ワトキンス2発で競り勝ったアストン・ビラが4位浮上!【プレミアリーグ】

2024.02.18 08:00 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第25節、フルアムvsアストン・ビラが17日にクレイブン・コテージで行われ、アウェイのアストン・ビラが1-2で勝利した。

公式戦連敗でやや失速傾向が見受けられる5位のアストン・ビラは、12位のフルアムとのアウェイゲームで連敗ストップを狙った。前節からは先発2人を変更。いずれも負傷のジエゴ・カルロス、ブバカル・カマラに代えてパウ・トーレス、ティーレマンスを起用した。
最終的にオフサイド判定も開始直後にワトキンスがいきなりゴールネットを揺らすなど良い入りを見せたアストン・ビラ。

その後は相手に押し返されてセットプレーで決定機を作られる場面はあったものの、前半半ばに先制点を奪う。23分、相手陣内右サイドでのフルアムの軽率なスローインから高い位置でボールを奪い切ったラムジーがボックス左のワトキンスに繋ぐと、イングランド代表FWは巧みな反転から前を向いて右足シュートをゴール左隅に流し込んだ。

幸先よく先制に成功したアウェイチームは28分にもベイリーのクロスバー直撃のミドルシュートなどでゴールに迫ると、40分には右CKからワトキンスが競り勝ってファーに流したボールをアレックス・モレノがヘディングで押し込む。だが、これは微妙な戻りオフサイドで認められず。
結局、1点リードで試合を折り返したアストン・ビラだったが、後半立ち上がりの守勢を凌ぐと、早い時間帯に追加点を奪う。56分、ティーレマンスの絶妙なスルーパスに抜け出したワトキンスがボックス中央から強烈な右足のシュートを突き刺した。

一方、2点ビハインドを追うフルアムは63分、左サイドのスペースに抜け出したロビンソンからのグラウンダークロスをニアにタイミング良く走り込んだムニスがDFとGKに先んじてゴールネットに流し込んだ。

すると、試合はここからホームのフルアムが攻勢を強めていく。イウォビやハリー・ウィルソンと途中投入の選手が攻撃を活性化させると、試合終了間際の90分にはムニスのスルーパスに抜け出したアダマ・トラオレがボックス右でGKと一対一のビッグチャンスを迎えたが、ここはGKマルティネスのビッグセーブに阻まれた。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地でフルアムに競り勝ったアストン・ビラが公式戦連敗をストップすると共にトッテナムを抜いて4位浮上に成功した。

アストン・ビラの人気記事ランキング

1

移籍金101億円、アストン・ビラがベルギー代表MFオナナをエバートンから完全移籍で獲得

アストン・ビラは22日、エバートンのベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。 イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、移籍金は5000万ポンド(約101億2800万円)とのこと。21日にメディカルチェックに合格したという。 ボランチを主戦場とするオナナはセネガル出身。ズルテ・ワレヘムやホッフェンハイムの下部組織で育つと、2020年7月にハンブルガーSVへ完全移籍。2021年8月にリールへと完全移籍すると、2022年8月にエバートンに完全移籍で加入した。 リールで頭角を表していたオナナは公式戦42試合で3ゴール1アシストを記録。エバートンでは公式戦72試合で4ゴール3アシストと中盤を支えた。 195cmの超大型でありながらも、そのサイズに似つかわしくないボックス・トゥ・ボックスのスタイルに加え、一定水準以上の技術も備える中盤の要。ベルギー代表としても17試合に出場しており、ユーロ2024でも4試合フル出場。アストン・ビラの中心としての活躍も期待される。 2024.07.22 23:45 Mon
2

ディアビの高額売却迫るアストン・ビラ、エメリ監督が評価のフェリックスを後釜に検討か

アストン・ビラはアトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)の獲得を選択肢に入れているようだ。イギリス『ガーディアン』が報じた。 昨シーズンはプレミアリーグを4位でフィニッシュし、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を掴み取ったアストン・ビラ。1982-83シーズン以来となる欧州最高峰の戦いに備え、移籍市場で活発な動きを見せている。 現在進行中の大型取引は、フランス代表FWムサ・ディアビ(25)のアル・イテハド移籍。すでに個人間では合意済みで、クラブ間交渉は移籍金5500~6000万ユーロ(約93億8000万~102億3000万円)でまとまりつつある。 加入1年目ながら公式戦54試合に出場し、前線のさまざまなポジションをこなしつつ10ゴール9アシストを記録したディアビ。主力アタッカーの抜ける穴を埋めにかかるビラは、後釜候補の1人としてフェリックスを検討しているという。 実現の可能性は不透明なものの、ウナイ・エメリ監督が関心を寄せているとのこと。アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)も高く評価しているというが、こちらはバルセロナが熱心に獲得へ動いている。 2019年夏から在籍するアトレティコでは、ディエゴ・シメオネ監督との関係が悪化したフェリックス。2022-23シーズン後半はチェルシーへ、昨シーズンはバルセロナへレンタル移籍した。 引き続きカタルーニャのクラブでのプレーを望んでいるが、ニコ・ウィリアムズらが加われば再度の移籍の可能性は大幅に低下。将来は宙に浮き、古巣ベンフィカからの関心も取り沙汰された。 2019年夏に1億2600万ユーロ(約214億9000万円)で獲得したアトレティコは、現行契約を2029年6月まで残す状況。そう安値では売らないはずだが、ビラは獲得に本腰を入れるのだろうか。 2024.07.22 22:20 Mon
3

ムサ・ディアビのアル・イテハド移籍が完了…総額6000万ユーロの高額移籍に

アル・イテハドは24日、アストン・ビラからフランス代表FWムサ・ディアビ(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、移籍金は総額6000万ユーロ(約103億4000万円)となり、ディアビは年俸2300万ユーロ(約40億円)の4年契約にサインしたようだ。 昨夏、サウジ・プロ・リーグのアル・ナスルのオファーを拒否し、レバークーゼンからアストン・ビラへ完全移籍で加入したディアビ。昨シーズンは公式戦54試合10ゴール9アシストを記録するなど、2トップの一角や左右のウイングでほぼフル稼働。クラブのプレミアリーグ4位フィニッシュに貢献した。 新シーズンにチームはチャンピオンズリーグにも出場するが、ディアビ自身はサウジアラビアでのプレーを決断した。 <span class="paragraph-title">【動画】ディアビのアル・イテハド移籍が完了</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ar" dir="rtl"> <a href="https://t.co/jTLtF80IIU">pic.twitter.com/jTLtF80IIU</a></p>&mdash; (@ittihad) <a href="https://twitter.com/ittihad/status/1816219618492518407?ref_src=twsrc%5Etfw">July 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.25 06:48 Thu
4

アストン・ビラがアカデミー育ちの逸材FWを1年で買戻…英2部屈指のドリブラー

アストン・ビラは19日、ハル・シティからU-21イングランド代表FWジェイデン・フィロジーン(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年となる。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アストン・ビラは1年前に売却した22歳FWを1300万ポンド(約26億4000万円)程度で買い戻す形になったという。 ハルでの活躍によって古巣帰還を成し遂げたフィロジーンは「これはビラでの旅の最新章だ。ベストを尽くして試合に出場し、ファンの前でそれを証明できればと思うよ」と新たな決意を語った。 アストン・ビラのアカデミー育ちのフィロジーンは、左ウイングを主戦場とする右利きのアタッカー。ファーストチームでは6試合の出場経験があるものの、これまでストーク・シティやカーディフ・シティへの武者修行を経験。そして、昨年夏にはハル・シティへ完全移籍で売却された。 その新天地では昨シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で32試合に出場し、12ゴール6アシストを記録。その数字以上に爆発的なスピードとアジリティを活かした緩急自在のドリブル突破という最大の特長を遺憾なく発揮し、バルセロナなど国内外のクラブの関心を集めていた。 2024.07.19 18:45 Fri
5

37歳GKシュマイケルの加入迫るセルティック、若きフィンランド代表GKを獲得!

セルティックは16日、アストン・ビラからフィンランド代表GKヴィルジャミ・シニサロ(22)の獲得を発表した。契約は5年となる。 シロサニはアストン・ビラのアカデミー出身。トップチームでのベンチ入り経験があるものの、出番なしという状況のなか、昨夏はEFLリーグ1(イングランド3部相当)のエクセター・シティFCにローン移籍し、公式戦50試合の出場数をマークした。 レスター・シティ時代の教え子であるデンマーク代表GKカスパー・シュマイケル(37)のフリー加入も迫るとされるなか、フィンランド代表としても3キャップを刻む若きGKを獲得したブレンダン・ロジャーズ監督も歓迎した。 「セルティックにヴィルを迎え入れられて嬉しく思う。彼は本当に優れた能力を持つGKで、我々が長いこと注目し、追った選手。GK陣を強化したいと考えるなか、本当に求めた有能なGKを獲得できて嬉しいよ」 2024.07.17 10:25 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly