負傷明けの旗手怜央が先制点のOG誘発! 日本人4選手先発のセルティックが快勝で次節オールドファームへ【スコティッシュ・プレミアシップ】
2024.03.31 22:02 Sun
セルティックは31日、敵地で行われたスコティッシュ・プレミアシップ第30節でリヴィングストンと対戦し、3-0で勝利した。
次節に2ポイント差で首位に立つレンジャーズとのオールドファームを控える2位のセルティックは、最下位に沈むリヴィングストンとのアウェイゲームで連勝を狙った。
この試合では前節セント・ジョンストンで1ゴール1アシストの活躍を見せたFW古橋享梧に加え、FW前田大然とMF岩田智輝、負傷明けのMF旗手怜央がスタメン入り。一方でDF小林友希はベンチ外となった。
退席処分のロジャーズ監督がスタンドから見守る中、勢いを持って試合に入ったセルティック。開始5分には旗手がペナルティアーク付近から鋭いミドルシュートでゴールに迫る。
以降は相手陣内でハーフコートゲームを展開すると、左サイドに入った前田が再三縦に仕掛けてチャンスを窺う。自陣深くで堅固なブロックを構える相手の守備攻略を図る中、前半終盤には旗手のミドルシュート、アディショナルタイムにはボックス右に持ち込んだ古橋が枠の左隅を捉えた左足シュートでゴールに迫ったが、前半を0-0のスコアで終えた。
約2カ月ぶりに復帰した旗手が誘発したオウンゴールによって先手を奪ったセルティックは、試合を決める2点目を奪うべく攻勢を続ける。だが、相手も大きく戦い方を変えず、なかなか崩し切れない。
65分には復帰戦で仕事を果たした旗手がお役御免となり、ベルナルドが投入される。この直後にはキューンの正確な右クロスから古橋に決定機が訪れるが、うまくタイミングを合わせて放った右足ボレーシュートは前半同様に相手GKの好守に阻まれる。そして、古橋もこの決定機直後にベンチへ下がった。
その後、チームは72分にボックス手前で馬力のある仕掛けを見せたベルナルドがオライリーとのパス交換からペナルティアーク付近からのミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、待望の追加点を奪取。さらに、82分には途中投入の3選手の鮮やかな連携から最後はボックス中央でイダーの落としに反応したオライリーのシュートが決まってダメ押しにも成功した。
これで勝利を確信したロジャーズは前田、オライリーを下げてクローズの作業に入ると、危なく3-0のスコアのままタイムアップを迎えた。この結果、中断明け初戦を制したセルティックが次節の大一番へ大きな弾みを付けた。
リヴィングストン 0-3 セルティック
【セルティック】
オウンゴール(後4)
ベルナルド(後27)
オライリー(後37)
次節に2ポイント差で首位に立つレンジャーズとのオールドファームを控える2位のセルティックは、最下位に沈むリヴィングストンとのアウェイゲームで連勝を狙った。
この試合では前節セント・ジョンストンで1ゴール1アシストの活躍を見せたFW古橋享梧に加え、FW前田大然とMF岩田智輝、負傷明けのMF旗手怜央がスタメン入り。一方でDF小林友希はベンチ外となった。
以降は相手陣内でハーフコートゲームを展開すると、左サイドに入った前田が再三縦に仕掛けてチャンスを窺う。自陣深くで堅固なブロックを構える相手の守備攻略を図る中、前半終盤には旗手のミドルシュート、アディショナルタイムにはボックス右に持ち込んだ古橋が枠の左隅を捉えた左足シュートでゴールに迫ったが、前半を0-0のスコアで終えた。
後半も同じメンバーで臨んだセルティックは開始早々に先制点を奪う。49分、押し込んだ流れからボックス右でボールを奪い切ったキューンの折り返しをゴール前の古橋、旗手が連続シュート。これはGKの好守に阻まれたが、これが相手のブランドンに当たってゴールネットに吸い込まれた。
約2カ月ぶりに復帰した旗手が誘発したオウンゴールによって先手を奪ったセルティックは、試合を決める2点目を奪うべく攻勢を続ける。だが、相手も大きく戦い方を変えず、なかなか崩し切れない。
65分には復帰戦で仕事を果たした旗手がお役御免となり、ベルナルドが投入される。この直後にはキューンの正確な右クロスから古橋に決定機が訪れるが、うまくタイミングを合わせて放った右足ボレーシュートは前半同様に相手GKの好守に阻まれる。そして、古橋もこの決定機直後にベンチへ下がった。
その後、チームは72分にボックス手前で馬力のある仕掛けを見せたベルナルドがオライリーとのパス交換からペナルティアーク付近からのミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、待望の追加点を奪取。さらに、82分には途中投入の3選手の鮮やかな連携から最後はボックス中央でイダーの落としに反応したオライリーのシュートが決まってダメ押しにも成功した。
これで勝利を確信したロジャーズは前田、オライリーを下げてクローズの作業に入ると、危なく3-0のスコアのままタイムアップを迎えた。この結果、中断明け初戦を制したセルティックが次節の大一番へ大きな弾みを付けた。
リヴィングストン 0-3 セルティック
【セルティック】
オウンゴール(後4)
ベルナルド(後27)
オライリー(後37)
セルティックの関連記事
|
セルティックの人気記事ランキング
1
「知らなかったからビックリした」セルティック加入井手口陽介の上半身タトゥーに驚きの声
セルティックの公式YouTubeチャンネルが日本人選手たちの入団セレモニーの様子を公開。その中で露わになった日本代表MF井手口陽介の上半身のタトゥーにファンから驚きの声が寄せられている。 今冬の移籍市場で、井手口に加え、FW前田大然、MF旗手怜央と日本人3名を一気に獲得したセルティック。12日には本拠地セルティック・パークで3選手のお披露目と会見が行われた。 会見前、ロッカールームでセルティックのユニフォームに着替えた井手口だが、その左肩から左ひじにかけてと、左脇腹、そして背中にもタトゥーが施されていた。 元々、ガンバ大阪時代にも右腕にびっしりとタトゥーを入れ、年々増やしていた井手口だが、右腕以外にも多くのタトゥーを入れていることがひょんなことから露わになった。 これにはファンからも「何気にタトゥー入ってる」、「左腕にもタトゥー入ってるの全然気づいてなかったわ、いつの間に~」、「知らなかったからビックリした」、「背中にも」と驚きの反応が相次いだ。 会見には、蓄えていた髭を剃って臨んだ井手口。2度目の欧州挑戦での活躍に期待がかかる。 <span class="paragraph-title">【写真&動画】井手口陽介の上半身に入れられたタトゥーの数々</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="KUNR7DWnGYg";var video_start = 88;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/155324.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.01.13 12:25 Thu2
世界から水戸へ!? 前田大然が飛躍契機の古巣・水戸に凱旋、ホーム町田戦に来場
水戸ホーリーホックは5日、セルティックの日本代表FW前田大然がホームゲームに来場することを発表した。 前田が古巣サポーターの前に姿を見せるのは、24日にケーズデンキスタジアム水戸で行われる明治安田生命J2リーグ第22節のFC町田ゼルビア戦。場外ステージでのトークイベントとハーフタイムでのピッチ周回を予定している。 水戸の公式ツイッターでは「#水戸から世界へ → #世界から水戸へ!?」と紹介 日本代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場した前田は、2017年に水戸に在籍。松本山雅FCからの武者修行で36試合に出場し、自慢の快足を武器に13得点を挙げる活躍を披露。林陵平氏との2トップでチーム総得点の6割をたたき出していた。なお、水戸での初ゴールはホームでの第2節、ツエーゲン金沢戦だった。 前田は15日、20日に行われるキリンチャレンジカップ2023へ向けた日本代表メンバーにも招集されている。 <span class="paragraph-title">【動画】覚えている?前田大然が決めた水戸でのファーストゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IlIFBUndWio";var video_start = 81;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.06.05 14:50 Mon3
「これ以上良いストーリーは書けなかった」セルティック復帰のジョタ、前田大然のアシストから初戦ゴールに「まるで昔を思い出すよう」
セルティックに復帰したポルトガル人FWジョタが、早速のゴールを喜んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。 先日、スタッド・レンヌからセルティックへの完全移籍が決まったジョタ。サウジ・プロ・リーグのアル・イテハドやレンヌを経て、日本代表FW古橋亨梧と入れ替わる形で1年半ぶりに古巣へ戻った。 2日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第25節のマザーウェル戦では、復帰後初のベンチ入り。試合は日本代表FW前田大然が開始早々のヘディング弾など1ゴール1アシストの活躍を見せ、2-1の1点リードで折り返す。 後半は日本代表MF旗手怜央のパスから3点目が決まりかけるが、オフサイドの判定でノーゴールに。それでも後半アディショナルタイム、65分からピッチに立っていたジョタが前田の右からの折り返しを押し込み、3-1の勝利で終えた。 復帰初戦から勝利に貢献したジョタ。試合後には「僕にとっては素晴らしい瞬間だし、これ以上良いストーリーは書けなかっただろう」と歓喜の言葉を述べている。 「結局は信じることが大事だ。ピッチに立った時からボールが来るだろうと常に信じていたし、最終的にそれが実現した」 「非常にパーソナルな瞬間だったし、それをセルティックファンと共有したかった。まるで昔を思い出すようだった」 また、レンヌで満足なプレータイムを得られていなかった25歳は、「ベストの状態に戻るまでまだ時間がかかると思う」と自らの状態にも言及。今後のさらなる活躍を誓っている。 「時間はかかるけど、当然そのために毎日一生懸命ハードワークするつもりだ」 「今日は本当に良いスタートだったけど、サッカーは常に進み続けるし、明日はまた別の日だ。また集中する必要がある。一日一日のことを考えて、それをできるだけ長く楽しむのが良い」 「重要なことがこれから起こるのはわかっているけど、大事なのは今を精一杯生きて、この瞬間をセルティックファンや家族と楽しむことだけだ。そして、明日はまたレノックスタウン(練習場)で頑張るよ」 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然の折り返しから復帰戦ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QSaPhit7WpE";var video_start = 474;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.03 16:10 Mon4
中村俊輔に憧れたティアニー、古巣セルティックの日本人について冨安健洋から情報収集「トミと話をして、一緒に試合を観るけど…」
アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、自身の古巣であるセルティックの日本人選手について言及した。スコットランド『サン』が伝えた。 スコットランド生まれのティアニーはセルティックのアカデミー出身。2016年1月に18歳でファーストチームに昇格すると、左サイドバックのレギュラーとしてプレー。公式戦170試合で8ゴール37アシストを記録した。 2019年8月にアーセナルに加入すると、ケガなどに悩まされながらも公式戦110試合で5ゴール13アシストを記録。今シーズンは途中出場なども多いが公式戦23試合で1ゴール1アシストを記録している。 ティアニーは今でもセルティックのファンとして知られるが、そのセルティックは昨シーズンから一気に日本人選手が増加。FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介、DF小林友希、DF岩田智輝と6名が所属。また、アンジェ・ポステコグルー監督もJリーグからやってきたこともあり、日本に縁が強くなっている一方で、チームもリーグ制覇を成し遂げるなど大きく結果を残している。 アーセナルでは日本代表DF冨安健洋とチームメイトであるティアニーは、古巣の日本人選手についてコメント。冨安にそれぞれの選手について教えてもらっていると明かした。 「トミとはよく話をする。僕は日本から来た選手のことはよく知らなかったし、先月サインした2人も同じだ。僕はJリーグを観ていないから、トミに情報と選手としての考えを聞いたんだ」 「前田大然はカタールで開催されたワールドカップの日本代表でトミと一緒にいたね。トミは契約した全ての選手についてポジティブなことを言っていたし、それを聞いてとても嬉しいよ」 また、冨安についてもコメント。両サイドバックでプレーする冨安はライバルにもなるが、良い関係を築いているようだ。 「彼も本当に素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。とても良い仲間だ」 「僕はいつもトミと話をして、トレーニング場ではセルティックの試合があれば一緒によく観ている。僕は、彼をセルティックのファンにしようとしているんだ(笑)」 ティアニーと言えば、幼少期に当時セルティックでスター選手だった元日本代表MF中村俊輔からスパイクをもらったエピソードが有名。同じ左利きのキックの名手に憧れていたことは有名だが、中村が多くの日本人の憧れでもあると語った。 「おかしな話だけど、僕がセルティックで子供の頃に中村俊輔からスパイクをもらった古い映像をトミが見たらしい。彼はずっと前から気がついていたんだ」 「中村は子供の頃のトミのヒーローの1人だったけど、それは世界中の多くの日本人選手と同じだと思うよ」 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔からスパイクを手渡され驚いて固まる幼い頃のティアニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A young Kieran Tierney beams after being handed boots by Celtic legend Shunsuke Nakamura <br><br>The look on his face ☺☺☺ <a href="https://t.co/HcB8hqFVE9">pic.twitter.com/HcB8hqFVE9</a></p>— Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1160512006736220160?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.26 19:35 Thu5