スパーズが絶好調エバートンとの激戦制し3連勝&暫定4位に! リシャルリソン恩返し弾にソン・フンミンが決勝点【プレミアリーグ】
2023.12.24 02:04 Sun
プレミアリーグ第18節、トッテナムvsエバートンが23日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが2-1で勝利した。
前節、ノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームを2-0で制した5位のトッテナムは、リーグ4連勝と絶好調の16位エバートンとのホームゲームで3連勝での暫定4位浮上を狙った。ポステコグルー監督は難敵との一戦に向けて前節から先発2人を変更。サスペンションのウドジェ、ビスマの代役にエメルソン、スキップを起用。前節、額に裂傷を負って負傷交代となったブレナン・ジョンソンは引き続きスタメンに入った。
開始直後にサールのボレーシュートで早々に枠内シュートを記録したトッテナム。ここから押し込む展開が予想されたが、以降は好調エバートンがセットプレーとカウンターで際どいシーンを作り出し、きっちりと押し返す。
それでも、前半に強いホームチームはファーストチャンスをものの見事に先制点に結ぶ付ける。9分、ペドロ・ポロ、サール、ブレナン・ジョンソンと鮮やかなパス交換で右サイドを崩してジョンソンが丁寧なグラウンダークロスを供給。これをゴール前に走り込んだリシャルリソンが右足ダイレクトシュートをニア下に突き刺し、古巣相手にリーグ戦3試合連続ゴールを記録した。
リーグ4試合連続クリーンシート中のトフィーズの堅守を早々にこじ開けたホームチームは、直後の12分には左サイドで背後を取ったエメルソンのグラウンダークロスからゴール前に飛び込んだジョンソンに決定機。だが、ここは相手DFの寄せもあってか、シュートを枠に飛ばせず。畳みかける2点目とはならず。
このピンチを凌いだトッテナムは直後にエースが見事な決定力を発揮。18分、右CKの場面でショートコーナーからクルゼフスキのショートスルーパスに抜け出したジョンソンがボックス右から強烈な右足シュート。これはGKピックフォードに弾かれたが、ボックス中央でこぼれに反応したソン・フンミンが右足のシュートをゴール左隅に蹴り込んだ。
自慢の堅守崩壊で2点ビハインドを負ったアウェイチームはさらにアクシデントに見舞われる。リシャルリソンを削った際にふくらはぎを痛めたゲイエがプレー続行不可能となり、アンドレ・ゴメスがスクランブル投入された。
前半半ばから終盤にかけてはエバートンがより前からボールを奪いにいく姿勢を示し、アウェイチームはショートカウンター、ホームチームは疑似カウンターの形からゴールを目指す。
その攻防で優位に立ったエバートンは幾度となくボックス付近でコンビネーションやクロスから続けて際どい場面を創出。そして、ガーナ―、ハリソンと決定的なシュートを放っていくが、いずれもGKヴィカーリオの好守に阻まれた。
ホームチームが2点リードも、アウェイチームの前半終盤の猛攻によって残り45分間も興味が保たれた状況でスタートした後半。トッテナムは右ハムストリングを痛めたロメロに代えてダイアーを投入した。
後半はエバートンが前がかる入りを見せたなか、51分にはアンドレ・ゴメスの高い位置でのボール奪取からのスルーパスに抜け出したキャルバート=ルーウィンが右足シュートでゴールネットを揺らす。だが、オンフィールド・レビューの結果、アンドレ・ゴメスがエメルソンからボールを奪った際のファウルを取られてゴールは取り消しとなった。
判定に救われて2点リードを維持したホームチームは、時間の経過とともに相手を押し返していく。56分には波状攻撃からサールがボックス右から右足シュートを枠に飛ばすが、これはGKピックフォードの好守に遭う。
その後、ガーナーに左ポストを掠める際どいシュートを打たれたトッテナムは、63分にリシャルリソンを下げてホイビュアを投入。ソン・フンミンを最前線に上げて2列目の配置に変化を加え、中盤の守備強度を高める。さらに、サールに代えて負傷明けのロ・チェルソをピッチに送り込む。
一連の交代で試合を落ち着かせることに成功したポステコグルーのチームは75分に後半最大の決定機。相手ボックス付近でパターソンとのイーブンボールの競り合いを制したクルゼフスキがボックス左に持ち込んでニア下へ鋭いシュートを放つが、これはGKピックフォードの驚異的な反応にはじき出された。
一方、後半序盤以降は攻めあぐねるエバートンは古巣対戦のダンジュマ、ベトとアタッカーを続けて投入。ベトとキャルバート=ルーウィンを最前線に並べたツインタワーの形で力業でのゴールを目指す。
すると、82分には左CKの二次攻撃からルーズボールに反応したアンドレ・ゴメスがボックス右から右足の対角シュートを左下隅に突き刺し、反撃の狼煙を上げる。さらに、直後にはカウンターから左サイドを突破したダンジュマが決定的なシュートを放つが、これはGKヴィカーリオのビッグセーブに阻まれる。
その後はリスクを冒して攻めるエバートン、堅守速攻で応戦するトッテナムという構図の下で白熱の攻防が繰り広げられる。そのなかで後半終了間際にはエバートンにビッグチャンス。96分、ペナルティアーク付近でマクニールが入れた正確な左足クロスに大外でフリーのダンジュマが左足ボレーで合わす。クロスバーの内側を叩いたボールがゴールラインを割りかけるが、GKヴィカーリオが右ももで触ったボールはわずかにゴールラインにかかっており、劇的同点ゴールとはならなかった。
そして、この直後に試合はタイムアップを迎え、好調エバートンとの激闘に競り勝ったトッテナムが3連勝で暫定4位に浮上。一方、連勝が「4」でストップしたトフィーズも結果以外はポジティブな要素を持ち帰る上位との対戦となった。
前節、ノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームを2-0で制した5位のトッテナムは、リーグ4連勝と絶好調の16位エバートンとのホームゲームで3連勝での暫定4位浮上を狙った。ポステコグルー監督は難敵との一戦に向けて前節から先発2人を変更。サスペンションのウドジェ、ビスマの代役にエメルソン、スキップを起用。前節、額に裂傷を負って負傷交代となったブレナン・ジョンソンは引き続きスタメンに入った。
開始直後にサールのボレーシュートで早々に枠内シュートを記録したトッテナム。ここから押し込む展開が予想されたが、以降は好調エバートンがセットプレーとカウンターで際どいシーンを作り出し、きっちりと押し返す。
リーグ4試合連続クリーンシート中のトフィーズの堅守を早々にこじ開けたホームチームは、直後の12分には左サイドで背後を取ったエメルソンのグラウンダークロスからゴール前に飛び込んだジョンソンに決定機。だが、ここは相手DFの寄せもあってか、シュートを枠に飛ばせず。畳みかける2点目とはならず。
辛くも2失点目を回避したエバートンも直後に決定機。16分、左サイドのスペースに抜け出したミコレンコが早いタイミングで上げたクロスをゴール前のキャルバート=ルーウィンが頭で合わすが、枠の左を捉えたシュートはGKヴィカーリオの好守に阻まれる。
このピンチを凌いだトッテナムは直後にエースが見事な決定力を発揮。18分、右CKの場面でショートコーナーからクルゼフスキのショートスルーパスに抜け出したジョンソンがボックス右から強烈な右足シュート。これはGKピックフォードに弾かれたが、ボックス中央でこぼれに反応したソン・フンミンが右足のシュートをゴール左隅に蹴り込んだ。
自慢の堅守崩壊で2点ビハインドを負ったアウェイチームはさらにアクシデントに見舞われる。リシャルリソンを削った際にふくらはぎを痛めたゲイエがプレー続行不可能となり、アンドレ・ゴメスがスクランブル投入された。
前半半ばから終盤にかけてはエバートンがより前からボールを奪いにいく姿勢を示し、アウェイチームはショートカウンター、ホームチームは疑似カウンターの形からゴールを目指す。
その攻防で優位に立ったエバートンは幾度となくボックス付近でコンビネーションやクロスから続けて際どい場面を創出。そして、ガーナ―、ハリソンと決定的なシュートを放っていくが、いずれもGKヴィカーリオの好守に阻まれた。
ホームチームが2点リードも、アウェイチームの前半終盤の猛攻によって残り45分間も興味が保たれた状況でスタートした後半。トッテナムは右ハムストリングを痛めたロメロに代えてダイアーを投入した。
後半はエバートンが前がかる入りを見せたなか、51分にはアンドレ・ゴメスの高い位置でのボール奪取からのスルーパスに抜け出したキャルバート=ルーウィンが右足シュートでゴールネットを揺らす。だが、オンフィールド・レビューの結果、アンドレ・ゴメスがエメルソンからボールを奪った際のファウルを取られてゴールは取り消しとなった。
判定に救われて2点リードを維持したホームチームは、時間の経過とともに相手を押し返していく。56分には波状攻撃からサールがボックス右から右足シュートを枠に飛ばすが、これはGKピックフォードの好守に遭う。
その後、ガーナーに左ポストを掠める際どいシュートを打たれたトッテナムは、63分にリシャルリソンを下げてホイビュアを投入。ソン・フンミンを最前線に上げて2列目の配置に変化を加え、中盤の守備強度を高める。さらに、サールに代えて負傷明けのロ・チェルソをピッチに送り込む。
一連の交代で試合を落ち着かせることに成功したポステコグルーのチームは75分に後半最大の決定機。相手ボックス付近でパターソンとのイーブンボールの競り合いを制したクルゼフスキがボックス左に持ち込んでニア下へ鋭いシュートを放つが、これはGKピックフォードの驚異的な反応にはじき出された。
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