肋骨骨折のロカテッリ、保護具着用でインテル戦強行出場の可能性も

2023.11.21 20:48 Tue
インテル戦に出場する可能性もあるロカテッリ
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インテル戦に出場する可能性もあるロカテッリ
ユベントスのイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリに強行出場の可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じた。

11月に行われるユーロ2024予選2試合に向けたイタリア代表メンバーに選出されたものの、キャンプ合流後のメディカルチェックで第10肋骨に軽度の骨折を負っていることが判明したロカテッリ。そのままイタリア代表から遺脱する運びとなり、20日の本大会出場決定をピッチの上で味わうことはできなかった。

この間、奥さんとパリで過ごし、痛みが和らぎつつあるというロカテッリは、21日からクラブのメディカルスタッフとともに状態を確認していくとのこと。治療を行いながら、胸部に負担をかけない有酸素運動でコンディションを整えていくという。
また、26日のセリエA第13節インテル戦に出場できるかどうかを判断するため、48時間以内に新たな検査も行われる模様。患部を保護し、衝撃を和らげるための「シールド」という保護具を着用する可能性もあるようで、ロカテッリ用にカスタマイズする作業がすでに始まっているとのことだ。

ロカテッリがプレーできない場合は、23歳のイタリア人MFハンズ・ニコルッシ・カヴィーリャが代役を務める見込み。果たして、この大一番に間に合わせることができるのだろうか。

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再び残留希望を強めたシュチェスニー、クラブに失望したハイセンとデ・シリオ…ユベントスが抱える「3つの緊張」とは

イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ユベントス内部には「3つの緊張」があるという。 ユベントスは今夏、ブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)、フランス代表MFケフラン・テュラム(23)、イタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)などといった即戦力を獲得。 しかし、昨季中から「今夏の目玉」と言われてきたアタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)獲得には至らず。実現にはU-23アルゼンチン代表FWマティアス・スーレ(20)の売却による収益が必要だという。 そんななか、ディ・グレゴリオの加入に伴い、守護神の座を明け渡すことになるとされるのが、チームリーダーの1人でもあるポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)。 世代交代を図るユーベが根気強く続けてきたアル・ナスルへのシュチェスニー売却交渉は破談し、一時は不本意ながらも退団を覚悟していた選手本人が、破談により再び残留の意志を固くしているとされる。 また、昨季後半戦でローマへ武者修行していたU-21スペイン代表DFディーン・ハイセン(19)が、ユーベに対して失望しているとのこと。 昨季途中に下部組織から昇格し、ローマでの経験を経た今夏の本格的なトップチーム入りを期待していたそうだが、早々と移籍リストに入れられたことに呆れ、今やビッグクラブ移籍で気持ちが決まっているという。 また、古参の元イタリア代表DFマッティア・デ・シリオ(31)は、ドイツでのプレシーズン遠征メンバーから外されたことに失望。状況からして構想外なのは明白だが、こちらはモンツァへの移籍が濃厚とみられている。 残留ひいては「ユーベで引退」の意志が強いシュチェスニー、退団に傾くハイセンとデ・シリオ。ユベントスにとってとりわけ難しそうなのは、シュチェスニーへの対応か。 2024.07.23 15:25 Tue

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