マドリーが6戦全勝突破! ホセル2発にセバージョスがCL初ゴール【CL】
2023.12.13 07:21 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のグループC最終節、ウニオン・ベルリンvsレアル・マドリーが12日にオリンピアシュタディオンで行われ、アウェイのマドリーが2-3で勝利した。
前回王者マンチェスター・シティと共に5連勝でのグループ首位通過を決めているマドリーは、逆転での3位フィニッシュの可能性を残す最下位のウニオンとのアウェイゲームで全勝締めを狙った。
直近のベティス戦を1-1のドローで終えてラ・リーガ首位の座を明け渡す形となったエル・ブランコは、公式戦2試合ぶりの白星を目指したこの一戦で先発5人を変更。GKに負傷明けのケパを起用したほか、リュディガーやクロースら一部主力をベンチに置き、フラン・ガルシア、ナチョ、セバージョスらを起用。ホセルとロドリゴの2トップで臨んだ。
キックオフ直後にはロングボールの流れからケディラのワンタッチパスに中央で反応したベーレンスにいきなりのビッグチャンスが訪れるが、ゴール至近距離からの右足シュートはGKケパのビッグセーブに阻まれる。さらに、このプレーで得たCKの流れからイェッケルにもチャンスが転がり込むが、これも仕留め切れない。
久々復帰のケパの好守で開始早々の失点を回避したマドリーは、時間の経過と共にボールの主導権を握って相手を自陣に押し込んでいく。そして、ボックス付近でのプレーが増えていくなか、ベリンガムが質の高いプレーでチャンスを創出。
前半半ばから終盤にかけてもマドリーペースで試合が進むものの、ウニオンも最後のところではしっかりと身体を張ってゴールを許さない。そのため、ゴールレスでのハーフタイム突入濃厚かに思われたが、前半最終盤に大きく試合が動いた。
まずは44分、セバージョスの右クロスがDFジオゴ・レイチのハンドを誘ってマドリーがPKを獲得する。ここでモドリッチがキッカーを務めたが、左を狙ったシュートはGKレノウのビッグセーブに阻まれる。
すると、守護神のビッグセーブで絶体絶命のピンチを免れたウニオンは前半アディショナルタイム2分、レノウのゴールキックがマドリーセンターバックコンビの連続ミスを誘うと、ボックス中央に抜け出したフォラントが冷静に右足シュートを右隅に流し込み、ピンチから1点して先制点を奪って前半を終えた。
迎えた後半、アンチェロッティ監督はバルベルデを下げてクロースをハーフタイム明けに投入。後半は立ち上がりから攻勢を強めるマドリーは50分、セットプレーの二次攻撃からルーカス・バスケスが見事な右足ダイレクトボレーを枠の左隅へ飛ばすが、これはGKレノウの好守に遭う。続く56分にはボックス手前右のベリンガムが入れた正確なクロスをゴール前に走り込んだロドリゴが頭で合わすが、これもレノウに驚異的な反応ではじき出された。
後半早い時間帯のゴールはならずも、良い形で攻撃を続けるエル・ブランコは前半から幾度かチャンスを逃してきたスペイン代表FWがようやく期待に応える。61分、右サイドで縦に仕掛けたロドリゴが正確なクロスを上げると、パワーで相手DFを抑え込んだホセルが頭で合わせた。
良い時間帯に追いついたマドリーはここからゲームをコントロールしながら逆転ゴールを目指す。すると、前半からかなり飛ばしていたウニオンの運動量が落ち始めた後半半ばにゴールをこじ開ける。
71分、左サイド深くに侵攻したフラン・ガルシアの高速クロスをニアに飛び込んだホセルが見事なダイビングヘッドで合わせ、ドブレーテを達成した。これで試合を引っくり返したマドリーは、ロドリゴを下げてブラヒム・ディアスを投入するなどクローズの作業に入る。
対してここからの逆転は厳しいものの、格上相手に食い下がりたいウニオンは積極的に交代カードを切って攻撃の活性化を図ると、この交代策が同点ゴールをもたらす。85分、右サイドからの崩しでペナルティアーク付近でライドゥニが粘ってボールを繋ぐと、途中出場のクラルがペナルティアーク付近で放った右足のシュートがゴール左隅に決まった。
土壇場で逃げ切りに失敗したマドリーだが、この直後にさすがの勝負強さを発揮する。89分、左サイドのスペースに抜け出したベリンガムが浮き球のパスを逆サイドのセバージョスに繋ぐと、セバージョスがボックス右に運んで放った右足のシュートが相手DFにディフレクトしてゴール左隅の絶妙なコースに決まった。
そして、セバージョスのCL初ゴールで勝ち越したマドリーが、今度こそリードを守り切って敵地で3-2の勝利。グループステージ全勝での首位通過を決めた。
前回王者マンチェスター・シティと共に5連勝でのグループ首位通過を決めているマドリーは、逆転での3位フィニッシュの可能性を残す最下位のウニオンとのアウェイゲームで全勝締めを狙った。
直近のベティス戦を1-1のドローで終えてラ・リーガ首位の座を明け渡す形となったエル・ブランコは、公式戦2試合ぶりの白星を目指したこの一戦で先発5人を変更。GKに負傷明けのケパを起用したほか、リュディガーやクロースら一部主力をベンチに置き、フラン・ガルシア、ナチョ、セバージョスらを起用。ホセルとロドリゴの2トップで臨んだ。
久々復帰のケパの好守で開始早々の失点を回避したマドリーは、時間の経過と共にボールの主導権を握って相手を自陣に押し込んでいく。そして、ボックス付近でのプレーが増えていくなか、ベリンガムが質の高いプレーでチャンスを創出。
その流れから16分にはフラン・ガルシアの左クロスをホセルが頭で合わすが、これは惜しくもクロスバーの上部を掠める。さらに、波状攻撃からのモドリッチのミドルシュート、バルベルデの直接FKでゴールの匂いを色濃くさせる。
前半半ばから終盤にかけてもマドリーペースで試合が進むものの、ウニオンも最後のところではしっかりと身体を張ってゴールを許さない。そのため、ゴールレスでのハーフタイム突入濃厚かに思われたが、前半最終盤に大きく試合が動いた。
まずは44分、セバージョスの右クロスがDFジオゴ・レイチのハンドを誘ってマドリーがPKを獲得する。ここでモドリッチがキッカーを務めたが、左を狙ったシュートはGKレノウのビッグセーブに阻まれる。
すると、守護神のビッグセーブで絶体絶命のピンチを免れたウニオンは前半アディショナルタイム2分、レノウのゴールキックがマドリーセンターバックコンビの連続ミスを誘うと、ボックス中央に抜け出したフォラントが冷静に右足シュートを右隅に流し込み、ピンチから1点して先制点を奪って前半を終えた。
迎えた後半、アンチェロッティ監督はバルベルデを下げてクロースをハーフタイム明けに投入。後半は立ち上がりから攻勢を強めるマドリーは50分、セットプレーの二次攻撃からルーカス・バスケスが見事な右足ダイレクトボレーを枠の左隅へ飛ばすが、これはGKレノウの好守に遭う。続く56分にはボックス手前右のベリンガムが入れた正確なクロスをゴール前に走り込んだロドリゴが頭で合わすが、これもレノウに驚異的な反応ではじき出された。
後半早い時間帯のゴールはならずも、良い形で攻撃を続けるエル・ブランコは前半から幾度かチャンスを逃してきたスペイン代表FWがようやく期待に応える。61分、右サイドで縦に仕掛けたロドリゴが正確なクロスを上げると、パワーで相手DFを抑え込んだホセルが頭で合わせた。
良い時間帯に追いついたマドリーはここからゲームをコントロールしながら逆転ゴールを目指す。すると、前半からかなり飛ばしていたウニオンの運動量が落ち始めた後半半ばにゴールをこじ開ける。
71分、左サイド深くに侵攻したフラン・ガルシアの高速クロスをニアに飛び込んだホセルが見事なダイビングヘッドで合わせ、ドブレーテを達成した。これで試合を引っくり返したマドリーは、ロドリゴを下げてブラヒム・ディアスを投入するなどクローズの作業に入る。
対してここからの逆転は厳しいものの、格上相手に食い下がりたいウニオンは積極的に交代カードを切って攻撃の活性化を図ると、この交代策が同点ゴールをもたらす。85分、右サイドからの崩しでペナルティアーク付近でライドゥニが粘ってボールを繋ぐと、途中出場のクラルがペナルティアーク付近で放った右足のシュートがゴール左隅に決まった。
土壇場で逃げ切りに失敗したマドリーだが、この直後にさすがの勝負強さを発揮する。89分、左サイドのスペースに抜け出したベリンガムが浮き球のパスを逆サイドのセバージョスに繋ぐと、セバージョスがボックス右に運んで放った右足のシュートが相手DFにディフレクトしてゴール左隅の絶妙なコースに決まった。
そして、セバージョスのCL初ゴールで勝ち越したマドリーが、今度こそリードを守り切って敵地で3-2の勝利。グループステージ全勝での首位通過を決めた。
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