移籍が目前で消滅、理由は過去の性的暴行容疑…サンプドリア行き浮上のサンティ・ミナは昨年5月に有罪判決
2023.09.06 17:58 Wed
やはり過去の悪い行いは自身に降りかかってくることになるようだ。
サンプドリアへの移籍が迫っていたスペイン人FWサンティ・ミナ(27)だが、契約まであとわずかというところで頓挫してしまった。
イタリア『カルチョ・メルカート』によると、現在フリーのミナはセリエBのサンプドリアへの移籍が浮上。指揮を執るアンドレア・ピルロ監督も獲得を望んでいた。
セリエA復帰に向けたストライカーとして期待が寄せられ、メディカルチェックにも合格し、契約まであとわずかというところだったが、過去の自身の行いが足枷となってしまい、破談に終わった。
ミナは、2017年6月、バレンシア所属時代にチームメイトとナイトクラブを訪れ、近くに置いてあった車の中で若い女性に性的暴行を加えた容疑がかけられていた。当初アルメリア裁判所で行われた第一審では、女性の合意の下だったことに加え、疑われている行為はなかったとミナは主張。だが、その後に十分な証拠が見つかり、検察側は懲役8年、保護観察10年、5万ユーロ(約684万円)、被害女性の500m以内への接近の禁止を求めた。
それを理解した上でサンプドリアはチャンスを与え、ピルロ監督も加入を認めていたが、周囲は大きく反発。ファンからもクラブのイメージダウン、犯罪者の加入を嫌う猛反発を受け、クラブはその意向を汲んで契約を諦めたという。
前述の事件に関しては、現在上訴中。有罪が確定となれば、サンプドリアは大きな痛手を負うことになる。リスク回避という点でも、今回の獲得見送りは正解なのかもしれない。
サンプドリアへの移籍が迫っていたスペイン人FWサンティ・ミナ(27)だが、契約まであとわずかというところで頓挫してしまった。
イタリア『カルチョ・メルカート』によると、現在フリーのミナはセリエBのサンプドリアへの移籍が浮上。指揮を執るアンドレア・ピルロ監督も獲得を望んでいた。
ミナは、2017年6月、バレンシア所属時代にチームメイトとナイトクラブを訪れ、近くに置いてあった車の中で若い女性に性的暴行を加えた容疑がかけられていた。当初アルメリア裁判所で行われた第一審では、女性の合意の下だったことに加え、疑われている行為はなかったとミナは主張。だが、その後に十分な証拠が見つかり、検察側は懲役8年、保護観察10年、5万ユーロ(約684万円)、被害女性の500m以内への接近の禁止を求めた。
そして、2022年5月に懲役4年、保護観察5年、5万ユーロの賠償金、そして12年間の500m以内への接近を禁止する有罪判決が下り、サウジアラビアのアル・シャバブへとレンタル移籍。セルタはレンタル移籍から復帰した今夏、契約解除を言い渡していた。
それを理解した上でサンプドリアはチャンスを与え、ピルロ監督も加入を認めていたが、周囲は大きく反発。ファンからもクラブのイメージダウン、犯罪者の加入を嫌う猛反発を受け、クラブはその意向を汲んで契約を諦めたという。
前述の事件に関しては、現在上訴中。有罪が確定となれば、サンプドリアは大きな痛手を負うことになる。リスク回避という点でも、今回の獲得見送りは正解なのかもしれない。
サンティ・ミナの関連記事
サンプドリアの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
サンティ・ミナの人気記事ランキング
1
性的暴行で懲役4年のサンティ・ミナ、セルタが一方的に契約解除を発表「セルタの価値が何よりも重要」
セルタは4日、スペイン人FWサンティ・ミナ(27)との契約解除を発表した。 セルタの下部組織育ちのサンティ・ミナは、2013年7月にファーストチームに昇格。2015年7月にバレンシアへと完全移籍すると、2019年7月に復帰。セルタでは、公式戦通算163試合に出場し42ゴール17アシスト。バレンシアでも公式戦150試合で42ゴール19アシストを記録していた。 その後、サウジアラビアのアル・シャバブにレンタル移籍。2022-23シーズンはサウジ・プロ・リーグで27試合に出場し6ゴール5アシストを記録していた。 サンティ・ミナは2017年6月、バレンシア所属時代にチームメイトとナイトクラブを訪れ、近くに置いてあった車の中で若い女性に性的暴行を加えた容疑がかけられた。 当初アルメリア裁判所で行われた第一審では、女性の合意の下だったことに加え、疑われている行為はなかったとサンティ・ミナ側は主張。だが、その後に十分な証拠が見つかり、検察側は懲役8年、保護観察10年、5万ユーロ(約684万円)、被害女性の500m以内への接近の禁止を求めた。 その後、2022年5月に懲役4年、保護観察5年、5万ユーロの賠償金、そして12年間の500m以内への接近を禁止する有罪判決が下り、サウジアラビアへとレンタル移籍させていた。 復帰したこのタイミングでセルタは一方的に契約解除を決定。クラブは声明を発表した。 「ラ・リーガの強力な支持を得ているこの決定は、間違いなくクラブの当初の立場を支持するものである。なぜなら、初日からセルタの価値が何よりも重要であり、スポーツ計画への影響を含め、最後までクラブはそれを守るだろうと主張していた」 「セルタは模範的な寛大な行為から生まれた100周年の記念クラブであり、その歴史を通して社会への揺るぎないコミットメントと、すでにクラブのアイデンティティの特徴となっている価値観を守ることを数多く実証してきた」 2023.08.05 10:57 Satサンプドリアの人気記事ランキング
1
マキシ・ロペスが元妻ワンダ・ナラとディナーに…かつてイカルディと不倫され離婚も「幸せであり続けて欲しい」
マキシ・ロペス氏が元妻であるワンダ・ナラ氏とのディナーに出かけた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バルセロナやサンプドリアなどで活躍したアルゼンチンの元サッカー選手、マキシ・ロペス氏。2008年にワンダ・ナラ氏と結婚し、3人の息子を授かったが、ナラ氏が自身の元チームメイトである元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとの不倫関係にあることが発覚し、2013年に離婚した。 一方、ナラ氏といえば、イカルディとの2度目の結婚後は代理人としても振る舞い、夫のクラブに金銭面での難癖をつけて首脳陣やファンから毛嫌いされる存在に。このような元妻をロペス氏が完全に見放しても不思議ではない。 しかし、前述の通り、両者の間には3人の息子が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ロペス氏は先日、ナラ氏と息子3人とともにブエノスアイレス市内にあるレストランへとディナーに出かけたという。 レストランまで押しかけた報道陣のインタビューに応じたロペス氏は「1人の良い親でありたい。彼らが幸せであり続けることを望んでいるよ。それ以上に望むものはない」と、元妻と親権を持たない息子3人を思いやった。 一方で、自身の妻を“略奪”したイカルディについては「イカルディとのディナー? ありえない。彼女や子どもたちと同じテーブルを囲むことには躊躇しないが、あの男と私が同席することはできない」と突き放した。 ロペス氏は現役時代、ナラ氏との離婚後に対戦相手として相見えたイカルディに対し、キックオフ前の握手を拒否したことがある。不倫された元妻への恨みはなくとも、奪っていった男への憎悪はいつまでも消えないようだ。 なお、ナラ氏は昨年9月にイカルディとの離別を発表。未だ正式な離婚は成立していないとされるが、選手と代理人の関係は崩壊済みだといわれている。 <span class="paragraph-title">【動画】マキシ・ロペスとワンダ・ナラ、元夫婦が息子3人とともに再会...報道陣が押し寄せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Wanda Nara y Maxi López juntos en un restaurante en Palermo<br><br> La empresaria entró con Kennys Palacios.<br><br>Cc <a href="https://twitter.com/hashtag/LAM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LAM</a> en América TV <a href="https://twitter.com/elejercitodelam?ref_src=twsrc%5Etfw">@elejercitodelam</a> <a href="https://twitter.com/AngeldebritoOk?ref_src=twsrc%5Etfw">@AngeldebritoOk</a> <a href="https://t.co/o6QBhyWhaD">pic.twitter.com/o6QBhyWhaD</a></p>— América TV (@AmericaTV) <a href="https://twitter.com/AmericaTV/status/1651386103767629827?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 19:01 Mon2
40歳クアリアレッラがセリエB降格のサンプドリア退団…セリエA通算550試合出場の偉業達成も昨季は1G1A
サンプドリアは7日、元イタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(40)の退団を発表した。 サンプドリアは契約満了によってクラブを去るカピターノに対して、「『ありがとう』と言うことで愛が生まれます。私たちの愛は決して終わることのないものです。ファビオ、私たちを共に喜び、叫び、飛び跳ね、夢を見させてくれてありがとう。心から感謝します、カピターノ。あなたは永遠に私たちの一員です」と、SNSを通じて最大限の敬意を表した。 トリノでキャリアをスタートさせたクアリアレッラは、フィオレンティーナやウディネーゼ、アスコリでプレーしたのち、2006年7月にサンプドリアに完全移籍。 その際はわずか1年でウディネーゼに移籍し、その後はナポリ、ユベントスでプレー。さらに、自身が育ったトリノへの帰還を経て、2016年2月にレンタルでサンプドリアへ復帰。翌シーズンから完全移籍に移行となった。 これまでサンプドリアでは公式戦293試合に出場し、106ゴール27アシスト。“スーパーゴール製造機”としても知られる生粋のストライカーは、2022-23シーズンにフィールドプレーヤーとしてセリエA史上5人目の通算550試合出場の偉業を達成したが、最下位でセリエBに降格したチームにおいて自身も23試合1ゴール1アシストと思うような数字を残せなかった。 2023.07.08 17:10 Sat3
37歳カンドレーバ or 1年半負傷抱えるデレ・アリ ジェノアのフリーエージェント補強案にクラブ内部は…
ジェノアがフリーエージェント補強を検討も、経営陣が全会一致で推す選手ではなく、水面下で停滞しているという。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ジェノアは現在無所属の元イタリア代表MFアントニオ・カンドレーバ(37)、同じく無所属の元イングランド代表MFデレ・アリ(28)をリストアップ。移籍市場外での契約・選手登録を検討しているという。 まず、優先度が高いのはカンドレーバ。昨季サレルニターナでプレーし、まだまだ健在であることを証明した鉄人だ。 しかし、経営陣は契約賛成派と反対派で分かれているといい、反対派は、唐突な大ベテラン加入に伴うロッカールーム階層の変化を危惧。カンドレーヴァとの契約案は成立濃厚から一転、消えつつあるという。「元サンプドリア」という経歴も、サンプドリアに敗れた直後とあって引っかかっていたようだ。 そして、次点だとされるのがデレ・アリ。若手時代にトッテナムで中枢を担い、イングランド代表でも主力だった28歳だ。 こちらは反対派多数。 6月でエバートンとの契約が切れたなか、ベシクタシュへレンタル放出されていた23年2月を最後に公式戦出場がなく、そこから太ももの怪我が完治せず。契約候補とした理由も定かでないが、ともかく選手登録が可能なうちに、万全の状態に戻らないとされる。 よって、セリエA開幕6試合で1勝2分け3敗という、中堅としても微妙なスタートダッシュとなったジェノアだが、フリーエージェント補強は「なし」か。現有戦力を信じる方向だという。 2024.09.30 18:35 Mon4
ビジャレアル、5年契約でイタリア代表MFソリアーノ獲得を正式発表
▽ビジャレアルは2日、サンプドリアからイタリア代表MFロベルト・ソリアーノ(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は5年間でスペイン『マルカ』によると移籍金は1350万ユーロ(約15億5000万円)とのことだ。 ▽バイエルンの下部組織出身のソリアーノは、2010年にプロデビューを飾ったサンプドリアの司令塔として、ここ数シーズンに渡って印象的なパフォーマンス を披露。2015-16シーズンは、いずれもキャリアハイとなるリーグ戦37試合出場で8ゴールという記録を残していた。 ▽今後のアッズーリの主力としても期待されるソリアーノには、昨夏に契約書作成ミスで獲得を逃したナポリを始め、インテルとミランのミラノ勢が獲得に関心を示していた。 ▽また、ビジャレアルは3日のトレーニング後にソリアーノの入団会見を行うことを併せて発表している。 2016.08.03 03:30 Wed5