カメルーンを率いたリゴベール・ソング監督が退任…エトー会長が明かす「サッカーの世界は厳しいもの」
2024.02.29 07:00 Thu
カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)のサミュエル・エトー会長が、同代表を率いるリゴベール・ソング監督の退任を明かした。
ソング監督は、2022年3月に解任されたトニ・コンセイソン前監督の後任としてカメルーン代表の新指揮官に就任。
ここまで通算23試合を指揮し、6勝8分け9敗の戦績を残していた。先月行われたアフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023では、グループステージを突破するも、決勝トーナメント1回戦でナイジェリア代表に敗れ、ベスト16敗退となっていた。
この結果を受け、カメルーンサッカー連盟はソング監督との契約を更新しないことを決断。エトー会長は『フランス24』の独占インタビューで以下のようにコメントした。
「ソング監督はこのチームに多くのものをもたらしてくれたが、我々は目標を達成できなかった。サッカーの世界は厳しいものだ。私は彼と話し合う機会があったから、我々の立場を説明した。我々は、彼の今後のキャリアにおける成功を祈りつつ、今は代表の将来について考えなければならない」
ソング監督は、2022年3月に解任されたトニ・コンセイソン前監督の後任としてカメルーン代表の新指揮官に就任。
ここまで通算23試合を指揮し、6勝8分け9敗の戦績を残していた。先月行われたアフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023では、グループステージを突破するも、決勝トーナメント1回戦でナイジェリア代表に敗れ、ベスト16敗退となっていた。
「ソング監督はこのチームに多くのものをもたらしてくれたが、我々は目標を達成できなかった。サッカーの世界は厳しいものだ。私は彼と話し合う機会があったから、我々の立場を説明した。我々は、彼の今後のキャリアにおける成功を祈りつつ、今は代表の将来について考えなければならない」
「私の代表チームでのキャプテンだったリゴベール・ソングに、この場を借りて賛辞を送らせてください」
カメルーン代表の関連記事
|
カメルーン代表の人気記事ランキング
1
ブレントフォードに大きな痛手…今季11ゴール関与のエンベウモが数週間の離脱へ
ブレントフォードのカメルーン代表FWブライアン・エンベウモが数週間の離脱を強いられる見込みだ。 賭博違反による長期のサスペンションによってイングランド代表FWイヴァン・トニーを欠くなか、今シーズンここまでのリーグ戦で15試合7ゴール4アシストとエースとして攻撃を牽引するエンベウモ。 しかし、6日に行われたプレミアリーグ第15節のブライトン戦では前半半ば過ぎにPKによる先制点を挙げたのちに右足首を捻ってしまい、無念の負傷交代を強いられた。 同試合後、チームを率いるトーマス・フランク監督は、エンベウモの負傷が少なくとも数週間単位のものであることを認めた。 「それはまずいものだ。彼は今後検査を受ける予定で、現時点では正確な日数は分からない」 「ただ、彼は間違いなく土曜(シェフィールド・ユナイテッド戦)には間に合わないだろうし、数週間離脱することになるだろう。今後数日で詳細が分かるはずだ」 今回の負傷は年末年始の過密日程を抱えるブレントフォードにとって痛恨のアクシデントとなったが、エンベウモは来月開幕するアフリカ・ネーションズリーグに招集される可能性が非常に高く、カメルーン代表にとっても主力アタッカーの状態は大きな懸念材料だ。 2023.12.08 07:30 Fri2
代表引退宣言のオナナがカメルーン代表に復帰!「カメルーンという共通の利益のために調和して働く時」
マンチェスター・ユナイテッドに所属するGKアンドレ・オナナ(27)がカメルーン代表に復帰することを明かした。 オナナは昨年11月28日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループG第2節のセルビア代表戦を前にリゴベール・ソング監督と戦術を巡って対立。初戦のスイス代表戦ではフル出場していたものの、グループステージ第2節セルビア代表戦でメンバー外となり代表を離脱。その後、オナナはカメルーン代表について「もうその話は終わった」と述べ、事実上の代表引退を発表していた。 しかし、カメルーンサッカー連盟(CMR)は8月29日、アフリカネーションズカップ最終予選に臨むカメルーン代表メンバーの一員としてオナナを招へいしたことを発表。だが、ソング監督と和解については明かされておらず、オナナがこれに応じるか注目されていた。 そんな中、オナナは4日に自身のX(@AndreyOnana)を更新。カメルーン国旗やハートマークの絵文字と共に以下の文章を投稿した。 「ここ数カ月、僕は不正と操作に満ちた試練に直面してきた。しかし、祖国カメルーンへの揺るぎない愛と情熱は揺るぎません。祖国を代表したいという思いは若い頃から揺らぐことはなく、この思いは今も僕のアイデンティティの切り離せない一部となっている。何ものにも、誰にも、この信念を揺るがすことはできない。僕は揺るぎない確信を持って国の呼びかけに応え、自分の夢を実現するためだけでなく、輝くことを決意した代表チームにふさわしいカメルーン国民の期待と支持に応えるために戻ってきたのだと自覚している」 「不正な工作、嘘、権力の乱用に直面しても、僕は自分の理想に忠実であり続けることを選び、僕たちの誠実な献身に値する国の代表であることを誇りに思う。今こそ団結し、カメルーンという共通の利益のために調和して働く時なんだ」 カメルーンは9月12日にアフリカネーションズカップ・グループC最終戦で本戦出場を懸け、勝ち点4で並ぶブルンジ代表と対戦する。 2023.09.04 23:00 Mon3