【CLグループD展望】昨季準優勝インテルがGS突破の本命、久保ソシエダはベンフィカとの2位争いに挑む構図
2023.09.20 13:30 Wed
2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)は9月19日からグループステージが開幕。グループDは20日に第1節のレアル・ソシエダvsインテル、ベンフィカvsレッドブル・ザルツブルクでスタートする。
◆編集部予想
◎本命:インテル
○対抗:ベンフィカ
△連下:レアル・ソシエダ
▲大穴:レッドブル・ザルツブルク
◆充実のスカッド、頭一つ抜けた総合力 ~インテル~

今回の4チームの顔ぶれを見れば、昨シーズンのファイナリストであるインテルをグループステージ突破の本命から外すわけにはいかない。
昨季決勝戦はマンチェスター・シティに0-1で惜敗も、クラブにとって13年ぶりの大舞台を経験した選手たちには自信がみなぎる。セリエA開幕4連勝で首位に立ち、新キャプテンのFWラウタロ・マルティネスは4試合で5ゴールと絶好調。直近のミラノ・ダービーでは同じく好調のミランに5-1の圧勝を収めた。
また、昨季終了後にGKオナナ、DFシュクリニアル、MFブロゾビッチ、FWジェコ、FWルカクといった各ポジションの主力級が相次いで退団も、最高経営責任者(CEO)のジュゼッペ・マロッタ氏が今夏も卓越した手腕を発揮。経験豊かな実力者を次々と獲得し選手層をキープした。
さらに、最前線にはラウタロの新たな相棒としてFWテュラム、FWアルナウトビッチとFWサンチェスをバックアッパーとして獲得。2チーム編成も可能なほどに戦力が揃っており、国内とCLの戦いを並行するなかでも大きな不安要素は見当たらない。総合力はグループDで頭一つ抜けている。
◆CL経験値は十分、懸念はストライカー ~ベンフィカ~

3シーズン連続のCL参戦となるベンフィカ。総合力ではインテルに及ばないが、グループステージ突破の可能性は十分だ。
昨季はラウンド16でインテルに敗れて敗退も、パリ・サンジェルマン(PSG)、ユベントスと同居したグループステージを4勝2分けの無敗で首位突破。2021-22シーズンはベスト8に進出しており、CLでの経験値はインテルに勝るとも劣らない。
ポルトガル王者として臨む今季はMFディ・マリアが13年ぶりに帰還。W杯王者の一員となって帰ってきた35歳は国内リーグ開幕から5試合で4ゴール2アシストと健在で、DFオタメンディ、MFジョアン・マリオ、MFラファ・シウバといった各ポジションの軸が引き続きチームをけん引する。
懸念材料はストライカーか。一昨季はFWヌニェス(現リバプール)、昨季はFWゴンサロ・ラモス(PSG)という絶対的な点取り屋が君臨し、彼らが最前線で攻撃の起点にもなることによって、欧州の舞台で一定の成果を上げてきたチームだ。
今夏退団したラモスの後釜はFWペタル・ムサとフィオレンティーナから獲得したFWカブラウが収まるも、昨季ラモスのバックアッパーという域を抜け出せなかった190cmのストライカーと前ヴィオラの主力FWがチャンスメイクに関与できなければ、ポルトガルの雄の戦いは苦しくなるだろう。
◆初戦でインテル叩いて勢いに乗れるか ~ソシエダ~

10シーズンぶりにCL参戦のラ・レアル。CL経験値のほとんどないチームは“勢い”が最も重要だ。
MF久保建英を擁し、スペイン代表の主力級でもあるFWオヤルサバル、MFスビメンディ、MFメリーノ、DFル・ノルマンなどがチームの中心として君臨。スカッドの骨格はしっかりしている印象だ。
また、久保の相棒FWセルロートが退団したセンターフォワードにFWアンドレ・シウバ、両サイドバックにアーセナルからDFティアニー、スタッド・レンヌのDFアマリ・トラオレ(オドリオソラ)を獲得。CL参戦を控え、選手層拡大に成功したと言ってよい。
ただ、グループステージ突破の次点候補としたベンフィカとの決定的な違いは経験値。久保やメリーノら中心選手はヨーロッパリーグ(EL)の経験こそ豊富だが、キャリア初のCL挑戦となり、チーム全体でもCL出場歴を持つのは前述の新加入3人を含めても数人しかいない。
それでも、裏を返せば可能性を秘めたフレッシュなチームとも言える。選手たち各々の実力に疑いの余地はなく、本拠地アノエタで戦うグループ初戦のインテル戦で勝ち点3を積み上げれば、勢いに乗ること間違いなしだ。
◆有望な若手とCL初采配の指揮官 ~ザルツブルク~

5シーズン連続でCL参戦のザルツブルク。“若手の登竜門”として名高いチームには、今季もビッグクラブが関心を寄せる有望な若手が所属も、グループステージ突破は容易ではない。
毎年のようにビッグクラブへ選手を送り出すオーストリアの絶対王者。2019-20シーズンはFWハーランド(現シティ)をドルトムント、FW南野拓実(モナコ)をリバプールへ売却し、昨季活躍したFWオカフォーは今夏からミランへと旅立った。
今季もインテルなどから関心が寄せられる20歳MFグルナ=ドゥアト、19歳FWカリム・コナテ、攻撃的MFの逸材グルーク、DFデディッチといった注目株が在籍。彼らは皆、CLというショーウィンドウを経由してビッグクラブへ向かうわけだが、ザルツブルクの欧州における競争力は決して高くない。
2021-22シーズンにクラブ史上初のグループステージ突破も、ラウンド16はバイエルンに2戦合計2-8で大敗。昨季はミラン、チェルシーと同居したグループステージを3位で敗退し、ELでもローマに敗れて決勝トーナメントのプレーオフで敗退。格上に善戦しても、最後は及ばないといった印象だ。
今季からチームを率いるのは46歳のゲルハルド・シュトルバー監督。大きな実績がなく、CL初采配ながらも躍進を狙うという点では、マティアス・ヤイスレ前監督やジェシー・マーシュ元監督と同じだ。若手の躍動と指揮官の采配が命運を握るのは間違いない。
◆編集部予想
◎本命:インテル
○対抗:ベンフィカ
△連下:レアル・ソシエダ
▲大穴:レッドブル・ザルツブルク
◆充実のスカッド、頭一つ抜けた総合力 ~インテル~

Getty Images
今回の4チームの顔ぶれを見れば、昨シーズンのファイナリストであるインテルをグループステージ突破の本命から外すわけにはいかない。
また、昨季終了後にGKオナナ、DFシュクリニアル、MFブロゾビッチ、FWジェコ、FWルカクといった各ポジションの主力級が相次いで退団も、最高経営責任者(CEO)のジュゼッペ・マロッタ氏が今夏も卓越した手腕を発揮。経験豊かな実力者を次々と獲得し選手層をキープした。
オナナの後釜にGKゾマー、最終ラインにはDFパヴァールをそれぞれバイエルンから獲得。中盤はMFフラッテージとMFクラーセンが加わり、DFクアドラードとDFカルロス・アウグストという両サイドのバックアッパー確保にも成功した。
さらに、最前線にはラウタロの新たな相棒としてFWテュラム、FWアルナウトビッチとFWサンチェスをバックアッパーとして獲得。2チーム編成も可能なほどに戦力が揃っており、国内とCLの戦いを並行するなかでも大きな不安要素は見当たらない。総合力はグループDで頭一つ抜けている。
◆CL経験値は十分、懸念はストライカー ~ベンフィカ~

Getty Images
3シーズン連続のCL参戦となるベンフィカ。総合力ではインテルに及ばないが、グループステージ突破の可能性は十分だ。
昨季はラウンド16でインテルに敗れて敗退も、パリ・サンジェルマン(PSG)、ユベントスと同居したグループステージを4勝2分けの無敗で首位突破。2021-22シーズンはベスト8に進出しており、CLでの経験値はインテルに勝るとも劣らない。
ポルトガル王者として臨む今季はMFディ・マリアが13年ぶりに帰還。W杯王者の一員となって帰ってきた35歳は国内リーグ開幕から5試合で4ゴール2アシストと健在で、DFオタメンディ、MFジョアン・マリオ、MFラファ・シウバといった各ポジションの軸が引き続きチームをけん引する。
懸念材料はストライカーか。一昨季はFWヌニェス(現リバプール)、昨季はFWゴンサロ・ラモス(PSG)という絶対的な点取り屋が君臨し、彼らが最前線で攻撃の起点にもなることによって、欧州の舞台で一定の成果を上げてきたチームだ。
今夏退団したラモスの後釜はFWペタル・ムサとフィオレンティーナから獲得したFWカブラウが収まるも、昨季ラモスのバックアッパーという域を抜け出せなかった190cmのストライカーと前ヴィオラの主力FWがチャンスメイクに関与できなければ、ポルトガルの雄の戦いは苦しくなるだろう。
◆初戦でインテル叩いて勢いに乗れるか ~ソシエダ~

Getty Images
10シーズンぶりにCL参戦のラ・レアル。CL経験値のほとんどないチームは“勢い”が最も重要だ。
MF久保建英を擁し、スペイン代表の主力級でもあるFWオヤルサバル、MFスビメンディ、MFメリーノ、DFル・ノルマンなどがチームの中心として君臨。スカッドの骨格はしっかりしている印象だ。
また、久保の相棒FWセルロートが退団したセンターフォワードにFWアンドレ・シウバ、両サイドバックにアーセナルからDFティアニー、スタッド・レンヌのDFアマリ・トラオレ(オドリオソラ)を獲得。CL参戦を控え、選手層拡大に成功したと言ってよい。
ただ、グループステージ突破の次点候補としたベンフィカとの決定的な違いは経験値。久保やメリーノら中心選手はヨーロッパリーグ(EL)の経験こそ豊富だが、キャリア初のCL挑戦となり、チーム全体でもCL出場歴を持つのは前述の新加入3人を含めても数人しかいない。
それでも、裏を返せば可能性を秘めたフレッシュなチームとも言える。選手たち各々の実力に疑いの余地はなく、本拠地アノエタで戦うグループ初戦のインテル戦で勝ち点3を積み上げれば、勢いに乗ること間違いなしだ。
◆有望な若手とCL初采配の指揮官 ~ザルツブルク~

Getty Images
5シーズン連続でCL参戦のザルツブルク。“若手の登竜門”として名高いチームには、今季もビッグクラブが関心を寄せる有望な若手が所属も、グループステージ突破は容易ではない。
毎年のようにビッグクラブへ選手を送り出すオーストリアの絶対王者。2019-20シーズンはFWハーランド(現シティ)をドルトムント、FW南野拓実(モナコ)をリバプールへ売却し、昨季活躍したFWオカフォーは今夏からミランへと旅立った。
今季もインテルなどから関心が寄せられる20歳MFグルナ=ドゥアト、19歳FWカリム・コナテ、攻撃的MFの逸材グルーク、DFデディッチといった注目株が在籍。彼らは皆、CLというショーウィンドウを経由してビッグクラブへ向かうわけだが、ザルツブルクの欧州における競争力は決して高くない。
2021-22シーズンにクラブ史上初のグループステージ突破も、ラウンド16はバイエルンに2戦合計2-8で大敗。昨季はミラン、チェルシーと同居したグループステージを3位で敗退し、ELでもローマに敗れて決勝トーナメントのプレーオフで敗退。格上に善戦しても、最後は及ばないといった印象だ。
今季からチームを率いるのは46歳のゲルハルド・シュトルバー監督。大きな実績がなく、CL初采配ながらも躍進を狙うという点では、マティアス・ヤイスレ前監督やジェシー・マーシュ元監督と同じだ。若手の躍動と指揮官の采配が命運を握るのは間違いない。
インテルの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
|
インテルの人気記事ランキング
1
10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】
20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed2
【スーパーゴール図鑑/インテル編】“悪童”マテラッツィが決めた豪快なオーバーヘッドゴール
【得点者プロフィール】 マルコ・マテラッツィ(当時33歳) 国籍:イタリア 所属:インテル ポジション:DF 身長:193cm 名ディフェンダーにしてサッカー界随一の“悪童”としても知られるマテラッツィ氏は、パワフルな守備だけでなく得点力でもチームに貢献した。インテルに入団してからも公式戦209試合に出場し33得点を記録。2000-01シーズンにはシーズン11ゴールを決め、当時のディフェンダーとしてのリーグ最多得点記録を塗り替えたこともある。 【試合詳細】 日程:2006年12月17日 大会:セリエA第16節 対戦相手:メッシーナ 時間:後半4分(0-0) <div id="cws_ad">◆CBマテラッツィの完璧なバイシクル<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJZRFVxeTNZSSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> ゴールレスで迎えた49分、攻め込んだインテルはMFルイス・フィーゴが、敵陣右大度からゴール前へとクロスを供給する。これをファーサイドのFWズラタン・イブラヒモビッチが頭で折り返すと、高く上がったボールをボックス中央にいたマテラッツィがバイシクルシュート。難しいシュートだったが、しっかりと左足で捉えたシュートは相手GKマルコ・ストラーリの牙城を破った。 なお、この試合には当時メッシーナに所属していた元日本代表MFの小笠原満男氏も先発出場しており、このスーパーゴールの目撃者となっていた。 2021.01.03 12:00 Sun3
マキシ・ロペスが元妻ワンダ・ナラとディナーに…かつてイカルディと不倫され離婚も「幸せであり続けて欲しい」
マキシ・ロペス氏が元妻であるワンダ・ナラ氏とのディナーに出かけた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バルセロナやサンプドリアなどで活躍したアルゼンチンの元サッカー選手、マキシ・ロペス氏。2008年にワンダ・ナラ氏と結婚し、3人の息子を授かったが、ナラ氏が自身の元チームメイトである元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとの不倫関係にあることが発覚し、2013年に離婚した。 一方、ナラ氏といえば、イカルディとの2度目の結婚後は代理人としても振る舞い、夫のクラブに金銭面での難癖をつけて首脳陣やファンから毛嫌いされる存在に。このような元妻をロペス氏が完全に見放しても不思議ではない。 しかし、前述の通り、両者の間には3人の息子が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ロペス氏は先日、ナラ氏と息子3人とともにブエノスアイレス市内にあるレストランへとディナーに出かけたという。 レストランまで押しかけた報道陣のインタビューに応じたロペス氏は「1人の良い親でありたい。彼らが幸せであり続けることを望んでいるよ。それ以上に望むものはない」と、元妻と親権を持たない息子3人を思いやった。 一方で、自身の妻を“略奪”したイカルディについては「イカルディとのディナー? ありえない。彼女や子どもたちと同じテーブルを囲むことには躊躇しないが、あの男と私が同席することはできない」と突き放した。 ロペス氏は現役時代、ナラ氏との離婚後に対戦相手として相見えたイカルディに対し、キックオフ前の握手を拒否したことがある。不倫された元妻への恨みはなくとも、奪っていった男への憎悪はいつまでも消えないようだ。 なお、ナラ氏は昨年9月にイカルディとの離別を発表。未だ正式な離婚は成立していないとされるが、選手と代理人の関係は崩壊済みだといわれている。 <span class="paragraph-title">【動画】マキシ・ロペスとワンダ・ナラ、元夫婦が息子3人とともに再会...報道陣が押し寄せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Wanda Nara y Maxi López juntos en un restaurante en Palermo<br><br> La empresaria entró con Kennys Palacios.<br><br>Cc <a href="https://twitter.com/hashtag/LAM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LAM</a> en América TV <a href="https://twitter.com/elejercitodelam?ref_src=twsrc%5Etfw">@elejercitodelam</a> <a href="https://twitter.com/AngeldebritoOk?ref_src=twsrc%5Etfw">@AngeldebritoOk</a> <a href="https://t.co/o6QBhyWhaD">pic.twitter.com/o6QBhyWhaD</a></p>— América TV (@AmericaTV) <a href="https://twitter.com/AmericaTV/status/1651386103767629827?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 19:01 Mon4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.36“セリエ最多勝ち点”記録尽くめ/インテル[2006-07]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.36</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2006-2007シーズン/インテル 〜セリエ最多勝ち点〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2006-07inter.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ロベルト・マンチーニ(43) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント10:★★★★★★★★★★ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層10:★★★★★★★★★★ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">記録尽くめ</div> カルチョーポリの影響でセリエBに降格したユベントスが不在だった2006-07シーズン。この状況下でマンチーニ監督に率いられたインテルが圧倒的な強さを見せる。降格したユベントスからイブラヒモビッチとヴィエラを招き入れ、チェルシーからレンタルでクレスポ、モナコからマイコンを獲得。リーグ屈指の陣容を整えてシーズンに臨んだ。 序盤戦から勝ち点を積み上げたインテルは、第8節からセリエA新記録となる17連勝を達成。記録が途切れて以降も勝ち星を積み重ねたチームは、30勝7分1敗という素晴らしい成績でスクデットを手に入れた。 ただ、リーグ戦で圧倒的な強さを見せたマンチーニ・インテルだが、それ以外の大会でタイトルを獲得することはできなかった。CLでは決勝トーナメント1回戦でバレンシアに敗れて敗退。コッパ・イタリアはリーグ優勝を決めた後に行われた決勝だったが、ローマによってシーズン2冠を阻まれた。 それでも、セリエAで素晴らしい結果を残したインテルは、様々なリーグ記録を塗り替えている。前述した17連勝に続き、シーズン30勝、アウェイ戦15勝、アウェイ戦11連勝。そして、最多勝ち点となる97ポイントだ。最多勝ち点記録やシーズン勝利数記録などは、2013-14シーズンのユベントスが塗り替えることとなるが、当時のインテルが圧倒的な強さを誇っていたことに疑いの余地はない。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">個に依存したスタイル</div> マンチーニ監督が率いたインテルは、イタリアらしい堅守速攻をベースとしたチーム。各ポジションに実績のあるタレントを有していたことで、守備的に戦いながらも前線の個が確実にチャンスを生かして結果を残した。特に、イブラヒモビッチにロングボールを当てるという強烈な個に依存する戦い方が主だった。 システムは[4-3-1-2]や[4-4-2]といった守備が安定しやすい布陣を採用。最終ラインは両サイドバックに攻撃が持ち味のマイコンやグロッソ、マクスウェルを起用したが、マテラッツィやサムエルらが中央を固めた。また、コルドバやブルディッソはセンターバックだけでなく、サイドバックとしてもプレー可能であったため、負傷者が出た際や守備固めの時に重宝された。 中盤は、カンビアッソやヴィエラの負傷離脱を強いられたが、守備陣と同じく複数のポジションをこなせるサネッティやスタンコビッチが確実に穴を埋める。また、34歳のフィーゴはスピードこそ衰えたが、ドリブルのキレやキックの精度など色褪せることのないテクニックを披露した。 FW陣は、チーム得点王(15ゴール)のイブラヒモッチを軸に豊富な駒を揃えていた。チーム2位の14ゴールをマークしたクレスポは、イブラヒモビッチと強力な2トップを形成。また、左足の魔術師・レコバ、イブラヒモビッチの貴重なバックアッパーであったフリオ・クルスはピッチに立てば仕事を果たした。一方、アドリアーノは私生活のトラブルやケガ、マンチーニ監督との不和といった影響で徐々に立場を失った。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFハビエル・サネッティ(33)</span> インテルの偉大なカピターノであり、誰もが認める鉄人。2006-07シーズンは、インテルの選手として、そしてキャプテンとしてシーズンを通して働き、悲願のスクデットを獲得した(2005-06シーズンは繰り上げによる優勝)。本職の右サイドバックだけでなく、左サイドバックや中盤のあらゆるポジションで安定したパフォーマンスを披露。チームへの貢献度は計り知れなかった。その後、インテルおける通算出場記録を塗り替えたサネッティは、19年間過ごしたクラブで現役を引退した。 2019.04.21 12:00 Sun5
