【ブンデス最終節プレビュー】王者レバークーゼン、ブンデス史上初の無敗優勝なるか
2024.05.18 12:00 Sat
前節は王者レバークーゼンが10人となったボーフムを一蹴し、公式戦50戦無敗とした。迎える最終節、無敗優勝を懸けてレバークーゼン(勝ち点87)は10位アウグスブルク(勝ち点39)と対戦する。
前節ボーフム戦、15分に退場者を出したボーフム相手に5ゴールを挙げ、危なげない勝利としたレバークーゼン。無敗記録を更新した中、翌水曜にはヨーロッパリーグ決勝を控えるが、史上初のブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げることはできるか。
14位ボーフム(勝ち点33)、15位マインツ(勝ち点32)、16位ウニオン・ベルリン(勝ち点30)、17位ケルン(勝ち点27)の4チームが絡む残留争いでは、残留プレーオフに回る16位に後退したウニオンが、EL出場権獲得を目指すMF堂安の8位フライブルク(勝ち点42)と対戦する。
ウニオンは前節ケルンとの残留争い直接対決を最終盤の2失点で痛恨の逆転負け。16位に後退して自動降格の危機にある。17位ケルンとは勝ち点差が3、得失点差が3あるが、ケルンがハイデンハイムに勝利してウニオンがフライブルクに敗れればその差は一気に詰まる。前節の敗戦で流れが変わった可能性があるが、ウニオンは踏ん張れるか。
対するフライブルクは前節ハイデンハイム戦、堂安のキャリアハイとなる今季6ゴール目で先制するも1-1のドロー。シュトライヒ監督が今季で退任する中、ホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。7位までに与えられることが濃厚なEL出場権確保へ、最終節を勝利で締めたい。
そしてCL決勝に進出したドルトムントに3発快勝とした15位マインツ(勝ち点32)は12位ヴォルフスブルク(勝ち点37)と対戦。最終節を前に残留圏内に浮上したマインツはウニオンとの得失点差が12あることから引き分ければ残留確実という状況。ドルトムント戦の勢いを持続できれば降格は免れそうだ。
2位死守を目指すバイエルン(勝ち点72)はEL出場権確保を狙う7位ホッフェンハイム(勝ち点43)と、2位浮上を目指す3位シュツットガルト(勝ち点70)は残留を決めたDF板倉の13位ボルシアMG(勝ち点34)と対戦。
来月1日に行われるCL決勝への調整がメインの5位ドルトムント(勝ち点60)は最下位ダルムシュタット(勝ち点17)と対戦し、今季で引退する6位フランクフルト(勝ち点46)のレジェンド長谷部のラストマッチは4位ライプツィヒ(勝ち点64)との上位対決となっている。
◆ブンデスリーガ最終節
▽5/18(土)
《22:30》
ドルトムントvsダルムシュタット
ウニオン・ベルリンvsフライブルク
レバークーゼンvsアウグスブルク
フランクフルトvsライプツィヒ
ヴォルフスブルクvsマインツ
ホッフェンハイムvsバイエルン
ブレーメンvsボーフム
シュツットガルトvsボルシアMG
ハイデンハイムvsケルン
前節ボーフム戦、15分に退場者を出したボーフム相手に5ゴールを挙げ、危なげない勝利としたレバークーゼン。無敗記録を更新した中、翌水曜にはヨーロッパリーグ決勝を控えるが、史上初のブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げることはできるか。
14位ボーフム(勝ち点33)、15位マインツ(勝ち点32)、16位ウニオン・ベルリン(勝ち点30)、17位ケルン(勝ち点27)の4チームが絡む残留争いでは、残留プレーオフに回る16位に後退したウニオンが、EL出場権獲得を目指すMF堂安の8位フライブルク(勝ち点42)と対戦する。
対するフライブルクは前節ハイデンハイム戦、堂安のキャリアハイとなる今季6ゴール目で先制するも1-1のドロー。シュトライヒ監督が今季で退任する中、ホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。7位までに与えられることが濃厚なEL出場権確保へ、最終節を勝利で締めたい。
王者レバークーゼンの前に粉砕された14位ボーフム(勝ち点33)は11位ブレーメン(勝ち点39)と対戦。引き分けで残留決定となる中、レバークーゼン戦で退場者のあおりを受けて早々に交代となったFW浅野の爆発に期待したい。
そしてCL決勝に進出したドルトムントに3発快勝とした15位マインツ(勝ち点32)は12位ヴォルフスブルク(勝ち点37)と対戦。最終節を前に残留圏内に浮上したマインツはウニオンとの得失点差が12あることから引き分ければ残留確実という状況。ドルトムント戦の勢いを持続できれば降格は免れそうだ。
2位死守を目指すバイエルン(勝ち点72)はEL出場権確保を狙う7位ホッフェンハイム(勝ち点43)と、2位浮上を目指す3位シュツットガルト(勝ち点70)は残留を決めたDF板倉の13位ボルシアMG(勝ち点34)と対戦。
来月1日に行われるCL決勝への調整がメインの5位ドルトムント(勝ち点60)は最下位ダルムシュタット(勝ち点17)と対戦し、今季で引退する6位フランクフルト(勝ち点46)のレジェンド長谷部のラストマッチは4位ライプツィヒ(勝ち点64)との上位対決となっている。
◆ブンデスリーガ最終節
▽5/18(土)
《22:30》
ドルトムントvsダルムシュタット
ウニオン・ベルリンvsフライブルク
レバークーゼンvsアウグスブルク
フランクフルトvsライプツィヒ
ヴォルフスブルクvsマインツ
ホッフェンハイムvsバイエルン
ブレーメンvsボーフム
シュツットガルトvsボルシアMG
ハイデンハイムvsケルン
レバークーゼンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
レバークーゼンの人気記事ランキング
1
レバークーゼン、独2部ヘルタの背番号10獲得へ! シュツットガルトらとの争奪戦制す
レバークーゼンがヘルタ・ベルリンの10番確保に近づいている。 逆転でのブンデスリーガ連覇はやや厳しい状況ではあるものの、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権をすでに確保したレバークーゼン。指揮官シャビ・アロンソの去就は不透明ではあるものの、クラブは来季に向けた動きを進めている。 ドイツの『キッカー』、『シュポルト・ビルト』など複数メディアによれば、レバークーゼンはシュツットガルトらと競合していたヘルタのアルジェリア代表MFイブラヒム・マザ(19)の獲得レースを制する見込みであるという。 ベルリン生まれでアルジェリアにルーツを持つマザは180cmの攻撃的MF。トップ下やセカンドトップを主戦場に、個での打開力と攻撃センスに優れる逸材として予てより注目を集めていた。 今シーズンの2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)では29試合5ゴール5アシストを記録。これまでドイツの世代別代表でプレーしていたが、昨年10月に18歳10カ月でアルジェリアのA代表デビューを飾っている。 マザの契約解除条項は950万ユーロ(約15億4000万円)に設定されているが、クラブサイドは1100万ユーロ~1500万ユーロ(約17億8000万~24億3000万円)を要求しているとも言われている。 ただ、いずれの条件でも大きな問題にはならないようで、選手自身がすでにレバークーゼン行きを決断したなか、今季終了までに決着する可能性が高いという。 2025.04.19 18:00 Sat2
ユナイテッドが狙うのは今季23ゴールのチェコ代表FWか? 移籍金は40〜48億円程度になる見込み
マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場でレバークーゼンのチェコ代表FWパトリック・シック(29)の獲得を目指すようだ。 シックは、スパルタ・プラハやサンプドリア、ローマ、RBライプツィヒでプレー。2020年9月にレバークーゼンに完全移籍した。 これまでレバークーゼンでは公式戦163試合に出場し77ゴール12アシストを記録。ブンデスリーガでも138試合で70ゴール13アシストを記録している。 今シーズンは好調を維持しており、ブンデスリーガで26試合17ゴール1アシストを記録。公式戦では40試合で23ゴール1アシストを記録している。 シックとレバークーゼンの契約は2027年夏まで。残り2年となる中で、契約を延長するか移籍するかの決断が迫られる状況となっている。 ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、シックはプレミアリーグへの移籍を望んでいるとのこと。サウジアラビアからの関心には全く関心を持っていないとのこと。その中で興味を示しているというのがユナイテッドだ。 ただ、ユナイテッドは29歳という年齢が引っかかっており、より若いストライカーを狙っていると見られている。 すでに交渉はスタートしているとされており、レバークーゼンは2500〜3000万ユーロ(約40億4000万〜48億5000万円)の移籍金を求めるとのこと。ストライカー補強を目指す中で、ユナイテッドはどう動くか注目だ。 2025.04.15 22:35 Tue3
板倉滉がドイツ国内でステップアップか? 複数強豪クラブが関心
ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(28)にドイツ国内でのステップアップの可能性が取り沙汰されている。ドイツ『Rheinische Post』が報じている。 2022年7月の加入以降、ボルシアMGのディフェンスラインの主軸として活躍している板倉。しかし、クラブとの現行契約は2026年夏までとなっており、ここまでブンデスリーガ7位と来季ヨーロッパ出場権獲得の可能性を残しているものの、今夏の売却の可能性が報じられる主力の一人となっている。 今年1月にも獲得への動きを見せたPSVを始めヨーロッパの複数クラブが関心を示しているが、『Rheinische Post』の最新報道ではドイツ国内でのステップアップの可能性もあるという。 現在、板倉に対しては来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が決定的なバイエルン、レバークーゼンの2強に加え、ドルトムントとフランクフルトという強豪2チームも同じく関心を示している。 ブンデスリーガでの豊富な経験に加え、4バックと3バックの両方で遜色なくプレーできる日本人DFはいずれのクラブでも十分にポジション争いできるレベルだが、国内でのステップアップを選択するのか…。 2025.04.19 17:30 Sat4
デ・ブライネ退団決定のシティ、ドイツの若きゲームメーカーを指名か? 190億円以上かかる可能性も
ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが今シーズン限りで退団することが決定したマンチェスター・シティ。すでに後継者に目を向けているようだ。 イギリス『ミラー』によれば、シティが獲得を目指しているのは、レバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(21)とのこと。ドイツ期待の若手であり、すでにドイツ代表でも29試合6ゴールを記録している。 シャビ・アロンソ監督の下でレバークーゼンの中心選手となっているヴィルツ。公式戦191試合に出場し56ゴール63アシストを記録している。 シティはヴィルツ獲得に向けて大金を投じる準備を整えており、週給7万3000ポンド(約1400万円)を大幅に増額させる考えがあるとのこと。1億ポンド(約190億円)の壁も越える覚悟があるという。 レバークーゼンとヴィルツの契約は2年残っている中、2028年夏までの延長を提案するとのこと。ただ、ヴィルツ本人はドイツを出たい考えがあるという。 現在足首の負傷で離脱中のヴィルツ。レバークーゼンに与えた影響は大きく、ブンデスリーガでは首位のバイエルンに差を広げられた他、チャンピオンズリーグ(CL)ではバイエルンに敗れて敗退。さらにDFBポカールは3部のアルミニア・ビーレフェルトに敗れて決勝進出を逃していた。 多くの成功を共にしてきたデ・ブライネの後任として、ジョゼップ・グアルディオラ監督が望んでいる選手。バイエルンも獲得に動いているとされる中、ヴィルツがシティ行きを決断するには十分かもしれない。 2025.04.06 23:35 Sun5