マリ代表主将アマリ・トラオレが協会批判で出場停止に…長年に渡る首脳陣への不満を露わ

2024.07.03 14:51 Wed
協会批判のアマリ・トラオレ
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協会批判のアマリ・トラオレ
マリ代表のキャプテンを務めるレアル・ソシエダのDFアマリ・トラオレが、マリサッカー連盟(FMF)への痛烈な批判によって出場停止処分を科された。フランス『AFP通信』が報じている。

今年初めのアフリカ・ネーションズではベスト8進出も、現在行われている2026年北中米ワールドカップ予選でグループIではコモロ、ガーナ、マダガスカルに次ぐ4位と苦戦を強いられ、先月13日にはエリック・シェル監督が解任されて以来、監督不在の状況が続くマリ。
そういったなか、先月にトラオレら数名の代表選手は長年に渡るFMFの首脳陣の「管理体制のまずさ」、「幹部のプロ意識の欠如」を糾弾する趣旨の書簡をファン・サポーターに向けて発表。これがマリ国内で大きな騒動に発展していた。

さらに、同書簡で選手らは、マリサッカーが直面している危機を連盟が解決しない場合、代表チームをボイコットすると脅していた。

これを受け、FMFはトラオレを懲戒委員会に召喚したが、同選手は応じず。そして、協会関係者は「名誉と尊厳の欠如、代表チームとマリサッカーに対する扇動と反乱」の理由で、出場停止処分を受けたと語った。
ただ、この措置は手続きが懲戒委員会に送られるまでの「予防措置」であり、出場停止期間などの詳細は不明となっている。

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29日、国立競技場で東京ヴェルディvsレアル・ソシエダの親善試合が行われ、ソシエダが0-2で勝利した。 『レアル・ソシエダジャパンツアー2024』と銘打たれた今回のツアーで来日したソシエダは、16年ぶりにJ1に昇格した東京Vと対戦した。 ユーロ2024を控える一部選手やレンタル組が不在となった中、この遠征には久保建英やブライス・メンデスら一部主力とカンテラーノが参加。注目の先発メンバーはオドリオソラ、エルストンド、ブライス・メンデス、久保建英ら主力と準主力にフィアベマ、バルダというカンテラーノが起用された。 一方、3日前にヴィッセル神戸戦(1-0〇)とのアウェイゲームを戦い、6月2日にホームでの北海道コンサドーレ札幌戦を控える東京Vは、中2日での過密日程を考慮して先発全員を変更。ルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦に近い控え中心のスカッドで臨んだ。 久保を右ウイングに配した[4-3-3]で臨んだソシエダに対して、東京Vは新布陣の[3-4-2-1]でスタート。 立ち上がりからラ・レアルが圧倒的にボールを握ると、ブライス・メンデスを起点に中長距離のパスを使いながらスムーズに前進。14分には右サイドでの鮮やかなプレス回避から一気に背後を取ったオドリオソラがボックス右で最初の枠内シュートを放つが、これはGK長沢祐弥がキャッチ。 以降もソシエダがボールを保持してスローテンポで試合が進む中、19分には久保の鋭いカットインからペナルティアーク付近で横パスを受けたオラサガスティが鋭いミドルシュートもGK長沢の好守に遭う。直後の20分には中盤でボールを奪ったエルストンドがそのままボックス手前まで運んで強烈なミドルシュート。だが、これは右ポストを叩く。 一方、防戦一方の東京Vも前半半ばを過ぎた辺りから自分たちの時間を作り出す。長距離移動の影響もあって切り替えの鈍いソシエダ相手にライン間でボールを引き出しつつ、山見大登らが背後への飛び出しを見せ始める。そこから新井悠太のカットインからのミドルシュート、永井颯太のボックス内での果敢な仕掛けと良い形も作り出す。 その後、久保の鋭い仕掛けからのカットインシュートなど押し返したソシエダは、前半終了間際の45分に左サイドからのクロスの二次攻撃からペナルティアーク付近でクリアボールを足元に収めたウルコ・ゴンサレスがすかさず右足を振り抜く。ゴール前の密集を抜けたシュートがGK長沢の手をはじいてゴールネットに突き刺さった。 フレンドリーマッチらしいゆったりとしたペースで進んだ一戦はラ・レアルの1点リードで後半へ。イマノル監督は立ち上がりの48分、主役の久保を下げてミケル・ゴティを投入。ピッチを去る日本代表MFには盛大な拍手が送られた。 後半はより前からアグレッシブな姿勢を見せる東京Vは56分に後半最初の決定機。明治大学から特別指定の熊取谷一星が左サイドのタッチライン際での鮮やかな縦への突破から、ペナルティアーク付近でフリーの古川真人にマイナスのラストパス。これを古川が右足で狙うが、わずかに枠の左へ外れる。 後半は完全にJ1チームの時間帯が続く中、ラ・レアルは68分に4枚替え。ザハリャン、トゥリエンテス、ベッカー、アマリ・トラオレと主力クラスを一気にピッチへ。さらに、バレネチェアも投入された。 ただ、この交代も流れを変えるまでには至らず。76分には東京Vがセットプレー流れから河村慶人の左クロスをファーでフリーの山田裕翔が右足ボレー。81分には深澤大輝の高い位置でのボール奪取から河村慶が右足シュート。これがいずれもゴール右下隅を捉えたが、相手GKの好守に遭う。 その後、一進一退の状況のまま最終盤を迎えると、3分が加えられた後半アディショナルタイムの91分にはペナルティアーク付近からザハリャンが見事な右足ミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、トドメの2点目を奪った。 そして、4万150人の観衆を集めた一戦はソシエダの2-0の勝利で終了した。 #東京ヴェルディ 0-2 #レアル・ソシエダ 【ソシエダ】 ウルコ・ゴンサレス(前45) ザハリャン(後45+1) ◆出場選手 ▽東京V GK:長沢祐弥(→86分 佐藤久弥) DF:山越康平(→83分 河村匠)、山田裕翔、平智広 MF:深澤大輝(→83分 川村楽人)、食野壮磨(→83分 仲山獅恩)、山本丈偉(→65分 河村慶人)、新井悠太(→60分 袴田裕太郎) FW:永井颯太(→HT 熊取谷一星)、山田剛綺(→HT 古川真人)、山見大登(→65分 木村勇大) ▽ソシエダ GK:マレロ(→78分 フラガ) DF:オドリオソラ(→68分 アマリ・トラオレ)、エルストンド(→61分 マルティン)、パチェコ、アランブル MF:ブライス・メンデス(→68分 ザハリャン)、ウルコ・ゴンサレス(→61分 マリン)、オラサガスティ(→68分 トゥリエンテス) FW:久保建英(→48分 ミケル・ゴティ)、フィアベマ(→68分 ベッカー)、バルダ(→78分 バレネチェア) 2024.05.29 21:28 Wed
レアル・ソシエダは26日、東京ヴェルディとの試合に臨む来日メンバーを発表した。 25日にラ・リーガの最終節を行ったソシエダ。今シーズンはケガ人にも苦しみ、6位でシーズンを終えていた。 26日にスペインを出発し、来日するソシエダがメンバーを発表。ユーロ2024も控えていることもあり、多くの代表選手が不在となった。 来日メンバーには日本代表MF久保建英、FWシェラルド・ベッカー、MFブライス・メンデスなどがいる一方で、MFマルティン・スビメンディ、MFミケル・メリーノ、FWミケル・オヤルサバル、GKアレックス・レミロなどは不在となる。 東京Vとの試合は、29日(水)に国立競技場で19時30分キックオフ。「ABEMA」が独占無料生中継し、日本代表DF菅原由勢が解説として初挑戦する。 ◆レアル・ソシエダ来日メンバー GK 13.ウナイ・マレロ 37.アイトール・フラガ DF 2.アルバロ・オドリオソラ 6.アリツ・エルストンド 18.アマリ・トラオレ 20.ジョン・パチェコ 36.ジョン・マルティン 39.ジョン・アランブル MF 12.アルセン・ザハリャン 14.久保建英 15.ウルコ・ゴンサレス 16.ジョン・アンデル・オラサガスティ 22.ベニャト・トゥリエンテス 23.ブライス・メンデス 29.パブロ・マリン ミケル・ゴティ ジョン・バルダ FW 7.アンデル・バレネチェア 11.シェラルド・ベッカー 40.ブライアン・フィアベマ <span class="paragraph-title">【動画】久保建英らソシエダの選手が日本へ出発</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C7bZhFyIurJ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/C7bZhFyIurJ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Real Sociedad de Fútbol(@realsociedad)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.05.27 12:30 Mon
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が失点を悔いた。スペイン『アス』が伝えた。 インテル、ベンフィカ、ザルツブルクと相まみえたグループステージを6戦無敗で終え、20シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出を果たしたソシエダ。14日にはパリ・サンジェルマン(PSG)の本拠地へと乗り込み、ラウンド16の1stレグを戦った。 日本代表MF久保建英も先発したソシエダは、健闘しながら0-0で試合を折り返したが、後半に入りCKから失点。70分にはさらにリードを広げられ、0-2でリターンマッチを迎えることとなった。 イマノル監督は2失点で済んだことを前向きに捉えつつ、フランス代表FWキリアン・ムバッペに許した先制点の場面に深く言及。マリ代表DFアマリ・トラオレが一時ピッチを離れたことを嘆いている。 「前半のように戦えれば勝負になると確信している。先制点を許してしまったが、あれはあってはならないことだ。我々は試合から降りることになったが、幸いにも2失点で済んだ。もっと大きな代償を払う可能性もあった。とはいえ、最初の失点は残念だ。失点したからといって試合から降りるわけにはいかない」 「コーナーキックの場面でピッチから遠ざかった選手が、なぜ病院行きとならないのか説明できない。トラオレは試合から去り、彼とともにチームも去った。そこが心苦しい」 一方、ホームでの2ndレグで同様の戦いができれば、十分PSGを苦しめることができるともコメントした。 「あのゴールが決まるまでは非常に接戦だったし、それほど大きなダメージにもならなかった。はっきり言って満足している。アノエタで前半のようなプレーができれば、多くのチャンスが生まれるだろう」 また、PSGの選手の質の高さを称賛。敵将からその戦いぶりをリスペクトされたことも明かしている。 「ムバッペに限らず、クオリティとパワーのある選手がたくさんいる。ラ・レアルはプレーすればチャンスを生み出すことができるが、それほど多くは望めない。我々はたくさん価値を見出さなければならないが、ルイス・エンリケは苦しめられたと言ってくれた」 2024.02.15 11:57 Thu
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。スペイン『ElDesmarque』が伝えた。 14日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでソシエダはアウェイでPSGと対戦した。 この試合に先発出場した久保。アウェイでの戦いで2ndレグにつながる試合をしたかった中、前半は粘りを見せてゴールレスで終える。 しかし、迎えた58分に右CKからキリアン・ムバッペに決められて失点。70分にも追加点を奪われてしまい2-0で敗戦。苦しい状況で2ndレグに向かうこととなった。 フル出場を果たした久保だが、CKのシーンではムバッペのマークを外してしまい、失点に繋がることに。スペイン『Movistar』で久保は失点シーンを振り返った。 「僕の責任です。ムバッペをマークしていたつもりだったけど、セカンドプレーがあると思ったので抜け出そうとしていました。なぜなら、イゴールが競り勝ったように見えたからです」 「でも、ボールは誰の背中に跳ね返ったのか分からないですが、ムバッペは速く、その瞬間に僕から2mは離れていました」 「それまで良い試合を見せていたので、個人的にはこのゴールにとても罪悪感があります」 このシーンでは、アマリ・トラオレが一時的にピッチを離れており、ソシエダは1人少ない状況に。本来はそのトラオレがムバッペのマークにつくはずだったが、急遽久保が務めることになったという。 「僕たちは1人少ないので、ムバッペを捕まえておく必要がありました。彼をマークし続けなければいけないことは明らかです」 「何が起きたかというと、リバウンドでミスをしてしまいました。これは僕の精神的なミスであり、それを修正しようと努めています」 「でも、こういった試合では、ちょっとしたことが大きく変えてしまいます」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英のマークを上手く外したムバッペが先制ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gaTT3Cl0xSY";var video_start = 17;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.15 10:22 Thu
試合で躍動したレアル・ソシエダの日本代表FW久保建英は上機嫌の様子。勝利後にチームメイトをイジった。 8日、チャンピオンズリーグ(CL)グループD 第4節でソシエダはホームにベンフィカを迎え、久保はこの試合も右ウイングとして先発出場した。 その久保は前半攻守に躍動。開始6分にはミケル・メリーノのゴールの起点となると、2-0で迎えた21分にはアンデル・バレネチェアのゴールの起点にもなり、守備でも貢献。久保は70分にピッチを後にしたが、チームは3-1で勝利。グループ首位に立つことに成功した。 グループステージ突破も見えてきたソシエダ。選手たちは勝利に上機嫌で、興奮した状態でロッカーに戻ってきた様子をクラブが公式SNSで公開した。 選手たちが戻ってくる中で、私服姿の選手も1人。この試合は違和感があったためにメンバー外となったDFアマリ・トラオレも歓喜の輪に加わっていた。 しかし、そのトラオレを久保がイジることに。私服で登場すると、「子供のパジャマで来たよ」とイジった。 勝利にチームの雰囲気は最高潮。選手たちからも笑顔が溢れていたが、イジりも含めてチームが良い状態にあることを示していそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】勝利後のロッカーで選手たちが歓喜!久保建英はトラオレをイジる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/WeareReal?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WeareReal</a> <a href="https://t.co/ngblM8W5fx">pic.twitter.com/ngblM8W5fx</a></p>&mdash; Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) <a href="https://twitter.com/RealSociedad/status/1722343225858421134?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.09 11:55 Thu

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オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督が、9月から始まる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選へ意気込んだ。 AFC(アジアサッカー連盟)転籍後、5大会連続で日本代表とW杯最終予選にて激突するオーストラリア代表。過去2大会は日本に軍配が上がる形で、オーストラリアは大陸間プレーオフ行きを余儀なくされている。 今回、オーストラリアは日本以外にも3大会連続でサウジアラビアと対戦。また、U-23代表がパリ五輪最終予選で敗れたインドネシアとも対戦。国内では日本以上にこのグループCが「死の組」と捉えられている。 アーノルド監督は豪『news.com.au』のインタビューで最終予選を展望し、「日本が強い。彼らがFIFAランキング16位(※1)なのは明確な理由がある」と、2009年を最後に15年間勝てていない日本代表を脅威とみなす。(※2) (※1)正しくは17位 (※2)豪代表が最後に日本代表を撃破したのは、2009年6月17日の南アフリカW杯最終予選。日本が田中マルクス闘莉王のゴールで先制も、豪がティム・ケイヒルの2発で逆転勝利 それでも、「だからと言って日本からかけ離されているわけではない。FIFAランキングなら6〜7位差か。落ち着いた精神で試合に臨み、己を信じることが大切だ。私が選手に望むのはグループCの『首位突破』だ」と続け、士気低下につながりかねない発言は避けた格好だ。 9月のインターナショナル・マッチウィークから始まる2026年W杯アジア最終予選。 グループCは日本、サウジアラビア、オーストラリア、バーレーン、中国、インドネシアが同居し、上位2カ国が本大会へ。3位と4位はアジアプレーオフ、大陸間プレーオフを勝ち抜かなければならず、出場枠が増えたとはいえ、厳しい戦いであることに変わりはない。 2024.07.04 15:45 Thu
オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督が、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選(最終予選)の組み合わせ抽選を受けて談話を発表した。豪『news.com.au』が伝える。 28日に行われた抽選会。 オーストラリア代表は、我らが日本代表、サウジアラビア代表、バーレーン代表、中国代表、インドネシア代表と、W杯本大会行きを懸けて最終予選で争うことに。 豪州視点では、日本と最終予選で戦うのは5大会連続、サウジとは3大会連続、中国とも2大会連続。前回・前々回は日本とサウジを下回る3位で大陸間プレーオフ行きを余儀なくされている。 また、U-23代表はパリ五輪アジア最終予選(AFC U-23アジアカップ)でインドネシアに敗れてグループステージ敗退。無論、日本も人ごとではないが、豪州としてはあまり良い展望ができないようだ。 アーノルド監督自らがこの認識。今回の抽選結果を「受け入れなくてはならない」と切り出し、意気込みを語る。 「今後12カ月(最終予選期間)で何が待ち受けているのかを明確に理解できてよかったよ。過去数カ月、この道のりがどうなるかについてあらゆるシナリオを立ててきた。それが我々の前進に役立つと願うばかりだ」 「まずとにかく、予選をストレート通過(2位以内)することに集中する。そうだな...AFC全体の競技レベルが進歩していることを再確認させられた感覚だ。いかなる相手でも困難を伴うだろう」 「予選通過を達成するには、心構え、信念、そして協調が不可欠だ。与えられた困難を受け入れることが重要となる。選手たちの活躍に疑いの余地はない」 2024.06.28 15:20 Fri
26年北中米W杯のアジア3次予選の組合せ抽選会が6月27日の16時からマレーシアのクアラルンプールで行われ、日本はインドネシア、中国、バーレーン、サウジアラビア、オーストラリアと同じグループCに入った。 抽選会では今シーズンで引退した岡崎慎司とイランのメフディ・マハダビキアがドロワーを務めたが、ポット2まで抽選が終わった段階で グループAは北朝鮮、キルギス、UAE、ウズベキスタン、カタール グループBがクウェート、パレスチナ、オマーン、ヨルダン、イラク という組合せ。これでポット1のイランがグループBに入ればすべて中東勢になるため「仕組んだかな」とも勘ぐりたくなった。と同時にグループBだけは避けたいというのが本音でもある。 パレスチナはホームゲームができないから中立地のサウジアラビアあたりでの試合開催となるだろうし、海外組からすれば移動距離は少なくて済む。しかしながら中東各国は時期によって猛暑での試合開催の可能性があるし、乾燥した気候での試合はできれば避けたいところ。 さらにヨルダンには1月のアジアカップで活躍したドリブラーのアル=マタリがいる。イラクもアジアカップの日本戦で2ゴールを決めた189センチの長身FWエイメン・フセインがいる。“個”で勝負してくる選手を日本は苦手にしているだけに、何が起こるかわからない怖さがある。 その点グループAでケアすべきはアジアカップ連覇でFWアルモエズ・アリとアクラム・アフィーフが健在なカタールくらい。北朝鮮もアウェーゲームの開催地を含めて難敵ではあるが、2位以内は確保できる顔ぶれだろう。 そうした中、岡崎は見事グループCを引き当てた。思わず「ラッキー」内心で叫んでしまった。 インドネシアと中国はホーム、アウェーとも連勝できる可能性が高い。インドネシアにはアジアカップのグループリーグで、メヘレンでプレーするサンディ・ワルシュに1点を奪われたが、3-0としてからの失点だった。バーレーンとサウジアラビア、オーストラリアもかつての勢いはなく、アジアカップでのバーレーン戦は久保建英、上田綺世、堂安律のゴールで3-1と勝っている(失点はGK鈴木彩艶のキャッチしたボールが上田の頭に当たって入ったOG)。 サウジアラビアといえば、かつては強力2トップによるカウンターが脅威だった。しかしアジアカップでは対戦相手に引かれて守備を固められるとカウンターを発動できず、仕方なくパスを回している時間が多かった。効果的な攻撃をなかなか仕掛けられず、「中東の雄」の面影はなかった。 オーストラリアも世代交代の最中で、発展途上のチームというか、高さ以外に怖さは感じなかった。このため両チームともそう恐れる必要はないだろう。時差や移動距離も含めて、やはり「ラッキー」なグループCである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカな 2024.06.27 22:20 Thu
日本サッカー協会(JFA)は27日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)に関して、9月、10月の2試合の予定を発表した。 27日、マレーシアのクアラルンプールにて、組み合わせ抽選会が実施。日本代表はグループCに入り、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアとの対戦が決定した。 ホーム&アウェイで対戦し、上位2カ国がW杯出場権を獲得。3位、4位の場合は4次予選に回ることとなる。 日本は初戦で中国代表と対戦。9月5日(木)の19時35分から、埼玉スタジアム2002で開催される。 また第4節が10月15日(火)の19時35分から同じ埼玉スタジアム2002で開催。いずれもテレビ朝日系列で地上波独占生中継され、DAZNでもライブ配信される。 ◆第1戦 2024年9月5日(木) 19:35キックオフ(予定) 日本代表 vs 中国代表 [埼玉スタジアム2002] 【放送】 テレビ朝日系列(地上波独占生中継) DAZN ライブ配信 ◆第4戦 2024年10月15日(火) 19:35キックオフ(予定) 日本代表 vs オーストラリア代表 [埼玉スタジアム2002] 【放送】 テレビ朝日系列(地上波独占生中継) DAZN ライブ配信 2024.06.27 20:25 Thu
日本サッカー協会(JFA)は27日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)に関して、9月、10月の2試合の予定を発表した。 27日、マレーシアのクアラルンプールにて、組み合わせ抽選会が実施。日本代表はグループCに入り、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアとの対戦が決定した。 ホーム&アウェイで対戦し、上位2カ国がW杯出場権を獲得。3位、4位の場合は4次予選に回ることとなる。 日本は9月の初戦がホームで中国と対戦。第2戦はアウェイでバーレーンと対戦し、10月はアウェイでサウジアラビアと、ホームでオーストラリアと対戦する。11月にはアウェイ連戦が待っており、インドネシア、中国と対戦する。 森保一監督は今回の組み合わせ決定を受け、JFAを通じてコメントしている。 「予想通り厳しいグループに入ったな、という第一印象です。前回のワールドカップ最終予選も険しい道のりを歩み、今回もそれ以上に過酷な戦いに挑むことになりますが、覚悟と勇気を持って臨みたいと思います」 「アジアでの戦いは一筋縄ではいきませんが、これまでの経験やチームとしての積み上げを生かしながら選手、スタッフと共に一戦一戦、勝利を目指して戦い抜きます。サポーターの皆さんも共闘をよろしくお願いします」 ■2026年北中米ワールドカップ アジア最終予選 【グループC】 ◆第1節 2024年9月5日(木) 日本 vs 中国 オーストラリア vs バーレーン サウジアラビア vs インドネシア ◆第2節 2024年9月10日(火) バーレーン vs 日本 中国 vs サウジアラビア インドネシア vs オーストラリア ◆第3節 2024年10月10日(木) サウジアラビア vs 日本 バーレーン vs インドネシア オーストラリア vs 中国 ◆第4節 2024年10月15日(火) 日本 vs オーストラリア サウジアラビア vs バーレーン 中国 vs インドネシア ◆第5節 2024年11月14日(木) インドネシア vs 日本 オーストラリア vs サウジアラビア バーレーン vs 中国 ◆第6節 2024年11月19日(火) 中国 vs 日本 バーレーン vs オーストラリア インドネシア vs サウジアラビア ◆第7節 2025年3月20日(木・祝) 日本 vs バーレーン オーストラリア vs インドネシア サウジアラビア vs 中国 ◆第8節 2025年3月25日(火) 日本 vs サウジアラビア 中国 vs オーストラリア インドネシア vs バーレーン ◆第9節 2025年6月5日(木) オーストラリア vs 日本 バーレーン vs サウジアラビア インドネシア vs 中国 ◆第10節 2025年6月10日(火) 日本 vs インドネシア サウジアラビア vs オーストラリア 中国 vs バーレーン 2024.06.27 19:20 Thu

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マリ代表主将アマリ・トラオレが協会批判で出場停止に…長年に渡る首脳陣への不満を露わ

マリ代表のキャプテンを務めるレアル・ソシエダのDFアマリ・トラオレが、マリサッカー連盟(FMF)への痛烈な批判によって出場停止処分を科された。フランス『AFP通信』が報じている。 今年初めのアフリカ・ネーションズではベスト8進出も、現在行われている2026年北中米ワールドカップ予選でグループIではコモロ、ガーナ、マダガスカルに次ぐ4位と苦戦を強いられ、先月13日にはエリック・シェル監督が解任されて以来、監督不在の状況が続くマリ。 そういったなか、先月にトラオレら数名の代表選手は長年に渡るFMFの首脳陣の「管理体制のまずさ」、「幹部のプロ意識の欠如」を糾弾する趣旨の書簡をファン・サポーターに向けて発表。これがマリ国内で大きな騒動に発展していた。 さらに、同書簡で選手らは、マリサッカーが直面している危機を連盟が解決しない場合、代表チームをボイコットすると脅していた。 これを受け、FMFはトラオレを懲戒委員会に召喚したが、同選手は応じず。そして、協会関係者は「名誉と尊厳の欠如、代表チームとマリサッカーに対する扇動と反乱」の理由で、出場停止処分を受けたと語った。 ただ、この措置は手続きが懲戒委員会に送られるまでの「予防措置」であり、出場停止期間などの詳細は不明となっている。 2024.07.03 14:51 Wed
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久保建英は後半序盤までプレー! ソシエダが前後半の終盤2発で東京Vに勝利【親善試合】

29日、国立競技場で東京ヴェルディvsレアル・ソシエダの親善試合が行われ、ソシエダが0-2で勝利した。 『レアル・ソシエダジャパンツアー2024』と銘打たれた今回のツアーで来日したソシエダは、16年ぶりにJ1に昇格した東京Vと対戦した。 ユーロ2024を控える一部選手やレンタル組が不在となった中、この遠征には久保建英やブライス・メンデスら一部主力とカンテラーノが参加。注目の先発メンバーはオドリオソラ、エルストンド、ブライス・メンデス、久保建英ら主力と準主力にフィアベマ、バルダというカンテラーノが起用された。 一方、3日前にヴィッセル神戸戦(1-0〇)とのアウェイゲームを戦い、6月2日にホームでの北海道コンサドーレ札幌戦を控える東京Vは、中2日での過密日程を考慮して先発全員を変更。ルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦に近い控え中心のスカッドで臨んだ。 久保を右ウイングに配した[4-3-3]で臨んだソシエダに対して、東京Vは新布陣の[3-4-2-1]でスタート。 立ち上がりからラ・レアルが圧倒的にボールを握ると、ブライス・メンデスを起点に中長距離のパスを使いながらスムーズに前進。14分には右サイドでの鮮やかなプレス回避から一気に背後を取ったオドリオソラがボックス右で最初の枠内シュートを放つが、これはGK長沢祐弥がキャッチ。 以降もソシエダがボールを保持してスローテンポで試合が進む中、19分には久保の鋭いカットインからペナルティアーク付近で横パスを受けたオラサガスティが鋭いミドルシュートもGK長沢の好守に遭う。直後の20分には中盤でボールを奪ったエルストンドがそのままボックス手前まで運んで強烈なミドルシュート。だが、これは右ポストを叩く。 一方、防戦一方の東京Vも前半半ばを過ぎた辺りから自分たちの時間を作り出す。長距離移動の影響もあって切り替えの鈍いソシエダ相手にライン間でボールを引き出しつつ、山見大登らが背後への飛び出しを見せ始める。そこから新井悠太のカットインからのミドルシュート、永井颯太のボックス内での果敢な仕掛けと良い形も作り出す。 その後、久保の鋭い仕掛けからのカットインシュートなど押し返したソシエダは、前半終了間際の45分に左サイドからのクロスの二次攻撃からペナルティアーク付近でクリアボールを足元に収めたウルコ・ゴンサレスがすかさず右足を振り抜く。ゴール前の密集を抜けたシュートがGK長沢の手をはじいてゴールネットに突き刺さった。 フレンドリーマッチらしいゆったりとしたペースで進んだ一戦はラ・レアルの1点リードで後半へ。イマノル監督は立ち上がりの48分、主役の久保を下げてミケル・ゴティを投入。ピッチを去る日本代表MFには盛大な拍手が送られた。 後半はより前からアグレッシブな姿勢を見せる東京Vは56分に後半最初の決定機。明治大学から特別指定の熊取谷一星が左サイドのタッチライン際での鮮やかな縦への突破から、ペナルティアーク付近でフリーの古川真人にマイナスのラストパス。これを古川が右足で狙うが、わずかに枠の左へ外れる。 後半は完全にJ1チームの時間帯が続く中、ラ・レアルは68分に4枚替え。ザハリャン、トゥリエンテス、ベッカー、アマリ・トラオレと主力クラスを一気にピッチへ。さらに、バレネチェアも投入された。 ただ、この交代も流れを変えるまでには至らず。76分には東京Vがセットプレー流れから河村慶人の左クロスをファーでフリーの山田裕翔が右足ボレー。81分には深澤大輝の高い位置でのボール奪取から河村慶が右足シュート。これがいずれもゴール右下隅を捉えたが、相手GKの好守に遭う。 その後、一進一退の状況のまま最終盤を迎えると、3分が加えられた後半アディショナルタイムの91分にはペナルティアーク付近からザハリャンが見事な右足ミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、トドメの2点目を奪った。 そして、4万150人の観衆を集めた一戦はソシエダの2-0の勝利で終了した。 #東京ヴェルディ 0-2 #レアル・ソシエダ 【ソシエダ】 ウルコ・ゴンサレス(前45) ザハリャン(後45+1) ◆出場選手 ▽東京V GK:長沢祐弥(→86分 佐藤久弥) DF:山越康平(→83分 河村匠)、山田裕翔、平智広 MF:深澤大輝(→83分 川村楽人)、食野壮磨(→83分 仲山獅恩)、山本丈偉(→65分 河村慶人)、新井悠太(→60分 袴田裕太郎) FW:永井颯太(→HT 熊取谷一星)、山田剛綺(→HT 古川真人)、山見大登(→65分 木村勇大) ▽ソシエダ GK:マレロ(→78分 フラガ) DF:オドリオソラ(→68分 アマリ・トラオレ)、エルストンド(→61分 マルティン)、パチェコ、アランブル MF:ブライス・メンデス(→68分 ザハリャン)、ウルコ・ゴンサレス(→61分 マリン)、オラサガスティ(→68分 トゥリエンテス) FW:久保建英(→48分 ミケル・ゴティ)、フィアベマ(→68分 ベッカー)、バルダ(→78分 バレネチェア) 2024.05.29 21:28 Wed
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PSGに2点許したソシエダ、指揮官は数的不利での先制点献上に嘆き「あってはならないこと」

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が失点を悔いた。スペイン『アス』が伝えた。 インテル、ベンフィカ、ザルツブルクと相まみえたグループステージを6戦無敗で終え、20シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出を果たしたソシエダ。14日にはパリ・サンジェルマン(PSG)の本拠地へと乗り込み、ラウンド16の1stレグを戦った。 日本代表MF久保建英も先発したソシエダは、健闘しながら0-0で試合を折り返したが、後半に入りCKから失点。70分にはさらにリードを広げられ、0-2でリターンマッチを迎えることとなった。 イマノル監督は2失点で済んだことを前向きに捉えつつ、フランス代表FWキリアン・ムバッペに許した先制点の場面に深く言及。マリ代表DFアマリ・トラオレが一時ピッチを離れたことを嘆いている。 「前半のように戦えれば勝負になると確信している。先制点を許してしまったが、あれはあってはならないことだ。我々は試合から降りることになったが、幸いにも2失点で済んだ。もっと大きな代償を払う可能性もあった。とはいえ、最初の失点は残念だ。失点したからといって試合から降りるわけにはいかない」 「コーナーキックの場面でピッチから遠ざかった選手が、なぜ病院行きとならないのか説明できない。トラオレは試合から去り、彼とともにチームも去った。そこが心苦しい」 一方、ホームでの2ndレグで同様の戦いができれば、十分PSGを苦しめることができるともコメントした。 「あのゴールが決まるまでは非常に接戦だったし、それほど大きなダメージにもならなかった。はっきり言って満足している。アノエタで前半のようなプレーができれば、多くのチャンスが生まれるだろう」 また、PSGの選手の質の高さを称賛。敵将からその戦いぶりをリスペクトされたことも明かしている。 「ムバッペに限らず、クオリティとパワーのある選手がたくさんいる。ラ・レアルはプレーすればチャンスを生み出すことができるが、それほど多くは望めない。我々はたくさん価値を見出さなければならないが、ルイス・エンリケは苦しめられたと言ってくれた」 2024.02.15 11:57 Thu

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マリ代表主将アマリ・トラオレが協会批判で出場停止に…長年に渡る首脳陣への不満を露わ

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