ケアーが4年半を過ごしたミランを退団「新たな冒険をする時」

2024.05.22 06:00 Wed
Getty Images
デンマーク代表DFシモン・ケアー(35)が21日、クラブの公式チャンネルで受けたインタビューで今季限りでのミラン退団を明かした。

4月の段階で代理人が今季限りでの退団を認めていたが、ホームで行われるセリエA最終節を前に本人の口から退団が明かされた。

「ここ数カ月、退団するのが正しいと感じていたが、今は新たな冒険をする時だと思う。この4年間、良いレベルでプレーできたと思うが、もっとチームを助けることができたとも思う。サン・シーロでの最後の試合まであと1週間ある。それからデンマーク代表での冒険がある。そしてそのあとはサッカーを続けるために適切な場所を見つけなければならない。でも今重要なのは今週のことだよ」
2020年1月にセビージャからミランに加入したケアーは公式戦120試合に出場。ケガにも悩まされたが、2021-22シーズンには自身のキャリアで初タイトルとなったスクデットも経験した。

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「決して良い出来ではなかった」コッパ・イタリア決勝の前哨戦を制したミラン、コンセイソン監督はシステム変更後の選手たちを称賛「しっかりと対応した」

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初のドッピエッタで逆転勝利に貢献のサンティアゴ・ヒメネス「結果を残す準備はできていた」

ミランのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが移籍後初のドッピエッタを達成した。 9日、ミランはセリエA第36節ボローニャとホームで対戦し3-1で勝利を収めた。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦で、65分から出場したS・ヒメネスは、73分にチュクウェゼの左クロスのこぼれ球に反応したプリシックのラストパスからゴールネットを揺らし、同点弾となるゴールを記録。 さらに1点リードで迎えた92分には、カウンターからボックス手前まで侵攻したチュクウェゼのパスをボックス左で受けると、冷静にDFをかわし、試合を決定づける3点目を沈めた。 試合後、『DAZN』のインタビューでS・ヒメネスがコメント。途中出場でもしっかりと準備はできていたと明かした。 「呼ばれた時には準備万端でなければならない。選手全員がやるべきことに取り組んでいたし、誰が入っても違いを生み出せる状況だった。監督にとって、選手たちが準備万端であることは良いことで、僕はベンチスタートであろうと、スタメンであろうと、この試合で結果を残す準備はできていたよ」 「ドッピエッタを誰に捧げるかって?母に捧げるよ」 2025.05.10 08:10 Sat

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