松尾一主審が今季限りで勇退、J1通算365試合を担当「本当にありがとうございました」

2023.12.14 21:40 Thu
Jリーグの舞台を去る松尾一審判員
©超ワールドサッカー
Jリーグの舞台を去る松尾一審判員
日本サッカー協会(JFA)は14日、松尾一審判員(51)が今シーズン限りでトップリーグの担当審判員から勇退することが決定した。

松尾氏は兵庫県出身で、1997年にJリーグなどで笛を吹ける1級審判員に登録。2005年、2007年〜2010年は国際審判員として登録されていた。

2008年からはプロフェッショナルレフェリーとしても活躍。主に主審を務めていた。
主審としてJ1通算365試合、J2通算144試合、J3通算3試合、リーグカップで70試合、天皇杯で49試合を務めた。また副審はJ1で18試合、J2で12試合、リーグカップで2試合、天皇杯で7試合務めた。

2017年には第96回天皇杯決勝で主審を担当。国際試合では、2008年から2010年までAFCカップで笛を吹いていた。
今シーズンのラストの試合は、明治安田生命J1リーグ第34節のアルビレックス新潟vsセレッソ大阪だった。

松尾氏はJFAを通じてコメントしている。

「今シーズンをもって1級審判員としてのキャリアを終えることになりました。これまでフィールドの内外を問わず、たくさんの方々に助けていただきました」

「その時にかけていただいた言葉や関わりは私の大切な宝物です。そして、その言葉や関わりが私の心と体を前へ前へと進めてくれました。本当にありがとうございました」

J1の関連記事

サンフレッチェ広島のFW中村草太が、鋭い抜け出しからゴール。カウンターを仕上げた圧巻の推進力に、人気解説者も称賛している。 J1リーグ第27節でサンフレッチェ広島は東京ヴェルディと対戦。1ー0で迎えた62分のことだ。 中村はセンターサークル付近でインターセプトすると、それをFWジャーメイン良へのパスにして、 2025.08.26 18:00 Tue
ファジアーノ岡山のMF佐藤龍之介が、正確な左足シュートでゴール。冷静すぎる18歳のフィニッシュワークに、ファンが大興奮している。 J1リーグ第27節でファジアーノ岡山が湘南ベルマーレと対戦。0ー0で迎えた65分のことだ。 右サイドのスローインから抜け出したFWルカオがゴール前にクロス。これがペナルティーエリ 2025.08.26 12:00 Tue
不測の事態を救ったのは、指揮官の愛弟子だった。 ファジアーノ岡山は、J1リーグ第26節で柏レイソルと対戦した。アウェイでの前回対戦は力の差を感じる0ー2での敗戦だったが、ホームで迎えた今節は開始早々からハイプレスと縦に早い攻撃というスタイルを貫徹。首位奪還に燃える相手の勢いを飲み込み、2ー1で勝利し、5月18日の 2025.08.19 12:00 Tue
ファジアーノ岡山のMF江坂任が、華麗な足裏パスでアシスト。ファンタジスタと呼ぶにふさわしいプレーに、ファンが大興奮している。 テクニカルなプレーが飛び出したのは、岡山がJ1リーグ第25節でガンバ大阪と対戦した36分のことだ。1点リードのアウェイチームは、右サイドを起点に相手陣内に進入すると、腕章を巻く背番号8が個 2025.08.11 18:00 Mon
最後の最後に意地を見せた。 90+5分、工藤孝太が力を振り絞って左サイドを駆け上がり、ウェリック・ポポのパスを受けて左足でクロスを蹴り込む。ボールが鋭い軌道でゴール前に飛んでいく。両チームの選手は試合終盤で足が重く、ボールウォッチャーになっていた。しかし、ただ1人だけボールに合わせて足を動かし続けていた選手がいた 2025.07.23 17:00 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly