタサ(昨季まで2シーズン、ヘタフェでプレー)はまだ登録ができず、FWが不足していたようですしね。

マドリーの選手たちもこの勝利に驕らず、アンチェロッティ監督の「疲れた時は手を挙げて、代えてくれと言ってもらいたいが、私の40年間のキャリアでそんな選手はいなかった。そういう意味では選手たちも責任感を持ってほしい。Ya que tenemos calidad en el banquillo/ジャー・ケ・テネモス・カリダッド・エン・エル・バンキージョ(ウチのベンチには質の高さがあるのだから)」という要望に耳を傾けて、木曜午後9時30分のラス・パルマス戦では前半から、強いところを見せてほしいところです。

そして日曜はその次の時間帯でレガネスがまさに、そのラス・パルマスと対戦だったんですが、午後9時半から、メトロポリターノでの試合が控えていた私は残念ながら、ブタルケでの1部再デビュー戦に行くことができず。メトロでの移動中に様子を伺うしかなかったんですが、大丈夫。前半こそ、0-0で終わり、後半7分にもラバがPKをGKシレッセンに弾かれてしまったものの、26分には開幕オサスナ戦でゴールを挙げていたファン・クルスがエリア外から、golazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決めてくれたんですよ。

更に40分にも今度は出戻りのオスカル・ロドリゲス(セビージャからレンタル)のアシストでフランケサが2点目を挙げ、失点はロスタイムに奪われたサンドロの1点に留めて、2-1で今季初勝利をゲット。ブタルケは正面スタンドにしか屋根がなく、そこもその時間は夕陽に直撃され、耐えがたい暑さであったろうながら、4年ぶりの1部の試合に駆けつけたファンに喜びを与えていたんですが、ボルハ・ヒメネス監督のチームはスケジュール的にもツイていますよねえ。そう、水曜のミッドウィークリーガでは同じ昇格組のバジャドリーと当たるため、互角の勝負ができるはずですが、とにかく勝ち点は貯められる時に貯めておくに限りますって。

え、それで近年稀に見る大判振る舞いで補強したアトレティコのホーム初戦はどうだったのかって?いやあ、こちらも目玉のフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)がとうとう、ジローナ戦で先発デビューしたんですけどね。グリーズマンも「あまり合わせることができなかった。Hay cosas que mejorar y vamos a trabajar para ello/アイ・コーサス・ケ・メホラル・イ・バオス・ア・トラバハル・パラ・エジョ(改善しないといけないことがあって、それに取り組むだけだ)」と言っていたように、まだチームメートとの連携が上手く取れていないような。

前半は相変わらず、エリア内に切り込んでシュートは放つものの、GKに阻まれて、ゴールにならないサムエル・リノがチャレンジするも報われず、ジローナも昨季のCL出場権獲得3位チームの数少ない生き残りであるツィガンコフが数回撃ってきて、GKオブラクに止められていたぐらい。ベルナベウ同様、0-0で折り返すのかと思いきや、37分、意外なところからチャンスが到来することに。いえ、ル・ノルマンが入れたロングクロスをクリアしようと、GKガッサニガがエリア外でボールに手で触ったプレーはイエローカードに留まり、スタンドから大きなpito(ピト/ブーイング)が飛んだんですけどね。

ラインすぐ前からのFKをもらい、それをグリーズマンが蹴ると、アルナウに触れて、先制ゴールになってくれたから、ビックリしたの何って。おまけに1-0で始まった後半3分にも、今度はフリアン・アルバレスがヘッドで落としたボールをグリーズマンがアクロバティックなパスでジョレンテに繋ぎ、健脚自慢の彼のスロットルが全開に。ドリブルで爆走すると、おそらくキックオフ前にはユーロ優勝のスペイン代表選手はアトレティコにはル・ノルマンしかいなかったものの、コパ・アメリカで優勝したアルゼンチン代表のフリアン・アルバレス、デ・パウル、モリーナ、オリンピック金メダルのバリオス、イトゥルベ、そしてジローナのアベル・ルイス、ミゲール・グティエレスまで、メトロポリターノのファンに祝福を受けていたせいで、また最終選考で落ちて、ユーロ王者となるチャンスを逃した悔しさを思い出したんですかね。

開幕ビジャレアル戦とは違い、今度はエリア前から、渾身のシュートを放ち、2点目を挙げてくれたとなれば、バケーションをたっぷり取って、エネルギー120%で戻って来たことも含め、アトレティコにとって、こんなに有難いことはない?その後は恒例の、リードしたら一歩後退作戦に入ってしまったため、ジローナにボールを握られ、自陣で守っている時間の増えたアトレティコでしたが、やっぱりメトロポリターノ様々ですかね。ピンチらしいもののもなく、得意のザル守備も発動しなかったため、シメオネ監督も14分にはギャラガーをデビューさせることに。

38分にはグリーズマンとフリアン・アルバレスもコレアとセルロートに交代したんですが、この夏の補強で助かるのはこのメンツなら、常にグリーズマンがピッチにいなくてもいいこと。ええ、出ずっぱりだった彼は昨季終盤にガス欠を起こし、パスすら、ようよう味方に届かない状態になっていましたからね。この様子なら、シーズンの大事な時が来るまで、元気でいてくれるんじゃないかと思いますが、いやあ、それがまさか、こちらもベルナベウ同様、ロスタイムにもゴールが見られるとは!

そう、自陣エリア前で取り戻したボールを、こちらも途中出場だったコケがバリオスに送り、21才の金メダリストが敵エリアまでドリブル。最後は息が切れて、ブライアン・ヒルに倒されてしまったんですが、こぼれたボールをジョレンテが拾い、ゴール前まで来ていたコケが押し込んで3点目って、まるで夢みたいな快勝じゃないですか(最終結果3-0)。おまけにアトレティコは水曜午後9時30分のエスパニョール戦もホームゲームとあって、メトロポリターノマジックをまた当てにできますからね。いやまあ、開幕ビジャレアル戦は引分けましたし、まだアウェイ弱者は治った訳じゃなさそうないんですが、今はとにかく、フリアン・アルバレスを始め、新加入選手たちがチームに馴染んでくれるのを待つしかありません。

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終焉を迎えたレアル・マドリーのサイクル②~モウリーニョ体制プレイバック~

2018-19シーズン、レアル・マドリーは3月に入ると同時に全てのタイトルへの望みを絶たれた。2009年夏にフロレンティーノ・ペレス会長が2度目の就任を果たして以来、数々の栄光を手にしてきたクラブも、明確な後退を余儀なくされている。本稿では、このサイクルの軌跡を振り返っていく。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆ジョゼ・モウリーニョ体制/2010-13</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>モウリーニョ監督は、マドリーを指揮する前年、当時率いていたインテルでイタリア史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)、セリエA、コッパ・イタリアの三冠を達成。ポルトやチェルシーでの功績と合わせ、世界最高指揮官の1人として満を持して“新銀河系軍団”を率いることとなった。 前年には、ペレス会長がトップに返り咲き、マヌエル・ペジェグリーニ前監督の下でFWクリスティアーノ・ロナウドら大型補強を敢行していたマドリー。しかし、CLでは6シーズン連続のベスト16敗退、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイでの優勝にも届かず。モウリーニョ監督には、初年度に何らかのタイトルを獲得した上で、クラブを世界最高峰に復権させる仕事が求められていた。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆基本フォーメーション[4-2-3-1]</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>モウリーニョ監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドやMFシャビ・アロンソら前年度に加入した選手を最大限生かせるよう、MFメスト・エジルやMFサミ・ケディラらを初年度に獲得。一方でFWラウールやMFグティら年齢を重ねていたスター選手たちを容赦なく切り捨てた。また、後に欠かせない選手となるMFルカ・モドリッチ、DFラファエル・ヴァランもモウリーニョ政権時に獲得している。 最前線のチョイスではFWベンゼマとFWイグアインに競争を強いていたが、その他はあまり変化させず。ベンゼマが落とし、エジルが前を向き、前線のC・ロナウドが電光石火のシュートを見舞う形は、“世界最高のカウンター”と評された。また、カバーリング範囲の広いDFペペと、インターセプトに優れるDFセルヒオ・ラモスの相性はすこぶる良く、指揮官の重視する守備戦術の根幹を担った。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆Turning Point!~レヴァンドフスキの悪夢~</span> “スペシャル・ワン”という代名詞を引っ提げてやってきたモウリーニョ監督は、初年度からコパ・デル・レイ決勝で宿敵バルセロナを撃破し、3年ぶりの主要タイトルをもたらした。そして、2年目にはリーガ史上最多勝ち点100、得点121でリーガを制覇。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で史上最強とも呼ばれていたバルセロナと激しく火花を散らし、対等に渡り合った。 また、初年度からCLでも7シーズンぶりにベスト16を突破。3年連続でベスト4で終わってしまったものの、確実にクラブを前進させていた。しかし、指揮3年目にはロッカールーム内から不穏な空気が漏れ伝えられ、特にクラブのリビング・レジェンドでもあるGKカシージャスとの軋轢はモウリーニョ監督へのバッシングに繋がった。 そして、その2012-13シーズン、CL準決勝1stレグ・ドルトムント戦でFWロベルト・レヴァンドフスキに4得点を奪われて1-4と大敗。既にリーガではバルセロナの優勝が確実視されており、批判は加速することとなった。 結局、10度目の欧州制覇“デシマ”を達成できなかったモウリーニョ監督は、2013年5月に追われるようにして契約解除に同意している。<hr>▽ジョゼ・モウリーニョ 【在任期間】 3シーズン(2010-13) 【戦績】 [2010-11] 公式戦59試合44勝9分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点92) コパ・デル・レイ:優勝 [2011-12] 公式戦58試合45勝7分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:優勝(勝ち点100) コパ・デル・レイ:ベスト8 [2012-13] 公式戦61試合38勝12分け12敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点85) コパ・デル・レイ:準優勝 [合計] 公式戦178試合127勝28分け23敗 【主な獲得選手】 MFアンヘル・ディ・マリア、MFメスト・エジル、MFサミ・ケディラ、MFルカ・モドリッチ、MFカゼミロ、DFラファエル・ヴァラン 【主な放出選手】 FWラウール、MFラファエル・ファン・デル・ファールト、MFグティ、MFフェルナンド・ガゴ、MFエステバン・グラネロ、MFラサナ・ディアッラ 2019.03.10 18:00 Sun

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