レーティング:トッテナム 2-0 マンチェスター・ユナイテッド【プレミアリーグ】

2023.08.20 04:00 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第2節、トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッドが19日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが2-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
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▽トッテナム採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
13 ヴィカーリオ 7.0
前後半に圧巻のビッグセーブを1本ずつ見せた。持ち味のシュートストップ、ハイボール対応に加え、2戦目でビルドアップの局面でも落ち着きが出てきたDF
23 ポロ 7.0
クロスバー直撃のシュートなど、持ち味の攻撃センスと的確な配球を見せた。懸念された守備面ではラッシュフォードとの一対一を止めるなど期待以上のパフォーマンスだった
(→エメルソン -)

17 ロメロ 6.5
不用意な形でチームがボールを失った際でもファン・デ・フェンとの新コンビで冷静に対応。繋ぎの質も非常に高かった
37 ファン・デ・フェン 6.5
前半に不用意なロストでピンチを招いたが、以降は攻守に安定したパフォーマンスを披露。時おりマークを外すシーンもあったが、一対一の対応やスペースケアは素晴らしかった

38 ウドジェ 6.5
効果的なアンダーラップで相手守備を効果的に揺さぶった。守備でも持ち味のフィジカルを活かしてソリッドな対応を見せた

(→ベン・デイビス 6.0)
公式記録はオウンゴールとなったが、試合を決める2点目を演出

MF
21 クルゼフスキ 6.5
先制点に繋がるクロスを供給するなど、深く潜ってからのクロスで再三の好機を演出。エリア外から積極的に足も振った。初戦に比べて明らかに効果的な絡みが多かった

(→ソロモン -)

29 パプ・サール 7.0
スキップに代わって先発抜擢の中で値千金のプレミアリーグ初ゴールを記録。攻守両面でダイナミズムと冷静な判断をみせ、今季のブレイク必至と思わせるパフォーマンスに

(→ホイビュア 5.5)
守備では要所を締めたが、繋ぎの部分でやや軽率な面も

10 マディソン 7.0
ホーム開幕戦でスパーズの新10番として見事に攻撃を牽引。ビスマと共にプレス回避を担いつつ、アタッキングサードでも効果的なプレーが光った

8 ビスマ 7.5
ブレントフォードとの開幕戦に続いて傑出したパフォーマンスを披露。早くもポステコグルー新体制の象徴に

7 ソン・フンミン 6.5
左ウイングとセンターフォワードでプレー。ショーの見事な守備で今季初ゴールを逃したが、チャンスメークの部分で存在感を示した

FW
9 リシャルリソン 5.5
屈強な相手守備陣相手に前線の基準点としてまずまず機能。ただ、フィニッシュの局面では周囲との連携の問題もあって効果的に絡めなかった

(→ペリシッチ 6.0)
貴重な追加点の起点に。ゲームコントロールを意識しながら効果的に味方を活かした

監督
ポステコグルー 7.0
ポロとサールの先発起用に加え、交代選手が追加点に絡むという見事な采配でプレミリーグ初勝利を手繰り寄せた。わずか1カ月半の仕事で早くも魅力的なスタイルをチームに植え付けた

▽マンチェスター・ユナイテッド採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
24 オナナ 6.0
失点はいずれもノーチャンス。相手の枠内シュートをきっちり防ぎ、ディストリビューションの部分でも存在感を示した

DF
29 ワン=ビサカ 5.0
要所で良いプレーもあったが、相手の流動的なサイド攻撃に苦戦。攻撃の部分でも窮屈なプレーを強いられた

(→ダロト 5.0)
攻撃面での仕事が求められたが、なかなか良い形で絡めず

19 ヴァラン 5.0
個人としては大きなミスはなかったが、攻守両面で物足りない出来に。相手の変幻自在の攻めに対してなかなか効果的に守れなかった

6 マルティネス 5.0
不運なオウンゴールを含めて結果的に2失点に関与。持ち味の球出しの部分でも相手の圧力に手を焼いた

23 ショー 5.0
B・フェルナンデスへの完璧なクロスやソン・フンミンの決定機阻止など印象的なプレーもあったが、全体的には相手の選手に要所で上回られた

MF
21 アントニー 5.0
ラッシュフォードへのラストパスなど光る部分もあったが、痛恨の決定機逸や細かい判断ミスが目立った

(→エリクセン 5.0)
個人だけの問題ではなかったが、古巣相手に効果的なプレーを見せられず

18 カゼミロ 5.0
決定的なヘディングシュートは好守に阻まれる。コンディションの問題か全体的に無理が利かず、相手の中盤に個の勝負で劣った

8 ブルーノ・フェルナンデス 5.0
多くのチャンスを演出したが、前半半ばのヘディングシュートは決めなければならなかった。後半は役割を変えながらのプレーとなったが、徐々にトーンダウン

7 マウント 5.0
中盤の相棒たちとの連携面の問題もあり、主体性を欠くプレーが多く。個人としての特徴をなかなか発揮できずにいる

(→ペリストリ -)

49 ガルナチョ 5.0
前半は攻撃の起点として機能したが、アタッキングサードでの精度や判断面の改善は必要。守備の局面でもやや集中を欠く場面があった

(→サンチョ 5.0)
ポジション奪取へ果敢なプレーが見たかったが、大きなインパクトは残せず

FW
10 ラッシュフォード 5.0
得意なハイラインの相手に対して決定的な仕事が期待されたが、序盤の抜け出し以外で見せ場を作れなかった

(→マルシャル -)

監督
テン・ハグ 5.0
試合の入りは悪くなかったが、徐々に修正した相手に後手を踏む展開に。勝敗を分けたのは決定力や運の部分だったが、交代策で流れを引き寄せられなかったことは間違いない

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ビスマ(トッテナム)
決勝点のサールや新守護神、マディソンらのパフォーマンスも素晴らしかったが、2試合連続で傑出した存在感を放ったマリ代表MFをMOMに選出。スーパーな万能型MFとして猛者ぞろいの中盤の勝負で完勝した。

トッテナム 2-0 マンチェスター・ユナイテッド
【トッテナム】
パプ・サール(後4)
オウンゴール(後38)

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「笑顔が止まらないよ!」クラブ史上2番目の若さでノースロンドン・ダービー出場、M VP級プレーの18歳DFルイス=スケリーが感激「ファンの力が必要だった」

アーセナルのDFマイルズ・ルイス=スケリーが、自身初のノースロンドン・ダービーを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 15日、プレミアリーグ第21節でアーセナルはホームにトッテナムを迎えた。 ノースロンドン・ダービーとして、互いに負けられない一戦。アーセナルは直近のダービーで連勝と結果を残しており、この試合でも勝利して勢いを保ちたいところだった。 試合は25分にソン・フンミンのゴールでトッテナムが先制。しかし、アーセナルは押し込み続けると40分にオウンゴールで同点とすると、44分にはレアンドロ・トロサールが逆転ゴールを決め、2-1で勝利。ホームでは14年間無敗をキープし、ノースロンドン・ダービーで3連勝を収めた。 ケガ人が続出しているアーセナルにとっては難しい試合になることも予想された中、先発起用されたルイス=スケリー。18歳での出場は、セスク・ファブレガスに続いてクラブ市場2番目の若さでの出場に。87分まで堂々たるプレーを見せ、マン・オブ・ザ・マッチ候補とも言われるパフォーマンスを見せた。 試合後、クラブのインタビューに応じたルイス=スケリーは、これまで見守ってきたノースロンドン・ダービーでプレーできたことに興奮しているとし、しっかりとファンと共に戦い、勝利できたことを喜んだ。 「ありとあらゆる感​​情が渦巻いている。最高に幸せだ!」 「子供の頃にダービーを観戦していたから、ファンにとってどれだけ意味のあることか分かっている。それがすべてだ。今日それを体験して、笑顔が止まらないよ!」 「この試合はそれ以上の意味がある。準備は同じだけど、ファンと一緒に試合に臨む気持ちが大切なんだ。全力を尽くし、それ以上のことをしなくてはならない」 「チームに貢献できて嬉しいよ。最も重要なことは3ポイントを獲得し、勢いをつけたことだ。自分のプレーに満足している」 先制を許す苦しい展開となったアーセナルだったが、前半終了前の4分間で連続ゴールを奪い逆転。後半は決定機を逸するなどしたが、それでも逃げ切って勝利を収めた。 ルイス=スケリーは我慢の戦いだったと振り返り、ホームのファン・サポーターの力は非常に大きな力になったと語った。 「自分たちの側にない勢いを感じることもあるし、時にはそれが自分たちにあることもある。でも、チームとして団結し、こういう時はお互いに責任を持つことが重要だ」 「僕たちはただ耐え、基本をしっかり守り、コミュニケーションを取り続けることを心がけるしかなかった。最後の瞬間にファンの力が必要だったし、彼らはそうしてくれたので、感謝している」 「僕たちは今、興奮していて、これから先に進む準備ができているので、チームの士気は高い。ミケル、またチャンスを与えてくれてありがとう。本当に感謝している。次へ行こう!」 <span class="paragraph-title">【動画】白熱のノースロンドン・ダービー! アーセナルvsトッテナム</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZBbDxCm3kik";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.16 19:10 Thu
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今季ワースト3連敗で6戦未勝利のスパーズ、ポステコグルー監督は機能せずの布陣変更、負傷者の状況を説明

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、今シーズンのワーストとなる3連敗を喫したエバートン戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 トッテナムは19日、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第22節でエバートンと対戦し、2-3で敗れた。 ファーストチーム登録の10選手を負傷で欠く苦しい台所事情のなか、この試合では見慣れない[3-4-2-1]の布陣でスタート。しかし、立ち上がりから相手の圧力を受けると、12分と30分、前半アディショナルタイムに3失点。 迎えた後半、FWリシャルリソンの投入で[4-3-3]に布陣を戻したが、流れは好転させられず。後半半ばを過ぎてFWマイキー・ムーアの投入でリズムを掴むと、MFデヤン・クルゼフスキ、リシャルリソンのゴールで1点差まで詰め寄ったが、デイビッド・モイーズ新体制2試合目のトフィーズに初白星を献上。これで6戦未勝利のチームは15位に転落した。 同試合後、ポステコグルー監督は厳しい台所事情で苦肉の策として用いたシステム変更を含め、自身の采配が厳しい前半のパフォーマンスをもたらしたと反省の弁を述べた。 「前半は良くなかった。そのほとんどは私のせいだと思う。チームを変え、構造を変えた。プレーヤーの可用性という点でいくつかの挫折があり、試合をコントロールするのに苦労し、エバートンにそれを利用させてしまった。明らかにハーフタイムには山を登らなければならなかった。プレーヤーは最後まで頑張り続けたが、結局は及ばなかった」。 「私には11人の健康なプレーヤー(皮肉)がおり、それ(布陣変更)は我々が現時点でプレー可能なプレーヤーを構造に適合させる方法を見つけようとする方法だった。プレーヤーは十分に努力したが、うまくいかなかった」 この試合では直近のノースロンドン・ダービーからFWドミニク・ソランケ、FWブレナン・ジョンソン、MFイヴ・ビスマの3選手が負傷によって欠場。その3選手に関してはビスマが週末のレスター・シティ戦で復帰の可能性はあるものの、アタッカー2人は数週間の離脱となる見込みであることを明かした。 「ドム(ソランケ)に関してはよくあることで、彼は自分でシュートを打とうとして(ヒザを)捻っただけで深刻なものではないと思うが、私が聞いたところによると、この段階ではおそらく数週間だ」 「(ブレナン・ジョンソンは)おそらく3週間か4週間だ。先日のアーセナル戦の後半に彼は痛めた。ビスは打撲を負っているが、来週末には回復することを期待している」 この緊急事態を受けて、今冬の移籍市場ではGKアントニン・キンスキーに続く複数名の新戦力補強が急務となる。 そのリクルートの動きについて問われた指揮官は「クラブも我々の状況をよく理解していて、最善を尽くしてくれていると思う。私が知る限り、現時点で差し迫ったことは何もないが、今から移籍期間の終わりまでに何かが起こることを期待している」と、具体的な段階には進んでいないものの選手獲得の可能性を認めている。 最後に、泥沼の状況が続くなかで逆境を乗り越えるためのモチベーションについて問われると、リーグ戦では厳しい状況ながら3つのカップ戦を含めタイトル獲得への意欲を示した。 「(モチベーションは)たくさんある。クラブ、ファン、シーズン。今シーズンはまだ4つの大会に残っている。カラバオカップでは準決勝に進み、ヨーロッパのビッグゲームが2つ控えており、FAカップもまだ残っている。リーグの順位は控えめに言っても決して良いとは言えねいし、それを改善する必要がある」 「そうすれば、最終的には(負傷から)プレーヤーが戻ってくる。これを乗り越えるモチベーションを我々は持っているし、プレーヤーが戻ってきた時に、今シーズンから何か大きな成果を上げることができるはずだ」 2025.01.20 15:05 Mon

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