レーティング:PSV 1-1 ドルトムント【CL】

2024.02.21 07:00 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、PSVvsドルトムントが20日に行われ、1-1で引き分けた。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。

▽PSV採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 ベニテス 5.5
マレンのシュートは止められない。防げるものは止めていた

DF
3 ティーゼ 5.5
無理に上がらず守備に徹した
22 スハウテン 6.0
本職ボランチもセンターバック起用。パス出しで効いていた

18 ボスカリ 6.0
フュルクルクに対応しつつビルドアップでも良さが出ていた
(→オビスポ -)

8 デスト 5.5
前半はマレンの対応に腐心。後半はマレンのポジションチェンジによって解放され攻撃参加で貢献

MF
10 ティルマン 5.5
ボールロストで失点に関与し決定機も逸した。しかしPK獲得で相殺

23 フェールマン 6.0
アンカーの位置で攻守のバランスを保った

34 サイバリ 6.0
ゴール前への絡みでアクセントを付ける

(→マウロ・ジュニオール -)

FW
11 バカヨコ 5.0
効果的な働きができていなかった

9 L・デ・ヨング 6.0
PKを決め、一仕事した

27 ロサーノ 6.0
PK獲得につながるクロスを入れる。一定の攻め手になった

(→ペピ -)

監督
ボス 6.0
押し込んでいただけに勝ち切りたかった

▽ドルトムント採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
33 マイヤー 6.0
コベルの直前の負傷を受けて急遽先発。安定したセービングを見せた

DF
26 リエルソン 5.0
ロサーノの対応に苦慮していた

15 フンメルス 5.0
ジューレのコンディション不良を受けて先発。PK献上

4 N・シュロッターベック 6.0
終始、安定していた。フィードも正確

22 マートセン 5.5
前半はボールロストが目立ったが立て直した

MF
21 マレン 6.5
個人技で恩返し弾。攻め手となった

(→エズジャン -)

20 ザビッツァー 6.0

11 ロイス 5.5
守備に追われて攻撃面で存在感を出せなかった

(→ブラント 5.5)
ロイスと大差ない出来

23 ジャン 6.0
ボール奪取からゴールに繋がった。ビルドアップ時にはバックラインに入って組み立てた

10 サンチョ 6.0
キープ力を見せて攻撃の時間を作った

(→ヴォルフ -)

FW
14 フュルクルク 5.5
前線で起点になりきれず

(→ムココ -)

監督
テルジッチ 6.0
敵地で引き分けは悪くない結果

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
マレン(ドルトムント)
古巣相手にゴール。守勢の展開の中、個人技でゴールをこじ開けた。

PSV 1-1 ドルトムント
【PSV】
L・デ・ヨング(後11)【PK】
【ドルトムント】
マレン(前24)

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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.30“ヒディンク第2次政権”国内2冠/PSV[2004-05]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.30</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2004-2005シーズン/PSV 〜ヒディンク第2次政権〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2004-05PSV.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:フース・ヒディンク(58) 獲得タイトル:エールディビジ、KNVBカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">充実のシーズン</div> オランダの強豪クラブとして輝かしい実績を誇るPSVは2002年夏、同年に開催された日韓ワールドカップで韓国代表をベスト4に導いたヒディンク監督を招へい。1988年のチャンピオンズカップ(現CL)制覇などクラブに数々のタイトルをもたらしたオランダ人監督に再び指揮を委ねた。 ヒディンク第2次政権の初年度にエールディビジを制覇したチームは、2004年夏にロッベンなどの主力数人を放出。ただ、GKゴメスやアレックス、ファルファン、ビーズリーといった活きの良い若手を獲得した上に、バルセロナで実績を残したコクーを6年ぶりに復帰させた。これに伴い、ヒディンク監督は若手とベテランがうまく融合した好チームを作り上げる。 そして2004-05シーズン、PSVはCLで好成績を残す。グループステージをアーセナルに次ぐ2位で突破すると、モナコとリヨンを破って1996-97シーズンのアヤックス以来となるオランダ勢のベスト4進出を果たした。 そして、イタリアの強豪・ミランと対戦した準決勝は名勝負となる。アウェイでの1stレグを0-2で落としたPSVは、ホームで開催された2ndレグでパク・チソンとコクーのゴールで2点を奪い、2戦合計スコアをタイとする。しかし、後半アディショナルタイムにアンブロジーニにゴールを奪われて失点。残り数分で2点を奪わなければならなくなったPSVは、直後にコクーの見事なゴールで1点を返したが反撃もここまで。2戦合計スコアを3-3としたが、アウェイゴール差で敗退となった。 CLで躍進したPSVは、国内リーグで圧巻の強さを見せて首位を独走し、エールディビジの王座を奪還。さらに、KNVBカップも制覇して国内2冠を達成するなど、充実のシーズンを送った。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ヒディンク仕込みのアタッキングフットボール</div> ヒディンク監督に率いられたPSVは、粋の良い若手と経験豊富なベテランがうまく融合し、攻守にアグレッシブなフットボールを展開した。その中で、チームのストロングポイントは中盤の3枚。コクーを中心にファン・ボメルやフォーゲルといった中堅が攻守にわたって気の利いたプレーを見せて、チームに安定をもたらした。 また攻撃では、191cmの身長を持つフェネホール・オフ・ヘッセリンクの高さを生かすべく、パク・チソンやファルファン、ビーズリーらのサイドアタックや中盤からの飛び出しで攻撃を仕掛けた。そのため、コクーやファン・ボメルが10ゴール以上を記録し、ウイングプレイヤーがそれぞれ9ゴールを挙げる活躍を見せた。 守備陣もアレックスやボウマを軸に安定したパフォーマンスを披露。両サイドバックを務めたオーイエルとイ・ヨンピョは堅実な守備を見せた。最後尾に控えたGKゴメスは、ビッグセーブを連発して失点を最小限に抑えていた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFフィリップ・コクー(34)</span> GK以外のポジションをこなす左利きのオールラウンダー。バルセロナで主力として活躍したコクーは、古巣のPSVに復帰して以降も攻守に絶大なる存在感を放って、若手が多いチームをまとめ上げた。2008年に引退した後、PSVの監督も務めた。現在はトルコのフェネルバフチェの監督を務めている。 2019.04.18 12:00 Thu

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