好調同士の白熱ノースロンドン・ダービーはドロー決着! サカ&ソン・フンミンの両エースが共に2点を演出【プレミアリーグ】
2023.09.25 00:13 Mon
プレミアリーグ第6節、アーセナルvsトッテナムが24日にエミレーツ・スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋はベンチ入りも出場機会はなかった。
4位のアーセナルは前節、2017年以来勝利がなかった鬼門グディソン・パークでエバートンに1-0の勝利。リーグ連勝を果たすと、7シーズンぶりの参戦となったチャンピオンズリーグ(CL)の初戦ではPSV相手に3トップ揃い踏みの4-0の完勝で、これ以上ない最高のスタート。ホーム開催のダービーマッチに大きな弾みを付けた。アルテタ監督は中3日の大一番に向けて先発2人を変更。負傷のトロサールに代えてエンケティア、ハヴァーツに代わってファビオ・ヴィエイラを起用。また、注目のGKはラムズデールではなくラヤが引き続き務めた。
一方、2位のトッテナムは前節、昇格組シェフィールド・ユナイテッドをホームで迎え撃った前節で2-1の逆転勝利。途中出場リシャルリソンの1ゴール1アシストの活躍によって98分から試合を引っくり返す、圧巻のカムバック。勢いが付くリーグ4連勝で2010年11月以来、12戦勝利がないエミレーツに乗り込んだ。ポステコグルー監督は自身初のダービーに向け先発1人を変更。ソロモンに代えて加入後初スタメンのブレナン・ジョンソンが左ウイングに入った。
好スタートを切った北ロンドンの両雄による、今シーズン最初のノースロンドン・ダービーは、立ち上がりから攻守両面で主導権争いが続く。開始2分にはトッテナムのカウンターからブレナン・ジョンソンがファーストシュートを放つと、これで得た右CKの二次攻撃からソン・フンミンがゴールネットを揺らす。だが、これは完全にオフサイドでゴールは認められず。
一方、相手のビルドアップに強い制限をかけながら、まずは守備からリズムを掴もうとするアーセナル。立ち上がりはなかなかフィニッシュまで持ち込めない状況が続いたが、10分過ぎに続けてビッグチャンスを作り出す。
早い時間帯の先制点はならずも、一連のプレーで流れを掴んだアーセナルがここから試合の主導権を握っていく。すると、思わぬ形からリードを手にした。26分、ロングカウンターから中央のウーデゴールが右サイドのサカに展開される。サカはホワイトのオーバーラップによってマークの受け渡しを試みた相手守備の一瞬の隙を突いてカットインから左足のシュートを放つと、これがゴール前でクリアを試みたDFロメロのオウンゴールを誘発した。
先制点を奪って勢いづくホームチームは以降もボールを握りつつ、前がかりな守備からチャンスを作り出していく。32分には自陣ボックス付近までボールを受けに下りてきたマディソンをジェズスが潰してそのままシュート。だが、ここはシュートを枠に飛ばすことができず、追加点のチャンスを逃した。
一方、相手の強度の高い守備を前にビルドアップが機能せず、なかなか効果的にボールを前進させられない上に自陣でのロストから幾度かピンチも招く八方ふさがりのトッテナム。それでも、38分にはカウンターからクルゼフスキとソン・フンミンのコンビで右サイドを完璧に崩すと、韓国代表FWのプルバックに反応したブレナン・ジョンソンが右足シュート。これがゴール左隅に向かうが、ここはGKラヤの驚異的な右手ワンハンドセーブに阻まれる。
同点は逃したもののここから相手陣内でのプレーを増やし始めると、頼れる司令塔とエースが同点ゴールをもたらした。42分、右サイド深くでペドロ・ポロが上げたクロスがゴール方向に向かうと、意表を突かれたGKラヤのパンチングが短くなる。これを拾ったブレナン・ジョンソンのシュートはラヤの好守に阻まれるが、こぼれ球をつないで左サイドのマディソンが鮮やかな仕掛けでサカを振り切ってゴールライン際からマイナスのクロス。最後はニアに飛び込んだソン・フンミンが巧みな左足ワンタッチで合わせると、右ポストの内側を叩いたボールがゴールネットに吸い込まれた。
ホームチームが大半の時間帯で主導権を握りながらも1-1のイーブンで折り返したダービー。後半先に動いたのは追いつかれたアーセナル。戦術的な判断かアクシデントか、ライスとファビオ・ヴィエイラを下げてジョルジーニョ、ハヴァーツを同ポジションに配置した。
後半も拮抗した入りとなったダービーは早い時間帯にスコアが動く。まずは50分、アーセナルの右CKの流れでゴール前の混戦からホワイトが反転シュート。これがDFロメロの腕に直撃すると、オンフィールド・レビューの結果、ハンドの判定でPKが与えられる。これをキッカーのサカがきっちり中央に蹴り込み、54分の勝ち越しゴールとした。
前半同様に不運な形からビハインドを背負ったトッテナムだが、再びマディソンとソン・フンミンのコンビでゴールをこじ開ける。55分、失点直後のリスタートの流れから最後尾の手前でボールを持ったジョルジーニョからマディソンが見事にボールを奪い切ってショートカウンターを発動。最後はボックス右に走り込むソン・フンミンへ絶妙なラストパスを送ると、スパーズのスキッパーは難なく右足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。
これで2-2のイーブンに戻った試合はさらなる激しい展開も予想されたが、ここから膠着状態に陥る。
トッテナムは60分過ぎにハムストリングを痛めたブレナン・ジョンソンがプレー続行不可能となり、ソロモンのスクランブル投入を余儀なくされる。69分にはクルゼフスキとの連携でボックス右に抜け出したソン・フンミンにハットトリックのチャンスが訪れるが、ここはDFの寄せもあってシュートは右サイドネットを叩く。
75分過ぎには両ベンチが動きをみせ、アーセナルはジェズスに代えてネルソンを、トッテナムはソン・フンミンとマディソンに代えてリシャルリソン、ホイビュアを同時投入した。
後半半ばから終盤にかけても一進一退の攻防が続くが、両エースがベンチに下がったことでややパワーダウンしたアウェイチームに対して、ホームでより勝ち点3がほしいアーセナルが攻勢を強めていく。だが、ボールを握って押し込むものの、集中したトッテナムの堅守に手を焼き、なかなか流れの中ではチャンスまで持ち込めない。
10分が加えられた後半アディショナルタイムではセットプレーやサカのミドルシュートでゴールを脅かしたが、最後まで3点目を奪うことができぬままタイムアップを迎えた。この結果、好調同士による白熱のノースロンドン・ダービーは2-2のドローで決着。共に連勝がストップしたが、開幕からの無敗を継続している。
4位のアーセナルは前節、2017年以来勝利がなかった鬼門グディソン・パークでエバートンに1-0の勝利。リーグ連勝を果たすと、7シーズンぶりの参戦となったチャンピオンズリーグ(CL)の初戦ではPSV相手に3トップ揃い踏みの4-0の完勝で、これ以上ない最高のスタート。ホーム開催のダービーマッチに大きな弾みを付けた。アルテタ監督は中3日の大一番に向けて先発2人を変更。負傷のトロサールに代えてエンケティア、ハヴァーツに代わってファビオ・ヴィエイラを起用。また、注目のGKはラムズデールではなくラヤが引き続き務めた。
一方、2位のトッテナムは前節、昇格組シェフィールド・ユナイテッドをホームで迎え撃った前節で2-1の逆転勝利。途中出場リシャルリソンの1ゴール1アシストの活躍によって98分から試合を引っくり返す、圧巻のカムバック。勢いが付くリーグ4連勝で2010年11月以来、12戦勝利がないエミレーツに乗り込んだ。ポステコグルー監督は自身初のダービーに向け先発1人を変更。ソロモンに代えて加入後初スタメンのブレナン・ジョンソンが左ウイングに入った。
一方、相手のビルドアップに強い制限をかけながら、まずは守備からリズムを掴もうとするアーセナル。立ち上がりはなかなかフィニッシュまで持ち込めない状況が続いたが、10分過ぎに続けてビッグチャンスを作り出す。
まずは14分、ボックス右で仕掛けたサカがDFとGKの視線を引き付けてファーを狙ったクロスを供給。これをガブリエウ・ジェズスが右足ボレーで狙うが、枠を捉えたシュートはGKヴィカーリオのビッグセーブに阻まれる。続く16分にはウドジェの自陣ボックス内へのミスパスをかっさらったエンケティアがボックス右でニア下を狙ったシュートを放つが、これもイタリア代表GKの好守にはじき出された。
早い時間帯の先制点はならずも、一連のプレーで流れを掴んだアーセナルがここから試合の主導権を握っていく。すると、思わぬ形からリードを手にした。26分、ロングカウンターから中央のウーデゴールが右サイドのサカに展開される。サカはホワイトのオーバーラップによってマークの受け渡しを試みた相手守備の一瞬の隙を突いてカットインから左足のシュートを放つと、これがゴール前でクリアを試みたDFロメロのオウンゴールを誘発した。
先制点を奪って勢いづくホームチームは以降もボールを握りつつ、前がかりな守備からチャンスを作り出していく。32分には自陣ボックス付近までボールを受けに下りてきたマディソンをジェズスが潰してそのままシュート。だが、ここはシュートを枠に飛ばすことができず、追加点のチャンスを逃した。
一方、相手の強度の高い守備を前にビルドアップが機能せず、なかなか効果的にボールを前進させられない上に自陣でのロストから幾度かピンチも招く八方ふさがりのトッテナム。それでも、38分にはカウンターからクルゼフスキとソン・フンミンのコンビで右サイドを完璧に崩すと、韓国代表FWのプルバックに反応したブレナン・ジョンソンが右足シュート。これがゴール左隅に向かうが、ここはGKラヤの驚異的な右手ワンハンドセーブに阻まれる。
同点は逃したもののここから相手陣内でのプレーを増やし始めると、頼れる司令塔とエースが同点ゴールをもたらした。42分、右サイド深くでペドロ・ポロが上げたクロスがゴール方向に向かうと、意表を突かれたGKラヤのパンチングが短くなる。これを拾ったブレナン・ジョンソンのシュートはラヤの好守に阻まれるが、こぼれ球をつないで左サイドのマディソンが鮮やかな仕掛けでサカを振り切ってゴールライン際からマイナスのクロス。最後はニアに飛び込んだソン・フンミンが巧みな左足ワンタッチで合わせると、右ポストの内側を叩いたボールがゴールネットに吸い込まれた。
ホームチームが大半の時間帯で主導権を握りながらも1-1のイーブンで折り返したダービー。後半先に動いたのは追いつかれたアーセナル。戦術的な判断かアクシデントか、ライスとファビオ・ヴィエイラを下げてジョルジーニョ、ハヴァーツを同ポジションに配置した。
後半も拮抗した入りとなったダービーは早い時間帯にスコアが動く。まずは50分、アーセナルの右CKの流れでゴール前の混戦からホワイトが反転シュート。これがDFロメロの腕に直撃すると、オンフィールド・レビューの結果、ハンドの判定でPKが与えられる。これをキッカーのサカがきっちり中央に蹴り込み、54分の勝ち越しゴールとした。
前半同様に不運な形からビハインドを背負ったトッテナムだが、再びマディソンとソン・フンミンのコンビでゴールをこじ開ける。55分、失点直後のリスタートの流れから最後尾の手前でボールを持ったジョルジーニョからマディソンが見事にボールを奪い切ってショートカウンターを発動。最後はボックス右に走り込むソン・フンミンへ絶妙なラストパスを送ると、スパーズのスキッパーは難なく右足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。
これで2-2のイーブンに戻った試合はさらなる激しい展開も予想されたが、ここから膠着状態に陥る。
トッテナムは60分過ぎにハムストリングを痛めたブレナン・ジョンソンがプレー続行不可能となり、ソロモンのスクランブル投入を余儀なくされる。69分にはクルゼフスキとの連携でボックス右に抜け出したソン・フンミンにハットトリックのチャンスが訪れるが、ここはDFの寄せもあってシュートは右サイドネットを叩く。
75分過ぎには両ベンチが動きをみせ、アーセナルはジェズスに代えてネルソンを、トッテナムはソン・フンミンとマディソンに代えてリシャルリソン、ホイビュアを同時投入した。
後半半ばから終盤にかけても一進一退の攻防が続くが、両エースがベンチに下がったことでややパワーダウンしたアウェイチームに対して、ホームでより勝ち点3がほしいアーセナルが攻勢を強めていく。だが、ボールを握って押し込むものの、集中したトッテナムの堅守に手を焼き、なかなか流れの中ではチャンスまで持ち込めない。
10分が加えられた後半アディショナルタイムではセットプレーやサカのミドルシュートでゴールを脅かしたが、最後まで3点目を奪うことができぬままタイムアップを迎えた。この結果、好調同士による白熱のノースロンドン・ダービーは2-2のドローで決着。共に連勝がストップしたが、開幕からの無敗を継続している。
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