初優勝目指すレバークーゼンがバイエルンとの首位攻防戦を快勝で制す、勝ち点差は5に拡大【ブンデスリーガ】

2024.02.11 04:34 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第21節、レバークーゼンvsバイエルンが10日に行われ、レバークーゼンが3-0で快勝した。

前節ダルムシュタットに勝利した首位レバークーゼン(勝ち点52)は、4日前に行われたDFBポカールでは主力を投入してシュツットガルトに3-2と打ち勝ち逆転勝利。そのレバークーゼンは最前線にアドリを起用。ヴィルツ、テラと1トップ2シャドーを形成した。
一方、前節ボルシアMGに3-1で逆転勝利し、レバークーゼンとの2ポイント差を維持した2位バイエルン(勝ち点50)は、ヒザに軽傷を抱えていた守護神のノイアーが無事先発。アジアカップ帰りのキム・ミンジェもスタメンとなった。ただ、肩を痛めて欠場が続いていたキミッヒはベンチスタートとなり、2戦連発中のパブロビッチが引き続きスタメンとなった。

レバークーゼンに合わせてバイエルンが[3-4-2-1]のシステムを採用してスタートした大一番。タイトなプレスをかけ合う主導権争いの立ち上がりを経て11分、レバークーゼンはアドリがGK強襲のシュートを浴びせる。

そして18分、スローインの流れから左サイドのアンドリッヒのクロスをファーサイドのスタニシッチが合わせてレバークーゼンが先制した。
スタニシッチの恩返し弾で先手を取ったレバークーゼンは23分には追加点のチャンス。インカピエのフィードからボックス右に走り込んだテラのボレーが枠を捉えたが、GKノイアーの好守に阻まれた。直後のCKからターのヘディングシュートも枠を捉えるも、ここもGKノイアーに凌がれた。

前半半ば以降もレバークーゼンがタイトなプレスでバイエルンに攻撃の機会を与えず、42分にはアドリがディフェンスライン裏を独走しかけたが、ウパメカノに戻られてシュートは打ちきれず。レバークーゼンが1点のリードで前半を終えた。

そして迎えた後半、開始5分に追加点。グリマルドがテラとのパス交換でボックス左に侵入。ノイアーとの一対一を制した。

厳しいバイエルンは60分、キミッヒとミュラーを投入。本来の[4-2-3-1]に戻した。そのバイエルンが押し込む流れとするも打開できない状況が続く。

終盤にかけてもレバークーゼンがいなすと、88分にはロングカウンターからフリンポンがポスト直撃のシュートを浴びせた中、ラストプレーでフリンポンがゴールを決めて3-0で快勝。天王山を制し、バイエルンとのポイント差を5に広げている。

レバークーゼンの人気記事ランキング

1

レバークーゼンがマティプとフリー加入交渉を進める…他から複数アプローチありも強い関心

元カメルーン代表DFジョエル・マティプ(32)にブンデスリーガ王者入りでドイツ復帰の可能性だ。 リバプールでの8シーズンを経て、今夏に新天地探しのマティプ。昨季もケガに苦しめられた1年だったが、実績申し分なしのセンターバックだ。 そんなマティプを巡り、最近ではレバークーゼンの興味が取り沙汰されたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、交渉が進むという。 リバプールを去ってからというもの、複数のアプローチを受けるというマティプだが、レバークーゼンがなかでも特に関心を抱いているそうだ。 レバークーゼンではドイツ代表DFヨナタン・ター(28)にバイエルンをはじめ、複数クラブが関心。そのター流失を見越して、マティプでの穴埋めが噂される。 マティプがレバークーゼン行きとなれば、シャルケ時代以来となる9シーズンぶりのブンデス復帰。ブンデスでは通算194試合の出場数を誇る。 2024.07.20 16:35 Sat
2

レバークーゼン、リーグ・アンの実力者FWテリエを獲得

レバークーゼンは18日、スタッド・レンヌのフランス人FWマルタン・テリエ(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの2年間で、移籍金はドイツ『キッカー』によると2000万ユーロ(約34億3000万円)とのこと。 リール下部組織出身のテリエは2016年にファーストチームデビュー。レンタル先のストラスブールでブレイクを果たすと、2018年夏にリヨンへ正式加入。左ウイングを主戦場に、公式戦77試合17ゴールの数字を残したが、多士済々のアタッカーが揃う中、メインキャストを担うことはできなかった。 そうした中、2020年夏にレンヌへ完全移籍。そのレンヌでは加入2年目となった2021-22シーズンにストライカーとしての才能が完全に開花。左ウイングと2トップの一角でプレーした中、リーグ戦36試合出場でキャリアハイの21ゴールを記録した。 左右のウイングやセカンドトップに加え、爆発的なスピードを武器に攻撃的なウイングバックでもプレー可能な多才なアタッカーは、2023年1月に前十字じん帯断裂の重傷を負ったが、昨年9月末に戦列復帰を果たすと、昨シーズンは公式戦35試合9ゴール4アシストと完全復活への足がかりとしていた。 昨季ドイツ国内2冠のレバークーゼンは今夏、同じくレンヌからU-21フランス代表DFジャンニュエル・ベロシアンを獲得。ジローナのスペイン代表MFアレイシ・ガルシアに続く3人目の補強選手となった。 2024.07.19 06:30 Fri
3

リバプール退団のマティプ、ドイツ復帰も? 王者レバークーゼンがターの移籍に備え接触か

レバークーゼンが元カメルーン代表DFジョエル・マティプ(32)を新戦力として検討しているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2023-24シーズンはブンデスリーガ無敗優勝の偉業を成し遂げたレバークーゼン。しかし、ユーロ2024でも活躍したドイツ代表DFヨナタン・ター(28)は、バイエルンをはじめとした複数のビッククラブから注目を集めている。 ターの移籍に備え、ドルトムントを退団したドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)への関心も報じられたが、リバプールを退団したマティプもリスト入りしているとのこと。すでに選手本人や代理人に接触しているという。 新たな挑戦を望んでいる195cmセンターバックは、ドイツ帰還に抵抗なし。シャルケを退団した2016年夏以来のブンデスリーガ復帰の可能性が出ている。 マティプはドイツのボーフム出身で、ファーストチーム昇格後はリバプールに移籍するまでシャルケ一筋。イングランドに渡ってからは8シーズンで通算201試合プレーし、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇や2019-20シーズンのプレミアリーグ優勝、国内カップ戦の複数タイトルなどリバプールの成功に貢献した。 2023-24シーズンは前十字じん帯断裂の大ケガにより、後半戦を棒に振る形に。公式戦の出場が14試合にとどまったなか、5月には契約満了による退団が発表されていた。 2024.07.18 19:37 Thu
4

ボルハ・イグレシアスが古巣セルタに復帰へ…昨季後半戦はレバークーゼンでキャリア初のリーグ優勝

レアル・ベティスの元スペイン代表FWボルハ・イグレシアス(31)が古巣セルタにレンタル移籍へ。スペイン『Relevo』が伝える。 30代突入を控えてセンターフォワードとして脂が乗り、定着こそできずもスペイン代表を経験したイグレシアス。中堅ベティスのエースとして、22-23シーズンまで3年連続でラ・リーガ2桁得点をマークした。 しかし、23-24シーズンは序列を落として前半戦ラ・リーガ無得点。 冬の移籍でレバークーゼンへレンタルし、すでに“出来上がっていた”チームでやはり公式戦10試合ノーゴールに終わるも、キャリア初のリーグタイトル獲得はドイツでの良い思い出か。 本題はここから。今夏復帰したベティスではエースに返り咲くことが難しいとされ、そこへ故郷ガリシア州の古巣、セルタが関心。ここ数日間で一気に6年ぶり復帰へ前進したという。 もとよりイグレシアスはセルタ復帰を希望。遅かれ早かれベティスからセルタへのレンタル移籍が成立するとみられ、その形態はおそらく買い取り条項のない“ドライローン”。 ただし、詰めの協議も残っているといい、買い取りオプション、または買い取り義務が付帯する可能性の排除はできず。ともあれ今季、イアゴ・アスパスの隣でプレーするイグレシアスをお目にかかることができるようだ。 2024.07.19 11:15 Fri
5

レバークーゼン復帰のイラン代表FWがプレシーズン初日を無断欠席! クラブSDも首かしげる…「昨日はいて今日はいなかった」

レバークーゼンのイラン代表FWサルダール・アズムンが初日からチームを困らせたようだ。 昨季はシャビ・アロンソ監督の見事な手綱捌きも光り、ブンデスリーガとDFBポカールの2冠に輝いたレバークーゼン。そうしたクラブ史にも残る昨季を経て、15日から新シーズンに向けて始動したが、その初日からアズムンが輪を乱した模様だ。 ドイツ『SPORT1』によると、アズムンは14日にプレシーズン前のパフォーマンステストこそ参加したが、15日の始動初日を欠席。ドイツ『ビルト』では無断欠席だったとされ、トップチームから追放後、個別でのトレーニングを余儀なくされるという。 スポーツディレクター(SD)のシモン・ロルフェス氏も15日の午後練習後、「パフォーマンステストだけでなく、トレーニングにも参加しないといけない。昨日はいて、今日はいなかった。だから、どういうことかをはっきりさせないといけない」と語った。 そんなアズムンだが、昨季はローマに貸し出され、この夏にローンバック。ローマでもふるわずだったとして、レバークーゼンはこの夏に買い手を探るとされ、最近ではセビージャのほか、カタールやUAEのクラブが選択肢に挙がるといわれる。 2024.07.17 16:10 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly