「これを最後にしなければ…」人種差別被害のメニャンにウディネーゼGKがメッセージ「全員が『人種差別反対!』の声を上げている」
2024.01.23 17:15 Tue
ウディネーゼのイタリア人GKマルコ・シルベストリが、人種差別被害に遭ったミランのフランス代表GKマイク・メニャンにメッセージを送った。
こうした中、渦中の試合でベンチ入りしていたシルベストリが自身のインスタグラムを更新。メニャンへのサポートを宣言するとともに、人種差別への明確な拒絶を示している。
「親愛なるマイクへ。僕は同じフットボーラーとして、そして何よりも一人の人間として、君に手紙を書いている。こうしたことは今に始まったことではないが、これが最後になるべきだと皆が理解しなければならない」
「僕は3年間、ウディネーゼのゴールを守ってきた。そしてこの街、クラブ、そしてファンを守る必要性を感じたからこそ、この手紙を書いたんだ。僕は心底フットボールを愛する人々を守りたい」
「敬意と教育は、僕たちの価値観の一部であり、チームは統合の象徴だと思う。そしてこの街の人々は、自分たちの無知を宣伝してファンに恥をかかせ、大声で愚かな言葉を叫ぶ少数の愚か者よりもはるかに優れているんだ」
「親愛なるマイク…強くあってほしい!同じ仕事をする者への、そして何よりも同じ人間である仲間への敬意と愛情を込めて。マルコ」
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現在イタリアを揺るがしている事件は、20日に行われたセリエA第21節のウディネーゼvsミランで発生。試合中、ホームのウディネーゼファンからメニャンに対して人種差別的なチャントが歌われたことを受け、メニャンはプレー続行を拒否。主審が試合を一時中断とする措置をとったことで、ミランの選手たちはピッチを後にした。試合が再開されると最終的にミランが勝利を収めたが、試合後はウディネーゼファンによる人種差別チャントに話題が集中。ウディネーゼは22日に発表した声明で、地元警察の協力もあり事の発端となった犯人は特定され、即時永久追放処分としたことを発表している。「親愛なるマイクへ。僕は同じフットボーラーとして、そして何よりも一人の人間として、君に手紙を書いている。こうしたことは今に始まったことではないが、これが最後になるべきだと皆が理解しなければならない」
「このようなことが、僕たちのスタジアムで起こってはならない。そしてどのスタジアム、どの場所でも起こってはならないんだ。僕たちは全員が声を上げている。『人種差別反対!』とね」
「僕は3年間、ウディネーゼのゴールを守ってきた。そしてこの街、クラブ、そしてファンを守る必要性を感じたからこそ、この手紙を書いたんだ。僕は心底フットボールを愛する人々を守りたい」
「敬意と教育は、僕たちの価値観の一部であり、チームは統合の象徴だと思う。そしてこの街の人々は、自分たちの無知を宣伝してファンに恥をかかせ、大声で愚かな言葉を叫ぶ少数の愚か者よりもはるかに優れているんだ」
「親愛なるマイク…強くあってほしい!同じ仕事をする者への、そして何よりも同じ人間である仲間への敬意と愛情を込めて。マルコ」
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