“サッカー史上最悪の悪童”バートン氏が解任前ラストゲームで敵将に暴言連発…失点のイライラ?

2023.10.27 15:50 Fri
“トラブルメーカー” ジョーイ・バートン氏
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“トラブルメーカー” ジョーイ・バートン氏
ジョーイ・バートン氏(41)が最後の指揮で暴言連発だ。イギリス『ミラー』が伝えている。

26日、フットボール・リーグ1(イングランド3部)のブリストル・ローヴァーズはバートン氏の監督職を解いたと発表。2021年2月から指揮を執っていたバートン氏だが、今季のリーグ戦で3試合未勝利の16位に低迷し、さらなる状況悪化を未然に防ぐべく、クラブが解任の決断を下した格好だ。

短気な性格が災いして現役時代からキリがないほどトラブルを起こし、いつしかサッカー史上最悪の悪童とさえ呼ばれるようになったバートン氏。暴行での逮捕、アルコール依存症、チームメイトを殴打、意図的なラフプレー、違法賭博容疑…その一方、アツさがキャプテンシーとなって表現されるという一面もあった、なんとも言えない男だ。
ただ、ブリストルでの最終指揮となった24日のスティヴネイジFC戦(1△1)では、敵将スティーブ・エバンス監督に向かって「太った男」「弱虫」などと叫び、それも自軍が先制点を献上した直後だったという。失点のイライラを敵将にぶつけた格好だろうか。

もっとも、両者は以前から険悪。過去にリーズ・ユナイテッドを率いた経験も持つエバンス監督は、バートン氏率いるブリストルがリーグ1で残留争いをしていた昨季、ブリストルを「リーグ2(4部)が相応しい」などと揶揄し、バートン氏のことも「サッカー界に居場所はないはずだ」と、粗暴な人間性を嫌う発言に及んでいたという。
当時、バートン氏からもエバンス監督に対して反撃があったそうだが、その後も尾を引いていたのはバートン氏のほう。解任理由は暴言ではないとのことだが、なんとも残念なブリストルでの幕切れと言える。

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