ルケバキオの2発などでベルギーがオーストリアとの首位攻防戦制し予選突破!【ユーロ2024予選】

2023.10.14 05:50 Sat
Getty Images
ベルギー代表は13日、ユーロ2024予選グループF第7節でオーストリア代表と対戦し3-2で勝利した。

ここまで3勝1分けでグループDの首位に立っているベルギーが、得失点差で2位のオーストリアのホームに乗り込んだ一戦。ユーロ予選3連勝中のベルギーは、ルカクやヴェルトンゲン、カスターニュらをスタメンで起用。3トップにルケバキオ、ルカク、ドクを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。
立ち上がりはホームのオーストリアが勢いを持って入ったが、ベルギーがファーストチャンスをモノにする。12分、カスターニュのパスを右サイドで受けたルケバキオがドリブルでボックス右から侵入すると、相手DFに寄せられ、バランスを崩しながらも左足のシュートをゴール左隅へ突き刺した。

先制を許したオーストリアは21分、ドリブルで持ち上がったバウムガルトナーのパスを受けたヴィマーがボックス左からシュート。相手GKが弾いたこぼれ球を再びヴィマーが詰めたが、このシュートもGKセルスの右足にブロックされた。

膠着状態が続く中、ベルギーは40分にボックス左横でボールを奪ったドクがボックス左深くから中に切り込みシュートを放ったが、これはGKシュラガーのセーブに弾かれた。
迎えた後半、ベルギーはオペンダを下げてカラスコを投入。すると55分、ボックス右横で獲得したFKからカラスコが横パスを供給すると、ボックス右手前のルケバキオがダイレクトシュート。これがボックス内のザイヴァルトにディフレクトしゴール右隅に吸い込まれた。

後半も幸先良く得点を奪ったベルギーは、58分にも自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったドクのラストパスでボックス内に侵入したルカクがゴール右隅にシュートを突き刺した。

リードを広げられたオーストリアは66分にカライジッチ、ムハメド・チャム、ベイドゥを投入する3枚替えを敢行すると、72分に1点を返す。中盤でボール奪ったライマーがドリブルでペナルティアーク手前まで持ち上がりコントロールショット。狙いすましたシュートが右ポスト内側を叩き、ゴールに吸い込まれた。

1点を返されたベルギーは、78分にオナナが2枚目のイエローカードで退場処分となると、81分にはシュラーガーがボックス内へ送ったロングパスがクリアを試みたテアテの左腕に当たり、VARの末にオーストリアにPKを献上。このPKをザビッツァーに決められ、1点差に詰め寄られた。

その後、サポーターの大声援を受けるオーストリアの猛攻を受けたベルギーは、88分にバカヨコとドクを下げてケイタとフェルメーレンを投入し、中盤に厚みを加える。

結局、最後までオーストリアの猛攻を凌ぎ切ったベルギーが3-2で首位攻防戦を制し、グループ2位以内を確定。予選突破を決めている。
関連ニュース

ユーロ2024も最大26名の選手登録可に メンバーリスト提出期日は6月7日

ユーロ2024に出場する各国チームの登録枠が拡大される運びとなった。 主催する欧州サッカー連盟(UEFA)が3日、6月7日をメンバーリスト提出の期日とする旨をとともに、各国の登録選手数を最大23名から26名に増枠すると発表した。 当初こそ登録選手数を従来の23名に戻して開催予定だった今大会だが、懸念の声も。そうした意見も受け、前回大会に続き、一カ国最大26名の編成継続が決まった。 ユーロ2024は6月14日にドイツで開幕。予選を勝ち抜いた欧州の24カ国で争われる。 2024.05.04 12:45 Sat

実戦復帰近づくクルトワがユーロ2024欠場へ…ベルギー代表指揮官が示唆「フィットしている選手にフォーカス」

レアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワだが、復帰が近づく中で今夏のユーロ2024は欠場することになるようだ。 マドリーの正守護神として君臨し、ベルギー代表でも2011年にデビューして以来、正守護神の座を守ってきたクルトワ。しかし、今シーズンは開幕直前の昨年8月に左ヒザ前十字じん帯断裂の大ケガを負いプレーできないでいると、復帰が迫っていた3月下旬のトレーニング中に今度は右ヒザ内側半月板を損傷し、シーズン絶望と見られていた。 それでも、その後に回復。マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督も復帰を認め、「クルトワは良くなっている。来週は我々と一緒に遠征するだろうし、カディス戦には出場できるだろう」とコメントしていた。 4日に予定されているカディス戦で実戦復帰となれば、その後の状況にも注目が集まる中、ベルギー代表のドメニコ・テデスコ監督がドイツ『キッカー』に対して注目発言。今夏ドイツで開催されるユーロ2024のメンバーには含まない可能性を口にした。 「このテーマに関しては、すでに全てが語られている。言い合いはしたくない」 「これでプランニングは安心だ。フィットしている選手にフォーカスしている」 実戦復帰は実際にまだ果たしておらず、どれほどのパフォーマンスが出せるかも不明なクルトワ。欧州王者を目指すチームを任せるのは難しいと判断したのだろう。 また、両者は2023年6月に衝突。オーストリア代表戦において、ケビン・デ・ブライネが負傷交代した際に、キャプテンマークが誰に渡るかがポイントとなり、自身ではなくロメル・ルカクに渡ったことでクルトワが怒り。エストニア代表との次のゲームへの遠征を拒否し、口論となっていた。 2024.05.01 11:05 Wed

足首負傷のウクライナ代表DFミコレンコに手術の可能性…ユーロ出場に暗雲

負傷したエバートンのウクライナ代表DFヴィタリー・ミコレンコは、ユーロ2024への出場が危ぶまれているようだ。 2022年1月にエバートンへ加入したミコレンコ。ショーン・ダイチ監督の信頼を掴み左サイドバックの主力に定着すると、今シーズンも公式戦34試合に出場して2ゴールの成績を収めている。 しかし、ミコレンコは25日に行われたプレミアリーグ第29節延期分のリバプール戦で足首を負傷。前半だけでピッチを後にすると、3日後に行われた第35節のブレントフォード戦は欠場となった。 イギリス『デイリー・メール』によると、ミコレンコの足首の状態は当初の想定より重く、30日に手術が必要かどうかが判断されるとのこと。もし手術となれば今シーズン絶望となるだけでなく、6月から開催されるユーロ出場も絶望的になる模様だ。 ウクライナでも主力としてユーロ本大会出場に尽力してきただけに、仮に欠場となればミコレンコ本人としてもチームとしても大打撃になるのは間違いないだろう。 2024.04.30 12:10 Tue

来るユーロに問題なしか…途中出場で交代のマクトミネイが軽傷アピール

マンチェスター・ユナイテッドのスコットランド代表MFスコット・マクトミネイが状態を明らかにした。 当初こそ出番を待つ状況が続いたが、ケガ人続きのチーム事情も追い風となり、公式戦39試合の出場数を積み上げるマクトミネイ。得点感覚が冴え渡り、自己ベストの公式戦10ゴールをマークしている。 そんなマクトミネイは27日にホームで行われたプレミアリーグ第35節のバーンリー戦に後半途中から出場したが、最終盤にメイソン・マウントと交代。エリク・テン・ハグ監督が診断待ちを口にした。 そうしたなか、27歳MFは自身インスタグラムのストーリーで負傷時の状況とともに、思ったよりも軽傷と報告した。 「チェルシー戦と同じように、ぎこちなくヒザをつき、滑って転んでしまったんだ。伸ばしただけで大したことじゃないけど、実際よりもひどいものだと思って怒り、動揺してしまった。できるだけ早くピッチに戻って、チームを助けれれればと思う」 現時点ではどれぐらいで戻ってこれるか定かでないものの、来る夏のユーロ2024に向けても重傷説を一蹴した。 2024.04.30 09:45 Tue

ユーロ2024は選手登録が26名になる予定、UEFAのスタンダードになる可能性も

欧州サッカー連盟(UEFA)は、ユーロ2024のチーム登録に関して、26名の登録になることが近づいているという。イングランド『スカイ・スポーツ』が伝えた。 今夏ドイツで行われるユーロ2024。ジョージア代表が史上初となる出場を決めるなど、ヨーロッパの頂点を決める大会は6月14日に開幕する。 24カ国の出場国が決まっている中、選手登録枠が23名となっていたものの、26名に拡大する案が出ていた。 各国の監督が集まった会議では賛成の声があった中、UEFAは22日に会議が行われ、多くの賛成票が投じられたとのこと。ユーロ2020に続いて、選手登録が26名になることは近々発表されるという。 また、今回の決定により、UEFAの管轄で行われる国内大会でも26名登録が基本になる可能性がある。 2024.04.23 20:35 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly