バイエルン戦前にライプツィヒで激震、エバールSDを電撃解任

2023.09.30 07:00 Sat
Getty Images
ライプツィヒは29日、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるマックス・エバール氏(50)を解任したことを発表した。
ライプツィヒは同氏の解任の理由を「クラブに対する責任の欠如」とし、チームの成績、編成面の問題ではないとしている。
実際、今季のライプツィヒはブンデスリーガでは4勝1敗と好スタートを切り、チャンピオンズリーグ初戦も制していた。チーム編成に関してもMFクリストファー・エンクンク、MFドミニク・ソボスライ、DFヨシュコ・グヴァルディオルら主軸を引き抜かれた中、MFシャビ・シモンズ、FWルイス・オペンダ、DFカステロ・ルケバらが早々にチームにフィットし、戦力ダウンを感じさせない戦いを見せている。

ドイツ『キッカー』によればかねてより噂されるバイエルンの次期SD候補として名前が挙がるエバール氏が、明確にその噂を否定しなかったことが解任の引き金になったとのこと。

元々、現役時代はバイエルンに在籍していたこともあり、その憶測は否定しきれない状況だった。
ボルシアMGで手腕を発揮し、昨年12月に就任したライプツィヒでも補強を成功させたエバール氏。その手腕は確かだったが、ライプツィヒへの忠誠を欠いたことで、バイエルン戦を前にチームを離れることになった。

なお、後任にはエバール氏の右腕として働いていたルベン・シュレーダー氏(47)が就任すると報じられている。


関連ニュース

ヴェルナーの今冬レンタルの可能性高まる…国内中堅クラブにドルトムントも選択肢か?

RBライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナー(27)が、今冬にレンタル移籍する可能性が高まっているようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。 今回の報道によると、ライプツィヒでスポーツディレクターを務めるルーヴェン・シュレーダー氏は、先日にヴェルナーと面談を行い、その場で今冬にレンタルでクラブを離れることができることを通知したという。 また、先日にはマンチェスター・ユナイテッド移籍の可能性が取り沙汰されたものの、それは事実ではなく、現状では自国開催のユーロ2024出場に向けて出場機会が得られる、国内の中堅クラブへの移籍が既定路線と見られる。 ただ、ライプツィヒで高額な給与を受け取っていることもあり、中堅クラブが全額給与を支払うことは難しく、その場合はライプツィヒが給与の一部を負担する必要があるという。 一方、中堅クラブ以外ではライバルのドルトムントも選択肢に挙がっており、今季ここまで前線の迫力不足が顕著なクラブにおいてヴェルナーの特徴がエディン・テルジッチ監督の戦術に嵌る可能性が十分にあると見られているようだ。 2020年夏にチェルシーへ移籍するまでライプツィヒで156試合90ゴール40アシストと圧倒的なスタッツを叩き出していたヴェルナー。ただ、昨年夏にチェルシーから完全移籍で復帰して以降は、エースとして活躍していたかつての輝きを取り戻すことができず。 今シーズンここまでは公式戦13試合(先発3)の出場で2ゴール1アシストの数字にとどまり、現在は内転筋の問題で離脱中。現状ストライカーの序列ではロイス・オペンダ、ユスフ・ポウルセン、ベンヤミン・シェシュコに次ぐ4番手に甘んじている。 2023.12.08 07:00 Fri

ハーランドが最速&最年少でのCL40ゴール達成!ファン・ニステルローイ、ムバッペ越え

マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがまたしても金字塔を打ち立てた。 ハーランドは28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループG第5節、ホームでのRBライプツィヒ戦に先発出場。シティ2点ビハインドの54分に反撃ののろしとなるゴールを決め、3-2の逆転勝利のきっかけを作った。 ハーランドにとってはこれがCLでの通算40ゴール目に。要した試合数は35試合で、シティの公式サイトによれば、これは前記録保持者のルート・ファン・ニステルローイ氏よりも10試合早い。 また、『ESPN』によれば、これまでのフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)の記録を上回り、史上最年少となる23歳と130日でのCL40得点達成とのことだ。 なお、内訳はザルツブルク在籍時に8ゴール、ドルトムント時代に15ゴール、シティで17ゴールとなっている。 ハーランドはプレミアリーグでも25日のリバプール戦でゴールを決め、48試合で50得点という、プレミア最速記録を塗り替えたばかり。とどまるところを知らないストライカーは、どこまで数字を積み重ねるのだろうか。 2023.11.29 22:22 Wed

CL5連勝のマンチェスター・シティ、前半の2失点にグアルディオラ監督は「これがCLだ」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、逆転勝利のチームを評価した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 28日、RBライプツィヒとのチャンピオンズリーグ(CL)グループG第5節に臨んだシティ。ここまでグループステージ全勝中だったが、この日は緩慢なプレーもあり前半だけで2失点を許す苦しい展開に。それでも、54分にFWアーリング・ハーランドのゴールで早速1点を返すと、70分にはMFフィル・フォーデンにも得点が生まれて同点に成功。その後は相手を押し込む展開が続くと、87分にFWフリアン・アルバレスが逆転ゴールを決め、3-2で勝利した。 CL5連勝でグループステージ首位通過が決定したグアルディオラ監督は、難しい戦いだったことを認めつつ、チームが適切な反応を示したことを称えている。 「何が起こったか?これがCLだろう。ライプツィヒはここ5、6年、常にベスト16に進出しているチームだ。我々はデュエルに勝つべきだったが、それができていなかった。その後も、不安気にプレーしていたと思う」 「2失点したとしても、できるだけチームはリラックスしていなければならない。そして我々は、後半本当によく反応したと思う。残り1試合でグループ首位に立っているが、これには満足している」 「チームは走り、戦い、良いスピリットを持っていたと思う。前半のプレスはあまり効果がなく、後半にやり方を変えた。相手のプレーは予想外だったんだ」 「前半は簡単ではなかった。彼らは5-4-1でプレーし、スペースが狭かったんだ。それでも、リコ(・ルイス)は再び格別だったし、フィルはファイナルサードで決定的な動きをしていた。ジェレミー(・ドク)は、我々のリズムを変えてくれたと思う。そしてフリアンは、ボックス近くでプレーする特別な選手だ」 2023.11.29 13:50 Wed

フォーデン全ゴール関与のシティが2点差引っくり返す逆転勝利で5連勝での首位通過! ヤング・ボーイズが3位確定【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)グループG第5節、マンチェスター・シティvsRBライプツィヒが28日にシティ・オブ・マンチェスタースタジアムで行われ、ホームのシティが3-2で逆転勝利した。 貫録の4連勝で2節を残して決勝トーナメント進出を決めた前大会王者シティ(勝ち点12)。今節は同じく突破を決めた2位のライプツィヒ(勝ち点9)と首位通過を懸けた直接対決に臨んだ。直近のリバプール戦を1-1のドローで終え、2戦連続ドローでリーグ首位陥落となったグアルディオラ率いるチームは、今週末にトッテナムとの上位対決を控えるなかで先発4人を変更。GKをオルテガに代えたほか、アケとアルバレス、ドクに代えてグヴァルディオル、リコ・ルイス、グリーリッシュを起用した。 一方、直近のヴォルフスブルク戦を1-2で落とすなど、直近の公式戦2勝3敗と調子が下降気味のライプツィヒは先発3人を変更。ヘンリクス、ポウルセン、バウムガルトナーに代えてクロステルマン、フォルスベリ、ザイヴァルトを起用。ハイダラとラウムをウイングバックに配した[5-4-1]の布陣で臨んだ。 予想外の布陣で入ったアウェイチームがホームチームの虚を突くことに成功し、立ち上がりに決定機を創出する。開始5分にカウンターから中央で仕掛けたシャビ・シモンズがフリーで右足のミドルシュートを放つが、これは惜しくも枠の右に外れる。 以降も左サイドを起点に幾度か良い形でカウンターを仕掛けるライプツィヒは、その流れのまま先制点を奪い切る。13分、GKブラシュヴィッヒのロングフィードに反応したオペンダがオフサイドとセルフジャッジしたか、緩慢な対応を見せたDFアカンジをあっさりと振り切って完璧に背後へ抜け出すと、GKとの一対一で丁寧な左足シュートを右隅へ流し込んだ。 らしくない緩慢なプレーによってあっさりとゴールを奪われたシティはすぐさま反撃を開始。左CKからルベン・ディアスのヘディングシュート、直後にはルイスの絶妙なスルーパスにハーランドが抜け出すが、ここはトラップ際を相手DFに処理される。さらに、30分には立ち上がりから良いリズムでプレーするルイスがボックス内で仕掛けて右足を振るが、ここはシュートを枠に飛ばせない。 一方、集中した守備でこの守勢を耐え抜いたライプツィヒは再び相手センターバックのミスを突いてしたたかに追加点を奪う。33分、自陣左サイド深くでのボール奪取からシャビ・シモンズがオペンダに縦パスを入れると、DFルベン・ディアスとあっさりと入れ替わったオペンダが相手陣内左サイドを独走。最後はカバーに入ったDFグヴァルディオルを冷静な右への持ち出しでかわすと、ニア下へ丁寧な右足シュートを流し込んだ。 2センターバックのミスでまさかの2点ビハインドを背負ったシティは、ここからギアを上げてゴールを目指す。だが、より後ろ重心のライプツィヒにうまく中央のスペースを消されて崩し切れず。幾度かハーランドに良い形で縦パスが入ったものの、数的優位で対応する相手の好守に手を焼く。逆に、前がかりなところを引っくり返されてルベン・ディアスがあわや2枚目のイエローカードという際どいシーンを招くなど、最後までしっくりいかないまま前半を終えた。 迎えた後半、グアルディオラ監督は退場のリスクがあるルベン・ディアスを下げてアケをハーフタイム明けに投入。さらに、後半も今一つな立ち上がりになると、グリーリッシュとウォーカーを下げてドク、アルバレスを同時投入。この交代でルイスを右サイドバックに移した。 すると、この交代直後の54分に1点を返す。最後尾からの繋ぎでロドリ、アルバレス、フォーデンと中央でスムーズにボールが繋がり、フォーデンから背後を狙うハーランドにスルーパスが通ると、ノルウェー代表FWは難なくGKとの一対一を制した。 エースの反撃の狼煙を上げる一撃によってスタジアムの空気が一気に変わると、ここから左サイドのドクの仕掛けを起点にシティが完全に押し込む形に。これを受け、ローゼ監督は60分に殊勲のオペンダとフォルスベリを下げてシェシュコ、バウムガルトナーとフレッシュな選手をピッチに送り出した。 この交代もあって少し試合が膠着したかに思われたが、やはりホームで圧倒的な強さを見せるシティがスコアを動かす。70分、相手陣内左サイドでボールを持ったグヴァルディオルがペナルティアーク付近のフォーデンに横パスを入れると、絶妙なファーストタッチでDFシマカンを振り切ってボックス内に侵入したフォーデンが素早い振り抜きの左足シュートを右隅へ流し込んだ。 相手の個の力に屈して2点差を追いつかれたライプツィヒはさらにアクシデントに見舞われる。接触プレーの際に肩を痛めたか、シャビ・シモンズがプレー続行不可能となり、ハイダラと共にピッチを後に。代わってカルヴァーリョ、ポウルセンが投入される。ただ、この交代直後にはカウンターから途中投入2人の関係でカルヴァーリョがゴールネットを揺らす。だが、ここはカルヴァーリョの抜け出しのタイミングでのオフサイドを取られた。 以降はあくまでホームで勝ちを目指すシティが攻勢を続けるなか、再び生え抜きMFが決定的な仕事を果たす。87分、左サイド深くでボールを持ったドクからボックス内でパスを受けたフォーデンが粘りのターンでポケットへ抜け出してクロスを供給。これが手前のDFに当たってゴール前に流れると、アルバレスがコースを狙った右足のシュートを突き刺し、劇的な逆転ゴールとした。 その後、明らかに運動量が落ちたライプツィヒの反撃を危なげなく凌ぎ切ったシティが、2点差をひっくり返す逆転勝利で苦しみながらも5連勝を達成。最終節を残して首位通過を決めた。 また、同日行われたヤング・ボーイズvsツルヴェナ・ズヴェズダは、ホームのヤング・ボーイズが2-0で勝利した。 共に敗退が決定したなかで3位でのヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ行きを目指す最下位のヤング・ボーイズと、3位のツルヴェナ・ズヴェズダによる同勝ち点対決。 試合は前半序盤にオウンゴールで先制したヤング・ボーイズが29分にブルームのゴールで追加点を奪取。以降はアウェイチームの反撃にあったもの、最後まで安定した試合運びで前半奪ったリードを守り切った。 この結果、ヤング・ボーイズが3位でのELプレーオフ行きを確定し、ツルヴェナ・ズヴェズダの最下位も確定した。 2023.11.29 07:07 Wed

CL王者シティと対戦のライプツィヒ、昨季大敗した敵地での再戦に指揮官は「苦しい試合になる」

RBライプツィヒのマルコ・ローゼ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)でのリベンジに向けて意気込みを示した。 CLグループGですでに2位以上が確定し、決勝トーナメント進出を決めているライプツィヒ。28日には現在グループ全勝中の首位マンチェスター・シティと敵地で対戦する予定となっており、勝てばグループ首位通過の可能性も見えてくる。 ライプツィヒは昨シーズンもCLラウンド16でシティと対戦したが、エティハド・スタジアムでは0-7の大敗。力の差を見せつけられる屈辱的な結果となったが、早くも同じ地でリベンジを果たす機会に恵まれた。 記者会見に出席したローズ監督も昨季とは違う姿が見せたいと意気込みを示しつつ、ドルトムント時代に指導したFWアーリング・ハーランドについても言及している。 「昨年は7-0という大敗を喫してしまい、我々は落ち込み打ちのめされた。試合後の気分は良くなかったよ。だが、あの試合の後で我々はドイツでカップ戦のチャンピオンになり、CL出場権も獲得した」 「明日はもっと良い試合がしたい。そうして、世界最高のチームの一つと戦いたいんだ。もちろん、難しいことだと理解している。明日は苦しい試合になるだろう。彼ら相手にポゼッションしているチームはほとんど見ない。リバプールでさえ、ポゼッション率は40%程度だったはずだ」 「(ハーランドとは)いつもと同じく良い関係であることを願っている。だが、明日の彼は確実に自分の仕事をしてくるだろう。彼のプレーを見るのは楽しいが、できることなら、彼を抑えるような試合をしていきたい」 2023.11.28 17:50 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly